健康と青汁タイトル小
下痢:掲載紙面選択





1. 下痢には青汁と生バタ

    須磨 H.U. 

     私は長年夏になると下痢のくせあり、この程又ゆるみはじめましたので、生の汁は如何かと存じ止めて居ります。私は忙しく、すり鉢でするのは手間がかかりますので、ミキサーにかけ、助けの水は昆布をぬるま湯につけておいた汁を加入してやって居ります。
     私は不整脉にて病名としては心筋変性症、心室性期外収縮と云われ、昨年は胆石にて非常に苦しみ、肝臓も少しはれて居るようです。
     以後続けた方がよろきや。下痢の時は止めた方がよろしきや。(32年7月22日附通信)

    (附記 これに対し私から、ずっと続けられるべきこと、下痢には青汁とともに生のバタを食べられるとよいことを返事しました。 遠藤記)

     御書を拝見いたし、直ちに夕方青汁と生バターを頂きました処、廿日間の下痢が翌朝はピタリと止まり、日々衰弱をとりもどし元気に相成り、全くお陰様と感謝申上げて居ります。
     この上は毎日続け、不整脉も治したきものと大望を抱き居ります。(32年8月6日附通信)


2. 腹の調子がよくなつた

    宮崎県 S.N. 

     今日までつづけて30日になります。おかげ様で下痢もとまり、はらのちょうしが非常に良くなり、便通もよく毎日かがさすございます。

    (34・4・24)


3. 弱っていた下痢

    岡山市 K.I. 

     あれから青汁を毎日のんで居ります。お蔭さまで下痢も止り一日一回の快便となり、最近になく元気になりまして大変によろこんで居ります。青汁はじめましてざっと一ヶ月になりますが、ご近所の方など、元気そうになった、と仰言って下さいます。
     目下私の様子を一寸申上ます。

      一、材料 スズメノエンドウ(昨今なし)、スギナ、ニンジン葉、ナツダイコンの葉、カキの葉、キウリ。大部分柿の葉でございます。
      二、 一日コップ一杯。
      三、バターを舌の上にのせては青汁をのみます。
      三、材料をよく洗いミキサーにかけます。
      四、それをコーヒーこしでこして飲みます。

     只今のところでは大変に調子がよろしいので、なるべく長く続けたいと存じております。


4. 下痢症

    防府市 T.Y. 

     胃下垂、胃アトニーでまる1ヶ年になり、体重は減少するし、ちょっとのことで便は軟下痢状に傾き、気はイライラするし、胃腸に関する本を読みあさり、病院の薬とともに、民間薬、漢方薬と、いろいろ服用しましたが、一向快方に向う気配もなく・・・・・・そのとき、たまたま「青汁の効用」の本が目にとまり、むさぼるように読ませていただきました。
     慢性下痢のところに書いてあります通り、青汁にバターを併用しましたところ、約1ヶ月で有型軟便が気持よく出るようになりました。
     まだ体重増加までには行きませんが、たのしみにしています。


5. 原因のわからぬ下痢

    千葉市 M.T. 

    青汁をはじめるまで
     私は「緑葉食青汁の実際」の266頁にあります「腸の弱い人に」の記載に全くあてはまる者です。
     私のことを書いたのではないかと思うくらいです。
     20才のとき肺炎カタルにかかり、胃腸も非常に弱くなり、執ような下痢に悩まされ、どんな食餌療法をしたり、薬をのんでも、一時的なもので治りませんでした。
     以来、なかばあきらめながらも、なんとかよくなりたいと、酵母剤、乳酸菌剤その他胃腸薬をずいぶんのんで来ましたが、思わしくありません。
     2、3年前より不眠症も出てきて悩まされております。
     その間の食事が先生の記載の通りの、おっかなびっくりの食事のやり方でした。
     昨年夏、胃のレントゲン検査、検便等をしてもらいましたが、胃酸が少々多いくらいで、器質的な異常はないそうです。
     だが、原因のわからぬ下痢に悩まされておりました。
     下痢といっても1日1回で、それが固まらないのです。
     時には正常になり、また数日つづくといったぐあいです。

    青汁飲用の動機
     昨年9月、たまたま書店に先生の著書が目にとまり、めくって行く中に266ページに目がとまり、むしょうにやってみたくなり、早速本を購入して来、一晩にて読了しました。
     なんだか治るような気がして仕方なく、すぐに実行にうつりました。
     でも、ケールはありませんし、また私宅は市街地で、植える余地もありません。
     そこで、野草でやろう(さいわい勤務先の付近に原があります)と決心しました。
     9月16日飲用をはじめることを記録しました。
     何か変化がおこる、そう感じたからです。
     まずアカザからはじめました。すり鉢ですって飲みました。青くさい臭が鼻につきましたが、なんだか太陽をのんでいるような気持でした。早速バターを一片たべました。
     明朝は下痢かなと半ば恐る恐る寝ましたが、朝になっても異常がないのです「これはきくぞ!」と力を得て、朝晩コップに一杯づつ飲み続けました。
     2、3日したら正常便になり、以来つづいているのです。どんなにか嬉しかったでしょう。毎日アカザを摘んでいる私の姿をみて、人は不思議に思っていました。
     このころはもうアカザはなくなりました。しかたがありませんから小松菜でつづけております。

    自分でわかる効果
     下痢症は全く忘れられました。今ではたいがいのものを食べても大丈夫です。ただ身長165センチ、体重49キロのやせですから、内臓も下垂しているのでしょう。ちょっと食べすぎるともたれますが、節度を守っていると快い空腹感があります。
     毎年、秋と春には原因不明の風邪にやられるのですが、今年の秋、風邪をひいたとき、咽喉のいたみ、咳が少々ありましたが、発熱しないのです。こんな風邪ははじめてです。とうとう欠勤しないで治ってしまいました。今春は今もって元気なのです。私は青汁がきいたのだと確信しています。


6. 試験が近づくとおこる下痢

     16才の女子高校生。
     平生はさほどでもないが、試験が近づくとよく下痢する。
     やや細だちだが、やせてもいないし、顔色もよい。
     もともと神経質で、ものごとに感じやすい。
     但し、カブれることはない。
     肉食を好み、野菜はあまり食べない。
     かみ方はふつう。
     菓子や味つけの砂糖もふつうそうだが、カルピスやジュース類はよくのむとのこと。

     第一次大戦の戦記物の「西部戦線異常なし」の中に、わかい召集兵が砲弾のさく裂する音をきいて下痢するくだりがあるが、あんたのもおそらくそれ。
     神経の過敏なものにおきやすい神経性の下痢だろう。
     神経が感じやすいことには、生れつきももちろんあるが、食べものでもかなり影響される。
     ことに、砂糖、精製穀、肉類など酸性が強くてカルシウムの乏しい食べものにかたよると、神経の感じがたかまる。
     アルカリ性でカルシウムの多いもの(クダモノや野菜ことにナッパ類)をとると神経がおちついてきて、少々のことにはビクともしなくなる。
     あんたの食べ方(肉食に傾き野菜の少ない)では、それだけでも神経は感じやすくなる。
     菓子や味つけの砂糖は少ないそうだが、甘い飲料の糖分も馬鹿にならない(たいてい10%以上)から、その影響もあろう。
     こういう飲物はひかえ、間食はなるべくクダモノにすること。
     わかいんだから肉食もよかろうが、それに見合うだけ十分の野菜をそえる(よくかみ、あるいは青汁として)よう心がけること。
     また、精神的の影響も大きいから、胃腸を中心に精しく検査してもらい、病気ではないという確信をもち、いらぬ取越苦労をしないことだ。
     そうしていれば、やがて、試験がきても、あるいは何を食っても、下痢するなどということはなくなってしまうだろう。
    (54・6)


7. 試験が近づくとおこる下痢

     医学博士 遠藤 仁郎 

    「42才の男性です。数ヶ月前より体調をくずし、慢性の下痢(もともと腸が弱くて、よく下痢をしていました)、耳なり、目まいをおこして(高血圧からきているのだろうとの診断)、通院しながら勤めに出ています。
     先日たまたま立ちよった本屋で「青汁は効く」が目にとまり、これこそ私がもとめていたその本であると、痛感したしだいです。
     同居の母(65才)は10年余リウマチで、父(69才)も数年前より健康を害しております。
     そのため、私だけでなく、両親にも青汁をのませてやりたいと思います。
     さいわいわが家は兼業農家で畑地がありますのでケールをつくりたいと思っています。」



     耳鳴り、めまいは高血圧からということだから、ここでは慢性の下痢をとりあげてみよう。
     ながくつづいている下痢。もともと腸が弱く、よく下痢していたとのことだから、そのつづきかも知れない。
     しかし、それが数ヶ月前に体調をくずしてから、またおこったというのであれば、なにかかくれた原因があるかも知れないから、大学病院その他、設備がよくととのうており、信頼のおける病院で、一応くわしく調べて、なにか特別な原因がないかどうか確めてほしい。

     そして、やはり慢性の腸ときまれば、それがなぜかをかんがえなければならない。腸がよわいのには、生れつきということも、もちろんあろうが、多くのばあい、その後の日常生活の間におこるものだ。
     たとえば、赤痢菌やアメーバーの感染、あるいは何かの中毒などで、大腸をいためると、それが治ったあとまで、かなり長い間抵抗力が弱く、わずかなことでも下痢しやすい。
     しかし、しだいに治ってゆくのがふつうだ。
     また、腸がよわいと、食べものは、しだいに消化のよい、やわらかいもの、主食は白米、それもやわらかくたいた飯か粥。
     おかずは、これまた消化のよい肉や魚や卵が主になり、野菜類ことにナッパ類は繊維が多いからと敬遠され、なるべく軟かい果もの根ものにかぎられる。
     そうすれば、短期間の下痢にはたしかによい。

     しかし、これが習慣的にながくつづけられるとなると、かえって下痢しやすくなる。というのは、そういう食べものがひどくかたよった不完全食になっていること。つまり、カロリーや蛋白質はそこそこ、不足しないかも知れない。
     けれども、それらに釣り合わねばならないミネラルやビタミンが不足している(栄養のバランスがみだれている)。
     ために血がにごってくる――酸性にかたむき(アルカリことにカルシウムの不足)、また、ビタミンの不足で代謝が不完全になり、有害な中間産物ができる。インスタントものなど出来あい食品が多ければ、それらに多い添加物の害も加わる。
     こうした血のにごりのために、からだ中のはたらきが悪くなり、したがって、腸の抵抗力がよわり、刺戟にたいして敏感になる。
     そして、回復をおくらせ僅かなことにもひどく反応して、下痢をおこしやすくなる。

     あなたのばあいも、もともと腸がよわいというので、食べもの一般に、そういうことになっていないだろうか。
     もしそうであれば、これをなおさなければ、根本的にはなおらない。
     このバランスのみだれをなおすのにいちばん有力なのが良質ナッパ。
     したがって青汁だ。
     もっとも、そのためにはかなりの大量(少なくとも400〜500g、青汁にして約2合以上)が必要だ。
     で、いきなりのんでは下痢するかも知れないから、はじめ少量のみ、しだいにふやしてゆくようにし、もし下痢するようなら、一緒にバターを少し食べてみるとよい。
     こうすると下痢しているものでもとまる。
     ふつう下痢には、ナッパはいけない、脂肪はよくない、とされているが、その悪いといわれているものが、かえってきくのだから、奇妙といえば奇妙だ。

     それはともかく、このようにして平素の食事を完全にし、血をきれいにするようつとめていれば、からだ全体の調子がよくなるとともに腸のはたらきもよくなる。
     あなたの慢性下痢も、おそらくなおるにそういないし、同じ食事で血圧も下り、耳鳴り、めまいもおさまるだろう。
     また、母堂のリウマチもよくなり、厳父の体調不良にもよいと思う。
     畑があるのは何よりの幸。
     うんとケールをつくることだ。
     ケールは葉が大きい(1枚150〜200gにもなる)うえに、つくり方しだいでは年中切らすことなく利用できる。
     ただし、とくに気をつけてほしいことは、絶対農薬をつかわないこと。
     そのためには、なるべく深耕し、化学肥料でなく、昔ながらの堆肥・厩肥・石灰・油かすなど有機質肥料による自然健康栽培(有機農法)でなければならないこと。
     なお、それ以外の農作物も、すべて、同様の農法でつくり、その健康作物をあたえた家畜の安全で良質の乳や卵や肉が利用できればなお結構。
     一家をあげて、これを実行されるならば、一同そろって健康になり、本当に幸福な家庭を築くこともできるだろう。
    (58・10)


8. 胃弱・便秘が‥‥。健康こそ何よりの宝です

    阿南市 N.M. 

     毎日飲ませて頂いています。母の血圧が正常になり、私も体の調子が良くなってきました。
     青汁の事を知り本当に喜こんでいます。

    (主人(60才)が、若い時から胃腸が弱く、下痢の日が多く、病院通いで悩んでいました。
     3年位前でしたか、友達から青汁を紹介していただき、早速飲んでみました。
     不思議に下痢しなくなり、決った排便となり、後で快調で、気持ちのよい毎日となっています。
     それ以来、青汁友の会より、種子を送っていただき、休耕田に四季を通じて栽培し、自家製青汁を家族中で毎日飲んでいます。私も母も便秘がなおり、家内中の笑顔が見られるようになりました。紙上をかりて、厚くお礼を申し上げます。)


ご意見・ご要望はこちらへ
階層リンク 田辺食品 青汁 健康と青汁 上の階層へ
サービスリンク 更新記録 全体構成 商品紹介 注文方法

Copyright 2011 06 田辺食品株式会社