34才の女性。頑丈な体格。よくふとっており、血色もよい。時々下腹が痛んで下痢する。 いぜんから腸がよわいんで、癌でもできているんじゃないか、と心配しているとのこと。 診たところ、これというところもなく、歯もよい。 しかし、おそろしく早食いだといっている。 原因は、どうやら、腸ではなくて歯(荒がみの大食)にあるらしい。 くわしくしらべてはみるが、特別な病気のあるなしにかかわらずゆっくりかんで食べることが肝腎だろう。