健康と青汁タイトル小 <1976年6月15日発行 第238号>
 目次




1. 帯状ヘルペス

     医学博士 遠藤 仁郎 

     帯状ヘルペス(疱疹)は、水痘(ミズホウソウ)ビールスによって神経(根)がおかされて発疹するもの。
     はじめ、やられた神経の分布域に神経痛様の痛み(強さはいろいろ)があらわれ、次で、数日後、その部に水疱が出る――躯幹にでると帯状(ふつう半側)に水疱がでるので帯状ヘルペスといわれる。
     この水疱は、程度により、数日で乾き、かさぶたが出来て治るのもあれば、2〜3週、あるいはそれ以上かかって治ることもある。
     しかし、痛みは、その後まで残り(後神経痛)、1〜2ヶ月、ないし半年・1〜2年も、あるいはそれ以上もの長い間つづくこともある。
     これにたいし、ふつう鎮痛剤、ステロイド(副腎皮質)剤などがつかわれており、頑固なものには神経切断や神経ブロック(遮断薬剤を注射して一時的にマヒさせる)なども試みられている。

     私は、先年、日本脳炎の予防接種の後、かなりきついのをやった。接種の3日目から、原因不明の神経痛が、右後頭部にあらわれ、数日後、耳の後から項にかけて、かなり広範囲に、このヘルペスが出た。
     痛みはそう強いというほどではなかったが、度々アスピリンをのまなければならなかった。そこで、発疹の翌日から3日間、青汁絶食(青汁だけ1日6合のむ)をやった。
     そしたら、その第一日の午後から、痛みはピタリととまってしまった。
     さて、すべて、痛みと食べものとの関係については、いぜんから、酸性食(肉類・穀・豆・糖)であらわれ、あるいは強くなり、アルカリ性食(乳・野菜・果物)では無くなるか軽くなる、といわれている。
     そして、酸性食ではカルシウムがへって神経の興奮性がたかめられるため、アルカリ性食ではカルシウムがふえて神経の興奮性が低められるため、と説明されている。しかし、ただカルシウムをのんだだけでは、こうした効はないから、おそらく、もっと他のいろいろ複雑な関係があるに相違ない。

     それはともかく、少なくとも、こうした頑固な痛みにたいしては、他の療法とともに、食べ方に工夫が必要なことだけはまちがいないようだ。
     なお、本症は、体内にひそんでいるビールスが、体抵抗力のよわり目に暴れ出すというものらしいので(老人に多いのもそのためだろうし、私のばあいは、日脳の予防接種による抵抗力の弱り目をつけこまれたものだろう)、また、いろいろの合併症を防ぐためにも、ただ痛みを軽くすることだけでなく、体抵抗力をもり上げることが大切だ。
     したがって、アルカリ性食であれば何でもよいのではなく、栄養のバランスにも、とくに注意しなければならない。
     この意味で、私は、やはり、徹底した緑葉食、イモ・マメ・ナッパ・青汁食といった完全食がよかろうと思う

    (47・9)。



2. 虫歯と歯科医不足

     医学博士 遠藤 仁郎 

     子供の虫歯がものすごく多い。
     先日の保健所運営協議会での報告だと、3才児検診で85%にみられるという。学童では90何%、いや殆んど100%にもちかいことだろう。
     ところが、歯科医はひどく少ない。どこも予約でしか受付けず、急患など、よほどのことでなければ診てもらえない。
     予約にしても、2〜3週間はおろか、時には何週〜何ヶ月もさきでなければダメで、夏休など、まさに歯科医の門前は市(いち)をなしている、という有様。
     席上、一委員から、市民の声だとして、円滑な歯科受診の指導を要望する発言があって保健所長を困らせる一幕もあった。
     だが、もともとこの問題は、ただ歯科医や歯科衛生士をふやすだけで解決するというものではない。
     要は虫歯をへらすこと、それしかない。
     それも、不可能なことならともかく、食を中心とする日常生活の合理化・自然化で簡単に実現できることだ。
     だのに、その努力はまるで棚に上げて、虫歯が多いのに歯科医が足らんのは、当局の責任だ、といわぬばかりなのは、いま一般の世の風潮とはいえ、なんともおかしな話ではないか。

    (50・2)



3. 青汁食養生に精出すには(2) 生活と食事に実効的な配慮を
前回参照

     友成 左近 

     青汁食養生に精出しかねるのは、ひとつにはなにか余計なカネやテマがかかるように思うからでしょう。
     が、ものは思いようで前稿でみたように、まず広く生活と家計全般にわたって、そこでカンジンカナメなことはなにかと、よく考えて実効的に配慮すれば、「食は命なり」と、健康の保持増進に最大の関心をよせて食事と食費には最大の配慮を払うようになります。
     そして、この食事と食費に実効的な配慮をすれば、その最も的確で有効適切な青汁食養生には、そこに必要なカネもテマも別にそう余計なこととは思わないようになります。

    食事と食費については良質青野菜に最大配慮を
     食事と食費に実効的な配慮をするには、まず第一に良質青野菜を、それも必ず安全なものを十二分に食べることが肝要です。
     食事でカンジンカナメなことは、健康の保持増進の最も重要な土台である栄養を十分まかなうこと、すなわち各種の栄養分をすべてもれなく、よく調和して必要なだけ十分とりいれて完全な栄養をはかることであって、そこに必要不可欠で、しかも至って重宝なのが良質青野菜であるからです。
     この良質青野菜を必要なだけ十二分に食べることをさしおいて、その他の食品をどんなに工夫して取り合わせても、とうてい完全栄養ははかれないからです。

    完全栄養に良質青野菜が必要不可欠で重宝なのは
     食事には各種の食品が使われていますが、そのうち良質青野菜以外のもの(ふつう主要食品に使われている米、麦、豆、魚、肉、卵など)はいずれも、熱量分や蛋白質は多いのですが、これが栄養として利用されるときに必要不可欠である各種のミネラルとビタミンがあれこれと不足しています。
     が、良質青野菜だけは各種の成分が、わけても各種のミネラルもビタミンも(既知未知にわたって)すべてもれなくそろっているうえに、どんな食品でも、これをそれ相当量取り合わせたら、ただそれだけで完全栄養がはかれるほど豊富なのです。
     従ってまた、その他の食品はいずれも、必要以上に食べすぎると(それに見合うだけの青野菜が不足していると、なおさら)栄養に障害が起こりますが、この良質青野菜だけは、その食べ方さえあやまらなければ(とりわけ次稿でみるように青汁にして飲めば)、必要以上に実状どんなに沢山食べても、別に決して障害は起こりません。
     それどころか、多ければ多いほど、よりいっそう(既知未知すべての成分にわたって本当に)完全な栄養がはかれるようになるのです。
     そのうえ、その他の食品が栄養としてムダなく利用されるので、比較的少量でこと足りるため(また実情、食欲が本当にみたされて、そう沢山はたべないため)、胃腸その他の負担が軽くなって、健康に(また食費の軽減にも)ますます好都合になります。

    その他の野菜や果物では良質青野菜の代用不可能
     なお念のため、ここで良質青野菜というのは、毒性害性のないことはいうまでもなく、たとえば小松菜や大根葉やシソ葉などのように、なかのなかまで緑色の濃いナッパで(それがすなわち「生命の源泉は緑葉」といわれているように各種の栄養分が格別豊富であって)、その成分とりわけカルシウムの消化吸収と吸収後の利用が優れているものです(従ってホウレンソウやフダンソウの類はシュウ酸が多いため、この点著しく劣っているので、緑色は濃いが例外です)。
     従ってまた、ふつうの青野菜だけでなく、家畜の飼料などでも、たとえばカキバダイコンやシーオーナタネやケールなどのように、こうした要件を備えていると共に、ふつうの青野菜とほぼ同様に食料としても使えるものは、当然このうちに含めます。
     ところが、ふつう一口に野菜果物といって、その他の野菜や果物も、とかくこの良質青野菜と同類に扱われていますが、いずれも含有成分の種類も数量も良質青野菜にははるかに遠く及びません。
     従って、料理の見た目や好みやハラのタシとしてはともかく、完全栄養をはかるためには、なにほどの実効はなく、これにカネやテマをかけるのは、良質青野菜に比べたら、およそムダなことです。

    良質青野菜の軽視が病気にかかる主要原因
     ところが人々ふつうの食事では、その他の野菜や果物もさることながら、米麦や肉魚など(従って熱量分と蛋白質)は、必要なだけはほぼ十分食べており、これが不足しているのは、格別貧困である場合など、ごくまれであって、カネさえ十分あれば、とかく必要以上に食べすぎているのが実情です。
     けれども、これが栄養として利用されるのに必要不可欠である(各種のミネラルとビタミンが格別豊富である)良質青野菜は、カネが十分あっても乏しくても、とかく著しく軽視されて、(必要量の一割程度と)なにほども食べていないのが、これまた実情です。
     ために、食事にそれ相当のカネやテマをかけていても、栄養上(従って食事と食費の実効上)なんともムダなことをしているわけです。
     それだけではなく、これはたとえば、カマドに燃料は十分つぎこんでいるが空気が不十分になっているため、うまく燃えず、そのうえカマドもエントツもススだらけにしているようなものであって、せっかく食べこんだ熱量分も蛋白質も不完全に利用されたうえ、栄養に障害まで引き起こしているわけです。

     そしてこれが、あれこれと病気にかかりやすく、かかって治療しても本当には治りにくい主要原因なのです。
     ところが実情、そこがよく分かっていない人が多いようですが、それはひとつには、栄養学はそれ相当に進歩しているのですが、それをマトモに活用した食事の教育やしつけが、家庭でも学校や社会でも、いっこうに行なわれていないからです。
     ために生来、間違った常識や習慣が身につき、また、それが容易に改善されないからです。
     また、この間違いが多少とも分かっている人もあるようですが、これまた教育の不行届や企業の巧妙な宣伝のため、とかく安易に栄養剤にたよって、生来の習慣や好みのままに、良質青野菜はなにほども食べない場合が多いのです。

     けれども、この栄養剤は、どんなに優れている(と宣伝されている)ものでも、実際に不足している栄養分(それも既知だけ)のごく一部であり、しかもその効能に疑わしいものさえ多いのです。
     従って、良質青野菜を必要なだけ十二分に食べない限り、とうてい完全栄養ははかれないのであって、これを怠って栄養剤にたよるのは、なんともムダなことです。
     そこで食事と食費について、そこで肝要な完全栄養をはかるようにと実効的に配慮すれば、まず第一に良質青野菜を必要なだけは十二分に食べようと最大の配慮を払うようになります。
     そして次稿でみるように、この最も実効的な食べ方が青汁であるので、これにはそれ相当のカネやテマをかけるようになるわけです。

    (つづく)


次回参照

4. 台湾あれこれ(3)
前回参照

     医学博士 遠藤 仁郎 

     大料理店の食事はともかく、庶民の常食の一つと思われる朝食店の食事についてみても、米は存外少なくて、小麦もの、大豆もの、落花生、肉類、卵など、蛋白食品にとんでいるのは確かによい。
     しかし、野菜は一般に少なく、しかも無色菜が主で、青味はほとんどない。
     あげものが多く、生食は少ない(環境上やむを得ないのだろうが)。
     ために、果物でかなり補われているにしても、やはり、ミネラルやビタミンの不足はまぬかれないであろう。
     したがって、緑葉食・青汁は、ここでも必要なものにちがいあるまい。
     なお、油がふんだんに使われていながら、少しも胃にもたれないのは、油の質にもよるのであろうが、調理法にも、なにかコツがあるのだろう。


       大きな料理店のも、路傍の露店のも、家庭のも、ただ、まるい竹の棒を直(ちょく)に切っただけのもの。全体同じ太さで、先も元もない。なんと不細工な、と一瞬思ったが、いや、まてよ。中国の人が器用なのは、おさない時からこういう箸をつかっているからかも知れないぞ。

      爪楊子
       こいつは両端がとがらせてある。片方だけでは勿体ないからだろう。

      くだもの
       バスの中で、時折配給されたポンカンの新鮮味。熟しきったバナナの甘さと香り。ともに、さすがは本場。ただし、パパイア(木瓜、枕ほどもある)は大味。楊桃はまあまあ。水瓜はまずかった。あてにしていたマンゴーは時節はずれでガッカリ。

      檳榔(ビンロウ)子
       めずらしいのは花連で味わった檳榔子。紅色をつけた石灰をはさみ、ツタに似た緑の葉(キンマ)でくるんである。赤い唾を吐くので、喀血とまちがえることがあるとか、習慣になってやめられなくなる、愛好家には口腔癌が多いなど、思いうかべながらしがんでみた。大してうまいものではない。

      飲みもの
       水、ことに生水は絶対飲んではいけない、と注意されていた。硬水のため下痢する。また、バイキンや寄生虫の心配がないではない(昔のことだが、渓川の水を飲んでヒルが咽についたという話を聞いたことがある)からであろう。
       しかし、ホテルで飲んだ水は、どれもおいしかったし、何のこともなかった。多分、あらかじめ煮沸して冷蔵してあるのだろう。
       サイダー(汽水)、シトロン(沙工)、コーラ(香楽、口楽)類も多いようだ。
       酒は、ビールと絽興酒だけしか飲まなかったが、どれも結構だった。

     最後にこのたびの旅行中、格別のご配慮を賜わった会員皆様にたいし、心からご厚礼申しあげるとともに、台湾における青汁の普及に、いっそうご協力くださるようお願い申しあげたい。
     (50・11・28)



5. 虫歯

     未開国や、不便なところには少ないが、ひらけて来、便利になるとふえる。
     エスキモーの常食は肉と魚で、歯はよく、虫歯はせいぜい5%くらいだが、市販品を食べているものには40%もある。
     ケニアのマサイ族は、乳、肉と生血を食べているが、虫歯は少ない。
     近くに住んでいるキクユ族は、澱粉を食べ、西欧風になって、虫歯にかかりやすくなっている。
     大西洋のまん中に孤立しているトリスタン島の人は非常によい歯をもっていたが、1942年に気象観測所ができ、交通がひらけるとともに、速かに歯がわるくなった。

    (Davidson 栄養学1975より)



6. これも世の常

     熱心に協力して下さっている方々からよく聞く言葉は、本気ですすめても仲々すなおに受け入れられない、ということ。
     それは、青汁がいかにもまずいこと。
     また、何十年も食べなれている白米飯や肉、卵、あるいは菓子や砂糖にケチをつける話であることにもよろう。

     けれども、いまひとつには、世の中にあまりにも「ウソ」が多すぎる、からではあるまいか。
     孔子の昔から、「好言令色すくなし仁」といわれているが、まこと、儲けるためには手段をえらばぬ宣伝のうまさに、ついのせられてとんでもない大馬鹿をみてしまう。それが度重なるとなると、いかに暢気なものでも警戒して来るのも当然のこと。

       いうことをきかないものは助けようがない。
       忠告にしたがわないものは痛いめにあわせねばならぬ

     などという諺もあるが、どうしても、「羹(あつもの)にこりて鱠(なます)を吹く」ようにもなるわけ。
     そこで、折角まじめに、人々の幸のためにとすすめる青汁も、なかなかすなおには信用してもらえないのも、無理なかろう。
     残念ながら、これもまた、世の常というものであろう。



7. 腎性高血圧

    福岡県 Y.M. 

     3年前、腎性高血圧となり、なおす方法なし、と病院で宣告され、精神的にもまいってしまいました。
     仕方なく、漢方薬、温灸、鍼と、いろいろな療法をこころみましたが、血圧はどうしても下らず、最悪の時は、下が120もありました。
     それから、食事療法より致し方ないと思い、玄米食をはじめ、青汁の本をもとめまして、昨年春ごろより1日3合以上のみつづけました。
     約1年くらいつづけましたら、いつの間にか、血圧が90台、上は140くらいになり、もらっている血圧降下剤も、最初の頃の3分の1に減り、薬害の心配もいくらかやわらぎました。
     慢性腎炎はなおらないそうですが、悪くなるのを、1日でものばすよう努力しております。



8. 情熱をかけてとり組む

    高知県 K.N. 

     先生にお目にかかって以来、そろそろ半年にもなりますが、情熱をかけて、青汁にとり組んでいます。
     いよいよ、ここ、高知県の地に、青汁工場をつくる準備に入り、今年6月頃には完成させたく思っています。
     併行して、高知市の一等地に、青汁スタンドをおき、本格的に青汁の普及運動をくりひろげ、一人でも多くの人に、この青汁を知らしたいと思っています。
     なお、ケールを栽培していただく方には、昔より自然農法を実践しており、青汁を飲み、先生の説かれる通りの正しい食生活を、家族中で徹底して実行されているという、最適任者を得ました。
     お膳立てがすべて整えば、高知県でも、何か月に1回くらいは、青汁教室のような形のものを持ちたいと思っています。



9. 健康食にきりかえて

    愛媛県 K.Y. 

     貴会のケールを何度もお世話さまになりまして、患者の方々から大変よろこんでいただく度に、自分の幸が又増したことを感謝いたしております。
     7年間の闘病生活の結果、やっと健康食に切替えたことにより、健康回復のよろこびを得ることができましたのも青汁の賜と、毎日感激いたしております。



10. 感謝でいっぱい

    宮崎県 S.S. 

     昨年4月ごろから、はじめています。家族5人。1日1合。
     肩こり、ジンマシンがなおり、長女の視力は0.7から1.0に上りました。
     中3の長男は、おかげ様で、柔道宮崎県一になり、東京の講道館に試合に行きました。
     有難うございました。



11. こどもの虫歯を防ぐには


    1. 緑葉食を中心とする完全食。せめて青汁だけでもうんと飲ますこと。
    2. 間食の菓子をやめ、味つけの砂糖ことに精白糖をへらすこと。
    3. よくかむくせ、ことに堅いもの、ナッパやクダモノ(農薬の心配がなければ皮ごと)、いり豆、かち栗、コンブ、スルメなどをよくかんで食べるくせをつけること。
    4. 陽あたりのよい戸外であそばすこと。
    5. ハミガキやウガイ薬で虫歯が防げるなどと考えないこと。



12. 堆肥の造成

    熊本市 T.S. 

     いぜんから先生は、堆肥の造成は、農業のためにも、国民の健康のためにも急務であると警告なされました。
     まことに有難いことと存じます。
     いまや、農業の方でも、有機肥料の不足で、いよいよ赤信号が出ていると報ぜられております。
     私は、どうしても、特殊公共事業で、早急に堆肥の造成を始められるよう、厚生省は医務局長、大臣、農林大臣、農協中央会、公明党首脳にと、非力を省りみませず、陳情をボツボツとやっております。
     この仕事を、病弱者、病院退院者、軽度の心身障害者、養護施設の入居者、生活保護受給者の中で、希望者が主体としてやれば、労働を導入した新しい医療、働く福祉とも相成ります。
     すぐに成立するとは思われませんが、粘り強く陳情いたさねばならぬと思っております。
     先生の、「健康土つくり」は、まことに素晴しいご識見と存じます。



13. 質問箱:時間がたつと効かなくなる

    静岡県 S. 


     青汁は、時間がたつと効かなくなるという人があります。そうでしょうか。


     時間がたつと、不安定な成分(ビタミンCなど)は、しだいに減ってゆきます。しかし、ほかの成分は残っていますから、たとえ2日3日たったものでも、それなりの効はあります。
     但し、味や匂いはしだいに悪くなりますから(気温のたかいほど変質ははやい)、なるべく早く飲む方がよろしい。



コラム紹介

    欺かれるのではない、
    われみずからを欺くのである

    ゲーテ    



    汝が所有している処のものを使用すること、
    また、なにごとを為すにしても、
    汝の力相応になすのが正当なことである
    キケロ    



    誰ひとりとして己れの為に生れし者なし
     ローマ古諺    



    沙翁 ロミオとジュリエット 2、3

      若い癖に早起は心に煩悶のある証拠ぢゃ。
      老の目は苦労に覚め勝ち、
      苦労の宿る処には、
      兎角睡眠の宿らぬものぢゃが、
      心に創が無く、
      脳に幡りない若い者は
      手足を横にするや否や、
      好い心持に眠らるる筈ぢゃ。
      かう早う起きさっしゃったは、
      こりゃ何か煩悶が無うてはならぬ








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