<1977年9月15日発行 第253号>
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目次
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1. 年がよったら(1)
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医学博士 遠藤 仁郎
できることなら、健康で長生きしたい。人なみ以上の長生きは望めないまでも、生きているかぎりはマメにすごしたい、とは誰れしものひとしく願うところ。
外邪との戦い
人生は外邪との戦い。戦に勝つ秘訣は、孫子のいわゆる「彼れを知り己れを知れば百戦殆(あや)うからず」。
すなわち、彼れ(健康上有害なことがら)、とともに己れ(老人の特質)を、よく知ること。
老人の特質
老人のからだは、つかいふるした機械。
病気があればもとより、達者だと思ってはいても、どこかにガタが来ており、健康の幅はたしかに狭くなっている。
そして、病気にたいする抵抗力(防衛能)も、回復力(治癒能)も、ともによわっている。
大事に使う
そこで、心得の第一は庇護。万事ひかえめ、無理をせず、大事に扱う、ということになる。
しかし、あまり消極的にすぎては、却って体力をよわめ老化をはやめるから、庇護を主とし、適宜の刺戟を加えて、なるべく能率的につかうこと。
年を忘れる
「年を忘れろ」、「年寄りくさくなるな」、とよくいわれる。
しかし、これも程度によりけり。年だ、年だとふけこんでしまうのは、もちろんよくない。さりとて、いかに若い気ではいても、年はやはり年。元気にまかせて無理を重ねると、思いもよらぬことにもなりかねない。
年には、こだわりすぎてはならないが、忘れすぎてもならない。
たのしい毎日
腹をたてたり、心配や気苦労ばかりしていると、はやく年をとる。
せいぜい気楽にのんびりくらしたい。しかし、あまり平穏無事で退屈すぎ、刺戟がなさすぎるのも考えもの。
定年退職して、ひまになると、したこともない病気をしたり、急にふけこむ。
だから、あまり深刻でないことはむしろなにかある方が幸せかも知れない。
それはさておき、うちこめる仕事か趣味はもちたいもの。
心のはり
そして、生きがいが感じられ、はりきって来ると、からだ中の生気がよみがえり、体力・抵抗力ももり上ってくる。おさない孫の面倒をみなければならない羽目になると、老人夫婦がたちまち元気になる、とはよくあることだ。
99才の天寿を全うされた矢野仁一先生(京大名誉教授)は、「自分でなければ出来ない仕事をもつことが長生きのコツだ」といわれ、先生ご専門の中国革命史の著述にうちこんでいられたが、その完成後、約半年、燭火のきえるように大往生された。
こういうことは、われわれ凡人にはむつかしいだろうが、絵や書をかいたり、川柳、俳句、短歌、あるいは土いじり、盆栽、菜園つくり、家内外の清掃など、やろうと思えば何でもあろう。
よく、「忙がしくて年をとる暇がない」といわれるが、これほどのしあわせはあるまい。
運動
「動く戸枢はむしばまず」、
「ころがる石には苔つかず」、
「年は足から来る。」
運動が不足すると、体力はおとろえ、老化をすすめる。
病気や怪我でねこむと頭までボケてしまう。運動すると、血行がよくなり、代謝がさかんになり、血がきれいになるから、肉体的にも精神的にも活力を増し、若返ってくる。
ただし、はげしすぎるとかえって体力・抵抗力をよわめる。つねに、体力に応じた運動。疲れない、疲れの残らない程度の運動に心がける(老人は、疲れにも鈍感である点に注意)。
体操よし、散歩よし(万歩あるきでもよし、用事があっても無くても、ともかく歩く)、走るもよし。軽スポーツ、軽作業(なれていれば重労働)もよかろう。
姿勢
背骨がまがると病気するともいう。腰をのばし、いつも姿勢をよくする。
また、背骨をうごかす体操。
発声
大声を出す。よい運動であると同時に、呼吸による浄血効果、精神的効果もある。歌をうたう、詩を吟ずる。謡、浪曲、義太夫。祝詞、念仏など。
また、大声を出して笑うのも大いによい。
呼吸
深呼吸。ただ大きく呼吸するのも、坐禅や静坐の静かな深呼吸でも、また、大欠伸でもよい。
「よく呼吸するものはよく生きる」。
気管支、肺
老人はカゼをひきやすい。抵抗力をよわめ、こじれて肺炎でもでてくると命とりになる。寒さにならす(なるべく薄着し、皮膚をまさつするなど)とともに、気管支、肺を大事にする。
それには、きれいな空気を吸うこと。大気汚染をさけ、タバコをやめる。
これらは、ともに、気管支や肺の抵抗力・防衛能をよわめ、バイ菌やビールスにおかされやすくする。
ほこりや寒さ、乾燥を防ぐにはマスク。人混みの中、ことに病人のところでもマスク。
そのうえウガイ。ことに鼻のウガイ(ほこりやバイ菌・ビールスのたまる鼻の奥を洗うため)の励行。
コヨリで鼻をくすぐり、クシャミして鼻水を流すのも、カゼのよい予防法だ。
平素からやれば鍛錬にもなる。
ねむり
老人は疲れやすく、その回復がおそい。十分ねむること。
むかしから、早寝・早起きがいわれているが、どうも、これは老人の自然。
つまり、早くねむくなるから宵寝し、それだけ早く目がさめるだけのことのようだ。
だから、少しもこだわるには及ばない。おそ寝ぐせのものは朝寝すればよい。
要は、疲れが完全にとれ、気持ちよくおきられるまで、十分寝ること。睡眠時間の長短、また同様、きまりはない。昼寝も、結構。
但し夜の眠りが妨げられるなら、注意する。不眠を訴える老人も少なくない。
寝つきがわるい。夜中に目がさめ後が寝つかれない、夜どおし眠れない、などいろいろあるが、多くのばあい心配は無用。
ことに、食事がふつうにおいしく食べられるようなら、必要なだけは寝ているのだから、少しも気にすることはない。
寝つきのわるいのには、寝がけの酒一杯も結構。また、寒いときは入浴後すぐ寝る。
食事
いつもおいしく食事できるのは健康の徴には相違ない。しかし、老人は、消化能、吸収能、利用能、解毒能、排泄能など、ともにおとろえているので、食べすぎないこと(少食)。
ことに、現在の習慣食は、白米飯、肉類、卵、糖、酒などにかたよった、栄養的には不完全な贅美食になっており、有害有毒食品も少なくない。
しかも、とかく、食べすぎになりがち。ために、代謝の不完全、血のにごりをまねき、体力・抵抗力にも、また、とくに老化現象にとっても、不利の影響をあたえている。
高血圧、動脉硬化、糖尿病、癌などの多いのは、そのためと思われる。
老人食の理想
老人食の理想は、少食ですみ、しかも、栄養素は十分であり(完全食)、安全食でもあること。
そのためには、主食には、栄養的にも安全性にも問題がなくもない米・麦よりは、ソバやマメ・イモ。蛋白食にも、同様、肉・魚よりは大豆ものがよく、それに、安全な良質ナッパ(ビタミンおよび吸収しやすいかたちのミネラルにもとんでいる)を主とする野菜・山菜・海藻をそえ、ナッパはなるべく多くを生で食べることだ(青汁は、それを可能にする簡便法)。
なお、野菜や果物の必要性は、いぜんからいわれていたが、良質ナッパ以外では、栄養のバランスはとれにくい。
また、良質ナッパにしても、少々の量ではダメで、主食・蛋白食にたいし2〜3倍は必要。
つまり、理想的の老人食は、緑葉食・青汁、イモ・マメ・ナッパ・青汁食が適当で、せめて、青汁だけでもうんと(少なくとも1日3合、もとのナッパ750グラム以上。多ければ多いほどよい)のむことだ。
そうすると、栄養のバランスは完全にとれ、ミネラル(老人は不足しがちなカリウムの多いことも有利)・ビタミンには十分余猶があり、したがって少食ですむうえ、食品公害もさけられるから、代謝は完全におこなわれ、血はきれいになり、からだ中のすべての組織・臓器のはたらきがよくなり、体力・抵抗力を増し、老化も防がれる。
肉食(動物食)の可否
ところで、緑葉食・青汁、イモ・マメ・ナッパ・青汁食というと、それ以外にはなにも、ことに肉や魚や卵などは食べてはいけないように誤解されがちだ。が、決して、そういう窮屈なことをいうつもりは毛頭ない。
要は、なるべく安全で完全な食にしよう。そのためには、少なくとも、今の時点では、こうするほかなかろう、というまで。
また、ナッパ・青汁で、ミネラル・ビタミンに十分の余猶をもたせれば、主食にも、蛋白食にも、何を食べてもよい(安全であり、また、完全食の範囲内でだが)から、むしろかえって自由になるともいえる。
なお、老人では胃のはたらきがおとろえており、植物性蛋白の消化がよくないので、動物蛋白も欠かせない。
「年七十肉にあらざれば飽かず」(孟子)
けれども、獣肉類(牛・豚・羊など)はなるべくさけ、鶏・魚・卵・乳などにすること。そして、同時にかならずバランスをみださないよう、十分の良質ナッパ・青汁をそえること。
調理調味
調理はなるべく簡単に、ただし、咀嚼能の点を十分考慮すること。調味はうすく。食塩がすぎると高血圧、胃癌。砂糖がすぎると肥満、糖尿病、高血圧、動脉硬化(血液脂肪、コレステロールを増す)、結石、化膿症などを原因しやすい。 脂肪 バタ、牛豚脂はひかえ、なるべく植物油にする(これとて過ぎないよう)。
サラダの調味には、むしろ、黄粉、スリ胡麻、南京豆などにする)安全性の点から)。
ダシ
これも安全性の点から、化学調味料よりは、椎茸、昆布、カツオブシなど。
(以下次号)
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次号参照 |
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2. 青汁(ケール)を飲んでみて
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天童市 R.S.
私が青汁(ケール)を飲み始めたのは、昨年夏からです。
その動機は、青森から山形に赴任して間もなく、友人鈴木正太郎(支部長)さんの熱心なおすすめによるものです。
もともとも私は腎臓結核と十二指腸潰瘍を病い自然食について関心を持っていました。
丁度、昭和43年〜45年の間、福島市におりました時、兄が胃がんで死亡(父も18年に肝臓がんで死亡)したので、何んとか防ぐ方法がないものかと日夜考え悩んでいました。
たまたま福島市の婦人団体ががん防止対策の一端として催した森下敬一先生の講演で「自然食と三白(即ち白米、白パン、白砂糖、化学調味料の3つ)追放」と承り実行していましたが、単身赴任で途切れてしまっていた次第でした。
昨年早速、鈴木さんから種子を買って播種し、又一方、苗も分けて頂き、昨年夏から青汁を飲み始めました。
冬まで毎日一合五勺程度。冬期間は乾燥粉末一包を服用した結果か、昨年は例年になく一回も風邪をひかなかったことは青汁のためではないかと思っています。
今年7月9日、山形市で支部総会が多勢出席のもと盛大に開催され、態々会長の遠藤先生がお出下され、2時間半に亘る長時間の詳細なご説明と内容の充実した質疑が行われました。
青汁の効用、病気個々に対する対応策等、具体的に、詳細に指導を賜わりまして私達は愈々自信と確信をつよめ、いっそう精進しようと誓いあっているしだいであります。
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3. 鼻のウガイ(鼻飲法)
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ふつうのウガイは、口やノドを清潔にし、バイ菌やビールスを洗い去るのが目的。
しかしそれらは口からだけでなくむしろ大部分は鼻からはいって来て多くは、鼻の奥の鼻咽腔というところにくっついている。
そこでふつうのウガイではとり除くことができない。むかしの人は、コヨリで鼻をくすぐってクシャミをしろといっているが、もっとぐあいのよいのは鼻のウガイ(鼻飲法)だ。
これはもと、僧家で行われた健康法らしいが、鼻から吸いこんだ水で洗い流そうというのだから鼻咽腔の掃除にはまったくうってつけだ。
はじめは、ちょっと苦しい(水泳中、鼻に水をすいこんだ時のアレだ)が、まもなく馴れる。
そして、後の気持はまことにスガスガしい。カゼや流感の流行期には予防になり、平素から励行していれば(ことに冷い水で)、よい鍛錬になり、抵抗力もうんとたかまる。
朝の洗面時や、外出から帰って来たときなど、口のウガイとともに、ぜひやっておきたい。
なお、ちょっとした鼻カゼくらいは、これだけでも治ってしまう。
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4. アルコールの消費
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5. 畜産物
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畜産物は、植物蛋白を動物蛋白にかえて、食べよくしたものだが、飼料の養分を100として、牛乳では23%、豚肉では12%、牛肉では10%しか利用されない、という。
だから、大変な浪費をやっているわけだ。
それも、ただ、うまいものを食うためだけのために。
たとえば、現在アメリカで、家畜の飼料として消費されている食糧は、肉を食べない世界の人口10億を裕にささえるに足る、といわれている。
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6. 調子がよい
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いわき市 Y.N.
昨年秋から、私どもも青汁をはじめ、親子3人、元気にしております。
調子がよいものですから、実家の母にもすすめ、11月から乾燥青汁をのんでいます。
おかげさまで、腰痛がとれ、サロンパスとも縁が切れそうで、よろこんでおります。
また、顔色がよくなり、血圧も降ったようで、今では、母も、知人などにすすめているようです。
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7. ぜんそくぴたり
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倉敷市 A.M.
貝原校長先生、青汁お世話をしていただきましてから2か月、一家4人飲用させていただきましたが、一番ありがたく思っておりますことは、二男のぜんそくが、ぴたっと止まったことです。
毎年4、5月頃は気温の差がはげしいので一番よくないのですが、今年は一度も発作が出ないのです。
毎日が不安で必ずポケットの中に入れていた吸入器も、この頃は机の中に入れたままです。
つい3月までは、発作がきて、夜中にすわりこのハアハア苦しがっていた子が、このごろはどうでしょう。
中学生になったので、することも多くなり、夜おそくまで勉強しても平気です。
ぐっすりねむれるからでしょう。いつも気分のいい顔をして起きてきます。
こんなことならもう少し早く飲ませてやっていれば、あんな苦しいめにあわせなくてすんだのにと後悔しています。
でもまだ知らないでいるよりはと考え、感謝しなくてはと思っています。
子どもにも「よかったね」とよく話しています。自分でも不思議なのでしょう。
“へんだなあ”と言ったりしています。
あのえらさの来なくなったこの頃本当にさわやかな明るい顔をして通学しています。
ありがとうございました。主人から呉々もよろしくと申しております。
感謝で一杯です。
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8. 見放された難病が
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梁瀬 義亮
私、微力をつくして無農薬有機農法の普及に努力いたしています。
財団法人慈光会も健全に進ませていただいています。
先生のご研究により、私も臨床に応用し、大勢の人々が助かってくれました。
とくに印象に残っているのは、絶望として大病院で見放された膠原病、全身リウマチ、慢性腎炎の患者です。
その他、この15年間、ほんとうに大勢の人が元気になってくれました。
心から御礼申し上げます。
(医師)
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9. この輪を日本中に
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松山市 T.K.
去年の9月より、ケール粉末をのみ、その効果に絶対なる力を認めまして、ますます青汁党になってしまいました。
主人、中学2年、小学校6年の男の子の青汁つくりに、1日が、あっという間に過ぎてしまいます。
先生の青汁を知ることが出来まして、私たちはしあわせだと感謝いたしております。
この輪が日本中にひろがってくれたら、どんなによいことかと念じております。
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10. 救世の福音書
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東京都 I.T.
「こうしたら癌も防げるのではないか」ご恵贈にあづかり有難く、厚く御礼申し上げます。
前便で、「健康と青汁」紙上にご連載中の貴稿にたいし、絶賛と感謝の意を捧げましたが、素人の私が「予防医学」ということを教えられましたのは、実は、医学書ではなく、教育学書の注解からであり、それは、明治42年のことでした。
常識上、病気ばかりでなく、貧困、犯罪等々、あらゆる人間生活に、予防が先行すべきは、論をまちません。昨今、「予防」思想が、各方面で次々に強調、実現を見つつありますことは、ご同慶に堪えません。
次に、国の内外を問わず、「癌」は治癒し得ざるもの。
たとえ、治癒可能としても、治癒率は極めて僅少なりとし、なかば諦観せざるを得ないのが実情のように思われます。この時にあたって、吾々の「日常生活、ことに食の合理化・自然化」を力説され、委曲をつくされた本書は、早天慈雨の思いふかく、正に救世の福音書と申して、決して過褒ではないと存じます。
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11. フヨウ
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12. 親切な著書
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13. 質問箱 のむと便秘
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京都 F.
問
青汁をのむと便秘します。どうしたらよいでしょう。
答
分量をふやしてみて下さい。それでもダメなら、繊維の多いナッパを食べるか、ミキサーにかけてドロドロになったのをそのまま食べて下さい。青汁のしぼりかすでもよろしい。
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コラム
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長生きには単純で規則正しい活動的な生活
フーフェランド
老人は、体気衰へ、腸胃弱し。
つねに小児を養ふごとく、
心を用ふべし。
老いては、食すくなきに宣し。
多食するは危し。
老人の頓死するは、
十に九は、皆、食傷なり。
養生訓
メフイストの若返り法
それは、金も医者も魔法もなしにえられる方です。
すぐに野良へお出かけなさい。
そして鋤鍬を使い始めるですね。
それから極狭い範囲の内に、
自己と自らの精神とを閉ぢこめて置くですね。
食物はまじりのない物を食ふ。
家畜と一しょに。
家畜になって生きる。
自分の取入れをする畑は、
自分で肥やしをするのを不都合とは思はない。
これなら80になっても若くいられる絶好の手段だ
といふことをご信用なさって宜しい。
ファウスト
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