健康と青汁タイトル小 <1988年11月15日発行 第387号>
 目次



1. 六〇ヒザ

     医学博士 遠藤 仁郎 

     62歳のお寺さん。
     「三ヶ月まえから、右の膝関節がはれ、座ると痛み、正座することが多いので難渋しています。」
     「変形性膝関節炎、俗に六〇ヒザというやつでしょう。」
     「そうなんです。青汁がよいのでは、とすすめられて、ご相談に上りました。」
     「私もやったことがありますが、青汁中心の食養生がよかったように感じています。専門的には、水をぬいたり、薬(ステロイド剤)を注射したりするようですが、その効果は、いずれも一時的。
     それだけで治りきるわけでもありませんし、時には、かえって厄介な故障(ステロイド症)をおこさないとも限りません。もともと老化によるもの。血のにごりが原因になっているにそういありませんから、局所の治療と同時に、ともかく血をきれいにするようつとめなければならない、とかんがえられます。
     ご参考までに、私の体験を申し上げてみましょう。

     最初は満40才の時。
     ちょうど五〇肩のような痛みがあらわれました(四〇肩)が、1ヶ月くらいで自然になくなりました。当時の私は、いまふつうの、いわゆる高カロリー高蛋白質食でした。そのため血がにごっており、50で出るものが早々と出たのでしょう。
     次は満50才の時。全く型通りの五〇肩でしたが、3ケ月くらいでなくなりました。
     ナッパ・青汁食にきりかえたのは43才の秋でしたから、以前にくらべ、血はよほどきれいになっていた筈なんですが、精進が足らず、不十分だったためでしょう。
     しかし、症状はたしかに軽く、また、ふつうよりは余程はやく治ったようです。
     それから10年たって満60才でおきたのが、こんどはヒザでかなり腫れていました。
     歩くには大して差支えませんでしたが、座りづらい。ちょうど、その時おやじとおふくろの法事があって難儀しました。
     しかし、これも3〜4ヶ月で、何もせずに治ってしまいました。
     満70才で、またちょっと肩が痛みましたが、1ヶ月足らずですみました。
     で、80になったらどこに来るか、と思っていましたが、何ごともありませんでした。
     が、2年おくれて82才の冬、脚腰にかなりきつい痛み(筋肉痛)が出ました。
     83の冬にも多少ありましたが、それ以後は何ともありません。
     これらの関節や筋肉の異常は、いずれも老化によるものであることはいうまでもありませんが、10年毎に出ているところからみると、どうも、加令によって周期的に、自然におこる一時的の変調によるもの、いうならば、一種の生理的現象ではないか、とひとりぎめしています。
     それはともあれ、できるだけ血をきれいにすることは大切とかんがえられますから、イモ・マメ・ナッパ・青汁食といった、青汁を中心とする食の合理化をおすすめしたいと思います。
     食べものはなるべく安全なものをえらび、調理は簡単に、味つけはうすくすること。アルコール・糖分はできるだけひかえること。
     そして青汁は少なくともコップ4〜5杯(もとのナッパ1キロ)以上。多いほどよろしい。
     患部はなるべく温かくし冷やさないこと、軽い運動(自動・他動)、マッサージの励行も大切です。
     「なお、試みに、もっとも徹底した青汁食である青汁絶食をやってごらんになってはいかがでしょう。1日でも2〜3日でも、ほかの食事は一切せず、青汁を飲めるだけのみます。5合でも6合でもらくにのめます。それがきっかけになって症状が軽快することがありますし、少なくとも一時的にもかなりの効果が出るものです」
     と申し上げておいたが、さっそくやられたらしい。
     数日後のおたよりに、
     「早々、2日間絶食をして、青汁(顆粒)12〜3袋(生の4〜5合相当)づつ服用いたしました。通常の勤行と法儀を修めましたので、空腹でいささか難儀しましたが、おかげさまで、今日は少し調子がよいようで、足の運動が軽快にできるようになりました」
     とあった。
    (62・12)


2. むかし話(初期の旧稿から) 五十肩と緑葉食
前回参照

     医学博士 遠藤 仁郎 

     三木威勇治教授の著書によれば、

     「五十肩というのは疼痛性肩関節制動症で、その病変は老人性変化または外傷、炎症性変化などである。そして組織が老人性となることがその素因をつくる。大体、老人性の変化を起した組織は外界の刺戟に対する反応が弱く鈍いので、急性の軽い運動痛や放散痛は乏しくて、後に残る関節攣縮が目立ち、不注意な運動で痛むものである。手当として、初期の放散痛や運動痛には安静固定、温熱応用その他が行われ、後の筋性攣縮には温熱、マッサージ、自動運動などによる寛解に重きをおく」、
     といわれている。
     しかし、老人性変化が根本である以上、これら局所処置とともに、一般若返り法を講ずべきはいうまでもないことで、正しい栄養を主とした日常生活の合理化が大切であろう。
     同書には、栄養についての具体的記載がないが、菜食ことに緑葉生食がよいようである。私は以前軍隊にいた頃、兵食によって肩の痛を覚え菜食で速かに去るのを経験しているが、今年の初ごろから(丁度50才なんだが)ちょいちょい肩が痛んだ。
     それはきまって悪食のつづいた後であり、緑葉食にし青汁を飲んでいると間も無く忘れてしまう。
     大言海には、俚言要覧をひいて、
     「五十腕、凡そ人50歳ばかりの時手腕骨節の痛むことあり。程過ぐれば薬せずして癒ゆるものなり。俗にこれを五十腕とも五十肩ともいふ。又、長命病ともいふ」
     とあるごとく自然にも治るものだが、こうした注意によって治りをはやめることが出来、また防ぐこともできるようである。
    (25・1)


3. 脚腰の痛み

     医学博士 遠藤 仁郎 

     72才の老女。

     「いぜん、ケールを栽培して飲み、大変調子がよかったんですが、その後、やめていました。さいきんになって、脚腰が痛みだしましたので、また飲んでいますが、“ケールはアルカリが強いので、それだけよりも、他の野菜やくだものを混ぜた方がよろしい”という人があり、迷っています。」
     「とんでもありません。そのアルカリが、ことに、その中のカルシウムが、痛みによいのです。ほかの野菜やくだものもアルカリ性ではありますが、肝腎のカルシウムが少ないので、それだけ効果が落ちます。迷わずにケールを、少なくとも4〜500g、もっと多く7〜800gから1キロを(汁にして2合から3〜4合)おのみなさい。もっと多ければなお結構です。
     なんでしたら、1日でも2日でも、ほかのものは何も食べず、青汁だけを飲んでごらんになってはいかがです。青汁絶食というやつで、5〜6合以上でもラクに飲め、それっきりよくなることがあります。
     反対に、よくないものの筆頭は糖分。
     お菓子やジュース、味つけの砂糖などがすぎると、痛が出たり、強くなります。次が白いご飯やお餅。そして肉や魚の類。これらは、みな、酸性の強いもので、これらがすぎると血が酸性にかたむき、カルシウムの力がよわって痛みが出たり、強くなります。
     その酸を中和するのがアルカリ。そしてカルシウムには神経の感じをおさえ鎮める作用があるからで、アルカリ性が強くカルシウムの多いケールがよい所以です。
     なお、脚腰の痛みには、その部の血のめぐりをよくすることが大切ですから、少々痛くても、軽い運動をしたり、もんだり、たたいたり、お風呂や温泉であたためること。また、真綿やモグサを入れた腰まき、パンツ、懐炉などで冷さないよう気をつけることです。
    (62・11)


4. ネフローゼ

     医学博士 遠藤 仁郎 

     「ネフローゼのこどもです。青汁を飲ませたいのですが、尿量が400〜500くらいしかありません。どうすればよいでしょうか?」

     「ほかによい方法のない病気ですから、のめるだけのんでほしいですが、少々の分量では効きません。
     少なくとも、もとのケール700〜800gから1キロ。青汁にして正味コップ3〜4杯は必要ですから、たしかに尿量をオーバーします。
     青汁をのみだすと尿量は多少ふえてきますから、大丈夫とは思いますが、ご心配でしたら、なるべく水分を少なくするため、乾燥ものを利用されることです。
     なれれば、ほんの僅かの水でのめます。また、生の青汁に混ぜてのむか、練って食べたり、ご飯にかけ、おかずに入れて食べてもよろしい。いろいろ工夫して、ともかく、のめるだけ多く飲んでいると、そのうち尿量がましてくるでしょう。
     そしたら、適宜生の青汁を加える、という風にやってごらんになってはいかがでしょう。」
     「粉のばあいの分量は?」
     「製品によります。たとえば、大阪のピロサン緑袋1ヶ、東京の顆粒1袋は、だいたい生の青汁の5勺、ケール120〜30gに相当するようです。他にもいろいろの製品があり、それぞれちがいましょうから、詳しいことは製造元なり発売元でたしかめてください。」

    (62・10)


5. 生活の知恵は大切

     医学博士 遠藤 仁郎 

     ことわざに詳しい安達隆一・神戸市外国語大教授(国語学)の話「旬のものを食べると、75日寿命が延びるという『初物七五日』のことわざを実証したもので、とても面白い研究だ。
     ことわざは長年の生活経験から生まれたものだが、科学的な根拠があるものが多い。これもその1つで、生活の知恵の大切さがよくわかる」

    (62・10・27 夕刊読売)


6. ダイコン

    ビタミンCの貴重な供給源
     晩秋の夕日を浴びて、収穫したダイコンを1本1本丁寧に流水で洗う光景は、かつてはどの地方でも見られた。
     しかし、最近では自動洗浄器で簡単にピカピカに磨かれるハイテク時代となった。時代は変わっても、ダイコンの人気は相変わらず高く、収穫量、消費量ともに日本の野菜の中で最も多く、名実ともに野菜の王様である。

     古くから日本で栽培されたが、原産地は地中海沿岸。
     古事記に淞富泥(おほね、大根)の名で現れる。
     すずしろ(鈴白)ともよばれる。
     大根足はもともとは女性の白い足を褒めたたえた表現であったが、いつのまにか太さを冷やかす意味に変わった。
     長い間の品種改良で、さまざまな形態のものに分化した。
     「桜島」は重さ10キロにも達するジャンボ、「守口」は長さ2メートル近くにもなるスリム。日本人はダイコンの白色を好むが、中国には赤や青の肉色をもつものもある。
     青首は甘みが強く、どんな料理にも向いているため、消費者からの評価が高い。
     根は水分が大部分である。残りは糖質、食物繊維で、ビタミンCも多い。
     「大根食うたら菜葉は干せ」とことわざにあるように、葉にはビタミンC、カロチン、カルシウム、鉄、カリウムなどが多いので、干し葉にして保存し、まさかのときに利用されてきた。
     加工品の糖みそ漬けはビタミンB1やナイアシンが増える。

    (啓介)


     ダイコンのほのかな甘みはブドウ糖が主体、ショ糖が補佐役である。
     合計で3%内外含まれる。ビタミンCが多いことはよく知られているが、根に15ミリグラム、葉に70ミリグラムと、葉に圧倒的に多い。
     根におけるCの分布は均一ではなく、葉のつけ根に近い上部、成長著しい先端部、皮部などの、どちらかというと破棄されやすい部位に多い。
     また、若どりのダイコンにはCが多く、収穫が遅れるほど減少していく。
     ビタミンC不足は歯ぐきからの出血や内出血の治療を遅らせる。
     生体内における油脂の過酸化物の生成を防ぐ抗酸化作用、魚の焼け焦げに含まれる発がん物質の抑制、抗高脂血症やストレスへの抵抗力の増強などビタミンCの効果は多彩である。
     Cの不足しやすい冬場には、ダイコンは貴重な供給源となる。
     「ダイコンどきの医者いらず」といわれるように、ダイコンは消化を助け、いくら食べても飽きない。ご承知のように、ダイコンにはもちやご飯のでんぷんを消化するアミラーゼという消化酵素が含まれている。皮部に多く、冬よりも夏のダイコンに多い。

     辛みの母体はイソチオシアネート。ダイコンの代謝が活発な生育初期に多く、成長とともに減少し、根の先端部に近づくほど含量が増してくる。ダイコンおろしの辛みを敬遠したい人は根の上部を選び、先端部を避けるとよい。おろしたものに酢やみそを加えたり、わずかに熱したり、しばらく放置しておけば辛みは減少する。
     ダイコンとニンジンを一緒に混ぜおろすもみじおろしは、せっかくのCをニンジンが酸化してしまう。30分でCが3分の1に減ってしまうので注意したい。

     この場合でも、酢、しょうゆ、食塩などを加えておけばCの分解は遅れる。
     ダイコンは形が整っており、根が真っすぐな雪白のものがよい。根が曲がったり、裂けたり、二股のもの、ひげ根が発達しているものはよくない。
     加熱すると首部が黒く変色し、コルク状になったり、裂け目ができる。肉質は多汁でしかもち密なものが望ましい。鬆(す)が入ったり、水気が少ないものは食味が悪いだけでなく、栄養価値も低い。
    (悦子)

    (啓介氏は国立栄養研究所の栄養資源開発研究室長、
    悦子さんは病態栄養研究室長)
    (62・11・18 サンケイ)


7. ネフローゼ順調

    富士見市 H.S. 

     病人は18才で、病名は真性ネフローゼ。発症は5才。
     5年間はほとんど毎年再発をくり返し、以後1年おき、3年おき。
     今回は4年間後の風邪による再発でございました。
     現在入院中ですので、面会は、時間制限があり、青汁を飲ませるとしても、時間的に3回は無理かと存じます。プレドニンに対して反応がよく、1週間程度で蛋白が消失し完全にマイナスになった時点で退院になる予定です。
     帰宅後は食事療法も自由になることと思われます。
     本人の食事の傾向は、普段はパン、米飯等は少量。好き嫌いはほとんどありません。甘味よりさっぱりしたものを好みます。
     運動(スポーツ)は好きで出来ればやりたいようですが、観戦程度にしておりました。

    (61・12)


     青汁食をすすめて、病院内でも腎臓食になるべく近づける事にした。
    [田辺]


     青汁を頂きましてから早や1ヶ月近くになります。
     お蔭様でネフローゼも順調に回復しており、昨年暮、廿六日に半月程で退院いたしました。プレドニンも現在隔日12錠ですが、22日で完全に中止することになりました。
     今後も青汁を続けていきたいと存じます。
    (62・1)


    プレドニン中止、青汁食にして
     青汁続けて飲用しておりますが湿疹は大分治って参りました。ネフローゼはプレドニンはよく効きますが、中止した後、風邪(嘔吐)を引き再発してしまいました。
     今まで一度プレドニンを使うと少なくとも1、2年は再発せず、前回は4年間無事だったのですが、今回は運悪く悪性の風邪だったのでしょう。現在隔日12錠服用しております。
    (62・2)


     青汁を飲みはじめてから早や3ヶ月になります。今のところ、身体の調子は順調のようですが、顔や頭に吹出物(しっしん)が出たり、指先のひょうそうが次々と出来て困っております。
    (62・3)


     ○プレドニンのせいではありませんか。青汁をもっとふやしてみて下さい。
    (遠藤)

    (Medical Tribune 85・10・17)


8. ケールと私

    高石市 I.M 

     伊藤さん牧村さんにすすめられてケールを飲み始めて約1年半経った。
     私には元来3つの慢性の病があった。
     母ゆづりの本態性高血圧症と痛風、それに変形性関節症である。
     高血圧症は下降剤を飲みつづけても140〜100で、医師に最低100を割らなければ駄目と云われ、この間興奮した時など鼻血が止まらなくなり、2回救急車で病院にはこび込まれたりした。
     その時は200〜120と云われ、あわや死と対面かと思った程である。
     痛風は4回程発作に見舞われ、足の親指のつけ根がふくれ上がり、歩くことも出来ず10日程びっこを引いて歩き、普通に歩いている人を見てうらやましく思ったものである。
     また駅の階残の上り下りに足の関節に痛みを感じ、接骨医院に約1年通院したが、よくも悪くもならなかった。その間関節の水を抜いたこともあった。医師には変形性関節症と云われ、もっとヤセて体重を軽くし、足の運動をと、指導されたが一向によくならなかった。

     初めてケールの青汁を飲んだ時は、これは大変果して継続し得るかと心配したが、云われるとおり飲みつづけると段々慣れて来て飲みづらさはなくなり、今日では、1日飲まない日は何か忘れものをしたようなもの足りなさを感ずる程である。
     おかげで最近では血圧下降剤を減らしているが、130〜85で平常血圧を保っており、この数年痛風の発作も起らず、足の関節も走っても階段の上り下りにも何の苦痛も感じなくなった。これもケールのおかげと日夜感謝している次第である。
     生涯ケールを飲みつづけて長生きし、社会に役立ちたいものである。
     ケールよ!ありがとう。

    (ケール健人会報より)


9. よろこばしいこと

    仙台市 K.O. 

     最近、たいへん気候がよくなり、ケールもそだってきました。お客さまにも種子をさしあげ、よくそだっているとのことで、顆粒はあまりでなくなりましたが、みなさんが難病をなおしていらっしゃるので、よろこばしいことと思っております。


10. 体験から得た健康道(2)
前回参照

     自然食実践家
     元セ・ソウルロータリークラブ会長
      鶴坡 金 時 必(数え78歳)

     さて、私の毎日の食生活の内容を率直に披瀝する。

      1. 午前6時30分起床。
      2. 根昆布を一昼夜水に放置して出た粘液を飲む。(これは循環器系疾患に有益である。私には何等このような病気はないが、ヨードの効果があるということから実行している。)
      3. 生水2〜3杯をゆっくり飲む。
      4. 銭湯に行く(50年間継続している)。
      5. 朝ご飯の代りに前述の八宝粥を少量食べる。
      6. 食后、醸造酢を水に割って飲む。この他に生栗(乾栗)、蓮子肉(漢方材)、大豆、杏仁の粉末を、交互に大きなスプーン一匙を食べる。
      7. ケールの青汁コップ1杯。
      8. 季節の果物。
      9. 昼食は外食する場合が多い。蕎麦を好む。家にて食べる時は粉乳といも類である。
      10. 夕飯は、白米を全然混入しない純雑穀のご飯を食べる。ご飯自体が美味いので別におかず(菜)は要らぬ程度。昆布の油揚げ、豆腐、野菜、いわし(全体食)など。醸造酢を水に割って飲む。(朝と仝じ)
      11. 季節の果物。

     特色としては

      • 肉類を全然食べないこと。
      • いも類を出来るだけ多く食べる。
      • 間食はしない。
      • 腹が減ってから食事する。
      • お菓子類は全然家にはない。
      • 調味はうすく、塩辛くしない。
      • 醸造酢を多く利用することである。
      • 自宅から事務所までは車を利用するも、それからは歩く。1日1万歩以上歩くことが多い。との信念は、私の体験から、強く信奉している。
      • 月に2〜3回登山を楽しむ。
      • 白米よりは玄米が良い。玄米よりは雑穀が良い。雑穀よりは豆が良い。豆よりはいも類が良い。との信念は、私の体験から、強く信奉している。

     健康は人生の全部ではない。しかし健康なくしては人生を円満に送る事は出来ない。私の食生活が一見煩雑に見えるかも知れないが、慣れてしまえば何でもない。
     至極簡単であり、合理的である。平素の努力により病気(殊に成人病)に罹らないのが賢明である。
     成人病に罹れば病院や薬の力ではなかなか完治するものではない。
     家庭に病人が出たらその家庭は憂うつである。その時はお金があっても、社会的地位が高くても役にたたぬ。
     身外無物!先ず健康!これが私の社会生活に於ける唯一の指標である。

    (88・7)


11. 質問箱


     青汁の材料には、
     ミネラル・ビタミンに富んでさえいればなんでもよろしいか?


     はい。但し、もう一つ大切な条件があります――清浄であり無害・無毒性でなければなりません。


コラム紹介

    天皇陛下も青汁を飲んでほしい(ほしかった)と
    銀座スタンドのお客さんが口々に言っております。

    (63・10)



    心のたのしみは良薬なり
    霊魂のうれいは骨を枯らす
    旧約箴言一七



    人間の基礎は物質にあらず
    精神にあり
    エマーソン



    病める肉体病める精神
    独諺



    病身は病心をなす
    英諺







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