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アトピー:掲載紙面選択 |
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1. 10年越しのアレルギー | |||||||||||
愛媛県 Y.I.
「青汁の効用」を読み、さっそく実行いたしましたところ、10年越し悩んでおりましたアレルギーが、うそのように、きれいに治り、この喜び何にたとえようもございません。 | |||||||||||
2. 体質の変化 | |||||||||||
京都府 M.H.
10年ほど前から、毎年種子をとり栽培しつづけてきました。そのおかげで、慢性の胃腸や、アレルギー性の皮膚炎などが、体質の変化によって、なおってまいり、青汁の効果の大きいことを体験いたしました。現在は、自然の食事をこころがけております。 | |||||||||||
3. アトピー性皮膚炎 | |||||||||||
医学博士 遠藤 仁郎
妙な名前だが、アトピーというのは、変てこな、わけのわからぬ、といった言葉で、現代医学でもうまく解明できない、へんな病気という意味だそうな。 (57・7)
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4. 砂長さんのお話 | |||||||||||
アトピー性皮膚炎。 | |||||||||||
5. わが子のアトピー性皮膚炎に学んだもの 一石四鳥の食改善へ | |||||||||||
槌田 K.T.
“負うた子に教えられ”という言葉がありますが、私たちは二男のアトピー性皮膚炎を通して、実に多くのことを深く学ばせてもらいました。 (59・6・6 サンケイ)
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6. 質問箱 アトピー性皮膚炎に | |||||||||||
問 | |||||||||||
7. 慢性湿疹 | |||||||||||
医学博士 遠藤 仁郎
娘(2才)が、幼少より慢性湿疹で困っております。 (60・12)
ちかごろの言葉でいえば、専門医もてこずっているアトピー性皮膚炎というやつでしょう。 おそらく、これまでの日常生活ことに食べものがまちがっていたのでしょう。 この頃のわかい人は、一般に肉類と糖分をとりすぎ、ジュース(アルコールも)を飲みすぎ、またインスタントものなど出来あい食品にかたむいています。 そのため、血がすっかりにごり、からだが感じやすく、カブれやすくなってしまっているのが原因ですから、とても、なまやさしいことでは解決しません。 つけ薬も、飲み薬もせいぜい一時しのぎ。日常生活のやりなおし。 ことに食生活を根本的になおして血をきれいにするしかありません。 なんとしても野菜をうんと食べることですが、農薬のかかっていない安全なものはまずありませんから、ともかく青汁を思いきって大量に飲む。 ご飯がすぎるのもよくありませんから、主食にはイモ類を多くし、肉類の代りに大豆ものにし、いずれも控え目に食べ、ナッパを主とする野・山菜、海藻類を十分にそえ、間食には、なるべく糖分の少ないもの、昔流の焼芋、イリ豆など。飲みものも、コーヒー、紅茶よりは麦茶、草茶にする。 これをつづけているうちは、体調はしだいに好転。 便通もよく、肌にはつやが出来、すべすべしてき、カユミもへってくる筈です。 しかし、なにぶんにも長い間の体質。それをかえるためにはどうしても時間がかかりますから、辛抱づよく、熱心につづけることが大切です。 なお、時々徹底した青汁食=青汁絶食(断食)、つまり、青汁だけを飲む日を入れてみることです。 1日だけでも、2〜3日〜数日でもよろしい。 とたんにカユミがすっかりとれて驚くようなこともあります。 (61・1)
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8. 質問箱 アトピーのこども | |||||||||||
問 | |||||||||||
9. 青汁を休むと又もアトピーが | |||||||||||
娘がアトピーです。青汁を飲んでいる間はよかったが、休んだら又出て来ました。ケールが休みの間、みどりを送って下さい。 (大阪市 大西様)
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10. アトピー皮膚炎完治 | |||||||||||
倉吉市 M.K.
こどものアトピーで困っている方が多いようです。 「毎日青汁をのんで(生・粉末)私と子供2人、父母の5人の仲間に輪がひろがってきました。冬の青汁は甘くてのみやすいとの声です。青汁をのみ始めたきっかけの次男のアトピー性皮膚炎もすっかり治りました(平成2・3)」。との報らせがあったので、是非にとお願いして、いただいたものです。 とてもいいお話です。ありがとうございました。(遠藤) アトピーの件で体験談をとのこと、ご参考になるかどうか、と思いますが経過を書きます。 現在8才の二男にアトピーが出たのは2才半の冬でした。 手の甲や指がかぶれ、かきむしってかゆがり、親も子も、悩まされました。 最初は手首からはじまりました。 春に市内のお医者様からアトピー性皮膚炎と診断され、“体質だから大きくなるとなおる”とのことで、ぬり薬をいただきました。その時は、私もそんなにたいしたこととは思わず、のん気に大きくなるまでほっておこうと、薬もあまりつけずにおりました。 夏は治ったようになり、秋口から冬になると、また手にプチプチかゆいものが出てきてこまり、ひどい時には夜眠っている間にかきむしって、朝ふとんが血だらけになるという状態で、ほうたいをしたり、手ぶくろをしたり、親子共悩まされはじめたのは3・4才の頃でした。 その頃、有機農業研究会の機関誌“土と健康”で松村達雄先生の食物アレルギーの報告を読み、アトピーはアレルギーのうちでも重い方で、ほっておいてはいけないということを知りました。 どうしたものかと考えているうち、梁瀬義亮先生の“仏陀よ”を読む機会に恵まれ、相談してみようと手紙を書きました。 それをきっかけに、梁瀬先生から青汁による体質改善の指導を電話でしていただき、遠藤先生の青汁の本(をよんで勉強するようにとのことで)を何冊も読んで、少しずつ親子でのみはじめました。 しかし十分な量(大人3合、子供1.5合)を毎日自給するのは大変なことで、なかなか、ちゃんとできませんでした。 二男が5才になった秋、奈良県五條市の梁瀬医院に家族で行くチャンスがあり、梁瀬先生にみていただきました。今までの食事の事をきかれましたので、思いつくことを申しましたところ、野菜をたべなかった(きらって)ことと、そのかわりになると思って与えていたりんご(農薬が特に果物には多いそうで)が原因でしょうということでした。 その頃、慈光会(理事長梁瀬先生)の会員となり、健康食品販売所から、食品を送っていただくようになり、ケール顆粒もその冬から、粉末だけでも毎日飲めるようになりました。(大人3袋・子供1.5袋)。 また1年前には、生の青汁のことも知り(岡山市富浜町、遠藤青汁の会)、毎週とりよせるようになり、現在粉末と併用して飲んでおります。 また、途中自家製の生の青汁を作れる時は、ケール、小松菜、パセリ、人参葉等でつくっております。自家製の生の青汁の方を子供達は好みますが、毎日のことなので、子供は粉末の方を多くのんでいるようです。今までの経過をまとめますと、青汁を毎日(粉も含めて)1.5合〜2合飲みはじめて3年ちょっとになります。 1年目の小学校入学時はひとさし指にまだなごりがありました。2年目にはだいぶよくなり、もうめだたなくなりました。3年目の今はもうきれいです。 この間わが家の食生活もだいぶ変わりました。野菜・農産物は、自給できるものは、無農薬のものを家庭菜園でまかない、あとは、信頼できる農家の方からわけていただき、加工品他は、慈光会等から、安全良質のものをとりよせ、以前のようにスーパーに行って市販品を買うということがなくなりました。 砂糖も使わず、たまにおかしを食べる時は、青汁を多めにのませております。体質改善前、梨を9月頃食べたあと、出る時期でもないのに(うちの子のは、冬前後にでるアトピー)手がプチプチなりはじめ、おかしいなぁと思ってやめさせた事も、今、考えると農薬アレルギーだったのかとも思います。小学校にも弁当をもたせ、友だちから野菜弁当といわれたとのことで、子供はよく見ているなぁと感心しました。他にカルシウム剤(天然のもの、牛骨製、パールカルク等)を少しずつのませております。 食事以外に私の気のついた点としては、外気浴の不足があります。赤ん坊の頃、部屋をクリンヒーターで暖房して、ベビーサークルの中に入れておいたことが多く、長男の時のように散歩につれて出ることがなく、これは気がかりになっていたことでした。 そのためか、二男は冬の暖房をきらい、4才の頃は、自分でヒーターのスイッチを切ってしまい、外は雪がふって寒いのに窓をあけていたり、夜も暖房なしといった具合で、私は寒くて困りました。 小学校に入ってからは(幼稚園には入れず家にいて)、担住の先生が、薄着教育で、冬も教室では半そで、半ズボン。そのため何か丈夫になったように思います。 また近所にも、子供のアトピーを裸育児で治してしまったというおかあさんがあり、その方の話しは興味深かったので、少しつけ加えます。 うちの場合とちょっと発病の経過がちがいます。 こちらは、夏うまれの二男が、生後1ヶ月で顔、体にブツブツ出てきて、病院でアトピーと診断。このおかあさんは病院の薬を使わずに、皮膚を治すには皮膚をきたえるのが一番と思い、その冬中、子供を裸で育てたところ、一冬すぎたら、治ったとのこと。 そのつぎに、長女(第三子)が、また生後1ヵ月で口のまわりにブツブツ出始め、顔、頭、手、足とまたアトピー。こちらは前よりひどく、かきむしって血だらけになり、肉が出るほどで、うちの子のアトピーどころではなかったようです。 これも、前と同じように(夏うまれで)、一冬裸で育てたところ、ずいぶんよくなり、薄着で通して今春、小学校入学時に、その長女のアトピーはきれいに治っているとのことです。 ま冬でもパンツひとつで子供を外につれ歩くと、人にジロジロみられて困ったと、このおかあさんは言っておられます。 食べ物も、添加物をさけ、安全なものを心がけておられるようです。私は皮膚の鍛錬をこの方のように徹底して、子供にさせておりませんでしたので、うちの子は時々風邪をひいて熱を出し、学校も休みます。 しかし、裸で育てられたその子供さん達は、今でもたいへん薄着で、風邪をひいて学校を休むといったことがなく、とても丈夫です。うちの子のアトピーは離乳期をすぎてからので、軽症でもあったようですが、考えてみますと、離乳食も二男の場合は、長男の時よりいいかげんで、大人と同じようにエビやカニなども与えていたように思います。 それでも、子供のアトピーをきっかけに食生活を見なおし、反省して、以前の一般的な肉、魚、パン、おかしが多くて、野菜不足の食事から、イモ・豆・ナッパ・小魚・海草中心の食へと、改善してこられたのはよかったと思っております。 牛乳・卵も前のように毎日はとらず、たまに嗜好品としてとる程度です。 私の栄養観もずいぶん変わりました。これからの人生をなるべく健康でいくために、青汁を教えていただけたことに感謝しております。 (平成2・4)
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