<1988年6月15日発行 第382号> | ||||||||||
目次 | ||||||||||
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1. 肝臓に異常 | ||||||||||
医学博士 遠藤 仁郎 大阪からの電話。 「慢性喉頭炎(溶連菌の感染による)で声が出にくかったので、1年ほど前から週に9キロのケールをもらい(ケール健人の会から)、しぼって飲んでいるが、しだいに体調がよくなり、食欲すすみ、ダルサがとれ疲れることもなくなり、声も出だした。ところが、1週間まえの検査で肝臓の反応が出ており、脂肪肝だといわれた。青汁がさわったのだろうか?」とのこと。 「青汁でそんなことはおこる筈がない。よくはなっても、悪くなることは絶対にない。脂肪肝というのは、肝臓のはたらきが悪くなって脂肪がたまったもの(本紙362号、61・10参照)。なにかほかに原因があるのでないか。脂肪がふえたことから、まず考えられることは食べものだが・・・・・・。」 「おいしいものだからよく食べる。55キロだった体重が、さいきん60をオーバーするくらいになっている。」 「青汁をやりだすと何でもおいしくなる。そこで見さかいなしに食べるとそういうことになる。農薬や添加物など、肝臓のためによくないものに汚染されたものがいっぱい――いやそういうものしかない。ことに市販の出来あい食品、うまいレストランや料理店の食べもの、みなそうだ。それを、体重がそれだけふえるほど食べたのだからだろう。青汁で食べもののバランスがとれ、血がきれいになって体調は一応よくなったが、そこへ、そういう有害有毒食品がふえたため、折角の青汁の効がそがれ、肝臓をいため、脂肪肝といった結果をまねいたのだろう。」 「青汁の足しにもと緑葉がよいだろうと、つとめて食べるようにもしていたのだが・・・・・・。」 「結構な心がけだが、その緑葉、市販もの?」 「ハイ」 「そこだよ。緑の濃い野菜そのものに罪はないが、問題はその安全性。市販の野菜、この寒中でも農薬に汚染されていないものは、まずない。上からかけるものはなくても(冬は虫がいないからかけない)、土にふりまいてあるんだから、みんな吸いこんでいる。 ナッパは大いに食べてほしいが、この点に気をつけないと、折角の努力がアダになる――それでないか。健人の会のケールをもっともらって、サラダにでもして食べることだ。 少々歯ごたえはあるが、キャベツの千切りのようにすれば結構食べられる。 煮ものにしてもよろしい。とにかく、食べものはすべて、できるだけ安全なものにし、控え目に食べ、ふとらないよう気をつけ、青汁をしっかり飲む。 これを気永に、熱心につづけていれば、少々時間はかかるだろうが、やがて肝臓の方もよくなってくるだろう。 (62・1)
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2. 腎臓にカゲが出た | ||||||||||
医学博士 遠藤 仁郎
40そこそこのサラリーマン。 (61・10)
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3. むかし話(初期の旧稿から) 化膿に緑葉汁 | ||||||||||
医学博士 遠藤 仁郎
近頃といっても戦争最中からであるが、傷の治療が悪く、化膿し易いこと、また、一般に、化膿性疾患が多発する傾向があることは誰もが経験していることである。 (21・1)
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4. 健康で明るい家庭のために | ||||||||||
東京都 S.Y.
今顆粒を一日6袋(約50グラム)のんでいます。 | ||||||||||
5. どんだ大ウソ | ||||||||||
福島市 T.S.
図書館からかりて見ました石垣純二先生の常識のウソという本に、肉食は長命菜食は短命、野菜は生でなく料理して食べよとありましたが、如何なものでしょうか。 (62・12)
○その石垣さんは、とっくの昔亡くなられました(青汁にかみつかれた“青汁は有毒である”の著者清水氏も同じ)。 1月号の“書無きに如かず”をごらん下さい。ずいぶんデタラメを書く人がありますから、みんな信用していたらドンダ目にあいますよ。 (遠藤)
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6. 5年前脳卒中で倒れたが | ||||||||||
東京都 H.T.
5年前卒中で倒れたが、顆粒のお蔭で治癒、体の調子もよろしく、よろこんでいます。 | ||||||||||
7. 「歯の健康心得10カ条」 | ||||||||||
日本歯科医学会総会の第16回総会が、さる10月3−5日の3日間、東京のホテルニューオータニで開かれ、「21世紀を自分の歯で生きぬくための歯の健康心得10カ条」を提唱した。
2、歯のはえたてに気をつけて 3、予防処置しっかりやって歯の健康 4、正しい歯みがきが歯と歯ぐきの長いきのもと 5、かみしめる食生活で健康に 6、歯石をとってきれいな歯ぐきにサバイバル 7、忘れずに毎日歯ぐきのマッサージ 8、歯ぬけのままが“歯”かない人生 9、何でもよくかみよく食べて歯も長生き 10、定期健診で一生自分の歯で食べる幸せを この10か条は、歯の健康は人間らしい豊かな生活と生きがいにつながるもの。しかも一人一人が日々心掛けてこそ維持できるものだ。 医学界新聞(62・11・10)から
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8. 歯が長持ちする話 歯の完成は15歳 | ||||||||||
大阪・アップル歯科医 Y.T.
歯は、はえ始めのころが虫歯になりやすく、はえてから2年ほどすると虫歯になりにくいということが理論的に解明されています。 (60・5)
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9. “怖い緑内障” | ||||||||||
杏林大学教授・内科 Y.I.
緑内障というのは、あおそこひともいわれ、発作を起こすと角膜がむくんで緑色を帯びてくることから名づけられた病気である。これには急性と慢性とがある。 (62・12・20 サンケイ)
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10. 植える土がない | ||||||||||
高知市 T.N.
鉢に入れる土を農協で購入しましたが、後で詳しく農薬・下肥・化学肥料等が混入していないか聞いてみると、
この土は、高知では庭園などに多く一般に使われている山の赤土(福井の土と高知では呼ばれている)ですが、
『また、有機肥料をと思って、土の中に入れる腐葉土・鹿沼土・魚粉・油粕・米ぬかなども、よくよく元をただせば、農薬・化学肥料に汚染されているおそれがある。』 (以上農協の人の話し)
このようになると、土や肥料をどの程度きれいなものを使えばよいか迷っています。 会より先日(10月)送っていただいたもの(種子)も定植できる程になりましたので、定植のための土を用意しているところです。 いま用意している土でいかない場合は、無農薬営農をしている農家にでも頼んでゆずり受けるようにしなくてはと考えてはおります。 ○農協さんの言うとおり、いま一般の農地には安全な土はありません。だから、それでいいというものでもありません。いくらこういう農協にすがってもラチはあきません。 長く健康・自然栽培(有機農法)を手がけている、会の高知支部―香美郡夜須町手結山の野村幸正さんに相談してください。 (61・11)
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11. 体験 | ||||||||||
神戸市 S.A.
1、これを飲むようになり、家族の者便通がよくなりました。 (60・5)
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12. 市販には安心できるものがない | ||||||||||
宮崎市 Y.N.
以前から遠藤先生の御本をよみまして無農薬の野菜や自分で作ったりしまして飲んでおります。でも仲々4合も5合もと申しますとお野菜が続きませんので困って居りましたところにデパートで青汁のしぼり機と粉末を売ってましたので買いましたけど何か色々と質問をしますとおかしいようにもありましたので失礼かと思いましたけど遠藤先生にお電話しましたら全然違うとの事でびっくり致しました。 | ||||||||||
13. やっぱり野菜の不足だった | ||||||||||
堺市御池台 H.H.
病気という病気を知らず定年を間近にした夫(当時56才)が突然倒れたのは61年3月10日、会社から帰る途中のバスの中であった。 (ケール健人の会会報より)
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14. ますます必要 | ||||||||||
盛岡市 S.S.
彼岸もすぎみちのくもやっと雪どけとなり、朝はまだマイナスですが、日中はしのぎやすいこのごろです。 (63・3)
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15. 胃かいようの戦友 | ||||||||||
津山市 T.U.
顆粒の青汁をのんで暑さにも負けずに頑張っております。孫も、野菜を少しも食べず、顔にブツブツが出来ていましたが、青汁をのんで3日位でなおり、はだがすべすべして来て、青汁の効力がよくわかります。小生も胃の具合が良くなったように思います。 (60・7)
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16. 肝硬変には | ||||||||||
東京都 H.M.
今から23年前子宮ガンで命びろいしたあと、毎年腎盂炎で一年に1回は入院しておりました。 (62・5)
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17. 質問箱 青汁をつくるとき泡が…… | ||||||||||
問 | ||||||||||
コラム紹介 | ||||||||||
無我の法の中に真我あり 涅槃経
トコルーズ、モレル教授は 30年間熱帯に軍医として栄養を研究し、 所謂熱帯病なるものは 多くは食いすぎ殊に肉の食いすぎより来る との結論に達した。 消化不良、下痢、赤痢は過食より来るもの少からず。 熱帯の肝疾は大方肉の過食のため 血液過多も過食のため、 殊に蛋白質過食のため。 ヒンドヘーテ
お前から出るものはお前にかえる モルモン教 アルマ書
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