健康と青汁タイトル小
レーノー氏病(脱疽):掲載紙面選択





1. 難病の脱疽を治した

    総社市 Y.T. 

     私は再度の脱疽で、右足の第一趾、第二趾を傷め2ヶ年苦しみ、手術をしたものかどうかと思い、同病者の方々の治療法を伺ったり、医師にも種々おたずねも致しましたが、之と云った良法もないままに、あれやこれやと、よいと言われる事は何でも一応やってみたのですが、病気は悪化する様で、実に困って居りました。
     青汁は昨年の4月27日より実施致しました。悪いと言われる煙草と酒は止め、動物性のものは一切断ち、主食を減して、生野菜を多量にとる様に致しました。

     尚、青汁は野草のオバコ、ヨモギ等を主に色々の草を加えた。しかもなるべく多量に造り、三度の食前に頂く事を続けました処3ヶ月程で血色もよくなり5ヶ月では傷ついて癒えなかった部分にも肉芽が出来皮が張り、短く細く鉛筆を削った様な形で全治致し、勤務も平常と変りなく出来る様になり、自然の恵みに感謝致して居ります。
     現在では食事も平常通りで、只煙草だけは止めて居りますが、何不自由なく過して居ります。でも朝晩の2回青汁は造りたての新鮮なものをかげなく頂いて居ります。

     実施以来1年半になりますが、お蔭で体重も13貫足らずの者でしたが18貫程度になり、至極健康で、以前の私を知る多くの人々は驚いて居ります。
     私は私の健康には青汁が最も必要である事を身を以て体験致して居りますので終生やめないでしょう。私の様な同病者の方々なり、他の多くのあまり健康にすぐれない方々に此の青汁を是非おすすめ致し度いと存じます。
     毎日相当量かげなく続けられるならば大抵の病気は治り、体質も変り、常に健康であり得るものと深く信じて居ります。




2. 又もや脱疽患者青汁で治る

    井原市 S.Y. 

     私は、昭和31年5月、非常に治癒しにくい特発性脱疽と言う病気に右手をやられ倉敷中央病院に入院加療を受けました。
     始めは、一寸した右手の傷でしたが、次第に拡がりしかも局部の疼痛は激しく昼夜、泣き続ける程のものでした。此の痛みは、注射や頓服等では軽滅しない程強力なものです。

     私は余りの事で幾度か、医師に手を切断して下さいと願いました。10月の或る日、笠岡の芋博物館の館長さんが私の病舎に来られ、青汁新聞を見せて下さいました。
     丁度その新聞に脱疽が青汁に依って治ったと言う体験の記事を見たのです。そこで元気を取りもどし、それまでも6月から青汁一日1本を飲用していましたがその時から、多い時は、米食を摂らず6本から5本位を、づっと続けました。しかも肉食や甘い物はさけ野菜一点張りとしたのです。

     青汁のお陰であれ程悩み続け泣き続けた疼痛が段々と軽くなって来たのです。もう此の頃(12月)では痛み止めの注射も必要でなくなり29日に退院する事になりました。
     若し、この私の様な病気の方が居られましたら、一日も早く、青汁を実験的に飲用なさいます様お奨め致します。本当に、此の青汁こそは、私の心痛を救い手を切断するまでにひどかった病気を治癒せしめた不思議な、生命を保持していると信じ且つ、今だ知らざる多くの方々に青汁の効果をお知らせする次第であります。此の紙上をかりて、青汁生産に従事しておられる方々に対し厚く御礼を申上げます。




3. 脱疽と青汁

    船穂町 S.K. 

     当方主人は昭和31年の中旬に脳溢血に罹り、医療の傍ら青汁を欠かさず飲用し、その効果に就ては当時発表させていただきました通りですが、34年の秋から、足の指が最初は、2本痛むと申しておりましたが、次第に拡がり、痛みも烈しくなりますので受診。意外にも脱疽病との診断にて、現代医学では、確実な治療法はなく、遂には膝関節部より切断する様な事にもなる恐ろしき病気との事で、本人はもとより、一同心痛して居りました。
     おりもよく、青汁紙40号が届き、遠藤先生療病講座にレーノー氏病(脱疽)に就いての御記事を拝見致し、飛び立つ思いで読みますうちに、此の病気に罹られた3人の方が、青汁と食養生に依り見事に全快されたとのこと。大いに力を得て、従来使用のミキサーでは薄いので、新たにミンチ機を購入して、濃い汁を一日に3合位飲み続けましたところ、驚く勿れ、進歩した今日の医学ですら治療法の無いといわれる難病も、1ヶ月足らずで、大分痛みもうすれ随って次第に睡眠もよくとれる様になりまして、愁眉をひらいた次第であり、これに依りまして一層青汁の霊効を確認した訳であります。
     併し、何分年寄りでもあり、従来より中風の為めに気力に乏しいため、今一つ食養生がたりないせいか、全治という域に達しませず指先は、5本共毒蛇の様に腫れて、一寸あたっても痛いのですが、疼く辛さはなくなり、誠に有難い青汁と何度となく話しては感謝して居ります。就きましては、今後も欠かさず青汁を飲み続けるなら、厳寒といえ共、よほど調子がよく、昨年罹病当時の様なことは恐らくあるまいと安心して居る次第であります。世に同病にて苦しまれる方、又は他の色々な病気で悩まれておる方に、一日も早く、青汁の奇効が認識される様、その普及に一層の御尽力を賜わります様お願い申上げます。




4. 白蝋病(震動性レーノー症)

     医学博士 遠藤 仁郎 

     9月の青汁教室(備前市)で、「自動草刈機を使いだしてから、手指がしびれ、白くなりつめたくなり出したが。」との質問が出た。
     これは、おそらく、土木工事や鉱山用のさく岩機、樹木伐採用のチェーンソーなど、震動のはげしい器械をつかう人にみられる、いわゆる白蝋病のたぐいだろう。(手指が白い蝋燭のようにみえるのでこういわれている)
     原因は、はげしい震動のために、血管を支配している神経(自律神経)の興奮性がたかまって、血管が痙攣しておこるもの。(震動性レーノー症。レーノー病というのは、同じ症状の病気だが、原因のわからないもの。それに似ていて震動が原因だから震動性レーノー症とよばれているわけ。なぜそうなるか。くわしいことはわかっていないようだが、震動器械のばあい、それを扱う人のすべてに現われるわけではないから、もともと震動刺戟に抵抗のよわい(感じやすい)神経のものに来るのだろう。
     そこで、少しでもそのきざしがあれば、その器械の使用をやめること。適度の運動やマッサージ、温浴などで、血行をよくすること。そして、それとともに、少しでも神経の興奮性を低め、また抵抗力をつよめるようつとむべきであろうから、せめて食べものだけでもできるだけ完全かつ安全なものにすべきだ。
     もっとも、私にはこの病気についての経験はまだない。
     しかし、レーノー病では、徹底した緑葉食・青汁で著効をみたことがあるから、ともかく、熱心に、本当に正しい合理的な食事をやってみてほしい。
     すなわち、危険な農薬、産業廃棄物、添加物などに汚染された食品はつとめてさけること。
     イモ・マメ・ナッパ・青汁食、あるいは青汁だけでも十分(少なくとも1日3合以上、5合でも6合でも)のむこと。
     菓子はやめて果物(無農薬の)にし、味つけはうすく。精製穀(白米飯や白パン・メン類)はひかえ、動物食に偏りすぎないよう。心がくべきだと思うといっておいた。

    付記
     12月の教室での報告によばれ、熱心に実行し非常に好調、ほとんど正常にもどった、とのことであった。




5. レイノー症

     寒さにあたって、指先がひどく冷え、白くなり、ジンジンしたり痛む。
     たいてい、白米飯、肉魚、濃厚味食、菓子好き、野菜きらいの人に多い。
     こうした不完全食のために、神経が感じやすくなったため。
     また、諸種の公害、ことに有害有毒食品の影響もあろう。
     あたためたり、マッサージ、温浴なども一時的の効果だけ。
     根本はこの悪習慣をあらためること。
     イモ・マメ・ナッパ・青汁食の完全・安全食に徹底してみること。
     青汁絶食が卓効を奏することがある。




6. レイノー落つく

    千葉県 E.A. 

     レイノー病でお世話になっています。この度、主人の転勤で転居いたしました。
     引越しにあたり、毎日、荷づくりや、重たい荷物を持ったので、腕が痛くなるのではないかと、ずい分心配しましたが、痛くなくホッとしました。
     また、ことしの冬も、いぜんのような痛みがくるかと案じていましたが、おかげさまで、あれほど痛かった腕も、痛はなく、少しのシビレと、白くなるだけになってきました。
     今後も、ずっと青汁をのみつづけ、1日もはやくレイノーが治るような姿力したいと思います。




7. 健康相談室 レイノー病

     医学博士 遠藤 仁郎 

     「先生のご本にレイノー病のことが出ています。どういう病気ですか」
     と若い女性からの電話。

     「若い女性に多いもので、寒いとき、手や足の指先が冷え、白くなり、痛む。もっと進むと、はげしい痛がつづき、紫色になり、ついには死んでしまい、切りとらねばならなくなる。また、次々にやられて、手も足も切りとりダルマのようになることもある、という恐ろしい病気です。」
     「やっぱりそうですか。実は、私、2年ほどまえから指先が白くなって痛みます。初めは人指し指1本だけだったのが、だんだん他の指もなり、今では殆んどの指がそうなっています。とくに冬場の寒い時期には涙が出るほど痛くてたまりません。病院では、循環障害といわれ、治療としては、血管をひらく薬をのむしかないとのことでした。そこで、何とかこういう病気に関するものはないかと本屋に行き、先生のご本が目にとまりました。暖かいところへでも行けばよいのでしょうか」
     「寒いところよりはよいでしょう。しかし、そういうからだになっているのですから、いつまた起るか知れません。根本的には体質をかえるほかありません。」
     「どうすればよいのですか。何か薬でも?」
     「残念ながら体質をかえる薬はありません。そういうからだになったのは、一つには生れつきもありましょうが、私は、現在のあまりにも不自然になっている日常生活、中でもまちがいだらけの食生活のために招かれた血のにごりにあるのではないか、と考えています。
     現在の食べものは一般に(あなたも、おそらく、そうだろうと思いますが)、ご馳走になりすぎています。白米飯に、肉や魚や卵を雑多な調味料でコッテリ味つけしたおいしいものばかりそえ、野菜はあまり食べません。しかも、出来あい食品、インスタントもの、パック入りなど、加工、保存食品が多くなっています。
     そのうえ、菓子がすぎ、 ジュース、コーラ、コーヒー、酒、タバコが乱用されています。
     こういう食事だと、

    1. 血が酸性になり(血のにごり)、そのためだけでも神経の感じがたかぶってきます。
    2. 栄養のバランスのみだれ(カロリー、蛋白質ばかりが多くてミネラル・ビタミンが不足している)のため、代謝が不完全となり、いろいろな有害なものができます(血のにごり)。
    3. 便利な出来あい食品にある各種の有害有毒な加工物によって血はにごります。また、運動の不足、睡眠の不足、不安イライラなど精神的ストレスの影響もありましょう。

     こうした血のにごりによって、血管を支配している神経(血管運動神経)の興奮性のたかまった体質ができ上がり、寒さにたいして異常に強く反応し、血管を痙攣させ、血の流れをとめるようになっているのがレイノー病だ、と私はかんがえています。
     そこで対策としては、ともかく、まず、日常生活のあやまりをなおして、にごっている血をきれいにするよう務むべきであり、中でも影響の大きい食べものの合理化をはかるべきでしょう。
     それには、なるべく安全な自然食品をえらぶこと(食の安全化)と、栄養のバランスをとるため(食の完全化)、不足しているミネラル・ビタミンの最有力給源である良質ナッパを十分にとることです。
     しかも、少々の分量ではダメだから、青汁にしてウンとのもう。そうすれば血がきれいになり、神経の興奮性が低められ鎮められて、寒さにあたっても、そうむやみに血管が痙攣することもなくなるだろうというわけであり、事実、そうしてよくなった例、手術が必要といわれていたのが治った例もあります。

     しかし、その分量は少なくとも1日4合(もとのナッパ1キロ)以上。多いほどよろしい。他の食事は一切やめ、青汁だけをのめるだけのむ(青汁断食)はとくによいようです。
     なお、主食には白米飯や白パンよりイモを、蛋白食には肉・魚の切り身よりは大豆もの、小魚類とし、それにナッパを主とする野菜・山菜・海草をそえるといっそう効果的です(イモ・マメ・ナッパ・青汁食)。
     また、調理はなるべく簡単・調味はうすく。嗜好品にも十分注意。菓子はやめてクダモノ(農薬汚染のない)、ジュース、コーラ、コーヒー、酒なども避け、タバコは厳禁すること(ニコチンは血管を痙攣する)。

     そのほか、睡眠、便通をよくすること。心身の過労をさけ、適度の運動、また局部の血行をすすめるよう心がけることなど、日常生活全般にわたって自然化合理化につとめることも大切です。
     この実行は仲々容易でないし、効果にしても一朝一夕に得られるものではありませんが、ともかく熱心にとり組んでほしいと思います。
    (57・2)




8. 切らずにすんだ脱疽

    徳島市 Y.S. 

     青汁につきましては、先生のすすめられるとおりだと思います。
     もう20年、いや25年も前になりますが、私の父が“脱疽”と診断され、片足切断とまでいわれたのを、それだけはということで、人から聞いた“青汁”を飲みはじめました。ワラにもすがる思いだったと思いますが、朝に晩に鼻をつまみながらも、ドンブリになみなみと飲んでいたのを、幼かった私にも見覚えがあります。その効果あってか、切断することもなく、すっかり治ってしまいました。
     その父も、よく、「青汁を飲め、体によい」と申しておりました。私もさいきん草疲れやすく、立ちくらみするとか、先生のいわれる“半健康人”なのかも知れません。自分自身だけでなく、主人、息子の体のことをかんがえ、青汁を試みてみようとかんがえています。

    (59・6)




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