健康と青汁タイトル小 <1989年2月15日発行 第390号>
 目次



1. 甲状腺癌と青汁

     医学博士 遠藤 仁郎 

    5月3日の電話
     「62才の家内ですが、甲状腺癌で今までに7回手術をうけています。さいきん、また、その近くが腫れができました。病院では、たちのよいものだったが、古くなってたちが悪くなったんだろう、といっています。青汁をのんでいる(毎日4合)せいではないでしょうか。先生の“青汁は効く”の本に、甲状腺腫にはよくない、とあるのが気になっています。」
     「ケールのためではありません。ケールに甲状腺のはたらきをおさえる作用のある成分があるので、甲状腺の機能の衰えている甲状腺種のばあい、その腫れをつよめることがある、とはいわれています。しかし私の経験では、甲状腺機能の低下にたいしても、少しも差支ないばかりか、めざましい効果さえみられています(もっとも甲状腺種のない例でしたが)。
     なお、この甲状腺の腫れは単なる腫れで、癌とは全然関係のないものです。癌のたちについては、甲状腺のでも癌はやはり癌。悪性のものにちがいはありませんが、これまでの経過から、比較的たちのよいもののように思われていたのが、何かのため悪くなったというので、おそらく体力・抵抗力の衰えのためでしょう。要は、病気とからだとの力関係によるものです。
     青汁は、栄養を正しくし、血をきれいにして、栄養のまちがいによる血のにごりのために衰えている体力・抵抗力をもりあげようというものですから、このために癌の悪性度がたかめられるとは考えられません。もっとも、青汁の効果をあげるためには、少なくとも4〜5〜6合(もとのケール1.0〜1.5キロ)以上が必要ですから、飲めさえすればもっと多くされてはいかがですか。もっとも水分の量が多すぎて飲みづらければ粉末の併用もよいでしょう。」

    数日後
     くわしい検査で悪性度のたかい細胞が出ているので、コバルトや抗癌剤の治療が必要といわれているが、副作用がおそろしいので、ことわって青汁一本にしたいと思っている、とのことだったので、
     「いずれも副作用の強いものなので、そのため体力・抵抗力がおかされ、却ってよくないこともあります。しかし、青汁をしっかり飲んでいれば、それらの副作用がおさえられますから、ともかく、様子をみながらやってごらんになってはどうですか」と答えておいた。

    6月4日
     「青汁は毎日4〜6合のみコバルトをうけていますが、何の副作用もなく、好調をつづけています。」
     「それはおめでとうございます。副作用さえなければ、徹底的にたたいておくべきです。そして、その後、青汁中心の正しい食養生をつづけてゆくことが、今とるべき最善の方法といえましょう。」

    6月19日
     「コバルトは20回の1クールを終りました。抗癌剤は1クール10回ですが、いま2回やりました。ところが、白血球がひどくへったためとりやめ、ようやく回復して来たので続行したいとのことですが、私(ご主人)はもうやめたいと思います。どうでしょうか?」
     「そうだと、私も、もう止すべきだと思います。退院して、しっかり青汁をのまれてはどうですか。」
     「本人もそれを望んでいます。度々の手術、大小いろいろでしたが、以前にくらべこんどがずっと体調がよろしい。全く青汁のおかげと思う、といっています。」

    (60・8)(遠藤)

     ………その後の様子が知りたいものです。


2. 肺ガンだが

     医学博士 遠藤 仁郎 

     電話相談。
     「肺ガンといわれて入院していたが、きつい薬や放射線がこわいので退院。うちの仕事(クリーニング)をつづけている。別に何ともない。青汁をすすめられてピロサンを毎日大サジ山もり2杯づつのんでいる。からだの調子は至極よい。つづけていたらなおるだろうか?」
     「よいことは確かによい筈だが、それだけで治りきるかどうか、それはわからない。それに、青汁は薬ではなくて、食べもののまちがいをなおし、血をきれいにして、弱っている抵抗力をたかめ、癌に立ち向かおうというのだから、なまやさしいことではない。だいいち、今の分量では少なすぎる。」
     「どれくらい飲めばよろしいか?」
     「少なくとも、1日にケール1.0〜1.5キロ。青汁にして4〜5〜6合以上。多いほどよろしい。」
     「ピロサンでは?」
     「ピロサン大サジ山もり1杯が生の青汁の5勺くらいだから、8〜12杯以上、15杯でも20杯でも。ともかくしっかり。生命がけで飲むこと。また、青汁の効きめをたかめるために、ほかの食べものにも気をつけること。
     青汁のネライは、ふつうの食事に不足しているミネラル(アルカリ、ことにカルシウム)やビタミン類を補うことだから、ほかの食べものも、なるべくそれらの多いものにする。主食には、ミネラル・ビタミンの少ない白米飯をやめて、それらに富んでいるイモ類を。蛋白食には、同じように肉・魚の切り身よりは、全体食べられる小魚や大豆。
     そして、オカズの野菜にはなるべく良質ナッパにする。つまり、イモ・マメ・ナッパ・青汁食だ。また、青汁はもちろん、ほかのものもすべて、できるだけ安全なものにする。農薬その他生産用や保存用につかわれる薬や、添加物の中には発癌性のあるものが少なくないから、そういうものに汚染されているおそれのあるものはつとめてさける。(お宅の仕事につかう薬品にも十分気をつけること)といって、現在、本当に安心して食べられるものは殆んどない。そこで、せめて青汁だけでも十分飲もう、ということになるわけで(いく分毒消し作用もあるので)、非常識というほどの大量が必要と思われるし、実際そうして初めて効果ものぞめるわけだ。それに、青汁中心の食事に徹底していると、あなたがおそれている抗癌剤や放射線にも、よく耐えられる(副作用がおさえられ)から、安心してその治療もうけられる。
     なお、調理は簡単に、味つけはうすく。タバコ、酒はもとより、菓子・ジュース類など糖分の強いものもやめるかひかえること。その他一般養生法の大切なこというまでもない。」
     「血をきれいにするのに青汁だけ飲んだらどうか?ほかのものは食べずに?」
     「青汁断食というやつで、血をきれいにするにはいちばんよいんだが、あなたのばあい、体力をよわらせてはまずいから、1〜2日か2〜3日程度やってみて、調子がよければ時々やるというのが無難だろう。」

    (61・6)(遠藤)

     ………その後連絡がないので、どうなったかわからないのは残念だ。


3. 胃弱の乾燥ケール

     医学博士 遠藤 仁郎 

     胃弱がある。乾燥ケールをのむと調子が悪いが?

     ケールが悪い筈はありません。ふつうの青汁(しぼり汁)にくらべ、乾燥ケールには繊維が多いので。それが、胃の中で水分を吸い、ふくれます。そのためでないでしょうか。生のしぼり汁にするか、乾燥ものは、あらかじめ水に入れ、十分ふくらましてから飲むとよいでしょう。また、いちどにたくさん飲まず、さわらぬ程度の少量から、しだいにならしてゆくこと。要は、飲みかたの問題じゃないかと思われます。いろいろためしてみてください。


4. リニアク治療をうけている

     医学博士 遠藤 仁郎 

     「おやじが、親知らずをぬいたあと痛みがとまらず、大学病院に入院。いまリニアク療法をうけていますが、青汁をのみたいといっています。」
     「リニアクといえば、やはりレントゲンですから、悪性のものなんでしょう。」
     「そうなんです。」
     「ともかくしっかり飲んでもらって下さい。リニアクはレントゲン線をせまい範囲にしぼってあてる特殊の方法ですから、全身性の副作用は、あるいはないか、少ないかも知れませんが、局所へのものはさけられないでしょう。これにたいしても青汁はかなり効くようです。
     こういうことがありました。上顎癌の手術後コバルト照射をうけたんですが、手術まえから熱心に青汁をのまれました。ふつうこの治療では、放射線のため、口がひどく荒れて食事もできず、衰弱のため、治療を中断することが多いんだそうですが、この方は、口も荒れず、食欲もおとろえず、治療を完了することができました。その後も、ずっと青汁をつづけ、もう10年以上になりましょうが、元気にしていられます。」
     「分量はどれほど?」
     「この方は女性でしたが、毎日5〜6合以上のんだということでした。もとのナッパだと1.5キロです。少なくともそれくらいは飲むべきでしょう。多ければ多いほどよろしい。もちろん無農薬のものでなければなりません。また、絶対中断してはいけません。油断すると、折角もり上っている抵抗力がよわって、急に悪化することがないとはいえないからです。その他、食べものはすべて、できるだけ安全なものとし、タバコはもとより、酒や菓子、ジュースなど甘いものもやめること。白いご飯はひかえて芋類を多くし、肉や魚の切り身よりは小魚、大豆ものにし、ナッパを主とする野菜・海藻などを十分そえる(イモ・マメ・ナッパ・青汁食)など一般食事にも注意してほしいと思います。」

    (59・9)(遠藤)


5. 狭心症おさまる

    徳島県 H.O. 

     お蔭様で次第に体調をとりもどし、勤務に精励できるようになりましたが、食事には常に気をつけないと又心臓の調子がおかしくなるような毎日を送っています。


6. 海藻類に発がん抑制効果
 ワカメやコンブなど6種

     緑黄色野菜にはがんの発生を予防する効果があるとされているが、ワカメ、コンブなど海藻類にも緑黄色野菜以上の発がん抑制効果のあることが、京大農学部食品工学教室(小清水弘一教授)の大東肇助教授らの研究で分かった。20日から東京で開かれる日本癌(がん)学会で発表される。
     正常な細胞が、がん細胞に変わるプロセスはイニシエーターと呼ばれるさまざまな発がん物質が細胞内の遺伝子に作用し、眠っているがん遺伝子の目を覚まさせるイニシエーションと、プロモーターと呼ばれる発がん物質が細胞のがん化を促進するプロモーションの二段階からなる。
     大東助教授らはふだん人間が食べている海藻や野菜類に、どれだけプロモーション作用を抑制する効果があるか調べた。抑制効果の判定にはラジ細胞という白血球の一種を使った。この細胞にはもともとがんウイルスの遺伝子が組み込まれており、プロモーターを加えて培養するとがんウイルスが活性化されて、細胞表面に特殊なタンパク質(早期抗原)が作られる。実験では、市販されている海藻の中から8種類を選び、それぞれ成分を抽出。この成分とプロモーター役の発がん物質TPAとを混ぜてラジ細胞を培養、抗原の出現数を調べた。この結果、6種類に発がん抑制効果がみられ、特にコンブとワカメはTPAだけで培養したのに比べ、抗原の抑制率は75%以上だった。

    (63・9・18 サンケイ)


7. コーヒーと血中コレステロール

     高コレステロール血症の33名の男性を対象に、コーヒー飲用と血中コレステロール濃度の関連を、ノルウェー、Tromsφ大学のO.H.Fφrdeら4人の医師が報告している。
     対象を1群8〜9名の4群に分け、10週にわたり次の通り観察を行った。

     第1群:平常通りコーヒー飲用。
     第2群:10週間コーヒー飲用を中止。
     第3群:はじめの5週間コーヒーをやめ、その後は直接湯でわかしたコーヒー飲用。
     第4群:はじめの5週間コーヒーをやめ、その後はコーヒーわかし器でフィルターを通したコーヒー飲用。

     その結果、第2、3、4群はコーヒーをやめた5週間中に、ほぼ同様に血中総コレステロール濃度が減少し、平均約10%の低下をみた。その後さらにコーヒー飲用を中止した第2群はなお低下を続け、10週後には約13%の低下を示した。
     一方、第6週目から再び飲用をはじめた第3、4群では、第3群がコレステロールの上昇傾向を示したのに対し、第4群では5週後のレベルをほぼ持続して10週に至った。現在のところ、コーヒーの血中コレステロールに対する作用機序は全く不明であり、この実験はコーヒーの用量とコレステロール濃度変化の量的関係を明らかにするものではないが、少なくとも高コレステロール血症の患者がコーヒー飲用をやめることによって血中総コレステロール値の低下をみることは確かのようであり、またその効果はコーヒーのいれ方いかんによって左右されることも示唆されたとしている。

    (日本医師会雑誌 第95巻・第3号/昭和61年2月1日より)


8. 正成流ダイエット
 大切な昼、夕食前のスポーツ

    筑波大助教授 M.S. 

     貯蔵脂肪を減らすには、その分解、放出を促すことが大切です。脂肪は脂肪細胞の中で脂肪酸とグリセリンに分解されたあと血液に放出され、心臓や筋肉にとり込まれてエネルギーに使われます。この過程を活発化するには、食後の絶食時間を十分とること。朝食、昼食、夕食の前の約2時間は、貯蔵脂肪の分解、放出が1日中で最も活発な時間帯です。
     早朝には体操、ウオーキング、ジョギング、
     そして昼食や夕食前にスポーツをすることは、貯蔵脂肪減らしの効率を高めます。しかし、10時や3時のティータイムに、でんぷんや糖分がタップリのスナックをとると、貯蔵脂肪の分解系をストップさせてしまいます。ぶどう糖が血中に増え、脂肪細胞に取り込まれて活性グリセリンとなり、折角分解されて細胞外に放出されようとしている脂肪酸をつかまえて、再び貯蔵脂肪にしてしまうからです コーヒーや紅茶のカフェインは、貯蔵脂肪の分解系を刺激します。4ヵ月で15kg減量したT嬢は、もちろん、コーヒーは砂糖なし、脱脂粉乳入りでカシコク飲みます。


9. 足腰の痛みから解放され正月を迎える

    堺 S.K. 

     ケールを飲みはじめて8ヶ月目に入りその利き目に驚きかつ確信をもつ今日此の頃です。
     はじめは名さえ知らなかったのみにくい虫だらけの葉っぱと紹介して頂いた方を唯信じて半信半疑で必死の思いに飲み続けました。2ヶ月目、3ヶ月目は余り答えは出ませんでした。
     主人は長年の糖尿病と脳血栓の後遺症、私は心臓狭心症及び腰と膝関節変形症にて通院中(これも10年来)。主人の血糖値は下り出し、歩く事も不自由であった私の足腰の痛みもだんだんよくなり、苦痛から解放され自分でも驚く程、元の健康体にかえりつつある様に思われます。体重も5kg程減り身が軽くなり、年末の大掃除も楽に出来、おせち料理も13種類きれいに出来て心晴ればれと何年振りかで新年を迎える事が出来ました。
     今迄は一寸外出しては疲れ、用事をすれば疲れの繰り返しが疲れを感じなくなりました。足の痛みに耐えかねて、自転車に頼り勝ちでしたが、歩いて買物が出来る様になりました。12月のはじめに主治医も検査データーをみて
     「どうしたんやろな―何かしていますか」と。
     「ケールを飲んでるだけです」
     「フーン、その名は聞いていますが」
     とニコニコ顔でした。それから昨年5月頃、緑内障の疑いありと診断された私の眼、一時はどうなるかと悲痛な気持でしたが、11月頃から眼圧も下り定期的な検診は必要乍ら、その後平常を保ち、これもケールのお蔭かと思います。これだけ顕著に利き目が表れてくれたケール、飲んでよかった、紹介して頂いた吉井様や健人の会の方々に感謝し、これからも健康のため末永く飲み続けてゆくつもりです。(ケール健人会報))


10. 肝硬変 ピロサンを飲み始めて

    石垣市 H.I. 

     昨年7月吐血し、入院6ヶ月。その後、休職して、療養しております。
     医者は復職は無理だというのですが、私は、復職したいと思い、その望みを持って、療養しております。1月に退院して、通院。定期的に血液検査をしておりますが、病状はずっとおなじでした。
     今年7月、ピロサンを知り野菜がわりにと1日50粒ずつ飲み始めて、2か月程たった時の検診日に、
     「色素沈着がとれてきましたね、ずい分色がよくなりましたよ」
     と主治医からいわれました。私は、毎日鏡を見ていますから、毎日の変化は目につきにくく、自分では全く気がつきませんでした。それでも、血液検査の結果は、変化がありませんでした。
     しかし、長い間つき合ってきて、あきらめていたシミが、うすくなって来ているということが嬉しく、病気は良くならなくても、色がよくなるのならもうけものと思い、その後は、少し望みを持って飲みつづけました。それから、又、2か月程たった時の血液検査で、GOTとGPT、ビリルビン指数が下り、ビリルビンは正常値に、GOTとGPTは2ケタになりました。
     私は数字を見た瞬間「下がった!」と喜びがわきおこる気がしました。
     主治医も「信じられないな」といいながら、喜んで下さいました。胆石もあり、つかれたなと思うと、右上腹部がいたんでいたのですが、気がついてみると、いつの間にかいたみを感じなくなっていました。もちろん、くすりを飲んでいますので、その効果とも考えられますが、主治医が色素沈着が取れたことやビリルビン数値が正常値になったことを信じられないな、というのですから、これはピロサンの効果だと、ピロサンとの出会いを心から喜んでおります。今は来年4月からの復職を目ざしております。(63・11)


11. 肝臓と糖尿病

    柏 K.M. 

     青汁顆粒を知ったのは昭和62年8月。肝臓と糖尿病(血糖が400ありました)で、入院をすすめられている時でした。田辺先生の指導をうけまして、青汁を1日に12袋多い日には15〜6袋を飲み始め、また食物にも気をつけました。今では、とても元気になり、仕事もできるようになり、これも青汁顆粒のおかげと、とても感謝しています。知人にもすすめ、よろこばれています。これからも家族共々、飲み続けていきたいと思います。

    (63・9)


12. 有難いこと

    熊本市 I.T. 

     すこぶる元気に、人にほめられて暮しています。発剌としているとか、お元気ですね、とかの言葉をいただけない日は一日もございません。この言葉はとてもありがたく、うれしく思いますとともに、私へのはげましになっているように感じられます。これも青汁、と感謝しながら、ちょっと不快なところのある日は多い目にいただきます。西洋薬のお世話になることなく、カゼをひいても一服の抗生剤ものみません。頭が痛くても、多く飲みますと薬はいりません。このように、殆んどのことは青汁でなおしてしまっています。青汁で、自然治癒力と申しましょうか、生命力がわいて来るのが感じられます。ありがたいことでございます。

    (62・7))


13. 止めるとわかる

    京都府 K.K. 

     青汁のすばらしい効能。しばらく飲むのを止めた時に、とてもよくわかります。冬場はケールがあまり取れなくで、毎日とはいかず、春からしっかり育てたいと思っております。種子をお願いいたします。今春には種子を沢山とりたいと思っていますが、今播くのがありませんので。(62・3)


14. 混濁の世に親鸞再来

     田辺 弘 

     下下の者があやしげなむづかしい医学や薬学を知らなくても 難病にも奇病にも 現代学に勝るような尊いお蔭(健康)は誰にでも受けられるのだ たヾ 南無青汁(医博・遠藤流)を信ずればよい 行ずればよいのだ(1988年 5月5日)


15. 質問箱


     青汁健康法とは、どういうことですか?


     ふつうの食事に不足がちなミネラルやビタミンを、それらに富んだ野菜をうんと食べて補おうという健康法ですが、大量が必要なので、しぼり汁にして飲もうというものです。


コラム紹介

    知恵とわざが進むだけ
    人間は自然からはなれ
    それだけ健康をそこねている



    善く摂生する者は、
    臥起に四時の早晩あり、
    興居に至和の常制あり、
    筋骨を調利するに偃仰の方あり、
    疾を杜ぎ邪を閑ぐに呑吐の術あり、
    栄衛を流行せしむるに補潟の法あり、
    労逸を節宜するに与奪の要あり、
    怒を忍びて以て陰気を全ふし
    喜を抑へて以て陽気を養い、
    然る後に先づ草木を服して虧缺を救ひ、
    後全丹を服して以て無窮を定めんとす、
    長生の理は此に尽く

    抱朴子



    寒熱の地獄へ通ふ茶柄杓も
    心なければ苦しみもなし
    千利休







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