健康と青汁タイトル小 <1991年7月15日発行 第419号>
 目次



1. 安全な青汁をつづけるには

     西宮市 H.N. 

     私、“青汁は効く”という先生の著書で青汁のことをくわしく初めて知った次第です。
     30年も前からこのように有名になっておりましたこと等、少しも存じませんでした。
     私も、20年程前から“食は薬餌と心得”という精神のもとに正しい食生活の指導を受けまして、毎日の食事にも気をつけてはおりますが、何様一人のマンション暮らしのこと。
     そのうえに老年で、バランスよく、できるだけ数種類摂るという点では十分ではありませんので、その点をいつも反省はしておりました。
     40年間健康で教職にありましたが、退職致しまして1年たちました3月末に、突然原因不明の後頭部をしめつけられる症状がおこり、それが首・背中までひろがりまして、治療に明け暮れている毎日でございます。
     症状・痛みが年々きつくなってきまして、材料は買って来てありながらも、余りの痛さに、簡単にありあわせのものですませることも幾度かあるという生活になっており、いつも食生活のことが気にかかっておりました。
     退職しましてから、年に1回人間ドックで検査を受けておりますが、本態性高血圧で今の所特に内臓がどうという事もありません。
     今日初めて先生の御本を読ませていただきまして、先生は青汁の会というのをつくっていらっしゃるということでございますが、支部は皆遠方ばかりで、とても私宅の方までは配達してもらうことは不可能だと思いますので、安全な青汁を飲むのにはどうしたらよろしいか。
     また今の私の場合、1日にどれ位ずつ飲めばよろしゅうございますでしょうか。
     毎日続けて飲むものですので、絶対無農薬の栽培のものではないといけません。
     無農薬栽培で青汁を作って配達してくださる所があればお教えください。
     お願い致します。

    (平成3・2)



     青汁ブームの波にのって、いろいろな青汁が売り出されているようですが、それらについては一切ノーコメント。
     青汁は絶対安全で良質なものでなければなりません。
     その点、ながい歴史をもっている私どもの会関係の青汁は、自信をもっておすすめできます。

    ナマの青汁
     この新聞に出ていますように、お宅の近くでは、大阪(城東区関目、此花区西九条)と神戸にスタンドがありますが、配達はおそらく無理でしょう。
     しかし、便宜をはかってもらえるかも知れませんから直接ご相談ください。
     少し遠いですが、岡山と高知工場のは、結構日持ちしますし、宅急便が利用できますから、これも、直接ご相談下さい。
     また、大阪福島区の田辺食品KKから出ているハイケール=ケールをペースト状にすりつぶしただけのもので、調理材料用につくられていますが、青汁としても利用できます。

    乾燥製品
     粉末、顆粒、錠型などありますが、いずれも、いつでも利用できる点で便利です。
     効力もナマのものとそう大してちがいはありません。
     要は、のむ分量しだいです。

        分量
         あなたのばあい、もとのケールで、少なくとも1日1キロ、青汁にして約4合。
         多いほどよろしい。乾燥ものだと130〜150グラム。(製法によってちがいますが、大体からいって乾燥すると、ナマの葉の7〜8分の1の目方になります。)
         くわしくは製造元でたしかめてください。

    (遠藤)


2. 海藻が長寿の秘けつ

    島と山間部で差歴然
     ワカメなど海藻に含まれる銅が、動脈硬化や心筋梗塞(こうそく)の防止に効果があることが、島根医科大学の家森幸男教授ら病理学教室と、英国・ケンブリッジ大学のA・N・ハワード教授(病理学)のグループが島根県隠岐島で行った共同調査で確かめられた。
     両教授は28日、現地に入って最終的な調査を行う。
     島根医大とケンブリッジ大のグループは1988年、ローマで開かれた動脈硬化学会をきっかけに共同調査を開始。
     島しょ部にあって以前から長寿村として知られる隠岐島布施村と島根県内で日本人の平均的食生活とされる大田市、同じく山間部の石見町、英国ケンブリッジ市の4地域に住む男女計2百人を対象に調査。
     その結果、海藻の摂取量が多い布施村民(平均寿命女82.2歳、男76.3歳)が際立って長寿だった。
     死亡した人の死因もケンブリッジでは約半数が心筋梗塞であるのに対し、布施村では1980年から84年までの5年間、心筋梗塞による死亡は一人もいないことが分かった。
     これについて両教授は、白血球の銅が酵素の働きを高め、コレステロールが酸化されて血管に取り込まれるのを防いでいる、と分析。
     今回、布施村で直接調査を行い、裏付けをすることにした。

    (2・10・28 サンケイ)


3. 限りない喜び

     茨城県 S.K. 

     青汁を知り、種々ご指導頂いて4年余。
     現在では、ますます健康にて、前途は光明を見出し、限りないそして楽しく意義ある昨今を過しております。
     いま、青汁党12名。
     その当時は諸病(成人病)に悩んでおった我々に、限りない喜びと感謝で一杯です。


4. 再生不良性貧血、その後

     高崎市 M.T. 

     遠藤先生お変りありませんか。
     1月と2月は寒いのでケールはあまり育たず、不足分は顆粒ケールで補っていましたが、3月に入って日当りも強くなり、育ちが良くなってきたようです。
     12月にお手紙したのが最後だったと思いますが、その時の血小板は9000でしたが、1月末、3月初めでとうとう10万を越える事ができました。
     春まで待たないとだめかなと思っていたのですが、思いがけず早く10万を越える事が出きたので、ほんとうに嬉しかったです。
     病院の先生は、どうして急にこんなに良くなったか不思議らしいのですが、青汁を飲ましている事は話していないので、めずらしいケースだと言っていますが、もっと良くなったら話してみようと思っています。
     今まで話さなかったのも、こういうものを信じて、話を聞いてくれそうもなさそうだったからでした。
     大きな病院の先生ほど、自分達の療法だけを信じて、それ以外のものは認めようとしないタイプの人が多いようですが、青汁を必要とする重い病人の人が沢山いるこういう大病院の先生こそ、もっと大きな目で病気を直す事を考えてほしいと思っているのが、青汁で子供が良くなってほんとうに青汁の効果を実感している今の私の気持です。

     別紙にその後の結果を書きましたので御覧下さい。
     青汁はずっと続けてゆきます。
     ケールも暖くなってきたので種をまきました。
     最近はすっかり無農薬菜園が板についてきて育て方も上手になりました。
     気持にもゆとりができてきたので、楽しんで育てる様になっています。
     先生とケールにめぐり合って感謝している毎日です。
     機会があったら先生にもお目にかかりたいと思っております。
     今後ともよろしくお願い致します。

    (匿名希望なので住所、氏名とも変更しました)
    (平成3・3)

    平2
    11/19
    12/13平3
    1/8
    1/283/4
    ヘモグロビン12.512.613.813.012.8
    ヘマトクリット35.936.938.737.137.3
    赤血球345万352万377万358万363万
    白血球5,2005,8005,0004,6005,500
    血小板93,00091,00088,000104,000108,000
    顆粒球42%49%42%43%


5. もっと良心的であれ

     突然、こんな投書がまいこんできました。
     身に覚えのないこと、まことに迷惑千万ですが、真面目な会の名をかたって、いかがわしいものを商うことには限無き腹立ちをおぼえます。
     こと、青汁といった、天地自然の神のめぐみを扱うものは、もっと良心的であってほしいものです。

    (平成3・4)(遠藤)


     今年は長雨が続き、とりわけ気候不順で、何も彼も、世の中までおかしいことばかりです。
     私は、去年まで知人の無農薬野菜をつくっている人に、私の分だけケールを作って頂いて、青汁をつくって飲んでおりまして、お蔭様で、冷え性と腎臓病が殆んど恢復致しまして、すっかり元気になりました。
     今年になって、勤めに出るようになり、時間がなく、自分で作れなくなりましたので、困っておりましたところ、折込み広告に青汁を届けて下さるという、大々的な量を全国的に配達しているということで、遠藤先生のやられている青汁なら大丈夫で、九州に工場まで作って量産し始めたのか−と、愛飲者が随分多くなったものと驚きました。
     早速届けて貰ったところ、なんと冷凍の固りで、解凍してみたら、まるで水へ色ずけした様な、子供の2、30円のジュースみたいなもので、呆れてしまいました。
     青汁の味はなんにもなく、これは水ジュースというべきで、遠藤先生、どうか、病むものはどんなにしても丈夫になりたいのです。
     効くというならお医者様のなさる青汁ですから信用して飲みたいと思います。
     遠藤先生がこんな青汁を御自分で飲んでいるのでしょうか。
     病人や健康になりたい一心の人を相手に儲け商売をしてるのでしょうか。
     世の中、こんな信頼していたお医者様まで、お金のために変ってしまうのでしょうか。
     (静岡市 T.H.)


6. 甲状腺の病気

     「甲状腺の病気には青汁はよくないそうですが?」
     「いいえ、そんなことはありません。甲状腺の病気にも著効があります。
     ただ、ケールやキャベツの青汁だと、甲状腺の腫れが強くなることがある、といわれていますが、それだけのことで、それ以外のさわりがあるわけではありません。
     ですから、やってみて、ハレがひどくなるようであれば、ケールやキャベツ以外の青汁にすればよろしい。

    (遠藤)


7. うまいナッパをつくろう(青汁の会のねらい)

     ナッパ・青汁食のねらいの一つは、現在の、あまりにもひどくなっている日常食のまちがい(バランスのみだれ、ことにミネラル・ビタミンの不足、有害食品のはんらん)をなおすこと。
     バランスのみだれをなおすには、ミネラル・ビタミンに富むナッパにこすものはない。
     そのうえ、ナッパには毒消し作用もある。
     だから、量しだいでは、食のまちがいは解消することができるわけだ。
     もう一つは、非常識といわれるほどの大量では、現在の知識では理解できない超科学的の効果があることが知られているが、これまた、ミネラル・ビタミンによるとかんがえられる。
     いずれにしても、そのナッパは、安全であると同時に、ミネラル・ビタミンに富んだものでなければならない。
     したがって、現在市販されているものは、すべて不合格。
     それは、化肥栽培のためミネラル・ビタミンに乏しくなっているし、蛋白質まで変質しているといわれている(おそらくこれは、味の悪くなっていることと関係しているだろう)。
     また、肥料によっては発癌性をおびるおそれもあるといわれているし、乱用されている農薬汚染など、安全性にも問題があるからだ。
     理想的な、安全良質なナッパのモデルは、自然の山野に自生している草本の葉。
     すなわち、地殻の風化した無機土と、自然の草木の腐植した有機土からできた自然の健康土壌にそだった草木の葉。
     少なくとも、それに近い条件のもとに栽培されたものであることが望ましい。
     昔の農家はそれをやっていた。
     昔の農山村には共同の採草地があり、その芝草を牛馬に食わせ、屎尿とともに踏ませた厩肥を、畜力による深耕することによってミネラルの更新と地力の若かえりをはかることによって、うまい米、野菜、果物をつくっていた。
     このうまさ、作物それぞれにそなわっている、特有の持味こそが、作物の完全さをしめすものとして尊重されている。
     すなわち、すべての成分、したがってミネラル・ビタミンに富み、おそらく良質蛋白質をもった、健康的作物である証拠とされたのであろう。
     しかし、今は、不自然きわまる栽培法によって、この持味の失われたマズイ作物をつくり、それを、さらに不自然な加工・調理・調味によって、いっそう不完全にし、健康をそこねている、ということもできよう。
     それはともかく、健康をとりもどすためには、また、めざましい効果をあげるためにも、つとめて深耕することと、腐植土(堆肥)中心の有機肥を十分に施こすことによって、自然の、野生的の真のウマサをもったナッパを大いに利用しよう。
     というのが、ナッパ・青汁食のネライ、というわけだ。

    (平成2・7)(遠藤)


8. ぼてぼて茶

     先月号に、ヒヨとの知恵比べを書いてくれた純子さん(私の姪)の手紙に、松江に行って名物の“ぼてぼて茶”を食べたこと、それが伯父さんのに(私のイモ・マメ・ナッパ汁のこと)ちょっと似ていると思った、とあったので、もっとくわしいことを、とたのんでいた。
     その返事。(遠藤)

     ぼてぼて茶のことですが、私もくわしいことは知りませんので、少し調べてからと思っているうちに、おそくなり申し訳ありません。
     わかった範囲で書いてみます。
     まず食べ方ですが、番茶にお茶の花を混ぜて煮立てたものを茶碗に入れ、茶筅(お抹茶用のものではなく大ぶりのもの)で泡立てて、ごはん、煮豆、つけものや四季折々の具を入れて食べる。
     簡単な食事や間食として重宝されたようです。
     中に入れる具としては、ごはん、煮豆、高野豆腐、椎茸、漬物(大根、カブラ、葉っぱ他)菜の花、紫蘇の穂等何でもよく高価でないもの。
     お茶のほろ苦い味が胃にもたれず、「茶腹も一時」などという言葉もありますが、一時の満腹感も得られ、お番茶を茶筅で泡立てるというところが、いかにも茶どころ松江らしく、面白いと思います。
     江戸中期の頃に生れた飢餓食とも云われますが、古くは桶茶といい、砂鉄製錬のたたら場や農家の人々が、日常の簡単な食事としていたものらしく、茶筅でぼてぼてと泡立てて作ることからぼてぼて茶と呼ばれるようになったそうです。
     又その昔、松江の七代藩主松平不昧公が鷹狩の時、貧しい農家を訪れ休まれた折、老婆が殿様とも知らずすすめたところ、空腹の不昧公は、その風味や香り、おいしさと一時の満腹感にとても喜ばれ、称賛されたという話もあるそうです。
     松江名物の鯛めしも、不昧公のお好みになったものとか。
     だいたい汁かけごはんがお好きだったのでしょうか。
     鯛めしは、鯛のそぼろ、ゆで卵のみじん切り、岩のり、ねぎ、大根おろしを温かいごはんの上にのせ、わさびを少量そえて、だし汁をかけて、お茶漬の要領でいただきます。
     こちらはとてもおいしいですが、ごはんを食べすぎてしまいます。
     貧しい庶民の食事だったはずのぼてぼて茶が、お店で結構な値をつけられていることは、いかにも現代らしいですが、今の食生活についてちょっと考えてみるきっかけとして、受けとめる人があれば・・・・・・と思いますが。
     さてどうでしょうか。

    (道満 純子)

     食べたことのない方にはちょっと解りにくいでしょうが、泡の下の方に沈んでいる少量のごはんやあり合わせの具を、お茶碗ごとゆり動かして、ざぶっざぶっとお箸も使わず、口に入れて、最後に残ったごはん粒や具は、小指ですくって食べていたとか。
     いかにも貧しかった庶民の様子が見えるようです。


9. 地獄極楽 食べものしだい

     岡山市 M.M. 

     食べるもの、そのよし悪しで、
     人生の 地獄極楽 この世にござる
     皆さん 人生の生き甲斐は
     健康、これに優る歓び
     他にありません。

       こうするしかない 遠藤 博士著
       なぜ青汁を    貝原 先生著

     もうお読みになりましたか。

     人生の指針です。青葉・青汁・青い粉。
     一生一日も休まないでつづけて下さい。

     私は昨年2月21日、貝原先生より苗15本、種蒔15本を、ビルの屋上に、土を20センチ盛土をして、その上で育てました。
     現在一米の高さに成長しました。
     今朝四握で360瓦ありました、毎日青汁にして飲んで居ります。
     肥料はケイフン、ナタネカスです。
     全国には多くの庭園があり、松、バベ、サツキ、マキ等を植えてありますが、ケール畑にしたら二米−三米位の野菜が出来るので、毎日2合位のめば、90歳百歳も無病で長命します。

     今から二阡二百年程前に、秦の始皇帝は日本に家来を徐福をつかわして、コンブは不老長寿の霊薬、それを持帰ったと言われます。
     昭和平成の時代に入って、遠藤博士御指導のケール・青汁・青粉は身体の細部に迄行きわたり、よい血作り、丈夫な骨作り、便通の調整。
     これが完璧なれば病なし、皆さん自身の為です。
     世界一の健康長寿県に、皆さんの御努力によって完成するのです。
     昭和60年末日本人の平均寿命

           男 74.78、
           女 80.48、

       岡山県 男 75.31、
           女 81.72。

     山陽新聞の記事で見た、昭和62年11月1日、厚生省国民生活調査、全国の有病者3480万4阡人。
     昭和63年2月23日、花粉症、1千万人。
     それを総合して4阡万人以上の人が病人となります。

     平成3年3月27日、山陽新聞、ある夜勤一人で患者75人担当。
     病人となったらとても大変なんですね。
     病気を治す事より病気にならない食事こそ先決です。
     御二人の著書を繰返し読んで実行これが条件です。
    (平成3・4)


10. あわてモチ、マンマラ

    愛知県 M.M. 

     鹿児島出身の浜口さん(大阪関目スタンド)から、本場のおいしい芋をいただいて、思い出したこと。

    あわてモチ
     終戦の年の5月に、三度目の召集で九州の山奥、熊本県の人吉に駐屯していた時のこと。なんしろ、残りものをかき集めた部隊。
     弱兵ばかり。病人も多い。
     隊に薬?はあるが、これは戦闘が始まらねば手がつけられない。
     町の薬屋にも、もう、めぼしいものはない。
     そこで、青汁をのませようと、毎日、衛生兵をつれて、材料あつめに出かけていた。
     暑い真夏の最中、時折、そのあたりの農家で小休止させてもらった。
     そのある日、ご主人は戦地にいられるという一軒家のおかみさん、井戸で冷やしたお茶をふるまわれ、“ちょっとゆっくりしてください”との親切な言葉にあまえて、縁側でしばしまどろませてもらった。
     しばらくして、“この辺じゃあわてモチと申しまして、不意のお客の時つくるものです”と出していただいた蒸したてのモチ。
     それは、アンの代りにサツマイモを入れた小麦粉のモチ。
     甘いものにかつえていた時だったせいかも知れないが、イモアンのおいしかったこと、心から感謝しながらタラフク頂戴した。

    マンマラ
     それから数日後、こんどは小部落の商店の奥さんから、病人の相談にと招じ入れられた。
     そこで出されたのが、こどもの頃おふくろがつくってくれたイモヨウカンだった。
     ナマ干しのサツマイモの粉を太い棒状にこねて蒸したもの。
     切ると、ちょっとヨウカンのようだし、味も格別だったのでイモヨウカンといっていた。
     それに久しぶりにお目にかかったわけで、とてもおいしかった。
     郷里に疎開しているこどもたちに食べさせてやりたい、などと思ったものだ。
     “これは珍らしい。この辺じゃ何といいますか、ときいてみたがハッキリしたことはおしえていただけなかった。

     ずっと後のこと。
     この話をしたら、高校を鹿児島でやった友人が“それ、むこうで、俗にマンマラというやつだろう。
     ほんとにうまいもんで、俺もよう食った。
     黒い太い棒の格好が馬のマラそっくりなんで、マンマラというんだそうだ。
     なんでも、天皇さまに差し上げたところ、大変お気に召し、なんという菓子かとおたずねになった。
     あわてたのは知事さん。まさかマンマラとも申し上げられず、思いつきでハルコマ(春駒)とお答えした。
     以来春駒というようになったんだそうな”と話してくれた。
     当時のことだから、今時のように砂糖味でなく、イモの粉だけでつくられたものだったろうが、今はどうなっているだろう。
     昔ながらの春駒、いや、マンマラがあったら、もういちど食べてみたいものだ。

    (平成3・3)(遠藤)


11. ヨーガ スッキリ法〔ストレッチ〕

    岡山県 H.K. 

     青汁のお蔭で日々を無事に過ごす事が出来何よりも嬉しく感謝致しています。
     娘も、洗剤まけをして、長い事指先がはれ痛みで、大変難儀をしました。お医者様にもかかりましたが、一向によくならず、青汁飲用をすすめ、2ヶ月余りで指の痛みもすっかりよくなり、現在では健康な指先を見ては有難い事とよろこんでいます。

    (平成3・2)


12. −体験報告− 私たち“青汁家族”です!!

     河内長野市 K.I. 

     本屋で青汁の本を買い求めて以来“青汁はすごいなあ!”と思っていましたが、病院に行く程の病気もなくそのままにしていました。
     その後、疲れやすく気力の落ちてきた自分にふと気付き、青汁を思い出して飲み始めました。
     しばらく飲むと、やっぱり調子がよく驚くほど身体が軽く感じられましたが、どうしてもあの味になじめず止めてしまいました。
     それから、野菜や果物をジュースにして飲んだりもしましたが、農薬を濃縮して飲んでいた事になると思うと恐ろしくてぞっとします。
     結婚して通勤時間が長くなると、また疲れがひどくなり朝起きるのが苦痛になりました。
     それからは青汁を熱心に飲みました。
     3人の子どもにも恵まれましたがアトピー体質らしくて皮膚はカサカサしてかゆみもありました。
     皮膚科で診てもらうと小学校に行く頃には治りますよと言われましたが一向に良くなりません。
     検査も受けましたが、ダニとハウスダストの値が大きいと言われただけで解決には至りませんでした。
     離乳食を始めた頃から青汁は飲ませていたので、いたって元気で、病気にかかる事はまず無かったのですが、それだけが気がかりでした。
     そんな中で栄養士として何年か勤めるうち、今の食品に疑問を持つようになりました。
     防腐剤や着色料、着香料など数えあげればきりがない添加物の入った加工食品の氾濫、農薬で汚染された農産物、成長ホルモンや配合飼料で飼育した畜産物、どれをとっても安全とはいえません。
     本来腐るのが当たり前の食べ物が腐らなくなり、又、冷蔵庫の大型化によって大量の食品がいつも保存されるようになってきました。
     見た目は変わらないかも分かりませんが栄養価は落ち、物によっては過酸化脂質が増えた食品を毎日摂っていることになります。
     毎日飲んでいる水道水も、近年は家庭排水、工業排水等、様々な原因により汚染が激しく、大量の消毒用塩素を投入しなければ飲料水として使えなくなってしまいました。
     この塩素が有機質マミン酸と結合してトリハロメタンなどの発ガン性物質を増加させたり、食品中のビタミンやカルシウムを破壊するなど人体への悪影響を併せもっています。
     このように今の食生活を見直してみると1億総半病人時代になりつつあると言われているのもそうかも知れないなあと思います。
     このごろのようにアレルギーという言葉が、あまりにも頻繁に聞かれるようになるともう慢性のようになってきていますが、このアレルギーはガンを治すよりもむずかしとさえいわれています。
     アトピー性皮膚炎に至っては単なる皮膚病とは異なり、身体の内部から外部にかけて体細胞が奇形に近く、正常な体細胞とは異なっている場合が多いと言われています。
     又、腎臓の機能が化学合成物質によって低下しているので不純物を体内に送り込まないことが治療への第一歩であることを聞きました。
     食生活には関心もあり自分なりに家族の健康を考え、気をつけてやってきましたが、それだけでは解決されない問題が山ほどある現状を色々知るにつれ青汁のもっている効果のすばらしさを再認識しました。
     青汁との出会いからもう10年になります。この青汁は分量の増減で効き目がかなり違ってきますね。
     始めた頃は粉末は飲みにくいというので固形に変えました。
     それからは飲んでいても量が少なかったようです。
     それから少々回り道もしましたが、今また青汁に戻ってきました。
     今度は迷う事なく続けようと心に決めました。
     子ども達は離乳の頃から飲ませているので量が増えてもさほど気にならないようです。
     見ていて驚くのですがキャンディーのようにボリボリ噛んで食べています。
     家族も以前より量を増やしましたので青汁の効果の確かさを一層身体で感じとっています。
     まさに青汁を飲むことは予防医学に繋がるのだと思います。

    (ケール健人会報より)


13. 平成3年度 総会だより

     梅雨空模様で心配された天気も、万能の神の青汁を敬遠してか、前夜祭も総会も緑の映える曇り空で経過、関係者をホッとさせました。
     総会は、5月26日(日)倉敷中央病院3階「大原紀念ホール」で開催、定刻前の9時30分から、大阪の田辺食品作成の青汁関係録画ビデオが上映され、参加者は熱心に見入っていました。
     午前10時、徳島からの団体をはじめ、遠くは東北、関東、中部、北陸、近畿、九州、中国地方等県外から133名を迎え、二百数十名参加のもと貝原副会長の力強い開会宣言により開催され日程説明の後、遠藤会長あいさつ、続いて定例の決算・予算説明と満場一致の可決の後、質疑応答、体験発表が熱心に行なわれ、予定通り正午に総会は閉会、その後、紀念ホール内での遠藤会長との個人懇談、別室での青汁と甘藷による昼食、休憩室での大阪の山田さん指導による希望者に対するヨーガ療術等が行なわれ、盛会裡にすべてが円滑に終了しました。

     次にその概況を簡記します。
     ◎遠藤会長の挨拶要旨
     皆さんは草を喰べる動物になって欲しい。
     人間になっては駄目だ。完全栄養食である草を喰べている動物に比べて人間は栄養摂取が不完全でその為に病院や医師が必要となっている。
     ミネラル、ビタミン、カルシウム等本当に必要な栄養素が動物の喰べている草には多く含まれており、その他人間社会で未だ解明されていない各種栄養素が草には沢山含まれている。
     植物はミネラルのほか、ビタミンその他凡ゆる栄養素を自己生産しているのでこの草を人間が喰べればより健康になり、又病状も回復するのでこの草即ち青汁をしっかり飲用してもらいたい。
     又、動物は草をよく噛んで自然に近い状態で喰べて健康なので、人間も動物が草食している状態により近づくようにすべての食物を良く噛んで喰べる事がたいせつである。

     ◎質疑・体験発表

      1)手術后胸痛が激しく青汁を飲用しているがその量は
      2)青汁を飲むと身体が冷えると云うが・・・
      3)慢性肝炎の患者が青汁を飲んで数値が下っていたのが、青汁を増量したら体調が良いのに、数値は逆に上って来たが・・・
      4)アトピー性皮膚炎患者に青汁をすすめたら発疹が出て困っている
      5)ケールに青虫が大量発生、その効果的な駆除方法は、等の質疑が行なわれ、遠藤会長、貝原副会長から適切な回答、助言がなされた。
       その主なものは
        青汁を飲んで体調の良くなった人は平生野菜の摂取量が少ない訳だから体調が良くなったからと言って青汁をやめると元の木阿弥になってしまう。
        青汁を飲むと身体が冷えるというのは誤りで若い時、或は良いという事にはチャレンジする精神が大切である。
        体調が良ければ青汁を継続して飲用すれば良く検査結果にのみこだわらず体感による判断が大切である。“草即ち青汁は恵みの神様である”“神のあまねきみ恵みの菜っ葉は有難きかな”
        青汁は飲み始めて1〜2ヶ月位から一時症状が悪化する事もあるが継続すれば良くなる。但し、神経質な人は一時中止して体調が良くなれば、又、飲用すると良い。病気に対して急な勝負を望んではならない。自分の意志をしっかり持ち、病気回復に努めることが大切である。
        アメリカでは、ケールを栽培する時花を混植してやると、蜜蜂が来て青虫を殺すので駆除効果があると言う。
        青汁大量飲用の一つの方法として、青汁にピロサン、顆粒を入れると大量に飲んだことになる・・・・・・

     最後に、今回の総会に色々御配意、御協力をいただきました倉敷中央病院当局と関係職員の方々に心から謝意を表します。
    (年岡記)


14. 被保険者のコーナー 私の健康法

     岡山県 S.D. 


     私は、酒もタバコも飲みません。
     年とともに体の不調も起きますが、一病息災とか。
     私なりに、遠藤仁郎先生提唱の青汁を長年飲んでいます。
     芋・豆・ナッパの完全食はできませんが、食の原点に還り有色野菜・生野菜を多く食べるようにしています。
     特に冬は青野菜が少なく、畑に残っている大根・蕪・人参の葉を利用した菜飯を作り、1歳を迎えた孫にも喜んで食べます。
     最近までケールを栽培しジューサーで作っていましたが、町内にも青汁車が入り牛乳とともに配達されるようになり、これを利用しています。
     正月には牛乳を休んでも青汁は飲みました。
     私は昭和52年に緑内障と診断され、以来岡山の病院へ通院中です。
     お陰で最近は大変よく、医師も驚かれるほど眼圧も下がり、視力も出てきました。
     難病ですが油断なく治療・コントロールを続け、青汁も一生飲みます。
     飲むのを怠ると体調が崩れます。
     青汁は食の不正を補うもの。
     量は多いほどよいのですが、続けることが大切です。
     以前、青汁について批判を受けましたが、遠藤先生曰く「其の人も必要な時が来るでしょう」。
     そのほか肉は鶏肉、魚は小魚を頭からと心がけています。
     また、心の健康法として米寿の夫と呆け防止に孫の守。
     いつも明るく前向きに、暇を割いて趣味に心をほぐしています。

    (こくほ岡山 3・3・1号より)


15. 体外受精で無脳児

    京大病院で2例続き中絶 先端医療に警鐘
     京都大医学部付属病院で昨年春、体外受精でできた胎児が2例続けて無脳症と診断され、いずれも中絶していたことが26日から松江市で始まった日本人類遺伝学会で、同大・産婦人科の林研(はやし・けん)助手らによって報告された。
     不妊の治療法として体外受精を利用し、世界では既に約2万人、国内でも数百人の子供が生まれたと推定されている。
     先天異常の発生率は通常の妊娠と変わらないとされているが、今回のように2例続けての無脳症の発生は極めて異例。
     林助手は「体外受精が無脳症の原因とは言い切れないが、無脳症が連続するのは統計的に考えにくいことで、原因を科学的にきっちり検討したい」としている。
     体外受精、凍結受精卵利用と“受胎革命”が急速に進んでいるが、今回の報告はこうした先端医療に対し警鐘となりそうだ。
     林助手によると、京都大・産婦人科では3年前から体外受精を始め、今年春までに31例妊娠に成功、流産したケースなどを除き15例、23人が無事生まれた。
     ところが昨年妊娠した30代と20代の母親の胎児が続けて無脳症であることが分かり、いずれも中絶した。
     同大が用いた方法は受精卵を子宮内に移植する一般的な体外受精法。
     特殊な操作はしておらず、その後奇形児は生まれていない。
     無脳症は脳の一部または全部が生まれつき欠けている最も重い奇形の一つ。
     発生率は世界各地でかなり異なるが、日本では出生児千人当たり0.4−0.8人程度とされており、生まれても長く生きることはできない。
     体外受精による出産は、日本では昭和58年に東北大で初めて成功。
     61年末までに47人が生まれ、異常児の出産例は報告されていない。
     62年以降も、日本産科婦人科学会が登録制度を設けているが、データは公表されていない。
     林助手は「これまで体外受精は安全性に問題ないと報告されているが、まだ分かっていない点も多く、慎重な対応が必要だ。
     データを公開し、きちんと研究すれば無脳症の発生メカニズムの解明にも役立つのではないか」と話している。

    (元・10・27 サンケイ)


16. ネパールのケール

     山口英雄先生によると、ネパールで医療奉仕活動をしていられる岩村先生が、先般、山口先生宅へ来訪され、“ネパールの西部山岳地帯は不毛の地とされていたが、岩村先生らのご努力によって、今では、ケールが青々とそだっており、その地方の子供の栄養失調がなおって来た”などのお話しがあった由。

    (平成3・4)(遠藤)


17. 約1ヵ月でのど・胸がラクになって・・・

     ずいぶん前から喘息で医者にも長くかかっています。
     薬を飲んだ時だけ楽になりますが、あとは「もとのもくあみ」です。
     仕事は個人タクシーですが、乗車中にも発作がでることがあります。
     そんなことを何回もくりかえし、仕事に自信がなくなりかけていた時に同僚からケールを紹介され、不安な気持ちでケール顆粒を飲みはじめました。
     飲みはじめてから1ヶ月半くらいですが、知らず知らずの内に喉・胸のあたりが楽になったような気がしています。
     また、爪の色が青白い感じだったのが赤みをおびてきました。
     疑心暗鬼で飲んでいたケールが、これほど早く効果が出るとは、思ってもいなかったのです。
     これで仕事にも自信をもつことができました。
     今は1日2合平均でこれからも飲み続けようと思っております。

    (平成3・5)


18. 農薬の空中散布は正に人命無視の暴挙です

     財団法人慈光会 理事長・医師 梁瀬義亮

      (1) 低毒性農薬と云われるものは決して無毒、無害ではありません。
       一般に低毒性農薬というと恰も無毒、無害の如く錯覚され健康食品にも低農薬等という如何がわしい言葉がよく使われますが、低毒性ということは急性中毒が起りにくいというだけのこと、一パツでコロリと死ぬことが少いというだけのことであって慢性中毒、発癌性、催奇形性等の害に於ては話は全く別で決して低毒性とは云えません。
       のみならず各人の体質により、或は同一人でもその時の体調によってはげしい急性中毒症状を起し、甚しきは死亡する例も可成りあるのです。
       低毒性という言葉を無毒と錯覚させる様な偽りの宣伝に惑わされてはなりません。
      (2) 有機燐性の農薬に慢性中毒はないということは全くの嘘です。
       「有機燐性の農薬は体内で分解され易く、蓄積作用が無く、従って慢性中毒は起らない。」と云う30年昔の誤った説が今も罷り通っています。
       これはとんでもないうそです。
       有機燐性の農薬の中毒に関してはいろいろと世界各国に於て研究され上述の嘘は否定されています。
       私も過去30年間このことについての調査と研究を重ねていますが有機燐性の農薬によって五乃至20年で様々の退行性疾患が起ることをたしかめています。
       例えば癌、白血病、リューマチ、肝臓疾患、胃、十二指腸潰瘍、貧血、視力障害、喘息等々です。
       又脳や神経、内分泌系や自律神経系に重大な変化を起し、文字通り心身を狂わせるのです。
      (3) 上述の事実を踏まえて農薬の空中散布は正に人命無視の暴挙です。
       アメリカの様に人家と田畝が遠く離れているところはいざ知らず、日本の様に田畑の中に人家があるところで農薬を空中散布することは害虫と一緒に人間の上にも農薬をぶっかけることです。
       更に散布された農薬はガス化して永く低迷するのでその害は甚しく、全くの暴挙という外はありません。
       殊に乳児や妊婦に於て害は更に甚しいのです。
       これは人命尊重の憲法の精神に全く反するものであり即刻中止されるべきであります。


19. タネ入れぬパン

     聖書を見ていると、所々“タネを入れぬパン”のことが出てきます。
     何かコトある時に食べるらしいが、あるいは健康上の配慮からかと、租谷祈りの家のT.H.さんにお願いして、しらべていただいた。(遠藤)

    ・たねをいれないパン
    種を入れないパン(へ)マッツァー、パン種を入れずに焼いた丸形の薄いパン、イスラエル人が急いでエジプトを出る時、パンを発酵させる時間がなかったので、パン種を入れないパンを食べた(出12:8、34、39)、
     また突然の客の来訪の際もこの種のパンを供した。
     主への火によるささげ物にはパン種を入れることが禁じられていたが、その理由は、発酵は腐敗を意味したからである。
     モーセの律法によって、過越の祭の際、7日間パン種を用いることが禁じられ(出12:15)、
     この律法はイスラエル人によって守られてきた。
     それは神への忠誠心を表すと同時に、他方味気のない食物によって出エジプトの苦難を思い起すためであった。
     そのゆえに、種を入れないパンの祭とも言い(U歴30:13、エズ6:22)、
     新約聖書では種なしパンの祝いと言われている(マタ26:17、ルカ22:1等)。
     
    ・たねをいれないパンのまつり
    種を入れないパン
    の祭り
     出エジプトを記念して、過越の祭に続いてアビブ(別名ニサン)の月の15日から7日間、種を入れないパンを食べて守られた。
     第1日と第7日には聖なる会合があり、安息日と同様に労働は許されなかった(レビ23:6−8)。
     それ以外の日は、安息日でなければ働いてもよかった。
     キリストや使徒の時代にもこれらの祭は行われ、パウロはキリストが「私たちの過越の子羊」であり、教会の一致と純潔のために「古いパン種を用いたり、悪意と不正のパン種を用いたりしないで、パン種のはいらない、純粋で真実なパンで、祭りをしよう」と勧めている(1コリ5:7−8)。
     旧約時代のこの祭りの守り方は民28:17−25、申16:1−8などに詳述されている。
     この祭の2日目に収穫の初穂の束がささげられることになっていた(レビ23:10−14)。


20. 青汁25年

     鳥取県 遠藤つや子 

     春のおそい山陰にも暖い日が参りました。
     秋蒔きのケール70本程植付けを終りました。
     春蒔きの苗も二葉が見えてきました。
     ブロッコリーも葉が濃い緑で実も葉もたべられるので、いまも20本程植えました。
     お蔭様で健康に過して居ります。
     青汁を飲み初めて25年に成ります。
     最初雑草を摺鉢ですり、布で濾してのんで居た頃のことを思えば、今はミキサーで本当に楽でございます。
     すりこぎを出して眺めて、5寸位も減っているのをみても、如何に四苦八苦の青汁であったかが想像できます。
     三日坊主では終らせたくないの一念で、ずっと続けて来たことを、我ながらよくやったと拍手をおくり度い今日此の頃でございます。
     青汁の出逢いで、79才の今日迄健康に暮せることは、毎日が感謝でございます。
     一人でも多くの方に伝えてあげ度く、新聞をみせてあげたり、先生の本を借して上げたりして居ります。


21.糖尿病

     大阪市 Y.K. 

     ある日突然倒れて救急車で病院にかつぎこまれ、検査をし、栄養失調と云われて実にびっくりしました。
     重い糖尿病だったのです。
     入院1週間目に、同級生の山田君にケールみどりを頼んだところ、粉末みどり200g入りを10袋お見舞だと持って来てくれました。
     さっそく大スプーン3杯飲みましたが、彼から1日に10杯飲む様に云われてそれ以来毎日飲みました。
     病院の先生には、だまっていたのです。
     毎日見舞客が来て、花や果物、時には今、食べてはいけない、おいしいもの迄持って来てくれますので、ついつい食べていました。
     ケールみどり粉末を信じ、これを飲めば中和するからと、安心して入院していました。
     毎日の尿検査で糖の数値がどんどん下がってくるのです。
     先生は治療法がよかったと思われていた様ですが、私はケールみどりの効果だと思い、毎日の検査数値を楽しみにしながら入院生活をしていました。
     見舞に来てくれる知人にも、ケールみどりはよいぞ、と話をしまして自分の飲み分の袋を、この人に1袋、あの人に1袋とプレゼントをして飲む様にすすめました。
     時々見舞に山田君が来て、毎日飲んでいるか、と聞かれるので、もうほとんど飲んで手持ちがなくなったと云うと、又10袋持って来て、頑張って1日も早く退院して下さい、と元気づけてくれます。
     私も、彼の為にもケールみどりの効果を体験しなくてはと一生懸命飲んだところ、1ヶ月で退院が出来ました。
     見舞客の人にこのすばらしい“ケールみどり”を飲む様にすすめ、私共々健康のよろこびを味う様につとめています。
     山田君は遠藤青汁普及会の会長さんでした。
     友人とはいいものですね。
     心より感謝をしています。

    (遠藤青汁普及会 体験集より)


22. うつ病、回復に向かう

     堺市 H.N. 

     青汁を毎日1合飲み始め、半年を経過しました。
     母もあんたの体のために、私も飲むというのが、きっかけでした。
     本当は2年間も続いたうつ病を治すということでした。
     最初、すごくこの青臭さと、苦さに苦労しました。
     病院へは2週間に一度、薬が切れたら通院という形です。
     カウンセリングと投薬の毎日です。
     1日に20錠近くの薬を飲んでいます。
     でも、これといった副作用はないのですが、胃が非常に荒れるのがどうしようもなかったのです。
     その荒れた胃を治すには、また、薬を飲まなくてはなりませんでした。
     その荒れた胃を治す意味でも、青汁を飲んでいました。
     すごく、荒れていたのでしょうか、胃がキューと引き締まる痛みがありました。
     飲んでいくうちに痛みも弱まり、便もおかしかったのですが(おかしいというよりほとんど下痢に近かった)、正常な便が出るようになりました。
     それと、この病気特有のイライラがなくなりました。
     夏場、本当に昨年は激しい猛暑で心身共に疲れていたのですが、何とか乗り越えられました。
     その他、心肺機能がよくなり、季節の変わり目、よくゼン息になるのですが、今年、昨年共にひかなくなりました。
     早朝トレーニングで、自転車で数キロ走るのですが、これでも息切れしなく、驚きの連続です。
     まったく、青汁の凄さはとてつもなく、私達の生命に躍動するようです。

    (青汁らいふ創刊号より)


23. 十三年来の変形ヒザ

     北九州市 K.K. 

     おかげさまで、13年来の変形ヒザが、歩行が楽になり、1分くらいなら正座出来るようになりました。
     慢性腎炎・胆石はよくも悪くもならず、1月末には血圧が220になりましたが、ただ今は170前後に落つきました。
     昨年10月から、近所の空地を借り(10坪)、大根、小松菜、水菜、春菊、ニラ、ネギ、パセリと、素人つくりで無農薬野菜を毎日いただきます。
     4〜5日前から、ヨモギ、ハコベを青汁にしております。

    (平成2・3)


24. 血糖値がおさまった

     東京都 S.K.

     主人(糖尿病)の血糖値がおさまったのはピロサンのせいでしょうか?
     先生が驚いて居られました。

    (平成2・11)


25. 血圧下がる

     神戸市 T.H. 

     私こと、去る5月10日に、第一回ドライ顆粒乾燥青汁を送って戴き、朝晩1袋ずつ食後に飲んでおります。
     非常に良い具合で、血圧も160〜90が140〜86と下り喜んでおります。


26. 汗もん

     広島市 M.H. 

     この8月4日で60才になりました。
     毎年夏がくると全身に汗もんができ、秋風が吹く頃までかきむしってはカサブタを作っていました。
     処が青汁顆粒を、毎日1袋づつ45日飲みました現在、汗もんの影もありません。
     汗もん位で病気ではないのだからと思っていましたが、汗もんの一つもない身体が愛おしくてなりません。
     本当に本当に有難うございました。

    (63・8)


27. .質問箱


     ケールには夏の間の水やりはどうします?


     せいぜい1〜2度でしょうか。
     かなりの旱天でもたいていやらずにすみます。


 コラム紹介

    薬品賎物といへども
    また奇効あらば貴重となすべし

     大和本草   



    人生を楽しむには智慧がいる
     モンテーニュ   



    蔬を食ひ、水を飲むは真に我が分
     仙語録   



    ヒポクラテス
    分利の日に起り而して全然熱を駆除する如き発汗は最も良性
    又全身に起り其の病症を軽減する発汗もよい
    之に反し斯の如き働きなき発汗は仮令(タトエ)
    発するも何等利益を伴はない








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