<1981年2月15日発行 第294号>
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目次
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1. 健康相談室 冠不全
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医学博士 遠藤 仁郎
「39才の主人ですが、冠不全というので、青汁をのんでいます。血圧はだいぶ下りましたが、さいきんの検査で、血管がつまりかかっているようだ、といわれました。
この病気にはきかないんでしょうか」
との電話。
「いや、ききます。よくなった方が少なくありません。
しかし、分量が十分でなかったり、ほかの食事がデタラメであったりすれば、あまり効果はのぞめません。」
「青汁は、だいたい、コップ1〜2杯ですが、ご飯はよく食べ、牛肉がとくにすきで、1日おきに食べています。
タバコはやめ、お酒ものみませんが、甘いものが大好きです。」
「それじゃあ、とても、少々の青汁ではおっつきません。少なくとも1日1キロ以上の良質ナッパが必要ですから、青汁にしてコップ4〜5杯、あるいは、それ以上のむべきです。」
「どうも嫌がりまして。」
「それに、牛肉や甘いものは絶対やめるべきです。」
「それも、なかなか。」
「それはワガママというものです。冠不全は、心臓をやしなっている血管(冠状動脉)の血行が十分でない状態のことで、それが進行して血管がつまれば、イノチとりの心筋梗塞です。
さいきんの検査で、どうやらその気配があるらしいとのことですから、あるいは、もう、一歩手前というところまで来ているのかも知れません。ウッカリはできませんよ。」
「コレステロールや中性脂肪を下げる薬をもらっています。」
「薬をのむのも悪くはないでしょう。けれども、薬にたよると、つい、養生がおろそかになりがちだし、厄介な副作用がおこらぬともいえません。
冠不全のそもそもの原因は、大雑把にいって、ご馳走のたべすぎ、酒やタバコののみすぎ、菓子のたべすぎ、運動の不足、精神的ストレスなどといった、日常の不養生、とくに食べもののまちがいにあります。
コレステロールがふえるのは、食べすぎ、ことに脂ぎった牛肉、バターなどのためだし、中性脂肪はご飯の食べすぎ、甘い菓子やジュース、味つけの砂糖のつかいすぎ、などのせいです。
そこで、すすめたいことは、すぎている牛肉や甘いものはやめるか、極力へらし、青汁をウンとのむこと。
食全体をへらし、体重を標準以下に下げること。
主食は白米飯、白パンよりは玄米食、黒パン、むしろ雑穀、豆などにし、イモならばなおよろしい。
蛋白食品には大豆ものを主とし、小魚、乳など。そして、良質ナッパを主とする野菜、山菜、海藻などを、主食・蛋白食品の2〜3倍そえ、なるべく多くを生食し、青汁にしてものむ(緑葉食・青汁、イモ・マメ・ナッパ・青汁食)。
調理は簡単に、調味はうすく。間食にはクダモノ(農薬汚染のない)。
一方、便通、ねむりをよくし、適度の運動、心のやすらぎをはかるなど、一般養生法をまもること。
つまり、あやまった日常生活を全面的にたてなおすことです。
まだ若いのに、いま、どうこうということがあっては大変でしょう。
まさにイノチにかかわることです。
好きの嫌のといっているばあいではありません。
後悔の臍をかまれないよう、本当にイノチがけで、真剣にとりくんでもらいたいものです。」
(55・7)
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2. ニキビ
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医学博士 遠藤 仁郎
ことし短大を卒業するむすめ。
身体はいたって健康ですが、ニキビがすごく出て困りはてています。
方々の皮膚科にゆき、また、おがみやさん、神社、お寺さんにも、足をはこびつづけても治らず、可哀相でなりません。
青汁をのめばニキビにも効くでしょうか。
という手紙が来た。
○
ききます。若い娘さんが、うまくもない青汁をのんでいるのは、たいていそのためです。
いや、ニキビだけではありません。
肌の色つやがよくなり、美しくなるので、よろこばれています。
私は、3週間のんだら鏡をごらん、と、よくいうのですが、熱心にやれば、なかなか馬鹿にならぬ効果があります。
さて、この、熱心に、ということですが、それは、質のよい青汁の十分の量を根気よくつづけること、そして、他の食べものや便通に気をつける、ということです。
質のよいこと
材料ナッパが、ホウレンソウ、フダンソウ以外の、緑色の濃いもの、しかも、農薬や化学肥料をつかわず、昔風の、堆肥、厩肥、油粕、鶏糞、魚粉、石灰、木灰など有機質肥料でつくったナッパであること。
十分の量
ほかの食べもののとり方によってちがうが、少なくとも、1日2〜3合(もとのナッパ500〜750グラム)以上。
多いにこしたことはない。
ほかの食べもの
ニキビにもっともよくないのは糖分のとりすぎ。
甘い菓子(オカキ、ダンゴなどもふくめて)やジュース類はやめ、間食はくだものにすること。
味つけの砂糖、コーヒー、紅茶、おかずにつかう砂糖もなるべく少なくすること。
次に、主食をへらすこと。
ふとっていれば、標準以下にやせること。
蛋白食品もすごさないこと。
おかずには、良質ナッパを主とした野菜、山菜、海藻、くだもの類をうんと食べること。
なお、食べものは、すべて安全なものとし、有害有毒なもの――農・畜・水産用薬に汚染されたものや、危険な添加物のおそれのある貯蔵・加工食品、既成食品・インスタントものなど、つとめてさけること。
通じをよくする
通じが悪いとニキビは治りにくい。
上述の食事では、たいていよくなるものですが、それでも、出にくければ、もっと繊維のあるものをふやすことと運動、ことに腹筋の運動をおこたらないこと。
(55・2)
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3. 青汁食養生で考えること −食物選択の自由について (4)
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前回参照 |
友成 左近
青汁食養生に心がけるのは
けれども、青汁食養生に心がけている私たちは、幸い縁あって良師の指導にあずかって、毎日の食物について、まだ至って不行届きながらも、その本来の目的や方法を自ら筋道たてて考えています。
そして、これまでの食物を反省して、まだ不十分ながらも、まずもって青汁を飲んで、青野菜を、それも良質で安全なものを毎日しっかりと食べ、さらにその他の食物も「イモ・マメ・ナッパ」を合言葉にして改めています。(その意義や方法の詳細は省略)。
ところで、この青汁はいうまでもなく、その他の食物で改めているものも殆んどすべて、おそらくだれにも、生来食べ慣れて好きになっているものではなく、むしろ嫌いなものの最たるものでしょう。
けれども、こういうものを食べなければ、とうてい栄養分は十分とれないと自ら考えて、食べ慣れて好きになっているものが食べたい、という人々ふつうの思いを辛抱しているわけです。(といって、それは初めの間のことで、しばらく食べ続けているうちに、別にそう辛抱するほどのことではなくなり、やがては好みがだんだんと変わってきて、改めたものの方がかえって美味しくなっています。
とくに青汁は、その性質上だれにも多少は不味いのですが、別にそう不味くはなく、いうなれば、えもいえぬ味わいになって、毎日飲まねばモノたりないようになっています)。
また、こうしたものは殆んどすべて、世間では低級で不味いものといわれ、そして市販では、世にいう高級で美味しいもの、それに炊事などの手数をそうかけずに食べられるものばかりであり、そしてそれが盛んに宣伝されています。
けれども、そうした市販の動向や宣伝にあえて抵抗して、そんなものを食べていては、栄養分が十分とれず、有害有毒物も食べこんで、なにより大切な健康を損なうと自ら考えて、人々から時代おくれ・変わりものといわれても、別に意に介せず、みずから自信をもち、また食物の調達や炊事の手数もいとわず、毎日食べていかねばならないと自ら考えているものを食べているわけです。
そして、もしそう心がけなかったら、とうてい得られない(と自ら考え、また人々もそう思う)健康を保っているのであり、また食欲にも日々そう不満は感じていないのです。
(つづく)
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次回参照 |
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4. メマイと動悸
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医学博士 遠藤 仁郎
時々メマイの発作があるという50がらみの女性と、時々動悸の発作があるという30代の女性があった。
いずれも、診たところ、特別の所見はなく、血圧も正常。
おそらく自律神経不安定症といったところだろうが、共通しているのは、肉食がちで、野菜のとり方が少ないうえ、ともに大の菓子ずきということだった。
砂糖や米飯、肉・卵類などがすぎると、神経が不安定となり、ものごとに感じやすくなるので、メマイがおきたり、心臓がおどったりもする。
くわしい検査は、もちろん必要だろうが、ともかく、菓子をやめてクダモノにし、おかずには野菜ことに良質ナッパを多くし、味つけをうすくすること。
そして、少なくとも1日2〜3合(もとのナッパ500〜750グラム)の青汁をのんでみるべきだ。
(54・1)
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5. 健康相談室 市販のナッパは危い
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医学博士 遠藤 仁郎
48才の女性からの電話。
昨年の10月から耳鳴りがしだし、同じころからメンスがあがった。
肩がひどくこり、時には、しんどくてたおれそうになり、今にも死ぬのではないかと不安になることがある。
耳鼻科では、なんとか性難聴があるだけだといわれるが、別に聞えにくいことはない。
内科では、特別のことはない。整形では、頚の3番目と4番目の骨が老化しているとかで薬をもらった。
それで、いく分よくなったが、耳鳴りはかえってひどくなったので、薬をのむのはやめている。
たまたま先生の「青汁は効く」をみて、これだと思い、さっそくケールの種子をさがし播いた。
しかし、まだ小さくてつかえないので、店のコマツナ、パセリ、キクナ、キャベツ、レタスなどをしぼってのんでいるが、少しよいような気がする。
このままつづけてよいものか、また、いったいどこが悪いのか、何科にかかればよいのかおしえてほしい。
○
一口でいえば老化現象。
あるいは更年期症状といったものだろう。
かかるとすれば内科だが、ホルモンの変調で自律神経が不安定になり、感じやすくなっているためで、いろいろな薬をいくらのんでも、結局、一時おさえの間にあわせにすぎない。
ちょっと効くようでも、また別の症状がでてくるかも知れないし、副作用がないともいえない。
からだがそうなっているのだから、――それは、ながい間のまちがった不自然不合理な日常生活、ことに食のあやまりによって――ともかく、まず、食べものだけでもなおすべきだ。
青汁はそのためのもの。
つまり、習慣食に不足している野菜、とくに良質ナッパを補って、栄養を完全にし、バランスのみだれのために来ている体調のくるいを正そうというもの。
だから、青汁を中心とする食(緑葉食・青汁、イモ・マメ・ナッパ・青汁)、せめて青汁だけでも熱心につづけるべきだ。
けれども、市販のナッパの青汁は問題だ。いや、危険だ。
というのは、青汁の効果をあげるためにはかなり大量のナッパが必要。健康者でも1日500グラム(青汁にして約2合)。
どこか調子のよくないときはそれ以上のまねばならない(1〜1.5キロ(青汁にして4〜6合も)、もっと多くのまねばならぬこともある)。
ところが現在市販されている野菜類には農薬のつかわれていないものは殆んどない。
ふつうには食べる量が少ないから、大した影響はないだろうが、青汁のばあいは、どうしても農薬の害はさけられない。
それでも、一時的にはたしかに体調はよくなるが、2〜3週間とつづけていると、やがてヘンになり、肝臓が悪くなっているといわれる、といったことがよくある。
青汁の材料は、絶対に安全なものでなければならないことを忘れないようにしてほしい。
(55・8)
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6. 謀反をおこせ
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医学博士 遠藤 仁郎
いま一般の食べものには大変なまちがいがあり、それが、不健康者や病人の多い原因と思われるが、ながい間にしみついた習慣をあらためることは、なかなか容易なことではない。
食品の生産法にしても、食事構成にしても、調理や食べ方にしても、みなそうだ。
それを、思いきって正常化・合理化するためには、まず、在来の習慣、慣習をブチやぶらねばならぬ。
つまり、謀反をおこさねばならぬ。
一時は混乱するかも知れないが、そうでもしないかぎり、なんの改革でもがそうであるように、なまぬるいやり方では、とても成功するものではない。
(55・8)
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7. 喫煙と癌
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アメリカでは、1930年頃には、男性の肺癌は10万人にたいし3例くらいだったが、今では60例をこしている。
女性には以前は少なく、免疫性なんだろうとかんがえられていたが、1955年頃からウンとふえ、喫煙が原因とわかった。
なお、喫煙と飲酒とが重なると、口腔、咽頭、喉頭、食道などの癌もふえてくる。
(Weisburger,Environmental Cancer,1978)
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8. 禁煙者のウソ
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医学博士 遠藤 仁郎
ロンドンのある病院で、静脉血の一酸化炭素ヘモグロビンの濃度をしらべた成績によると(Sillettら,Br.m.J.1978/2:1185)`真の禁煙家161名では0.3〜1.6%にすぎなかったが、心筋梗塞で、医師から厳重禁煙を命じられ、実行しているという79名のうち22%では3.8% ニコチン入りガムで1ヶ月禁煙しているという140名の40%は2.9%だった。
これでみると、いわゆる禁煙家には相当ウソがあるようだ。
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9. 売ってほしい葉付きダイコン
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このごろの店頭では、どうして葉のついたダイコンを売らないのでしょう。
農薬が危険というならせめて安全自家栽培のダイコン葉を活用しましょう。
葉にはカロチン・ビタミン類が豊富で、根より栄養があります。
細かく刻んで菜めし、いため煮、つけ物にして食卓をにぎわしなどなど・・・・・・。
冬はダイコンの季節です。
細かく刻んだみそ汁の実は「おふくろの味」、おでん、ふろふき大根は「家庭だんらんの味」、切り干しダイコンは「ふるさとの味」、ダイコンは何一つムダのない万能野菜です。
消費物価の高い今時、生活の知恵をはたらかせてダイコンを大いに愛用しましょう。
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10. 長年の頭痛
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北海道 T.Z.
書店で「青汁と健康」を見つけ、先生にお手紙をいたしましてから1年になります。
ケールの種子を5月にまき、20本ほど元気にそだちましたが、30センチほどにしかなりませんでした。
パセリ、小松菜、青シソなどとまぜ、1合づつのみ甘いものや肉をひかえて、野菜や豆やキビやイモを多く食べるようにしていましたら、長年つづいた頭痛がまったくなくなり顔色もよくなりました。
青汁を信じなかった主人や、バカにしていた父も、これを見て、ハコベやアカザをとって来てくれるようになりました。
栄養剤、痛みどめ、サロンパスを欠かしたことのない私でしたが、きっぱりやめ、カゼをひいたナと思ったら、オオバコの葉をせんじてのんでいます。
夏から秋と私を助けたケールは、いま雪の下です。
春に新しい芽を出さないものかと、数本のこしておきました。
キャベツの根は、のこしておくと、春にわき芽を出すので、ケールにも、それを期待しているのです。
今年は、キャベツの種子をどんどんまいて、葉がまかないうちに青汁にし、せめて2合はのみたいと思っています。
青汁ミンチも買う予定にしています。
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11. 青汁で九分通り
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兵庫県 H.N.
3年程前に狭心症の発作を起し、医者に高血圧、冠不全の診断をうけました。
以後、病院の薬を飲んでいますが、思わしくなかった体調も、青汁のおかげで九分通り元にもどったような今頃です。
今後も青汁は続けて飲んでいきたいものと思っています。
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12. 神経痛が楽になった
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広島市 T.K.
ケールを蒔いたら大きくなりました。
何にも予備知識がないのに、ジュースにして飲めばよいくらいに、普通のバナナやリンゴのジュースのつもりでいたら、そのまずいこと、話になりません。
さっそく「青汁と健康」をもとめて読み、概要の知識を得ましたので、自作の春菊や大根葉、キャベツなどとミキサーにかけ、しぼりとって汁だけのむようにしています。
カスと一緒よりは楽にのめます。
2週間ばかりの飲用ですが、脚の神経痛が楽になったので、散歩などにも支障を感じないようになりました。
若いものがいろいろ薬をもってきてくれ、私どももアリナミンや無臭ニンニクを購入して飲んでいましたので、夫婦で月に1万5千円くらい消費し、3ヵ月は服まぬと効果はないものだと聞いて、やっていました。
この青汁なら、これまでのような経費もいらぬとよろこんでいます。
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13. 効果に感謝感激
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岩手県 S.K.
この3月に、三十数年間の勤めから退職、第二の職場に就いております。
退職時、血圧、検尿、心電図、その他の成人病検査をうけましたが、何等異状がなく、数年前の白内障も知らぬ間に治癒いたしており、今更ながら青汁の効果に、感謝、感激いたしております。
冬の長いみちのくにも青汁の季節がまいりました。
飲めなかった寒い間の分まで、充分いただいております。
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14. 私の体験
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倉敷市 T.Y.
昨年12月22日に男の子の孫が生れました。
1月2月はどんなこともなく、すくすくとそだちましたが、3月のはじめ頃より胎毒でしょうか頭に出はじめました。
わるいものは出してしまえばよいがと言っていましたがますますひろがって来ました。
丁度幼児検診がありましたので保健婦さんに見てもらいましたら「この吹出物は1年位いなおらないかも知れませんよ」と言われましたそうです。
お母さんの方は毎日1合5勺位いのんでいますが母乳ではきかないようです。
直接青汁を午後3時とお風呂上りに1回5勺位い毎日飲ましましたらひろがるのが少しづつすくなくなって1ヶ月後には大分よくなって2ヶ月位いになりますとすっかりよくなりました。
青汁のよさが目に見えてきくのにおどろいております。
末筆ですが遠藤先生どうもありがとうございました。
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15. はげしい肩のコリ
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16. 質問箱:青汁をのむと下痢します
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問
青汁をのむと下痢します。心配ないでしょうか。
答
心配ありません。ものがあたって腸炎をおこすのとはちがい、青汁で腸の運動がさかんになるからです。
いわばちょうが掃除をするわけです。
やがてなれてきますが、気になれば、分量をへらして、少しづつからならしてください。
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コラム紹介
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独りでいるときが最も独りでないときだ
キケロ
清き物、かうばしき物、もろく和らかなるもの、
味かろき物、性よき物、
この五の物をこのんで食うふべし。
益ありて損なし。
養生訓
多く食うには少し食へ
百の説教よりも一の実行
類要に曰く、
昔道行く人あり、
陌上に三叟を見る年各々百余歳、
相与に禾莠を?く。
車を住めて三叟に問ふ、
何を以てか此の寿を得たると。
正叟前して詞を致す、
室内の姫粗醜なりと。
中叟前して詞を致す、
腹を量って受くる所を節にすと。
下叟前して詞を致す、
暮臥して首を覆はずと
丹水子
他の為になして己が為にせず。
これすなはち医業の本体なり
フーフェランド
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