健康と青汁タイトル小 <1984年7月15日発行 第335号>
 目次




1. 健康相談室 三叉神経痛

     医学博士 遠藤 仁郎 

     高校2年の17才の娘さんから、3月の初め、こういう手紙が来た。

     「2年ほど前から三叉神経痛になり、大学病院で治療しています。はじめはものすごく痛みましたが、今は薬でおさえているという状態で、薬がなければ1日だって過ごすことができません。また、痛みのほかに、右の眼の下がかなりシビれています。はっきりした原因はわかりません。半年もすれば治るだろうと気楽に考えていました。しかし、2年たっても一向によくなりません。一度注射をしてみましたが、かえってひどくなったような気がします。そのうえ、薬の副作用が気になりだしました。あともう少しで高校3年生になり、まわりの友達はそれぞれ自分の進路に向って頑張っている時に、思うように勉強することができず、時には病気の苦しさから自殺を考えることもあります。そんなある日、書店で“青汁は効く”を見つけ、“最後の手段”という気持ちで読みました。いまは、ぜひやってみたい気持でいっぱいです。助けて下さい。」

     この神経痛は痛みがきつく、再発しやすく、治りにくいので、 中には本当に自殺する人もある。原因はいろいろあるが、大学病院にかかっておいでだから、特別な原因のない、いわゆる原因不明の神経炎によるものだろう。そういうわけのわからない病気のばあい、私はいつも、ともかく食べもののまちがいをなおしてみようではないか、といっている。それは、食のまちがいによって来る「血のにごり」がかくれた原因ではないか。そして、それをあらため、血をきれいにすることで、治すことができるのではないか、とかんがえるからだ。

    食習はどうか
     あなたがどういう食事をしていられるか、手紙には何も書いてないのでわからないが、今時の若い娘さんたち一般の傾向からすると、おそらく、まっ白いご飯に、肉類や卵、乳製品などにかたよった、しかも、出来あいものなど加工・保存食品の多い、おいしいおかずばかりそえ、野菜ものは少なく、とりわけ、ナッパ類などほとんど食べていない。間食には、菓子をよく食べ、ジュースも飲む、といったものではないだろうか。エンプティ・カロリー食 つまり、カロリーや蛋白質は多すぎるくらいとっているが、それに釣り合わねばならないミネラル(アルカリ、とくにカルシウム)やビタミンはひどく不足している(エンプティ・カロリー食)。

    こういう食事だと
     こういう食事だと、正常には微アルカリ性でなければならない血が酸性にかたむき、カルシウムが少なくなるため、からだ中の(したがって神経も)はたらきが悪くなり、抵抗力がよわり、感じやすくなる。また、ビタミン不足で代謝がうまくゆかず、有害なものができるし、さらに、出来あい食品からは添加物の害も加わり、いよいよ血のにごりをつのらせている。このようにして、神経がやられやすくなっており、それが、何かのはずみに、ついに発病するようになったのだろう。

    これを治すには
     だから、これを治すには、ただ薬で痛みをおさえるだけでなく、もっと根本的に、食べもののあやまりをなおして、血をきれいにすべきだ。それには、なるべく安全な食品をえらび、食べすぎているカロリー食品をへらし、不足しているミネラル、ビタミン類を補うため、それらにもっとも富んでいる良質ナッパをうんと、少なくとも400〜500g、それもなるべく多くを生で食べることだ。といって、それは大変だから青汁にして(約2合になる)飲む。もっと多く3合でも4合でも5合でものんでみる。

    カロリー源
     なお、カロリー減のうちでいちばん問題は糖分。これが過ぎるだけでも神経痛がおこり、また強くもなる。だから極力へらすべきだし、でなければ、それだけ多くナッパ・青汁をそえなければならない。次が白米飯、そして肉類。これらも控えめにすること。あるいは、ご飯の代りにイモ、肉の代りに大豆を多くする。これらはいずれも比較的アルカリやビタミンにとんでいるので、それにナッパ・青汁をそえれば(イモ・マメ・ナッパ・青汁食)、いっそう条件がよくなる。こうして血をきれいにすれば、からだ中の、したがって神経も抵抗力がたかまり興奮性も鎮まり、痛はしだいにおさまり、神経炎も軽くなって来るだろう。

    青汁断食
     ナッパ・青汁食のもっとも徹底したやり方に青汁断食というのがある。2〜3日から数日間、ほかには何も食べず、青汁だけを飲めるだけ多く飲む、というので、ときには即効といいたいほどの効果をみることがあるから、これもためしてみてはどうか。ともあれ、こうして根気よくねばっていれば、やがて完全になおるだろうし、再発することも、おそらくないだろう。

    (58・3)



2. 元気減耗症

     医学博士 遠藤 仁郎 

     いぜん結核をやったことがあり、いまもヒドラをのんでいるという50がらみの女性。平素からあまり丈夫ではないが、これまで何とかやってきていた。ところが一月まえから、何の原因もなくシンドくなり、1日中ねてばかりいるような日がつづいた。貧血のためだろうと、薬をもらい、いくぶんよくなったような気がしている。がどうも元気がない。食はすすまず、いつも胃にもたれ、腹に力がない。便通は不定で、2〜3日秘結するかと思うと、2〜3日も下痢することもある。食事はもともと細く、ご飯は毎食かるく一杯ていど。おかずは主食とほぼ同量。魚が多く、野菜ものは少ない。味は塩からいのが好きで、砂糖はあまりつかわない。菓子は食べない。主治医からは、ふるい結核のあとがあるだけで、ほかに特別な病気はないが血圧は低いといわれている。なお、眼科では白内障になりかけており、来年くらいには手術せねばなるまいとのことだが、視力はあまりかわらない。とのこと。

     いうならば元気減耗症。更年期の不定愁訴といったものだろう。もともと虚弱質であるうえ、神経質でもあり、おそらく何か精神的のものが手伝っているのだろう。要は元気をつければよいのだが、食欲がないのでしっかりは食べられない。食欲をそそると同時に、なるべく少量ですむような効率のよい食べ方にすることが大切だろう。

     そこで、主食や蛋白食品やその調理は嗜みにあった従来通りのものとし、それに、少なくとも400〜500グラムの良質ナッパをそえ、なるべく多くを生で、よくかんで、ということになる。しかし、胃のよわい方にはそれも無理だろうから、すりつぶしてカスを除いた汁、青汁(400〜500グラムで約2合)にしてのむ。それも、いきなり一度にでなく、少量づつ何回かに分けてのむ。そうすれば、栄養のバランスがうまくとれ、ビタミンやミネラルが十分になるから、カロリーや蛋白質の代謝が無駄なく行われ、それだけ利用効率が上り、少量でも足るようになる。
     そして、血がきれいになり、体調がよくなるにつれ食欲も出てくるだろうし、体力・元気も回復してくるだろう。また便秘を防ぐためにはある程度カス(繊維)が必要だから、主食は白米飯、白パンよりは玄米、黒パンに、そして豆、芋なども併用し、ナッパを主体とする野菜・山菜・海藻・果物がほしいが、これも胃腸への負担を軽くするため、つとめてよくかむか、ミキサー粥にする。このようにして体力がついてくれば、疲れない程度の運動をやり、自信をつけることだ。そして、やがて、結核の薬はいらなくなるだろうし、白内障もあるいは手術の必要がなくなるかもしれない。

    (55・11)


3. 脱肛にも

     医学博士 遠藤 仁郎 

     「青汁をのみだして便通がたいへんよくなりました。しかし、脱肛の方はどうも、まだすっきりしません。」
     「便がすっかり出てしまうと、脱肛もよくなる筈なんですが。もひとつ十分出きらないのではありませんか?」
     「朝晩2回出しています。」
     「ということは、やはり、完全には出きらず、いくらか残り気味ということでしょう。すこし繊維のあるものをふやしてごらんになってはいかがです。仙道で断穀清腸といっていますが、米、ことに餅がよくありません。甘いものとお酒もせいぜいひかえてください。糖分は便秘しやすくなりますし、お酒は充血して脱肛しやすくなります。私もながい間脱肛をもっていまして、朝晩2回、時には朝・昼・晩と3回も排便することもありました。米をへらしてイモを多くし、ナッパを食べ、青汁をのみ、つとめて運動するようにしていますが、さいきん、朝1回ふとい長いのが気持よく出るようになってから、脱肛のためにわずらわされることは殆んどなくなりました。また、排便後、ていねいに納めておくことと、いつも姿勢をよくしていることも大切のようです。」

    (59・1)


4. 平和なオレゴンの田園地帯で 除草剤論争が燃え上がる
 心配される新生児の神経管欠損の多発

    〔ニューヨーク〕オレゴン州リンカーン郡は、少なくとも表面上は典型的な田園地帯である。海岸線のごつごつしたむき出しの岩には太平洋の荒波が砕け、崖の上には真っ白な灯台がぽつんと立っている。小さな町々には、画廊や土産物店、シーフード・レストラン、それにのんびりした田舎の生活がみられる。背後には森に覆われたコースト・レーンジズ山脈がそびえ、ひっそりと山陰に隠れた谷間では、人々が作物をつくり、家畜を育て、静かな生活を楽しんでいる。毎年、この海岸には何万という観光客がやってきて、それがこの地方の経済を支える最も重要な産業となっている。漁業が次に重要な産業。木材の切り出し、製材、その他の木材製品などが3番目の産業である。しかしこの美しく平和なリンカーン郡にもう一つの顔がある 森林のそだ類を除くため長年にわたって定期的に除草剤の空中散布を行なってきた結果、米国政府と木材会社に対する訴訟騒ぎが起こっているのだ。ニューヨーク州ラブ・カナルやミズーリ州タイムズ・ビーチほど知られてはいないが、リンカーン郡での闘いもこの小さな比較的隔絶された地域だけのものでなく、全国的な問題となっている。

    すでに健康上の問題起こる?
     除草剤の散布はこの地方に住む人々、特にコースト・レーンジズ山脈の森林地帯に住む人々に、すでに多くの健康上の問題を起こしている可能性がある。最も心配されるのは、新生児に神経管欠損――特に無脳症および水頭症――が通常より高率に発生していることだ、とアトランタの防疫センター(CDC)はいっている。CDCの先天異常部門では、神経管欠損と中枢神経系異常を合わせて統計を出している。
     次に示す総数は、リンカーン郡とその隣のベントン郡についてのものである。海岸地方やコースト・レーンジズ山脈地方の人々は、ベントン郡で治療を受けることも多いからである。


     リンカーン郡(1970〜1982年/出生数2,291例)では

                   無脳症   3例(出生1万例当たり13.1例)
                   二分脊椎  1例(    同    4.1例)
      中枢神経異常とのみ記されているもの  1例 の合計 5例(同21.8例)


     ベントン郡(1974〜1982年/出生数1万68例、1974年以前には症例なし)では
                   無脳症  12例(出生1万例当たり 8.4例)
                   二分脊椎 13例(    同    9.1例)
                   水頭症   7例(    同    4.9例)
                   脳ヘルニア 1例 ほかに、
      中枢神経異常とのみ記されているもの  7例 の合計40例(同28.1例)


     同じ期間の米国全体の数字では
                   無脳症が     出生1万例当たり 4.2例
                   二分脊椎              5.8例
                   水頭症               4.5例
                   脳ヘルニア             1.2例
                             合計     18.8例である。

     「理由はどうあれ、この発生率は高い。例えば、1982年にベントン郡で無脳症が2例みられたが、期待値は1例である」とCDC先天異常部門の疫学者Larry Edmonds氏はいっている。先天異常の発生率が高い郡はアパラチア地方などの東部に集中していることから、CDCがこれらの統計に初めて注目したのは、3年前のことだった。「この西部にもおかしな郡があることがわかった」とEdmonds氏はいう。CDCは1980年9月にEdmonds氏をオレゴン州都のセーレムに派遣し、州の林業、農業、保健関係機関、医師、消費者の代表と会談した。

    難しい研究の実施
     CDCは、除草剤散布が住民に及ぼす影響を評価するための予備研究を実施することを提案した。しかし各界の代表者は、批判が強くてまとまりがつかないため研究を実施しないことに決定した。問題の一つは、そのような研究の実施が難しいことにある。既存の散布記録からは、散布を受けたと主張する人々が本当に除草剤に被曝したかどうかを確かめることは困難だ。住民たちは問題がすでに軽減されたと考えているが、Edmonds氏は1982年に中枢神経系異常が4例も見られたことを指摘している。これより高い発生率が見られたのは、1970年の5例のみである。
     リンカーン郡と隣のベントン郡の最も散布濃度の高い地域では、流産率も通常より高かった。この観察結果から環境保護局は1975年に、森林に対する2、4、5‐TおよびSilvexの散布を全国的に禁止した。しかし、これらの除草剤は、農地や家庭の庭園では今なお使用が認められている。
     コースト・レーンジズ山脈地方、なかでも立ち木の多いサイアスロー国有林の中心にあたるファイブ・リバース地域の住民の健康に除草剤散布が及ぼす影響についての疑問から、米国地方裁判所のRobert Belloni判事は去る4月、米国森林局と米国土地管理局に対して、両局がこの地域における除草剤の使用が健康に及ぼす影響について研究を行なうまで、サイアスローの境界から25マイル以内で除草剤と殺虫剤の散布を禁止する命令を下した。対象となる除草剤は2、4‐D、Roundup,Piclo‐ramおよびkreniteである。Belloni判事はその禁止命令を1か月後に解除したが、5月にサンフランシスコの米国第9巡回控訴裁判所がそれを復活させた。同裁判所は近く審理を予定しているので、この夏に散布は行なわれなかったが、それによる木材会社への影響はなかった。

    “乱用はやめてもらいたい”
     除草剤について長年にわたって見られる他の紛争と同様、闘いは“強者”(政府機関や大手の木材会社。彼らは、経済的利益を守り市場価値のある樹木を育てるために、そだ類を除く除草剤の散布が必要だと主張する)と“弱者”(散布を受ける土地やその隣接地域の住民。彼らは水や自分たちの体が散布によって悪影響を受けるのではないかと心配する)との間で展開されている。
     両者の真ん中に立つ――ときにはどちらかの味方になり、ときには中立の立場をとる――のはこの地域の住民が、散布によって病気になったときに診てもらうリンカーン郡の医師たちである。1975年以来同郡で家庭医を開業しているChuckおよびRenee Stringham両博士は、除草剤散布の影響について、最も堂々と意見を述べてきた。「私は除草剤の全国的な禁止を求めているのではない。大々的な使用や乱用をやめてもらいたいだけだ」とChuck Stringham博士はいっている。両博士は開業当初、除草剤の話を聞いたこともなかった。1977年の夏、同郡の北部で木材会社所有地の除草剤散布に抗議していたグループが、除草剤を浴びた。20人全員が頭痛と悪心の症状を現して、Stringham博士の治療を受けにやってきた。
    (Medical Tribune 83・9・22)


5. 次々に出るオデキ

     医学博士 遠藤 仁郎 

     ずっと前に腎臓をわずらい、尿に蛋白が出たことのある38才の主婦。
     ちかごろ顔や頚、胸などにオデキが次々にでき、そのたびに切開して膿を出してもらっている。こどもは2人あり、2人ともアトピー性皮膚炎で、青汁をのんでいる、とのこと。
     「糖尿病でもあるんですか。」
     「しらべても異常はないそうです。」
     「じゃあ食べものだ。甘いものがすぎているんでしょう。」
     「そうかも知れません。すこしふとり気味ですし、便秘性なんです。」
     「糖分、白米飯、肉類など酸性の食べものにかたよると、ふとるだけでなく、便秘がちになり、バイキンの感染にもよわくなり、オデキができやすいし、炎症体質になりアトピー性皮膚炎にもなりやすくなります。ともかく甘いもの(菓子、ジュース、味つけの砂糖)をできるだけへらし、主食もひかえめにし、おかずには青ナッパを主とした野菜や海藻類を多くすること。青汁は少なくとも3合(もとのナッパ7〜800g)以上、こどもでも1〜1.5合はのむべきです。化膿をくりかえしていると、腎炎をおこす恐れもあります。前に軽いのでもやったことがあればなおさらです。大ケガをしないうちに気をつけ、標準体重よりもう1割方少なくすること。そして、便通が毎日気もちよくあることを目安に、食の根本的建直しにつとめて下さい。」(59・2)

    (57・7)


6. 日本食品成分表 3訂(3)4訂(4)比較その6

    三訂四訂比較表6


次回参照

7. 高齢化時代の健康と食生活
 百歳までも健康で美しく

    健康生活研究者 T.K. 

     私は、医学を専門に勉強したわけでもなければ、健康会などの主宰者でもない。ただ、自分なりに10年来自然食の生活を実践してきた経験を持つばかりである。とはいえ、体験の積み重ねは理論にまさる真実性を有することも確かであろう。健康こそは、人生における最大の重要事である。にもかかわらず、時には無視されてしまう場合が少なくないようだ。また、自分の健康に関心は持っていても、本当の知識をわきまえていない人が多いのは残念である。最近、先進国の中の成人病が増加している実態を見るにつけ、文明の進歩とかGNP(国民所得)の上昇と逆比例して不幸な人々が増えてゆくことに疑問を感じてならない。そこで、私のささやかな体験にもとずく「高齢化時代の健康と食生活」について提言を記してみたいと思う。


    健康5原則
     私は61歳の時、外国の著名な健康専門家が書かれた「百歳まで若く美しく」という本を読んで感ずるところがあった。そこで、思い切って食生活を改善することにした。従来、私は肉類、お菓子、清涼飲料水はじめ白砂糖や化学調味料などを好んで食べていた。
     特に肉食は身体を酸性にするので害が多い。新しい献立では、朝食は白いご飯の代わりに玄米、黒ゴマ、黒豆、はと麦、小麦、ヒエ、粟など8種類の玄穀をひいてお粥にしたものにした。これに生野菜、KALE(キャベツ)を青汁にして飲んだ。次に、夕食は玄穀のご飯やイモ類を中心にワカメのスープ、豆類、煮干、乾白魚、山菜などをおかずにした。このような食生活を続けるうち、私の身体は日を追って健康になり、74歳になった今日もなお病気とは縁がなく、1日1万歩以上を歩き、月に2回は登山を楽しむほどである。勿論、高齢者にありがちな神経痛などもなく、血圧は125−80で正常、歯も丈夫で快眠、快通の爽快な毎日を送っている。

     この健康生活を通じて、私は次の5つの原則を学んだ。

      1. 万病一元の原則
      2. 自然治癒力の培養
      3. 身土不二の真理
      4. 肥満と宿便は万病のもと
      5. 二少、二多、三忍

      万病一元の原則とは、
       酸性食を食べて血液、体液が酸性化したら病気になり、アルカリ性の食品を多く摂って弱アルカリ性に維持すれば健康が保てるということである。
       私は、以前ひどい湿疹にかかって、非常に苦労したことがあった。これも、間違った食生活で酸性の身体になったことが悪い影響を与えたものと思われる。もっとも、西洋医学では、この万病一元の原則について、あまり賛成していないことも承知しているが、自分自身の長い体験と先進国で成人病などが多発している現状から言っても信念をもって提案したい。
       このほかにも、あるガン患者が食生活を変えることによってすっかり元気になった例を知っているし、ハワイなどの2世、3世が1世に比べて寿命が短かかったことも見逃すわけにはいかない。もう一度くり返すが、酸性食の代表である肉類、白飯、白砂糖などを避けて、アルカリ食である梅干、ひじき、ワカメ、昆布それに煮干、しいたけ、豆、粟、イモ類、生野菜、果物などを多く食べるように心がけていただきたい。

      自然治癒力の培養とは、
       病院と薬にあまり依存してはならない、との意味である。日頃、私たちは、自分以外に自分の健康を管理してくれる者はいない、ということを忘れてはいないだろうか。
       2400年前、ギリシャの医聖ヒポクラテスは「病を治すものは患者自身の自然治癒力のみである」と明言している。最近、医療保険が普及して、身体の具合がちょっとでも悪いと、多くの人が病院を訪れ、たくさんの薬を服用する傾向にあるが、あまり頼りすぎるのは考えものである。薬の使いすぎで医原病になってしまう例を引用するまでもなく、薬はできるだけ飲まないようにして、自然に身についた治癒力を生かすようにすべきだと思う。
       百の治療よりも一つの予防こそ大切である。これを実践するため、私は5年前ひどいカゼにかかったが、最後まで病院に行かず、2週間後には完全に治った。

      身土不二の真理とは、
       歴史と気候・風土を無視した食生活は健康によくないという事である。なるべく自分の近くの土地で生産されるものを食べるべきで、ビニール・ハウスで栽培されたキュウリ、トマトなどを冬期間に食べたりするのはナンセンスであろう。

       次に、肥満と宿便が万病の原因であることは、きわめて常識的なことだ。50代の頃、私の体重は87キロもあり、動作が息苦しい感じで、山登りなどは思いつくこともできない状態だったが、今は67キロで前述したとおりの身軽さである。その点、米国や日本は経済大国と呼ばれるだけあって、肥満した方々が目立つ。しかも、甘いお菓子やアイスクリームをどんどん食べている光景は、これが果して世界経済で1位や2位を誇る国民かと目を疑いたくなる。
       文明国家における健康への知識がこの程度では、先きが思いやられる。宿便や便秘は身体に悪い。朝起きたら生水(ミネラル・ウォーター)を1カップ飲むと、体内の疲労と毒素をきれいにする働きがある。そして、腸内を浄化し宿便を取り去る繊維質のもの、例えば生野菜、山菜、イモ類、海藻類を多くとる方がよい。反対に肉類は繊維質が少ないので便秘や宿便の原因になりやすい。

      二少、二多、三忍とは何か
       二少は食事と体重を少な目にすること。食べ物をよく噛み、腹八分目にとどめるのが健康長寿の基本である。昔から健康で長生きした人は、この原則をしっかり守った。一時は肥満した人を重役タイプと言って豊かさの象徴にした時代もあった。しかし、その実態は、肥満こそ高血圧、糖尿病、心臓病、脳出血など不幸をもたらす元兇なのである。肥満と寿命は、逆比例する関係にあることを忘れないようにしたいものだ。
       二多は、睡眠と運動は充分に、ということである。夜ふかしなどは絶対に避けたい。ただ、運動については、高齢者の場合なるべく過激なことはせず、朝の散歩などできるだけたくさん歩くように心がける方がよい。また、不平や不満を少なくして自律神経の調和を保つようにすることも大事だと思う。
       三忍の中のその一つは、食事の時もう一口食べたいのを、またお酒を飲む時もう一杯飲みたいのをガマンすることである。その二つは、物事にこだわったり怒ることを慎しむこと。親子、夫婦、親友の間はもとより、すべての対人関係において円満な生き方を心がけることである。そして、気を若くもって希望に満ちた感謝の日々を送ることである。


    長寿村の教訓
     一期を3万日とすれば、これは82ヵ年と70日に当たる。
     人生は生老病死、生まれて死ぬものである。仏教では「生也一片浮雲起、死也一片浮雲滅」と説法しているが、問題はいかに生きていかに死ぬかが重要である。生きている間に人を助け、社会に奉仕して無病長寿、ろうそくの日が消えるが如く静かに永眠するのが理想的な一生であろう。顔は、その人が持っている力の表現である。即ち、健康的な力、知徳的な力、物質的な力であるが、その中でも健康的な力の表現が大事だ。
     健康美に輝く顔は財力よりも尊い。終戦後、賀屋興宣氏(元大蔵大臣、故人)が戦犯として巣鴨プリズンに入り、10年間を過された時の話は、まことに興味深いものがある。

       長い間の入所生活で多くの戦犯は、生気を失ない昔日の思影もない有様だったという。そこで賀屋氏は、このような老醜を他人に見せてはいけないと考え、自から顔面マッサージやこめかみを叩く方法を開発して、出所後再び政界で活躍され88才まで永生きされたのである。

    自分の老醜を見せないようにすることは、老人のつとめだと思う。


     長寿村として世界的に有名なコーカサス地方の村に古くから伝わっている健康10則は次の通りである。

      1.  少肉多菜(肉類を少なく野菜を多く)
      2.  少塩多酢(塩を少なく酢を多く)
      3.  少糖多果(砂糖を少なく果物を多く)
      4.  少食多齟(少し食べてよく噛む)
      5.  少煩多眠(心配せずよく眠る)
      6.  少怒多笑(怒ることを慎しみよく笑う)
      7.  少衣多浴(薄着をして体を清潔にする)
      8.  少欲多施(欲を捨てて思いやりを持つ)
      9.  少言多行(言落は少なく実行する)
      10.  少車多歩(なるべく車に乗らず歩く)

     以上の10則は、私の体験から得た健康道の精神とも一致する内容である。


     先日も、訪日した際、自然食健康法の権威者お二人に会った。
     その一人は89才の川島四郎先生だが、いつも

      1.  頭で食べる
      2.  少食する
      3.  腹がへらなければ食べない
      4.  海藻類と生野菜、果物を多く食べる
      5.  煮干をよく食べる
      6.  雑穀(特にヒエがよい)
      7.  熱いものはさまして食べる
      8.  肉類などのコゲは避ける
      9.  食事中に水を飲まない
      10.  梅干を愛用する

     ことを提唱され、自から実行して、まことに健康そのものである。


     もう一人は84才の遠藤仁郎先生で、KALE(キャベツ)の青汁の世界的権威者。この方も「白米より玄米、玄米より雑穀、雑穀より豆類、豆よりイモ類がよい」と強調されていた。
     イモ類には、カルシウムやビタミンCが多く、アルカリ性の食物だからだ。このような食生活で得られる健康の楽しみは、一人占めするのではなく、さらに多くの人々に広げたい。


     最後に、長寿に関するおもしろい言葉をご紹介しよう。

          70才の時、お連れに来たら「外出中」と言え。
          80才の時、お連れに来たら「まだ早い」と言え。
          90才の時、お連れに来たら「そんなに急がんでもよい」と言え。
         100才の時、お連れに来たら「時期をみてこちらから行く」と言え。

     こういう気概も時には必要ではなかろうか。(1984・3・10) 創政


8. 総会だより

     昨年まで保育園「若竹の園」で開催していた総会が、参加者の増加と音響効果の関係で、本年度は5月19日(土)倉敷市民会館大会議室で午前10時より開催された。会場の都合で土曜日となったが、出席者は遠く東北から関東、中部、近畿、中・四国と遠来のお客60名を含め約180余名参加のもとに盛会裡に行われた。
     出席者全員に遠藤会長の新著「こうするしかない」を進呈。会は例年通り会長挨拶、決算、予算の承認。つづいてVTRの放影。内容は「江戸英雄」三井不動産会長、現在80才の高令で、約300の役職ある多忙の中、自ら清浄野菜を栽培し15年間も青汁を飲み続けている姿。青汁材料ケールのルーツ、ヨーロッパにおける自生の模様等。
     引き続き例年の如く体験発表、質問。この間に倉敷市の横溝老人の丹精こめて栽培されたさつま芋と、岡山友の会田辺氏のセンイの入った青汁寄贈による昼食をはさみ、午後2時まで盛会裡に行われた。
     当日の催の要旨 先生より新著の内容、健康の、治病の決め手は食物のバランス、青汁ナッパ以外にないとのお話。会員の体験は国をあげて模索している国民病、癌の青汁多量飲用による数名の完治体験を中心に、白内障、緑内障、貧血、冷え性体質、リウマチ、膠原病、肩こり、頭痛がなくなったなどなど。又当日わざわざ東京より来倉された、フランス料理の大家小松先生より、私は新橋の青汁スタンドで4合を一度に飲み、3升の青汁を持ち帰る。2・3日後またスタンドにと多量飲用おすすめの尊い体験発表を頂いた。


9. ケールが最適

     青汁は食べもの。薬のように、ちょっと飲めばよいというものではない。だから、材料ナッパは、ただ質がよい(安全・良質)だけでなく、いつでも間に合うものでなければならないし、十分の量を供給することのできるものでなければならない。ケールをすすめているのはそのためで、成分がよいうえ、雪のない地方であれば、たいていのところで、年中青々とした葉が大量にとれる。


10. 自然食品店を女3人で経営
 安全性求め力合わせる

    青々と無農薬野菜
     よしずの陰に、三里塚直送の無農薬野菜が青々と。店内には安全食品のコーナー。みそ、しょうゆ、お茶、天塩、パン、卵など。奥はちょっと山小屋ムードの喫茶室。メニューはタンポポコーヒーや、玄米定食など。
     東京都世田谷区南鳥山に11月18日オープンしたかわいいお店「れんげや」(TEL.03-326-5085)。自然食品店は近ごろブームの感がありますが、この店がユニークなのは、女3人が経営者―子持ちのミセス、堀芳美さん(36)と桑波多郁子さん(31)の2人に、ミスの安田三紀子さん(29)―であること。
     「最初は農業をしながら、自然の中で共同生活をしたいなんて夢みていたけど、子供の学校や夫の勤め(公務員)もありますし。東京で、いま何ができるかなと考えてみたとき、こういう形になりました」と、堀さん。中心に立つ彼女がここに至るまで、長い道のりがあります。彼女が安全食品の運動に初めてかかわったのは12年前。友人の青木郁子さんが、北海道直送の安全なよつ葉牛乳を周囲に広めようという情熱に共鳴し、2人で車を走らせて、希望者宅に牛乳を配送した活動がきっかけ。これを根っこに、現在の世田谷よつ葉会は会員数1300人にまで育っています。

    自ら畑仕事も始め
     食品運動にすっかり打ち込んだ彼女は、当時、世田谷区を含む城南共同購入グループの専従者として活動。おなじころ、かかわったのが「安全な食べ物を作って食べる会」。
     これは、千葉県三芳村の生産者と消費者の固い信頼関係と密接な交流によって、最も純粋な形として知られる食品運動。その会員として三芳村の野菜をとるだけでなく、自ら農作業を始めたのが彼女の行動性でしょう。城南の専従をやめ、経理事務の勤めを始めた7年前たまたま仲間から小田急沿線海老名に一反の土地を貸したいという地主を紹介され、以来3人ほどがおもだっての“日曜農業”をはじめました 「頭でなく、体でわかりたいと思ったんです。有機農法ってそれはたいへんです。最初は虫がビッシリついて…でも、農薬を使わないでいると、土の中の微生物がふえて、虫も少なくなるんです」堆肥のワラがほしくて、陸稲や小麦作りも。三芳村のアドバイスも生きて、やがて、「この野菜、売りたいわね」というほどの出来に―。

    車で引き売りも…
     「農業の問題を人に訴えても、共同購入は当番ができないというような人にはなかなかむずかしいんですね。それで、無農薬の八百屋をやりたいとずーっと思い続けていたんです」
     今年7月、引き売りの八百屋を思い立ち、東奔西走して、やっとめぐり合ったのが千葉県三里塚の有機農法生産者。さらに知遇を得た桑波多さんは、自然食品店の仕事にたずさわってきた人でした。いっそ、お店に―と2人の夢はふくらみ、その同志に畑仲間の安田さんも加わりました。といっても、問題は資金。3人はそれぞれの活動仲間に、一口10万円の債券で出資を訴えました。3人の情熱に動かされてか、集まった激励の資金400万円。これに彼女たち3人のほか2人の出資者が加わって自己資金は400万円「みんなで作ったお店なんです。がんばらなくちゃ」という彼女、軽トラックを運転してサッソウと、週4日の引き売りに―。まもなく、自分たちの畑の野菜もお目見得するようです。

    (58・12・4 サンケイ)



11. 歯並びよくする粗食

    子供にパンの耳、小魚を
     粗食が歯並びをよくする――。歯並びの悪い子供の増加が問題になっているが、鹿児島大歯学部教授・伊藤学而(がくじ)さんが、10代から50代まで世代別に歯並びの状態を調べた結果、成長期に物資不足のため、粗食を強いられた昭和1ケタ世代の方が、現代っ子よりずっと歯並びのよいことがわかった。
     この調査結果は、このほど鹿児島大で開かれた日本口腔(こうこう)衛生学会九州地方会で発表された。昨年10月から今年3月にかけ、鹿児島市内の高校生や同大歯学部付属病院の患者とその家族ら290人を対象に調査した。歯のかみ合わせの模型と頭部X線写真から歯並びを調べ、10年前と現在の日常的な食事、菓子類、飲み物の摂取量などのデータを集めた。その結果、不正咬合(こうごう)の割合は、昭和ヒトケタ生まれ63.6%、10年代生まれ73.1%、20年代76%、30年代生まれ71.9%、40年代生まれ81.4%で、ヒトケタ生まれから、その息子の世代の約40年間に20%近くも増えていることがわかった。また、食生活では戦前世代が小骨の多い魚や漬物をよく食べるのに対し、戦後世代はハム、ソーセージなど軟らかい肉料理や野菜サラダを好み、食物の軟化傾向が示された。伊藤さんは「現代っ子の歯並びをこれ以上悪くしないためにはパンの耳、小魚など、ある程度硬いものを与え、よくかむ習慣をつけさせる必要がある」と話している。

    (58・12・3 読売)



12. 1日3杯のコーヒーに問題はない

    新庄市 M.O. 

     【ユニバーシティ・パーク=米ペンシルベニア州】ペンシルベニア州立大学食品科学科のM.Kroger教授によると、1日3杯のコーヒーは高齢者の気分を高揚させ、その他の人々に覚醒効果をもたらす。同大学の食品安全性・栄養専門化パネルは、適量のカフェイン(コーヒー3杯のカフェイン量は300mg)なら普通の健康な成人に問題を生じることはない、という研究結果を発表した。カフェインがよくないと一般にいわれているのは「いいかげんな伝聞か科学的に不確実な証拠」によるものだと同教授は述べている。

    (Medical Tribune 83.10.13)



13. “肝臓ガン”青汁の恵で「初孫の初びなを祝って」

    奈良市 K.T. 

     私の主人は昭和57年5月4日、62才で、肝臓ガンで亡くなりましたが、死の宣告を受けてから1年1ヶ月生きのびることができました。
     思えば、これは青汁のおかげであったと、心から感謝しております。56年4月発病。5月6月7月と入院しその間検査、化学療法と、色々治療を受け引続き入院が必要とのことでしたが、家に80才を過ぎた姑を一人残しておくことや、近くに住む出産の準備に心を配る長女のこと等もあって、ひとまず7月末退院させていただきました。本人には病名を血管腫と告げてのことでした。

     先生は1ヶ月間は保証しますが、何時どんな事態がおこるか予断は許されないから、その折にはすぐ入院できるよう緊急手配するからとのことでした。先生の診断された通り、1ヶ月程で黄疸症状がではじめ、爪の色は紫色に、手は透き通るようになってきました。足には浮腫が出はじめました。食事は殆んど受け付けないという有様で、心配の毎日でした。
     先生にお願いして、薬を出していただけば少しは良くなるのではないかと思い、思い余って相談しましたが、これ以上薬を飲むことの方が却ってマイナス面が大きいとのことで、結局新しく薬は出していただけませんでした。それではということで、私が7、8年毎日飲み続けている青汁をすすめてみましたところ、早速飲みはじめ、2合づつ飲むようになりました。

     それからは不思議なくらい、目に見えて元気が出て、1週間目頃からは爪の色はピンク色になり、食欲も出て、足の浮腫も何時の間にか無くなり、本人も余りの良い効果に、自信をつけ毎日楽しみに飲みました。起きられるようになってからは、自分で精出して青汁を作り、裏の畑に出て、ケールや青野菜の世話を少しづつ手伝ってくれるまでに回復しました。
     顔色も良くなって先生方も驚かれる有様でした。11月には初孫誕生という喜びも手伝って食欲もあり体重も増して、明るい心でお正月を祝うことができました。暖い日には一人で難波辺りまで出かけることもありました。初孫の為にひな人形を、私と一緒に問屋街まで探しにも行きました。そして3月3日には家中で初びなのお祝をして、孫を囲んでの楽しい一日でした。今でもその日のことは忘れられないなつかしい思出の一つになりました。

     「ガン」という病気の不安は何時も心の中にありましたが、普通の生活に戻った主人を見ていると、その不安も忘れ度い思いでおりました。そんな矢先、3月末に近いある日の新聞に「肝臓ガン」の症状の記事が出ていました。それを読んだ主人は、余りにも自分の病状と似ている為、自分で自分の病気を察してしまいました。それからというものは、痛々しい程思いつめて落ち込んでゆきました。精神的痛手にみるみる食欲は無くなり、床に就いてしまい、4月12日再入院をお願いしました。
     それまでは、毎日青汁を2合づつ飲み続けましたが、入院してからは、飲めなくなってしまいました。そしてとうとう5月4日息を引きとりました。思えば青汁の恵で、延命出来、その間に、初孫誕生という何よりの喜びを味うことができ、孫の顔を見るのが何よりの楽しみの毎日でした。おひな様のお祝も、また格別楽しい1日でした。孫の為に選んだおひな様は、主人が孫に残した何よりの思出の品になりました。亡き主人の嬉しそうなあの日の顔は、忘れることは出来ません。青汁の恵に感謝しております。本当に有難うございました。



14. アレルギー性湿疹

    狭山市 M.O. 

     主人のアレルギー性湿疹が、ピロサンをのみはじめて5ヶ月(朝アロエ錠1粒にピロサンをオブラートでつつんで)、ひどく出ることがなくなり、よろこんでいます。



15. 胃の痛み

    東京都 H.Y. 

     青汁をしばらく飲まなかったので又胃が痛かったのですが、飲み始めて1ヶ月たつと痛みもなくなってきました。この頃お腹がすいてつい皆が食べているとつまみ食いしてしまいます。なっぱ汁だけでは物足りずに、おいもも1回に1本半位は食べてしまいます。



16. 一生のつきあい

    石川県 H.O. 

     去る5月いただいたケール、いまありがたく利用いたしています。来春用の種子またお願いいたしたく。おかげさまで、尿糖マイナスとなり、よろこんでおります。今後も青汁と一生のつきあいをいたしたいと心にきめています。



17. 便秘がなおった

    岡山県 K.H. 

     おくっていただきましたケールの種、さっそくまき、いま1ヶ月まえより青汁ができるようになりました。この青汁で、困っていました便秘がなおり、とてもよろこんでおります。



18. 質問箱


     膠原病といわれています。青汁がよいそうですが。


     膠原病にもいろいろありますが、いずれにしても、今のところ対症的の間に合わせ療法しかありません。ともかく血をきれいにしてみるべきですから、青汁中心の完全食でがんばってください。毎日4〜5〜6合ものんで完治している人もあります。



 コラム紹介

    恬憺虚無 真気之に従ふ
    精神内に守れば 病安んぞ従ひ来らん

    素問



    医師を迎へる前に休息、快楽、節制の三を医師とせよ
    ラテン俚



    すべて何れの場合でも現状に変化を及ぼすものは
    すなわち治療法である
    ヒポクラテス



    長命の血統である家の子孫でも、
    大都会に移住していると、
    一代か二代のうちに長生きすることが
    できなくなるものである
    カレル


    妄想識を滅する
    名づけて涅槃となす
    仏陀








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