健康と青汁タイトル小  <1976年2月15日発行 第234号>
 目次




1. 予防接種事故

     医学博士 遠藤 仁郎 

     このごろ、幼児の予防接種でよく事故がおこる。
     かねて種痘は問題になっているし、さいきんは三種混合(百日咳・ジフテリー・破傷風)ワクチンの接種で死亡事故がおきた。
     そして、そのたびに接種そのものの是非が、やかましく論議される。

    ワクチンだけの責任か
     だが、多くの先人の血のにじむ苦心の末に開発された、そして、多くの貴い人命をまもって来た予防接種がムザムザ捨てられてよいものだろうか。
     あの、猛威をふるった天然痘も、いまは絶滅寸前(それも種痘の普及によって)。
     わが国でも、ここ20数年来、たまに海外からの侵入はあるが、国内での流行は絶無。
     しかし、種痘によっては年々幼い生命が奪われている。
     けれども、比較的近い所に常在流行地があるわが国では、断じて早急に廃止すべきではない。
     そこで、ワクチンの改良にたゆまぬ努力がはらわれ、今では、以前とは比較にならぬほどすぐれたものができている。
     それでも、副作用は絶えない。
     三種混合ワクチン事故でも、急拠おこなわれた検査の結果、ワクチンには異常が認められなかった、という。
     とすると、問題はむしろ接種をうける側、つまり、幼時の健康状態にあるのではないか。

    子供の健康状態
     いまの子供たちは、以前の子供にくらべ、体質的に劣って来ており、抵抗力がよわく、ものごとに感じやすくなっている。
     ために、以前には無かったか少なかった、少なくとも、あまり問題になるほどでなかった副作用が、今の子供には、強く出、また、多く出るようになっているのでないか、と考えなければなるまい。

    なぜそうなったか
     もし、そうだとすると、なぜそうなったのだろうか。
     それには、親からの遺伝的にうけつぐものもあろうが、妊娠中の母親の食べ方や、生後の栄養にも、大いに関係があるようだ。

    妊婦の食べ方
     妊娠中の栄養のいかんによって、胎児の発育に重大な影響のあることはよく知られているところだが、その欠陥(熱量・蛋白質偏重の不完全栄養、有害有毒食品の氾濫)によって、いずれかの組織や臓器に、何らかの異常を生じ、感じやすい体質(アレルギー性)に生れつくことも無いとはいえまい。

    乳幼児の栄養
     また、むかしから、子供の健康のために母乳栄養、ことに初乳の大切なことが強調されていたが、今では、大多数のものは、いきなり人工栄養になってしまっており、初乳をのまさないことも多いようだ。
     これが子供をひよわくし、ものごとに感じやすくなっているにちがいないことは、初乳をのますだけでもアレルギーが防がれる、という最近の学説からも明かであろう。
     さらに、幼児の食が、肉・卵食・糖食(菓子・味つけの砂糖の乱用)、精製穀(白米飯・白パン)に傾き、野菜(ことにナッパ類)、果物の乏しい、はなはだしく不完全(有害有毒食品も多い)食であることも、大いにあずかっていよう。

    過敏体質になった
     こうして、今の子供たちは、見かけだけはいかにも立派そうにそだっているが、もともとひ弱く、感じやすく(アレルギー性)なっている。
     そのため、いろいろの病気にかかりやすい。
     また、予防接種にたいしても、本当に健康な子供とはちがった反応(アレルギーというのはそういう意味の言葉)をおこし、時には生命にもかかわるような、はげしいことにもなりかねないからだになっているのであろう。

    体質をよくすること
     そこで、対策としては、ただ末梢的な小手先の措置に終始せず、まず、子供の体質をよくすること。
     そのためには、妊婦・産婦の食を合理化し自然化し、(緑葉食・青汁を中心とした安全・完全食)、本当に健康な子供をうむこと。
     そして、初乳からはじめて、母乳栄養をつづけ、離乳後も、つねに、同様の安全かつ完全な食をあたえることだ。
     そうすれば、かならずや、頑健そのものの健康児とすることができよう。
     そして、予防接種は、何の心配もなくいつでもでき、大騒ぎになるなどといったことは、万が一にもおこることはあるまい。

     (50・2)



2. 乳児にはまず母乳をつぎに青汁を(その2)
前回参照

     友成 左近 

     乳児には、新生児の当初から母乳を、それも必ず初乳からのませて育て、少なくとも2ヶ月いな3ヶ月間は粉ミルクに依存しないことが肝要です。

    母子ともども生きた体の自然の理法に副ったこと
     というのは前稿でみたように、出産すれば必ず自然に母乳が出てくるので(うまく出てこないのは、母親が食物その他で生理栄養の理法に副わないことをしているからで)、まず、この母乳で乳児を育てるのが、母子ともども生きた体の厳然とした自然の理法に副い従ったことであるからであって、そうして初めて乳児は健康に発育します。
     そして、事実、古来まだ科学技術の発達していなかった時代から、人類ひとしくこうした育て方をしているのであって、最近進歩してきた科学によっても、乳児の健康な発育には母乳が唯一適切であるだけでなく必要不可欠なのです。
     すなわち母乳は、とくに初乳には各種の病原菌に対する免疫が格別多く、また各種の成分が最もよくそろっているうえに、まだ発達していない乳児の消化器でうまく消化吸収します。
     それに、哺乳の手数も経費も最少ですみ、また母乳をのませていると、母体の回復が順調にすすみ、そのうえ母子ともども精神的にも健全に成長します。
     けれども粉ミルクは、もともと仔牛を育てる牛乳を加工したものであって、(この牛乳は、ふつうの食物としては最も優れたものであっても)しょせん乳児の生理栄養には不自然なところがあります。
     従って、母乳化などといって、どんなに改良したものでも、免疫性の点からも成分の調和と消化吸収の点からも、母乳の代用は不可能であって、これに依存して母乳を軽視すれば、乳児はとうてい健康には発育せず、程度の差こそあれ病弱化することはまぬがれません。

    母乳の栄養補足には青汁が最も有効適切
     ところで、この母乳も、母親が食物その他にどんなに気をつけても、栄養上完全無欠なものではなく、鉄や銅といったミネラルが不足しています(そのため乳児は、これを肝臓に貯えて出生します)。
     また、どんなに気をつけても、実状そこには限度があり間違いもあるので(その第一は良質青野菜の不足で)、母乳には、さらにあれこれと成分が不足するようになり、それは主として各種のミネラルとビタミンです。
     従って、母乳がどんなに沢山出ていても、こうした不足分を早期に補足しないと、乳児は健康に発育しないようになります(鉄などは6ヶ月もすぎれば貯えがなくなるので貧血するようになります)。
     また、乳児が成長するにつれて、母乳だけでは、どんなに沢山出ていても栄養総量が不足するので、それ相応に補食し、やがては離乳しなければなりません。
     そこで、まずこの栄養補足には、そうした不足分が豊富であるうえに、その他の成分もすべてうまくそろっており、そして、まだ発達していない乳児の消化器にかなうものであることが肝要ですが、そうした条件を最高度に備えているのは唯一つ青汁です。
     また、その後の補食にも離乳後の食物にも、それ相当量の良質青野菜が必要不可欠であり、青汁はその最も有効な食べ方です。
     というと、あんなまずい青汁ではなく果汁で、と思う方が多いでしょうが、それはトンダ思い違いです。
     まず栄養面については、母乳の不足成分を十分補足するには、食品成分表をみれば分かる通り、果物の汁では不十分であって、野菜それも良質青野菜の汁でなければなりません。
     つぎに好みの面については、あんなまずい青汁、というのは、乳児ではなく母親の好みであって、この好みは、もともと栄養という自然の理法に副っていた生来本有の食欲が、生後の生活で社会心理的に着色し変質もして、栄養の理法にはあれこれと副わなくなっているものです。
     そこで肝要なことは、乳児の生来本有の食欲がマトモに発達して、栄養の理法に副ったものが好きになるように育てることであり、母親の好み通りに育てないことです。
     そしてそれには、母乳についで青汁をのませることが最も友好適切であって、それは、青野菜が栄養の理法に副った食物として必要不可欠のものであるからであり、どんな民族でも、その他の食物はそれぞれ異なってはいるが、青野菜だけは共通して必ず食べている通りです。
     そして、これを青汁にすれば、まだ発達していない乳児の消化器にうまくかなうからです。
     そして事実、母乳についで青汁をのませて(そしてその後の補食にも、母親の好みでなく、本当に栄養上優れたものを食べさせて)育てた乳児は、シンから丈夫に育っているだけでなく、そうした優れたものを好んで食べ、劣ったものは(その第一は甘いもの)そう好んでは食べないようになっています。
     そしてこれは、その後の健康な成長の重要な土台です。

    青汁の飲ませ方
     そこで、この青汁の飲ませ方ですが、なにぶん乳児の消化器はまだ発達しておらず、母乳以外は湯さましだけしか飲ませていないので、格別慎重にしなければなりません。
     で、まず材料には必ず安全清浄なものを使い、作り方や飲ませ方の清潔にもトクと注意すると共に、消化器の発達に副って、ごく少量ずつ飲ませて馴らせながら、だんだんと増量することが大切であって、その目安はつぎの通りです。
     まず、飲ませ始める時期は、一時減少していた体重が出生当初より増加し始めたころであって、生後2、3週間ごろです。
     が、全く未経験で心配であれば、もう少し後にしても時期おくれにはなりませんが、おそくも2ヶ月までには飲ませ始めることが大切です。
    (なおそれまで、特別の事情がない限り、母乳と湯さまし以外はなにも、わけても甘いものは飲ませないことが大切です。)
     つぎに、初めて飲ませる分量は、日にほんの一滴、ハシか小サジの先をぬらす程度のごく少量であって、これを直接なめさせるか、湯さましにまぜて飲ませます。
     そして、2、3日続けて、便その他に異状がなければ、2、3日単位に1滴ずつ増量していきます。
     そして、生後3ヶ月ごろには、日に小サジ4杯(20ml)以上になるようにして、一度にでもよし何度かに分けてもよし、そのままでもよし湯さましにまぜてもよし、とにかく毎日飲ませること、さらに6ヶ月ごろには40ml、1ヶ年ごろには100ml以上にすることが大切です。
     なお念のため、生の青汁が材料の手当その他で使えない場合は、乾燥青汁を(小サジ山盛り1杯8gが生の青汁100mlと換算して)利用することができます。
     が、いずれにしても、青汁はまずかろうと余計な心配をして、(湯さましにまぜて薄めるのは適切ですが)果汁は加えない方が望ましく、甘味料などは決して加えないことが大切です。
     もうひとつ余談ながら、とくに婚約、結婚、妊娠した方には、お互い、こうした青汁の活用をすすめると共に、お祝いのひとつに、前稿で付記した母乳栄養の手引書に加えて、遠藤先生の「青汁読本」や「青汁と健康」などを贈ってはどうでしょうか。

    (おわり)



3. 訪台記(2)
前回参照

     医学博士 遠藤 仁郎 

     淡水 
     19日。曇。小雨模様。8時半出発。淡水河にそい北上。右に北投、陽明山。左に釈迦の寝顔に見えるという観音山。
     河口に近い淡水は、いかにも西洋人好みの別荘地といったところ。
     有名なゴルフ場、Oxford Collegeという由緒あり気な赤煉瓦の学校、スペイン時代の砦跡、紅毛館。大きなつややかな葉をつけた珍らしい木パチル。
     昔この葉で凧をつくったと隠明寺先生。実は強壮剤になることも聞いた。

    野柳
     淡水から海岸ぞいのコース。石門、建設中の原子発電所をすぎ、野柳で小休止。
     キノコ岩の奇勝を見物。車中で配給されたポンカンの味、バナナの味、さすが本場。

    基隆
     雨の基隆、といわれるほど雨量の多いところだそうだが、着いてから出発するまでずっと降りどおし。
     林・張氏らのご配慮で港内見学。
     終って大観音像の立つ中正公園。
     すばらしい展望。王氏は毎朝ここに上っていられる由。

    青汁教室
     公園下のホテル(遠東大飯店)で、5時から教室。
     青汁中心のよもやま話と健康相談。出席者20名。

    基隆の裏山
     20日早朝、雨中の出発、東の山をのぼりきると、そこにはかなりの平坦地がつづいている。
     王氏から、基隆の悩みの種は、山に囲まれた港町のため、野菜をつくる場所がないことだ、と聞いていたが、ここが利用できないものか。
     この様子では、周辺の山の背後地には、おそらくまだ、こういう所が、ほかにもあるにちがいない。
     もしそうなら、そして、それらが利用できるなら、野菜つくり、ケールの供給も決して困難ではないのではないか、と思われるが、どんなものであろうか。



4. わけのわからぬ故障

     医学博士 遠藤 仁郎 

     病院でくわしく調べてもらっても、何も特別な異常はない。それだのに、どうもいろいろ故障があってスッキリしないという、わけのわからぬもののばあい、私どもは、ともかく、日常生活、ことに食生活を合理化し自然化すべきだ、と考えている。
     それは、公害はいっぱいであり、すっかり贅沢になりきった今の生活が、あまりにも不合理であり、不自然になってしまっているからだ。
     そして、そのために、からだ中のはたらきが、いろいろの面で害され毒されて、健康をそこね、病弱となり、いまはどうもなくても、いつ発病するか知れない状態になっている、と考えられるからだ。



5. モルモン教徒の癌

     カリフォルニア大学、公衆衛生部のEnstrom博士によると、熱心なモルモン教徒は、タバコ、アルコール、コーヒーなどを禁じ、バランスのよくとれた食事をとるなど(牛肉、牛乳、卵、砂糖の摂取量はふつうの人々よりも一般に少ない)、健康的な生活をしているが、癌死亡率は一般米国人の半分よりずっと低い、という。

     メジカル・トリブューン 1975.9.11)



6. お八つ調べ

     倉敷中洲小学校(貝原邦夫校長)で、昨年おこなったこどものお八つ調査で、3年級は毎日平均180円。
     6年級は230円。食べているものは、チョコレートがいちばん多く、次がケーキ。
     飲みものでは、ファンタ、コカコーラの順。
     また同校では、1年まえから、お八つ半減と、夕食後の間食全廃運動を実施しているが、前年は平均80%だったウ歯率が、今年は50%にへった、という。

     (50・8)



7. 経験例報告

    島根県 H.Y. 

     ご指導により、私一家を始め、約50名がぞくぞく健康になりつつあります。

       F氏 49才。慢性胃炎 軽快。

       H氏 65才。
        1. 右足首の複雑骨折(交通事故)のための神経痛。約1ヶ月末だし。
        2. 便秘 極めて良好(最初1週間下痢)。

       S氏 53才。
        1. 高血圧 薬全廃、かなり正常化。
        2. 心臓病 平静になる。
        3. 甚だしかった倦怠感 減退しつつあり。約1ヶ月半。

       K氏 54才。
        1. 酒癖 断酒に成功。
        2. 心臓肥大 治る。
        3. 右脚しびれ痛み(麻酔注射の後遺症) 完治(約半月で)現在、満1ヶ年。健康。

       H夫人 62才。
        1. 坐骨神経痛 稍軽快。
        2. 寝付き悪き 快眠出来るようになった。

       Y夫人 50代。
        1. 湿疹 5〜6年来のカイカイ。蒸し暑い日にも異常なし。
        2. 肌あれ 洗面時、顔面なめらか。

       Y夫人 70才。
        1. 盲腸手術後の腸癒着 治る(約半年で)。
        2. カイカイ 出なくなる。
        3. 便秘 快通。

       Y夫人 50才。
        1. 疲れ易い 疲れなくなり、無欠勤。
        2. 肩こり なくなる。
        3. 胃潰瘍 治る。小指の頭大、2年間存在したものが(約3ヶ月服用)。

       K夫人 57才。
        1. 農薬の害 10日ばかりで肌の病患なくなる。

       K氏 60才。
        1. ひょうそ 再発、両脚の第2趾なくなる。入院中、家内が毎日1合づつ運び、約10日で軽快、退院。その後、痛み殆んどなくなる。

       M氏 40才。
        1. 昭和29年、高所より墜落。後遺症としててんかん発作20年つづいていたのが、約4ヶ月で発作がなくなった。

       N夫人 70才。
        1. 高血圧 かなり正常近くなる(2ヶ月)。
        2. 腰痛 軽快。

       M氏 42才。
        1. 原因不明の頭の瞬間的空虚感 治る。(約3ヶ月)。
        2. 胃弱 軽快。



8. もっと知らしてあげたい

    兵庫県 K.K. 

     主人が胃潰瘍で入院しておりましたとき、ある人から、青汁をのんで大変元気になったとの話をきき、さっそくケールの種子を送っていただき、今までずっと続けて青汁をのんでおります。
     おかげさまで、胃も丈夫になり、体がかるいように思われる、といってよろこんでおります。
     もっと早くこんなよいことを聞いていたらよかった、と思うくらいでございます。
     よく肥えて、いろんな病気で困っていられる方4〜5人に、この話をしてあげました。
     すぐ実行され、今では、標準にちかくやせ、体もかるく、元気になった、非常によいことを聞かしていただいた、と大変よろこんで下さいます。
     うれしいことです。
     これからも、まだまだほかのお人様にこの話をしてあげようと思っております。
     ありがとうございます。

    (つづく)



9. アメリカだより

    ロス J.I. 

     世界中と申しますより、地球上公害人災の坩堝化、とは大袈裟すぎますが、その傾向にある今日このごろ、少なくとも「食生活」についての指針としての御紙の役割の貴さを、深く感謝いたします。
     当地、日経米人、一世も老境に入り、健康には一入気をつけますが、面白い現象は、故国ニッポンの健康食ブームが、1、2ヶ月遅れで、必ずおし寄せてまいります事。
     私の覚えていますだけでも、クコ、コンフリー、アロエ、ニンニク、クロレラ、ロイヤルゼリー、椎茸と来て、只今「紅茶キノコ」とやらが上陸。
     猫も杓子もという風景。
     キザないい方になりますが、老一生代表格の私だけは、鼻でフーン、口で微苦笑して高処(み)の見物。
     青汁、イモ、マメ、ナッパに海藻類、胡麻、小魚、ピーナッツ以外の生ナッツ類。
     ご飯なら玄米、こちら風の時は黒パン。
     お蔭で、家族5人、無病息災。
     「家庭健康管理職」のママの指令にそむき、外食のカンニングして病気にでもなったらクビと宣言してますが、ケラケラ笑いながらも、四十男の長男坊など、フル―(流感の)大流行時、「いま、会社で1/3が欠勤よ。お蔭で、こちらは大忙し」「それ大いに結構」てなぐあいで、結局、アイ・サンキュ・ベリ・マッチ。
     青汁教祖遠藤先生!

    (75・9・1)


※コンフリーの有害性について→

10. 鼻が高くなった

     さいきんの日本人は、丈が高くなったように、鼻も高くなった。
     しかし、鼻炎や鼻のアレルギーがふえて来た。
     これを防ぐには、これという方法はなく、カゼをひかないようにすること、かかったら、早く治すことしかない、という。
     これは、欧米風の贅沢食のもたらした結果で、美男美女が多くなったことは、まことに結構といいたいが、その実、体格(よくなったのでなく、ただ伸びただけ)も体質も、しだいに劣質化し全身的にも、局所的にも、抵抗力がおとろえつつあることをしめしているのだ。

    (50・8)(遠藤)


11. 青汁と玄米で

    千葉県 H.A. 

     毎日、青汁と玄米を食し、おかげ様で喜寿をむかえました。



12. 質問箱

    福岡県 S. 


     生の青汁が飲めないので乾燥青汁にしていますが、効果はどうでしょうか。


     十分の量をのめば、生の青汁と殆んど変らない効果があります。
     大阪センターのグリーンジュースの素250グラム入り1袋が、生の青汁の1升5合分です。
     1袋を1月にのめば毎日5勺、半月にのめば1合、1週間では毎日2合、5日では3合づつ、3日なら毎日5合ということになりますから、適宜加減して飲んで下さい。



 コラム紹介

    すでに発明されてあるものに改良を加えることは容易なり

     古諺 



    病人の絶えない家では、
    何よりもまず、
    食べものがまちがってないかどうか、
    かんがえてみることだ



    飢えて死するは少なく
    食によって死するは多し
     英俚



    身を軽んじ財を重んずる 二の不治 扁鵲病六不治
                     淳千意病六不治
    財を重んじ命を軽んずる 一の不治 玉函経愚人三不治










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