健康と青汁タイトル小 <1982年3月15日発行 第307号>
 目次




1. 健康相談室 心筋梗塞

     医学博士 遠藤 仁郎 

     暮の30日、徳島県の南谷さんからこういう手紙が来た。

     「私ども二人とも心臓病で倒れてしまいました。私は、去る9月5日に、突然、夜中2時ごろ発作がおこり、救急車で運ばれました。
     心臓病など思いもよらぬことでしたが、急に胸から手の先の方まで、ジーンとしびれ、息ができなくなるのです。目のまえがフラフラするようでとても苦しく、死ぬんじゃないか、朝まではもたんと思いました。心電図などくわしい検査をうけましたが、心臓には異常はない。発作性不整脈とか、期外収縮とかいう病気で、命には別条なしといわれ、ずっと薬をのんでいます。
     大きな発作は2回おこりましたが、ここ50日ほどはありません。小さいのは6〜7回おこりました。今は元気で、畠もぼつぼつしたり、事務の仕事もでき、平生と変らないようです。
     主人は、10月16日の昼食後、急に胸がしめつけるように痛んで苦しくなり、心筋梗塞だといわれました。それまでは、とても元気でゴルフなど3日にあけず行っていたんですが。からいもの(味噌、干物の魚など)がすきで、煙草は一日100かかしません。
     そのうえ「青汁は元気な時はいらん」などいって、全然飲まなかったんです。
     発作は重いのや軽いのが何十回もおこりました。阿南の病院に45日入院。小松島日赤へ12日入院。ここで冠状動脈の造影検査をうけました。
     右心室の方は、つまりかけている所が2〜3ヶ所ある程度ですが、左の方は70才以上(現在54才)の血管に老化し、硬くなって半分つまっている。いよいよ悪くなったら手術するしか手がないが、今のところは食養生(塩分一切ぬき)とのみ薬で、これ以上血管が細くならないように、コレステロールがたまらないようにするしか方法はない。
     一旦古びた血管は、どんなに食養生しても、もとへは絶対もどらんといわれがっかりしています。こうなったらもう青汁しか救いの手はないと思うんです。
     本人もいよいよ青汁にすがるより方法はないと自覚して、一日3合づつのませています。タバコは一切やめました。青汁で、絶対もとへ戻らぬ動脈硬化でも、少しは若返ってこないか、血のにごりがなくなり、血のめぐりがよくなってきたら、コレステロールもたまらなくなり、血管も・・・・・・と思うのですが。とにかく青汁を信じて、一日5合くらいのつもりでいます。」
     あなたの心臓はノイローゼ(心臓神経症)で、心配はありません。
     もともと神経質という下地のあるところへ、食べもののまちがいが手伝って、そうしたことになったのだと思います。うんとナッパを食べ、青汁をのみ、いらぬ取り越し苦労はしないことです。

     しかし、ご主人の方はウッカリできません。いぜん、たしか十二指腸潰瘍で、熱心に青汁をやられたと記憶していますが、多分、いわゆる「のどもとすぎれば」というやつでしょう。
     健康をとりもどし、好調がつづくと、つい自信過剰に陥りやすいもので、「青汁なんか」という気持になっていられたのでしょう。それが危いんです。青汁はもともと健康になるためのもので、いかに頑健なものでも、またそのため、とかく不養生をあえてしがちな人々にこそ、ころばぬさきの杖として必要なものなのです。

     しかし、今さらそんなことをいってみてもはじまりません。頭をうってからでも、生命あるかぎり決して遅すぎることはありません。いちばんよくないといわれているタバコをやめられたことは結構です。
     また、コレステロールを下げる薬もよいでしょう。けれども、この薬とてやはり薬。ともすると副作用があらわれます。それに、コレステロールの高いことだけが、唯一の原因でもありませんから、ただそれを下げるだけが能ではありません。
     ともかく熱心に食養生につとめること。一旦いたんだ血管はもう治らんといわれているようですが、決してそういうものではありません。養生しだいでコレステロールも下ります。血管も若がえってきます。

     もっとも大切なポイントは、少なくとも一日1キロ以上の良質ナッパを食べること。青汁は一日3〜4合(もとのナッパ750〜1000グラム)以上。できれば5合でも6合でものんでもらいたいものです。
     そして、食全体をへらすこと。もしふとっていれば標準体重以下に下げる。
     主食は、白米飯やパンはやめてイモに、蛋白食は、肉や魚・卵よりは大豆ものを主とし、良質ナッパを主とする野菜・山菜・海藻・果物を十分にそえる。つまり、緑葉食・青汁、イモ・マメ・ナッパ・青汁食に徹底する。
     なお、調理は簡単に、味つけはうすく(塩分だけでなく、糖分・脂肪・香辛刺戟物も)。酒はやめ、間食には果物。菓子、ジュース類、コーヒー、コーラなどさけること。のみものには草茶、コンブ茶、生果汁。適度の運動や鍛錬、但し寒さには十分注意のこと。過労をさけ、便通、睡眠をよくし、心の安定をはかること。

     こうしていれば、にごり、ねばっていた血がきれいになり(コレステロールがへり、コレステロールをとかす成分がふえて)、流れがよくなるから、発作もしだいにおこらなくなるでしょう。
     決してなまやさしいことではありませんが、あなたのいわれるとおり、こうするほかに方法はないのですから、ここで一大決心をかため、熱心に、そしていつまでも油断せず精進されるよう祈っています。
    (56・1)



2. 人間しょせん動物(7)―食養生に大切な心得
前回参照

     友成 左近 

     この他いろいろありますが、それとは少し意味あいのちがったことで、序に言い添えておきたいのは、栄養剤についてです。
     前記のように毎日の食事を改めて食養生につとめるのは、実は主として各種の無機質とビタミンを十分摂りいれるためですが、当節この食養生を怠って栄養剤に依存している人が少なくないようです。

    • それはおそらく、栄養学の究明にもかかわらず、人々だれしも、とかく生来の習慣とりわけ好き嫌いに執着するからであり、そして栄養士も、また広く食事の世話をする人々も、自他共に、そこをあまやかすからでしょう。
    • そして他方、科学技術の発達につれて、薬品企業が栄養剤を重要商品に取り上げて、それを巧妙に宣伝しているからでしょう。
    • それに、自称文化人がハネはがって、美味しいものを食べて楽しむのが人生である、それで不足する栄養分は栄養剤で補えばよい、これが文化的な食べ方であって、ウサギのマネなどする必要はない、と吹聴するからでしょう。

     ところで、人々ふつうの毎日の食事で不足している栄養分は、既知未知にわたって数多いのですが、栄養剤は、その既知のうちの、ごく一部についてです。
     従って、どんなに優れた綜合栄養剤を処方しても、不足している栄養分を、すべてうまく補足することはできません。そのうえ、その多くは化学的に合成したものであって、その構造式は本物と同様であっても、それは人知の及ぶ範囲のことで、あるいは本物と同様の効能はないかも知れません。
     また栄養剤は、ひとつひとつは無害有効であっても、体内の栄養では、多種にわたる無機質やビタミンが相互に関連して作用しているので、もしある種のものだけを過剰にとるなど、使い方をあやまると副作用を引き起こすことがあります。
     それに、意外と多額の費用がかかることは、いうまでもありません。

     そこで、不足している栄養分は、毎日の食事を改めて補足することが大切なのであって、栄養剤は、緊急に栄養分を補給しなければならない場合や、なにか特別な薬効を期待する場合に、一時利用するのは、それ相応の意義はあるのですが、それ以外で利用するものではありません。
     そして、この毎日の食事を改めるのに、動物の食べ方も手がかりすることが大切なのですが、そこで蛇足ながら付け加えておきたいのは、こうです。

       人間は動物とちがって文明を開き、科学技術を開発して、これを進展していますが、食料も例外ではなく、ますます多種多様にわたって豊富に生産して供給しています。けれども、生きた体に必要な栄養分には、科学技術によって任意に変えることのできない自然の法則があります。
       従って食料には、この法則通りに栄養分をとるのに適当なものを生産し、そこに科学技術を活用することが大切なのであって、成分や安全などは二のつぎにして、ただ広く人々の好みにあうようなもの、あるいは、ただ炊事の手数が省けるようなもの、さらには、ただ儲けさえすればよいようなものの生産に使って、人間が開発したもので、人間をいためつけるようなことをしてはなりません。

       もうひとつ、めいめい生きた体に必要な栄養分には侵すことのできない法則があるのに対し、人々生来の食習慣は、たとえどんなに執着しているようであっても、それを基礎づけている知識も、着色している好き嫌いの感情も、これまでと変わってきているのであり、これからも変わっていくものである、ということをシカと分別することが大切です。
       そして、人生なにより大切な健康をはかるためには、変えることのできない法則通りに栄養分がとれるように、変えることのできる食習慣を変え改めていくように、たゆまず努めることが大切なのであって、これを怠れば、病苦に泣くようになると、シカと心にとめておかねばなりません。
      (おわり)


3. ききすぎる薬

     医学博士 遠藤 仁郎 

     78才の老婦人が、

     「一月ほどまえにカゼをひき、薬局で、よくきくというアメリカ製の薬をもらった。なるほど、セキはすぐとまったが、それから口がかわくやら、便秘するやら、からだの調子はかえって、よけいくるってきた。気分は悪くはない。京都まで出かけて花見をし、保津川下りもたのしんできたが、べつに疲れもしなかった。しかし相変らずセキが出る。」

     といってみえた。  カゼをひいたあと、気管支が過敏になっているためで、心配はいらない。気候がよくなれば自然になおるだろう。薬をのむなら、つかいなれている緩和なもの(民間薬といった)の方がよかろう。
     いまの新薬、ことに文明国の薬はききすぎる。現代人はからだが悪くなっているから、昔流の薬はききにくい。
     そこで新しい強力な薬が次々に開発される。むかしの人は体質がよかったから、ききめのトロいものでも結構きいた。というより、からだにそなわっている自然の力、健康力、生命力が強かったので、よわい薬でもおし切ることができた。
     いまは、強い薬の支えがなければ抵抗できなくなっており、文明が進むほどその傾向ははなはだしくなってゆくので、文明国の薬ほどよくきく。
     しかし、それだけ副作用もつよい。文明人のからだの悪くなったのは、あまりにも不自然・不合理になった日常生活、ことに食のまちがい――うまいものばかり食べてナッパを食べなくなってしまったところにある。
     粗食・菜食家には薬はいらないか、弱いものでもよいが、美食家、肉食化ほどきつい薬が必要になっている。
     昔の川柳に、「安薬のきく木食」とあるが、いまは、「高貴薬もてこずる贅食」とでもいうか。それはともかく、新薬ことに文明国のものは、若い人にはよろこばれようが、昔人間にはききすぎる、というわけで、新薬のことはまるで知らず、昔の薬しかつかわない(いや、ようつかわない)私の薬がよいというオールドファンがあるのも、そのためだろう。
    (56・4)


4. 秋田支部学習会

     秋田支部第2回目の学習会が、東京の田辺弘先生をお迎えして、寒空の中、中央公民館で11月23日午後1時より4時まで行なわれました。参加者は、遠く県北より和田さん、大潟村より久能さんご夫妻。
     他7名。最初に全員で乾燥ケールの青汁ジュース(ミカン6ヶ、牛乳を大きなコーヒーカップで2杯弱、乾燥ケール2袋をミキサーにて2分)を飲用。そのあと、田辺先生よりイモ、菜ッ葉の料理法の指導をうけ、雑談形式で体験、質問が活発に行なわれ、全員さらにイモ、マメ、菜ッ葉青汁の大切さの理解を深めました。
     全員に生のケールが(4〜5枚ずつ)配ばられ、閉会しました。
     佐藤京子さん(乾燥ケールを約5年間飲用して再生不良性貧血の完治した方)が会場の整理等手伝っていただきました。

    (秋田支部 嵯峨征男記)


5. 健康のための食生活

     日本人の食生活は現在すでに満足すべき水準にある―

     昨年10月農政審議会の答申(80年代の農政の基本方向)は、こう宣言した。
     戦後一貫して食生活の改善は、すなわち食生活の洋風化であるとされ、その方向で日本人の食生活は年々豊かさを増してきたが、半面それに伴って成人病も著しくふえてきた。
     日本民族の健康という観点からみて、もうそろそろこの辺で洋風化をストップした方がよいというわけである。
     米国でも上院の栄養問題特別委員会が、1975年から77年まで2年間にわたり、世界中の医学の権威や研究機関の頭脳を動員して食事と健康の関係を徹底的に調べたが、その結果、明らかになったことは、心臓病やガンや糖尿病などの現代の多くの病気がすべて先進国的な食事を原因とするものであって、その意味では現在の米国の食生活が全く不自然で間違ったものになっているという、米国人にとってショッキングな結論であった。
     そしてこの委員会のレポートは、現在の食事から即刻、動物食を減らしてでんぷん質をふやすべきであるとし、脂肪30%(うち動物質10%)、タンパク12%、炭水化物58%を摂取目標(カロリーベース)として国民に訴えた。
     ところがこの目標とされた栄養バランスの状態に、実は米を主食とする現在のわが国の食生活の内容が位置しているのである。
     先の特別委はもちろん日本人の食生活をも研究したものであって、今では日本人の食生活がむしろ欧米人のお手本となるに至っているのである。
     今、米国では日本食ブームが静かに広がっている。
     昨年、共同通信調査センターが米国で行ったアンケート調査によれば、調査した米国人の9割以上が「日本料理は健康にいい」としており、具体的には「太りすぎ防止になる」(78%)という回答が多く、特に女性が美容と健康の両方によいと答えている。
     東京教育大の杉靖三郎名誉教授も最近本紙で次のように警告された。
     「よくいわれている“御飯を少なく、おかず(肉、魚)を多くとれ”というのは、健康に悪く、成人病の発生に手を貸すことにもなりかねない「(日本人の健康増進食事法)」
     私たちは、私たち“日本人”の食生活というものに、もっと自信を持ってよいのである。
     ナウなのはむしろ日本食なのである。(松岡尚一)

    (56・4・17 山陽)


6. 腎炎の方の食べ物

    東 S.T. 

     お弁当にもお八つにも。ジャガ芋を卸し金ですり卸し、油を引いたフライパンに卵を焼く様にうすくのばして入れ、その上にシラス、青汁粉又は青汁顆粒等をふりかけ、火を細くしてゆっくりとやき上げます。
     おこのみ焼の様で形ちもよく見た目もきれいでじゃが芋がとても美味しくて皆様に喜ばれています。御試めし下さい。


7. ますますのご活躍を

    神戸市 K.T. 

     「健康と青汁」、いつも興味ぶかく読ませていただいております。特に医学面での事例や報告は、私の唯一の情報材料で、とても興味のあるところです。
     また、知名人の言葉や、宗教的な教えは、先生のお人柄にふれるようで、心して読ませていただいております。私は、梁瀬義亮先生の講演の中で、青汁と遠藤先生を知ったのですが、その講演を主催していましたのが、有機農業研究会、そして、私も参加しております「食品公害を追放し安全なたべものを求める会」という団体でした。
     入会して5年たちますが、添加物の入っていない食品を極力もとめて、健康面では注意しておりますが、食物のたべ方はこの「健康と青汁」で教えられました。
     青葉の生食はなかなかむづかしく、庭のケールも3〜4本と、心細い有様です。
     粉末は続けてのんでおります。つくっておりました花や木を整理しましたので、ケールをもう少し増してみようと思います。
     どうぞ、これからも、ますますのご活躍を祈っております。連日、新聞に「がん」による死亡を報じていますが、食物のミネラル欠乏による病気だと感じます。
     青汁のますます広く人々の間に理解されますことを、心から願わずにはいられません



8. 効果におどろく

    山梨県 T.N. 

     青汁新聞を拝読しております。その効果に驚いたり、ありがたく思っており、多くの人にすすめております。


9. 新春だより

    大分県 S.O. 

    青汁歴19年になりました。体調きわめて順調です。今年の4月には70才になります。おかげさまと感謝いたしています。


    奈良県 N.M. 

     青汁をはじめて3年。
     それいらい血圧正常。高尿酸も動脈硬化もすっかり影をひそめました。今では、青汁なしの生活は考えられません。


    三重県 A.E. 

    十数年拝読している「健康と青汁」のおかげで、頗る元気で傘寿をむかえました。こうした恩恵をうけている者は全国に何百何千といると思います。どうもありがとうございます。


    倉敷市 H.M. 

    いま、食生活の危機が叫ばれるとき、その使命は重大なことと自覚いたしおります。自分のこともふまえ、万人の幸福の泉となりますよう!


    岡山県 S.A. 

    青汁をはじめてから、ちょうど29年目でございます。妻子なく無財よせくる老の波何を恐れん一発水爆(一路青汁)


    奈良市 M.T. 

    地球と人の心の荒廃を思うにつけ、ご主張が評価されるときが必ず来ると思います。


    熊本市 T.I. 

    「健康と青汁」紙、毎号感激に堪えません。


10. 教壇に倒れた民辻先生より(田辺)

     いつも大変お世話になりまして有難うございます。
     ケール顆粒のお蔭様で血圧も110〜2、30位に下がり大変順調でよろこんでおります。
     山崎先生にいつも心配していただきまして食事の方もすっかり馴れまして、体の方が快適になりました。
     さて親しくしております方ですが香川さんご夫妻でぜひ青汁を飲んで体調を整えたいといわれおすすめいたしました。
     文中、山崎先生は同校の同じ様な1年前から顆粒でよくなった体験者です。



11. しだいによい

    東京都 H.N. 

     腰痛、下肢痛、水虫、足の冷え、胃炎、アレルギー性鼻炎等々の症状があります。
     5月29日から青汁をはじめています。血圧が、126−92(左右)あり、10日飲用で110−75(左右)にさがりました。
     肩こり、胃の痛み、おもぐるしさが軽くなりました。
     体重も58kgから55〜56kgに減っています。まだ腰痛、下肢(ヒザ、太もも、足くび)痛、アレルギー性鼻炎がありますが、つづけて青汁を飲用します。
     長年、白米、甘味品、たまご、肉が好物です。
     さらに運動不足がたたりました。



12. 質問箱


     この冬はきびしい寒さでケールがすっかりやられてしまいました。よい対策はありませんか。


     古いケール(前年秋まきや春まき)はやられても、若い(8〜9月まき)のはシャンとしています。「ケールの作り方」に、1年に3〜4回まくよう書いてあるのは、こういう不測の事故にそなえるためです。

    (遠藤)



 コラム紹介

    怒れば気上り、
    喜べば気緩み、
    悲めば気消し、
    恐れば気下り、
    寒すれば気収り、
    熱すれば気泄し、
    驚けば気乱れ、
    労すれば気耗り、
    思へば気結す。

    素問



    むかしの人の行いが正しかったのは、
    自然のおきてにすなおであったからだ。



    医家は厭くまでも
    精神肉体を兼ね司る一元論者として
    患者に臨視せざるべからず。
    苟くも精神状態を知らずして
    完全に肉体を治療せんとするが如きは
    到底不可能事たるを免れず。
    (噫医弊)



    聖業であるべき筈の医業が企業視され、
    また、事実、企業化されていることは不幸なことだ。









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