<1984年12月15日発行 第340号> | ||||||||||
目次 | ||||||||||
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1. からだが冷える | ||||||||||
医学博士 遠藤 仁郎
72才の老女。ちか頃頭がわるい。とくにひどくもの忘れする。また、からだが冷え、手やほおに霜やけする。血圧は150/90、下の方がやや高いといわれた。食事はおいしく、いつもご飯は2ぜん。からだの冷えるのには動物蛋白が不足してはいけないといわれ、三度とも肉や魚や卵を食べる。野菜やくだものもつとめて食べる。味はうすくするよう心がけている。甘いものは割と食べ、コーヒー(砂糖2ヶ)もよく飲む。ねむりはよい。もともと便秘がちだったが、1年まえからアロエをのみ、毎日通じるようになっている。運動はあまりしない。ことに冬分は寒いので外にはよう出ない。小柄で中肉。顔色はむしろ赤がかっており、少なくとも貧血はない。脉は正常。 (58・10)
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2. 青汁にトガはない | ||||||||||
医学博士 遠藤 仁郎
「5年来青汁をのんでたいへん好調でしたが、この夏いらい少しおかしいのでやめてみました。それで、いくらかよいようですが、眠りが悪くなり、すっかり体調がくずれてきました。青汁が悪かったんでしょうか?」
切らしてはいけないものなんだから、それが悪かろう筈がない。事実、そういうナッパを食べ青汁を飲んで、低い血圧が上り、胃腸がよくなり、元気になっている人はいくらでもあります。もちろん飲み方には工夫は必要でしょう。いかによいものとはいっても、いちどに大量をガブ飲みすればよわい胃はびっくりするでしょうし、負担にもなりましょう。けれども、何回かにわけて、少しづつならば、相当量のんでも少しも差支はなく、そのために体調をくずすなどということは断じてありません。 ところで、こんどのばあい、なぜそうなったか。気候のせいでなければ、ほかの食べものはどうだったか。糖分(菓子、味つけの砂糖)がすぎなかったか。暑さのために冷たいジュースなどのみすぎなかったか。農薬に汚染した(今年はとくにさかんにつかわれたろうと思われるが)クダモノがすぎなかったか。インスタントものなど加工・保存食品がすぎなかったか。運動が不足しなかったか。そうしたことで便通が悪くなったのではなかったか。あるいはなにか精神的の影響がなかったか。などなどについてもかんがえてみて、なにも思い当るものがなければ、いちど、大きい、信頼できる病院で精密検査をうけてみてほしい。いずれにしても、青汁そのものにトガのないことだけは断言できるし、安全良質なものでさえあれば、少しも心配することなく、ずっとつづけてほしいものと思う。」 (58・9)
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3. カゼのシーズン | ||||||||||
医学博士 遠藤 仁郎
カゼのシーズン。カゼは万病のもと。カゼから来るもの、カゼにかかりやすいような日頃の不養生から来るものもあれば、カゼを治すための薬から来るものもある。カゼをひかぬようにすることが何よりだ。
口・ノド 冷水でうがい ハナ 冷たい空気にならす。冷たい水でウガイ。 青汁中心の正しい食事。 予防
外出から帰ったらウガイ(口もハナも)。 かかったら
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4. 顆粒青汁に感謝 | ||||||||||
高槻市 K.K.
年と共に体力の衰えを思いますが、どうにか元気に過ごせますのもやはり青汁のお蔭かと有難く感謝しています。 | ||||||||||
5. 何を忘れても | ||||||||||
山梨県 K.K.
55才の主婦です。青汁をのみはじめまして一年たらず。冬、カゼをひいたことがなく、大変からだもらくになりました。もう、何を忘れても青汁だけは一生懸命です。家中でのんでおります。 | ||||||||||
6. 冬の運動は喘息の原因にもなるものも | ||||||||||
【ワシントン】冬の寒さの中でジョギングやランニングをする人たちは、心臓を鍛えるエアロビック運動を行なっているわけだが、特に空気が乾燥して冷たい季節の激しい運動には喘息発作を生じる恐れがあるという。Yale大学NewHaven病院呼吸器科のNeil Schachter博士によると、自分が喘息であることを知らず、運動後に発作を起こす人たちがいる。「喘息を誘発するのは運動そのものではなく、気道から熱を失うことが引き金になる」と博士は説明する。軽いものから完全な喘息まで、発作の程度はさまざまだが、たとえ屋内でも激しい運動で呼吸量が著しく増し、そのため気道が冷却されると発作が誘発される。 | ||||||||||
7. 水泳が勧められる | ||||||||||
乾燥した空気を大量に呼吸すると、気道の組織が冷却されるのは、汗をかいて全身が冷たくなるのと同じこと。濡れた体で丘の上に立ち、風に当たることを想像すればよい。この冷却が喘息を誘発する理由は不明で、今後の研究課題になっているが、冷却によって未知の化学物質が気道内に放出され、収縮を生じて呼吸を困難にするものと考えられている。 (Medical Tribune 84・3・1)
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8. 青汁健保試案の提唱 | ||||||||||
三重県 A.E.
ご新刊「こうするしかない」をご恵与いたヾき有難うございました。 | ||||||||||
9. シュン失った食生活を嘆く | ||||||||||
温室栽培が普及して食生活が豊かになったのはうれしいが、季節感がないのはさびしい。春はタケノコ、フキの季節。ところが八百屋に行っても、掘りたての土のついたタケノコ、大きな葉っぱをつけた長いフキの姿など見当たらない。きくと「そこにあるよ」と八百屋が指さす店頭には、水煮のタケノコやゆでて皮をむき、真っ青に着色剤までつけたフキの姿だ。これらは新タケノコでも新のフキでもなく、一年中出まわっている水煮製品にすぎない。新鮮なシュンの風情どころか、添加物の着色料や防腐剤ですっぱいような舌ざわりだ。キュウリ、トマトが1年中、出回っているのはもう当然のこととなっているが、せめて山菜ぐらい、その季節にとれる本物の味を賞味したいと、都会暮らしの主婦は嘆いている。(59・5・13サンケイ) | ||||||||||
10. みな好調 | ||||||||||
岡山県 T.O.
飲みだして約3ヶ月たちました。おかげさまで便秘がよくなり、とてもうれしく思っています。80才すぎの父にも顆粒を買ってあげたところ、3〜4時間毎のトイレで悩んでいたのがよくなったと喜んでくれ、この上ありません。姉も兄も飲用して、胃だの、心筋梗塞も調子よく、青汁の成果だと思います。 | ||||||||||
11. 精神科にかかっていたが | ||||||||||
兵庫県 K.H.
38年頃から不安感と不眠になやまされ、その秋神経科に3ヶ月入院し、電気ショック療法をうけました。ついで43年の秋口、47年、48年、49年と、たびたび精神科へ、2〜3ヶ月入院いたしました。49年の時は大変悪かったようで独房に入れられました。その後通院で薬をいただいておりましたが、一向によくならず、やはり不安で外出もいや。炊事と洗濯くらいで、フラフラしたり、寝間にころんでいました。56年、すすめらて、3ヶ月くらい青汁をのみましたが、なんとなくやめてしまいました。57年の初め、これではいかんと思い、薬はのまず青汁をのみだしましたが、12月には3日間の青汁断食をし、その後毎日3合をつづけています。それから、しだいに調子がよくなり、今では不安感もすっかりとれ、よく眠れ、意欲も出、旅行にも行き、楽しい日々をおくり、青汁の効果につくづく感じ入っております。(59・7) | ||||||||||
12. なんか不思議 | ||||||||||
京都府 N.S.
この頃は青汁はお薬のようになりまして、1日にオブラートに包んで7包ほどのみます。旅行などで1週間ものまないと、必ず夜中眠れないくらい胃が痛みますが、青汁をのみ始めると、また、胃の痛みを忘れます。本当に青汁のおかげだとよろこんでいます。少々高いですが、田舎からお医者さんへ毎日通って、高い薬や治療代のことを思えば、安くつくくらいのようにも思えます。肥満ぎみの主人は、カゼをひくと1ヶ月は治らないのですが、1週間ほど青汁をのむとすぐ治ります。何か不思議です。こんなによくきくし、副作用がないし、食事と思ってのめばいいのに、大病院なんか薬として使ってくれればいいのに、と私なんか思いますが。 | ||||||||||
13. 体調すこぶる良好 | ||||||||||
大阪市 R.H.
入会後、体調すこぶる良好でたいへん感謝いたしております。ただ手術後(昨年7月胃潰瘍手術)体重が20キロへっておるのが気掛りです。 | ||||||||||
14. オリンピックを見て | ||||||||||
在米 H.H.
こちらも日本に負けず暑い毎日ですが、ロスアンゼルスではオリンピックで、どこの国の選手たちも、元気でむづかしい体操を力いっぱいやっているのを見ると、健康な身体はすばらしい。その人その人の財産だなあ!と感心してテレビを見ています。私も子供の頃は、よく選手になって、色々と体操をやったものとなつかしく思い出しています。 | ||||||||||
15. 再生不良性貧血 | ||||||||||
再生不良性貧血だった小出さんから、この4月、「当方、毎日青汁(顆粒)をのんで、元気につとめております」というしらせがありました。 | ||||||||||
16. 若ボケがふえた | ||||||||||
総社市 T.Y.
いつの間にか、70を越しておりますが、二度も自動車にはねられながら、相変らずの青汁の一点ばりで、元気で働いております。まったく、生命力の根強さにあきれます。それにつけても、最近当市でも、ビタミン不足の若ボケが多いのに驚きます。市の発展とともに急に目立ちはじめました。市民全体がしんけんに考えなくてはならぬ問題だと思います。(58・12) | ||||||||||
17. 白内障 | ||||||||||
保谷市 H.Y.
毎度お世話になり有難うございます。お蔭様で体調も大そうよくなりました。 | ||||||||||
18. 質問箱 | ||||||||||
問 | ||||||||||
コラム紹介 | ||||||||||
居室をいさぎよくし、風雨をふせぎ、
身を軽んじ財を重んずる二の不治。 衣食適せざる三の不治。 陰陽臓器定らざる四の不治。 形贏し服薬する能はざる五の不治。 巫を信じ医を信ぜざる六の不治。 六者一あれば則ち治し難し 降ると見ば積らぬ内に払へかし 雪折れはなし青柳の枝 柳井十兵衛 兵法歌 青汁一口メモ ジューサーでつくった青汁は、 ノドを刺戟して飲みつらいことがある。 てきぎ飲みごろにうすめればよい。 | ||||||||||
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