健康と青汁タイトル小
敗血症:掲載紙面選択




1. 8回目の丑年

    愛媛県 Y.Y. 

     私は、人間にとって一番大切なものは「健康である」ということだと思う。そんなこと当り前だ、と思われるかも知れないが、しかし、客観的にみて、そう思うだけではいけない。本当に今の「健康」をありがたいと思わなければ。
     私は、中学2年生から3年生にかけて病気をした。風邪をこじらせて敗血症という病気にかかった。それも、はじめの内は、どこの病院へいっても病名がわからず、治す術もなかった。そして、敗血症と診断され、それから9か月間の闘病生活をおくった。私が元気になるとは誰も思っていなかったらしい。
     その頃「青汁」のことを知った。藁にもすがりたいと願う両親の気持から、病気によいと聞くと、それが、どんなに高価なものであっても、また、どんなに遠くまで行かなければ手に入らないようなものでも、試みたが、病気は快方にはむかなかった。今度こころみる「青汁」はどうであろうか。祈るような気持で飲んでみた。飲みにくいのでかわいそうだと、涙を流しながら見守る母の前で。
     しかし、そのおかげで、私は、元気な私にもどることができた。いま、思いかえしてみても、私の病気が治ったのは「青汁」のおかげだと考える。私にとって、「青汁」は命の綱である。初めから、ずっと、青汁を飲んでいたが、製造元の人が事故で入院したため、飲めなくなった。それは、私にとっては大変なことであった。それで、青汁新聞で知った「グリーンジュースの素」を注文した。青汁とちがって、苦味もなく、オブラートに包んで飲むと、飲みやすかった。旅行などの場合にも、小さな瓶に小分けして持って行けるので、とても便利だ。
     初めは、涙ながらに見守ってくれた母も、今では「早う飲まんといかんよ。仕事で帰りが遅くなるのなら、これからは、朝飲んで行くようにせんけんよ」などと文句をいって笑っている。今日も日が暮れた道、ペダルを踏みながら家に帰る。銀行というところは、時間的にも不規則で女の子には少し重労働かと思われるが、それでも「青汁」のおかげで、ほんとうに元気に勤めている。青汁のことを知らない人が多いのではないでしょうか。こんなにいいものを、もっと皆に教えてあげるためにも、何かの方法で宣伝すればいいと思います。



2. 敗血症と白血病の重患に著効

     医学博士 遠藤 仁郎 

     八幡の松本さんから、「松本市にいられる大恩人(終戦後5人の子供をつれて満州から引揚げていらい、主人がシベリア抑留からかえるまで、いろいろな面で大変お世話になった方)が、敗血症と白血病で危篤の状態ときき、何とかも一度元気になっていただきたく青汁をすすめたいと思いますが………」との電話。

     「絶対必要です。ぜひすすめて下さい。少なくとも毎日4〜5合以上。のめなければ注腸でもしてあげて下さい。注腸は、ながくは続けられませんが、1週間か10日ぐらいはやれます。そして、のめるようになれば、できるだけ多くのんでもらうことです。白血病はともかく、敗血症には少なくともよい筈です」、と答えておいた。

     それからまもない6月末の手紙。
     「先日はお電話でいろいろありがとうございました。ただ今では、おかげさまで日々快方に向っております様子で、少し明るい希望がもてるようになりました。
     あの日の夜行で、ケールの葉とスリ鉢をもってかけつけました。敗血症が白血病とかさなり、抜歯後1ヶ月も出血がつづき、血をかためる注射をされたそうですが、それでも止らず、悪寒したり、発汗したり、39度前後の熱がつづき、口の中の傷も全然治らず、ひどくあれていました。食欲はまったくなく、輸血と点滴と酸素吸入。すっかり衰弱。どうみても、もうここまで来ては今日明日といった重態で、とうてい助かることはないと奇蹟を願うばかりでした。せめて注腸だけでもと思いましたが、先方さまは、何分はじめてのこととてご不審の様子に見うけましたので、これは見合せました。
     そして、先生が青汁で敗血症でも治ることがあると申されたことを話し、さっそくコップ1/3くらいのませました。主治医の先生がケールの葉を見られて、「なんでもよいと思うことはしてよいから」といって下さいましたので、安心してのますことができましたのは幸でした。
     その後、青汁をつづけているうちに、少しづつよい徴候がみえだし、3日めくらいから口の中の傷が治りそうになり、一進一退していた熱も少しづつ下りはじめ、全然なかった食欲が出、オモユから全粥とすすみ、昨今では普通食が少量ではありますがとれるようになりました。ここ10日ばかりは平熱がつづき、輸血はしばらく中止して様子をみようということで、お医者さんも不思議がっていられるようです。」

     とあり、こんなエピソードが書きそえてあった。
     「最初、ケールの葉をもってかけつけた時のことですが、スーパーに立ちより、レジ係から、青汁ですかと聞かれ、私もケールを少しばかり植えてのんでいますのよ、とのことでしたので、この附近にケールをつくっていられる方を知りませんかとたずねましたところ、病院まえの酒屋さんのお爺さんが植えていられるということで、さっそく訪ねてみました。ちょうどミキサーでジュースをつくっておられるところでした。いろいろ事情を話して、ケールの葉をわけていただけないかと相談しましたところ、ケールで命が助かるのだったら、自分は飲まんでもよいからみなあげる、といって下さいました。八幡に帰ってすぐケールの苗と種子をおくりましたが、病人の分も植えて下さり、根づいて葉がのびたら、青汁にして病院まで届けて下さるそうです。これで救われたという気がいたしました。知らない土地にいって、病院のすぐ近くの方にめぐり合い、病人にとって一番有難い青汁をはこんで下さるなんて、神様のお使いのような気がし、思わず合掌しました。」

    その後の経過

      7月4日
       しだいに快方に向い、輸血による肝炎さえおきなければ大丈夫というところまでになりました。ケールの葉が足りないときはコンフリーを混ぜてのましているそうです。
       
      8月20日
       その後、日々回復にむかい、抜歯後の傷もすっかり治り、平熱。食欲よく、いまでは何でもおいしくいただけ、肝炎も出ず、経過順調。主治医から歩くようといわれ、トイレまで壁をつたいながら歩けるようになったと、たいへん喜んだ便りがございました。青汁は現在もずっとつづけてのんでいられます。今月の青汁新聞に、青汁の制癌効果の記事がありましたが、やはり、青汁のおかげだと思いました。いろいろどうもありがとうございました。」

     この方は、白血病に敗血症を合併した、常識的にはまず見込のない状態だったとかんがえられるが、その重患にこれだけの効果がみられたのは、まさに、松本さんの熱意、主治医の理解、酒屋のお爺さんの好意のたまものにほかならないが、また、ケールの結ぶ不思議な縁ともいうべきまことに心あたたまる話ではないか。
    (56・8)

    追記
     なお、この1月いただいた、年賀状にはこう書いてあった。
     「暮に長野まで行ってきました。敗血症、白血病と体中の血液が出てしまい、輸血、点滴滋養注射で生きていたのが、2ヶ月も輸血をつづけたのに肝炎も出ず、また床ずれもできず回復されました。ケールの青汁の効果をあらたに認識しました。まだ少し痩せてはおられますが、庭木の剪定など、木に登ってできるようになり、畑にはケールを沢山植えて見事にさかえており、冬の寒さからまもるために、ビニールハウスにしたいと話されておりました云々」
    (57・1)

    コンフリーについてのご注意



3. 敗血症

    広島市 T.T. 

     「敗血症で入院していましたが、青汁でなおる、ときいて、退院しました。
     ほんとうに青汁だけでなおりますか?
     どのようにすればよろしいか?
     との電話。

     「そういうこともないではありません。しかし、病院の薬もつかわれる方がよいでしょう。
     敗血症の原因はバイキン。何かのバイキンが血の中にはいっておこるものです。
     原因のわからない難病のばあい、いいかげんな薬をつかうよりは、青汁食だけの方がよいといえないこともありませんが、敗血症というからには原因になるバイキンがわかっている筈ですし、それにきく薬もある筈です。
     そうであれば、食事といったまどろかしいことにたよるよりは、薬の力を借りる方が得策。
     青汁は、食べもののまちがいから来ている、からだの抵抗力、防衛力、治癒力をつよめて、病気に立ちむかおう。食べものが悪く弱っている兵隊に、しっかり、いい食べものをあたえて元気をつけ、敵にむかわせようというもの。
     しかし、弱い兵隊でも、すぐれた兵器(薬)をもたせば強くなる。食べもので強めてやれば戦果はいっそう上る筈でしょう。
     もっとも、核兵器や化学兵器のような危険な(向うもやられるが、こっちも傷つきかねない)ものはダメですが、適確にきく、いい薬はその意味で、大いに利用すべきです。
     もちろん、そういう副作用があれば、青汁だけの方が無難です。
     さて、青汁の分量は、多いほど結構。少なくとも、もとのケール1.0キロ以上。
     1.5〜2.0(青汁にして5〜6合)以上。
     その上、ほかの食べものも、できるだけミネラル・ビタミンにとみ、安全なもの。
     たとえば、イモ・マメ・ナッパ食といったものにし、嗜好品、ことに甘いもの(菓子・ジュース類など)にも十分気をつけることです。
     それを、根気よくつづけていれば、敗血症だけでなく、癌や膠原病その他、現代医学のおよばぬ難病でも治っています。
     敗血症もうっかりできない病気の一つです。この辺とくとお考えになり、主治医ともよく相談されて、まちがいのない治療に専念してください。

    (平成2・9)(遠藤)





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