健康と青汁タイトル小 <1975年2月15日発行 第222号>
 目次




1. こうしたら癌も防げるのでないか(2)
前回参照

     医学博士 遠藤 仁郎 

    食の合理化

    2、安全食
     つぎに、食品はすべて、発癌性はもとより、あらゆる点で、安全でなければならない。
    食品の
    発癌性
     食品の発癌性には、自然にあるもの、食品の中でできるもの、体内でできるもの、および、生産・加工や調理の間に生じ、または付着、混入、あるいは添加されるものなどがある。
    自然にあるもの
     ソテツのほか、ワラビ、フキ、フキノトウなどにも、いわれている。しかし、これらが利用されている地方に、特に癌が多発するようでもないから、昔から行われている処理法さえ十分にまもれば、さほど問題ではないのであろう。
    食品の中でできるもの
     食品の中でできる発癌物質には、カビ毒とナイトロサミンがある。
    カビ毒  落花生につくカビの出すアフラトキシン。黄変米のカビのルテオスキリン。その他にも、強力な発癌性毒素を出すカビがある。これらのカビ毒は、煮炊しても破壊されないし(カビそのものは死滅するが)、飼料にすれば、家畜の肉や卵や乳に出る。
     農作物(穀・豆・芋やその加工品、餅・パン・メン類・菓子類、乾燥野菜や果物)、醸造品(味噌・醤油)、干魚類などには、梅雨時カビがよくつく。その多くは無害だが、中には有害、ことに発癌性のものがあるかも知れない。
     しかし、実際問題として、そのみわけは困難〜不可能。だから、なるべくカビないよう気をつけること。(昔は梅雨の晴れ間に日光にあてた。乾燥が目的だったが、日光で分解、破壊されるカビ毒もある。)カビたものは食べないこと。また、飼料にもしないこと。
    カビどめ薬  さいきんはカビどめ薬が添加されているが、その中にも発癌性のものがないではない(たとえば、ベータ・プロピオラクトン、フェニール・ビニール・ケトンなど)から、カビたものはもとより、カビないものにも注意が肝要だ。
     なお、各種醸造用のカビの安全性についても、つねに十分吟味され、監視されなければならない。
    ナイトロサミン  いろいろなものがあり、今では、それらによって、動物に、殆んどすべての癌がつくられるようになっている。それほどに強力な発癌性があるもの。しかも、このナイトロサミンは、一定の条件の下で、亜硝酸塩とアミン(蛋白の分解産物や薬剤などいろいろある)とから出来る。
    肉・魚類  もっとも問題になるのは、肉類や魚類、チーズなどに、防腐剤(とくにポツリヌス菌の繁殖を防ぐ)、発色剤(ハム・ソーセージの淡紅色を出す)として、亜硝酸塩や硝酸塩(これから亜硝酸塩になる)が添加されるばあい。肉類(ハム・ソーセージ、ベーコンなど)には比較的少ないが、魚肉、鯨肉,魚肉ソーセージ、ハム、スジコ、タラコ、あるいは乾物や燻製品などは、かなり濃厚にナイトロサミンで汚染されており、これらの消費のさかんな日本、チリ、アイスランド、フィンランドなどに多発している胃癌との関係がいわれている。(なお、ノールウェイ、アメリカでは使用は禁止されている)
    植物にも
    できる
     アフリカのトランスケイに食道癌が多いのは、土壌にモリブデンが欠乏しているため、植物に硝酸塩がふえ,それが亜硝酸になり(植物の中、または細菌の作用で)、ナイトロサミンが多くなっているからだ、と説明されている。
     また、硝酸塩が肥料として多用されるばあいや、除草剤2.4Dがつかわれるばあいにも、同じことがおこりうる。チリの中央部に胃癌の多いところがあるが、そこでは硝酸ソーダ(チリ硝石)が肥料にされ、野菜や水にも硝酸塩が多く、小麦の中にもナイトロサミンが証明されている。
    アルコール
    醗酵でも
     ナイトロサミンは、アルコールの醗酵のさいにも出来る。ザンビアに多い食道癌は、そこのビールやその他の酒にあるナイトロサミンとの関係がいわれている。
    体内で
    出来るもの
     硝酸塩の多い食品を食べたり水をのむと、体内で亜硝酸になり、アミンは蛋白食品からいくらでも出来るので、胃腸管内や膀胱で、ナイトロサミンになる。
    その他  亜硝酸塩は、胃腸管の中で生ずるフェノールと化合して、強力な発癌性のあるパラニトロフェノールになる可能性があるともいわれている。
    生産・加工の間に付着、混入するもの
    農産物  農薬、DDT、BHC、PCB、煤煙、粉塵、排気ガスなど発癌性があるか疑われているもの。ふりかかったり、土中に入って、根から吸い上げられる。
    畜・水産物  飼料に付着、混入しているもの(カビ毒、農薬、煤煙、排気ガスなど)に汚染されたり、石油酵母の配分された飼料。
    発育促進剤  家畜の成長を促進する目的に添加される薬剤のうちにも、発癌性のあるものが少なくない。ペニシリン(防疫・治療用にも)、合成卵巣ホルモン剤、甲状腺機能抑制剤、砒素。あるいはニトロフラン系の化合物など。こうしたものが、少量ではあろうが、肉・卵・乳に残っており、われわれの口にはいって来る。もっとも、いずれも、その量はごく僅か痕跡ていどにすぎず、屠殺までに時間をおけば減りまたはなくなる。調理でこわされるものもあるから、心配はあるまいとはいわれているが。

    (つづく)


次回参照

2. 米は重宝したいのですが(一)―青汁食養生というのは

     友成 左近 

     遠藤先生の教えに従って青汁食養生に精出している私どもは、今のところ「イモ・マメ・ナッパ」を合言葉にして、長年重宝してきた米は、毎日毎度の主要食品からはずしています。が、それは必ずしも米本来(その昔通りに栽培保存して、籾すりしたままの玄米)の性質からではありません。
     米は本来、確かに栄養成分が優れ、また食べて味がよいうえに常食してもアキがこず、さらに長期間の保存がきき、それにわが国では、風土によくあっているうえに栽培技術も栽培施設も高度に発達しているので、主要食品としてはまことに重宝なものです。
     けれどもこのところ、その昔通りに栽培保存した玄米が手に入るのであればともかく、ふつう市販のものは、まず白米であって、これは成分が著しく劣り、そのうえ多少とも(玄米であれば、より以上に)有害有毒化しているので、主要食品としては不適格です。
     そこで、こうした点が是正されたら、また改めて主要食品として重宝したいのですが(というよりも、米がわが国農業と食糧の歴史的現実的な根幹である以上、主要食品として重宝できるように、ぜひ早急に是正されなければならないのですが)、それは概要つぎのようなしだいです。

    青汁食養生というのは
     まず、青汁食養生というのは、健康の保持増進に、従ってまた病気の予防にも治療にも、その最も重要な土台は、よく調和した完全栄養なのですが、まさにそれをねらったものです。
     そこで、まず第一に青野菜を、必要なだけ十分食べること、その最も有効適切な食べ方として、生のまますりつぶして汁だけしぼりとって、青汁にして飲むことを、その最大要件にしています。
     と共に、その他の食物には、実状できるだけ、栄養に調和をとりやすいものを使って、とりにくいものは極力ひかえるようにしています。
     これは、中学校や高校の家庭科教科書でも、よくみれば分かることですが、その要点はこうです。

    完全栄養に青野菜が必要不可欠なのは
     毎日の食物には多種多様の食品が使われていますが、そのうち青野菜、それも小松菜や大根葉やシソ葉、あるいは青汁に広く使われているケールなどのように、緑色の濃ゆくて成分が優れ、その成分とくにカルシウムの吸収しやすい(従ってホウレンソウの類は除いた)良質のもの以外は、いずれも栄養成分(とくに各種のミネラルとビタミン)があれこれと不足しています。
     従って、ただ一種だけでは、どんなに優れたものを、どんなに沢山食べても、また、どんなに工夫して、あれこれとり合わせても、栄養に障害こそ起これ、とうていよく調和した完全栄養はとれません。
     けれども青野菜だけは、たとえば野生の草食動物や放牧中の牛馬をみれば分かるように、ただ一種で必要な成分がすべて十二分にそろった完全栄養食です。
     従って青野菜は、他のどんな食品とも異なって、胃腸が許す限り、どんなに沢山食べても、その食べ方さえ間違いなければ、栄養上ますます有効でこそあれ、障害は少しも起こりません。
     事実、毎日1kg2kg以上と食べ続けて(青汁にして4合8合以上と飲み続けたわけですが)、当面の医療では治療至難の病気でも、だんだんと治ってきた人があるほどです。
     とはいっても人間は、胃腸その他が草食動物と異なっているので、ただ青野菜だけで栄養が十分まかなえるほど、そうは多量に食べることができません。
     従って、ただ青野菜だけでは、どんなに沢山食べても熱量や蛋白質が不足してくるので、そうした成分の多いものを、なおあれこれと食べなければなりません。(実状は、その逆になっているわけですが)
     ところが青野菜には、そうした食品に不足している成分(それはすなわち各種のミネラルとビタミン)を補なうほど、それが豊富なのです。従って、どんなに優れた食品を、どんなに工夫して取り合わせても、それ相当量の青野菜を加えなければ、よく調和した完全栄養にはならず、またかりに、どんなに劣った食品を取り合わせても、それ相当量の青野菜を加えたら、それでどうにか完全栄養がはかれるのです。

    その他の食物に配慮が必要なのは
     それでは実際、毎日の食物に青野菜をどれくらい加えたらよいか、というと、お互い日本人の食構成と栄養摂取の実状を総平均したところでいえば、少なくとも、めいめい体重の1%以上(できれば、ふつうの成人で750g以上、青汁にして3合以上)です。
     そこで、食構成も栄養摂取も、また健康状態も各人各様であるため、青野菜の加え方と、その他の食物の取り合わせ方に、それ相応の配慮が必要なわけです。
     まず、毎日の食物に、あれこれと成分が著しく不足して栄養に調和をとりにくいものが多く、従って栄養摂取がひどく偏っている人や、(従ってまた)健康状態の劣っている人は、これ以上に多量の青野菜を加えなければなりません。が、栄養に調和をとりやすいものが多い人は、これ以下でもすむわけです。
     ところで青野菜は、こうした必要量以上に、多量に加えれば加えるほど、その他の食物でとった栄養がムダなく利用されるようになるので、それだけその他の食物が少なくてすみ、従って胃腸その他の負担が軽くなって、健康によりいっそう役立ちます。
     そのうえ、未知の成分も十分とれて、本当に完全な栄養になって、難病でも治ってくるほど体力が強化します。というのは、栄養には未知の成分が数限りないのですが、それが最も多いのが青野菜であるからです。
     とはいっても青野菜・青汁を、必要量だけでもさることながら、それ以上に多量に食べるのは、習慣や好みや、また入手の上から、実状そう容易なことではありません。
     そこで大切なことは、青野菜をそう多量に食べなくても、よく調和した完全栄養になるように、その他の食物に、できるだけ調和をとりやすいものを使い、とりにくいものは極力ひかえることです。

    食物は安全なもので
     ところで、この青野菜も、その他の食物も、有害有毒化していては、一方で完全栄養はとれても、他方で厄介な障害を引き起こします。が、困ったことに、このごろふつう市販のものは殆んどすべて、多少とも有害有毒化しています。
     そこで青汁食養生では、その最大要件にしている青野菜・青汁には必ず、無害無毒の品種を選び、農薬その他で有害有毒化していない安全なものを使うことにしています。そしてその他の食物には、実状できうる限り安全度の高いものを使うように心がけています。
     こういうわけで青汁食養生では、青野菜以外は、栄養に調和をとりやすく、しかも安全度の高いものとして、今のところ芋と大豆(あるいはこれに準ずるもの)を主要食品にして、普通市販の米麦や肉魚などは(その加工品はなおさら)毎日毎度の主要食品からはずしているのですが、そこを主として米について、もう少し詳しくいうと、つぎの通りです。

    (つづく)



3. 糖尿病のコントロール

     医学博士 遠藤 仁郎 

     糖尿病のコントロールは最近の治療法の進歩で、よほどやりよくなった。
     にもかかわらず、動脈硬化による心筋梗塞や脳軟化、細小血管の障害による網膜症(失明を原因する)や腎臓症、などの合併症は必ずしも稀ではない。
     これらの合併症は、コントロールがうまくいっていないほど多いのは勿論だが、よくコントロール出来ているものにも少なくない。で、これは、いま一般に行われているコントロールのやり方、すなわち、血糖を目安にしてのコントロール法が、正しくないことをしめしているのではないか、と反省されている。
     さて、現在、糖尿病治療の主流をなしているものは薬剤(60%は内服薬、20%はインスリン)によるものであり、食餌によるものは僅か20%にすぎないし、その食も、決して完全とはいえない。
     上記の問題は、あるいはこういうところに由来しているのではないだろうか。糖尿病は糖が出るだけの病気ではなく、その他にもいろいろの代謝異常がみとめられる。したがって、その治療法も、ただ血糖を下げ、糖尿をなくすることだけにかぎるべきでなく、すべての機能をよくし、ひろく全身の状態が好転され、正常の日常生活を可能にすることが、その目標とされなければならない。
     そこで、薬剤だけにたよらず(使用法をあやまると低血糖をおこし却って合併症をまねくことにもなる)、つねに正しい食養を中心とする日常生活の合理化、自然化(精神的ストレスを去り、よく運動するなど)によって、あらゆる代謝の正常化をはかることが大切とかんがえられる。
     私どもが、緑葉食・青汁、ことにイモ・マメ・ナッパ、そして十分の青汁(一日少なくとも3合以上、多いほどよい)をすすめているゆえんである。



4. 肉食と大腸癌

     医学博士 遠藤 仁郎 

     肉を多く食べると大腸癌になる危険度が増す。
     ホノルル在住の日系人について調査したアメリカの癌研と日本の東北大の報告によると、大腸癌になる率は、日本からの移住者が最低で、ハワイ生れが最高。肉を主とする西欧食をはやくとり入れたものは、和食者にくらべ、大腸癌になる危険がずっと高いこと。大腸癌患者は、非癌患者よりも肉を多く食べていること、がわかった。
     なお、大腸癌は、肉を大量に食べているカナダやウルガイに多く、肉をたべないセブンスデイアドベンチスト派に稀だ、という。

    (A.Jnt.Med.1974.4月号より)



5. 根本的にやり直す

    栃木県 M.S. 

     昨年4月に、十二指腸潰瘍兼肝炎と診断され、45日間入院。
     その後も、5ヶ月間毎日通院し、現在も週1回ぐらいの通院をしています。
     昨年来の風邪がやっとなおり、肝機能ももとに戻ったとのことで、これからは、仕事をやめ、健康回復につとめようと思い、参考書でもと、書店をのぞき、「青汁と健康」という本を何となく手にしたところ、あまりにも、いまの私にぴったりの本で、おどろき、かつ夢中で読み出し、家に着くまで待ちきれず、途中の公園のベンチで読み終し、家につくや、すぐ、ペンをとりました。
     先生の本によって、私の食生活の誤りもさることながら、注射や服薬にのみたよった、私の考えの無さがしみじみ反省させられました。
     しかも、家が農家にもかかわらず、豊富な野菜をあまり食べないありさまでした。この機会に、皆様の仲間に入れていただき、健康回復を根本的にやり直すつもりです。



6. こどもの喘息

    滋賀県 S.K. 

     息子(現在小学校2年)が、満1才のころより、風邪をこじらせましたのがもとで、喘息にかかり、だんだんひどくなり困っておりました。
     昨年の春、やはり、喘息の発作でとびこんだ日曜当直医の先生に、青汁のことをおしえていただき、それ以来、1年のませております。
     さいきんでは、効き目があらわれたのか、ひどい発作はおこらなくなりましたが、春、秋の季節の変わり目とか、疲れた時など、軽いのはちょこちょこ出ます。
     しかし、今までのようにひどく苦しむのは去ったようで、これも、青汁のお蔭とよろこんでおります。



7. 健康に恵まれて

    石川県 K.K. 

     雪のふるまで、殆んど欠かさず2合の青汁を続けておりましたが、1ヶ月ほども飲みません。けれどもカゼもひかず、二人とも健康に恵まれております。もちろん食膳には野菜とくだものが豊富に登場しており、ご飯も三分搗米にしてビタミンやミネラルの摂取につとめております。



8. 雪の中で青々としたケール

    北海道 Y.K. 

     立春もすぎ、春が日一日と近づいて来ました今日このごろです。青汁を昨年の夏から秋の終りまでつづけて飲みました。今は冬で雪ふかく、毎日寒い日が続いています。秋に雪が降り、畑の野菜はみな寒さでぐったりとなりましたが、ケールだけは雪の中で青々としていました。すごく強い植物だと思って見てました。今は、雪の下でねむっていることでしょう。



9. 運動訓練と血圧

     運動の不足している中年の、境界域の高血圧では、長期にわたる運動訓練のプログラムをたてて実施すれば、血圧は最高・最低ともに、しだいに下ってゆく。



10. ハハコグサ(ホウコグサ)

     春の七草のオギョウ。
     葉は白い細毛に被われている。牧野先生によると、

     「七種の一つ御行、オギャウ。御行と書くが、之をゴギャウと云ふのはよくない。
     本名ハウコグサというのだが、普通にはハハコグサと称へ、今日はこれが通称の様になっている。
     3月3日の草餅に昔は必ずこれを入れた。今は殆んど廃れて、普通はヨモギを用ゐる。
     しかし、千葉県上総の土気辺では、今日、尚、昔の通りハウコグサを用ゐる事が残っているといふ。」
    (植物記)

    「苗葉を採り、炊き熟し、水に浸し淘浄し、油塩に調へ食ふ。」
    (救荒本草)

    「葉を灰湯にて炊き、水を換へ浸し、塩、味噌に調へ食ふへし。」
    (備荒草本図)

     生でも食べられ、青汁の材料にもなる。
     効能は一般緑葉と同じ筈だが、本草書には
    「中を調へ、気を益し、洩を止め、痰を除き、時気を圧し、熱嗽を去る、米粉に雑へ糒にして食へば甘美。」
    (日華)

    「寒嗽及び痰を治し、肺中の寒を除き、大に肺気を升す。」
    (李杲)

     まず、一般強壮効果があり、流行病(流感のたぐい)をおさえ、嗽や痰を去り、肺をつよめる、といったところだ。
     なお、烈公食薬には、
    「風邪を受けざる食物、鼡麹草、葉を摘て粉にして汁を取り、餅となし、三月三日草餅に製す。(文徳実録に出る。荊楚歳時記に、三月三日、鼡麹草汁を取り、蜜に和し粉とす。龍吉粹といひ、時気を圧す、と記せり)
     この草餅を食へばカゼを防ぐというわけだ。



11. 八年続いた血尿止る

    香川県 T.T. 

     一日、青汁4合と、人参、西瓜等2合で、八年続いた血尿が止りました。自信をふかめ、いっそう励みたいと思っています。



12. 血色がよくなる

    岡山県 R.K. 

     先日来、配達のケール葉が褐色がかり、水分が少ないと思っていたら、雨不足と寒波のため10日間休むとのことで、残念です。まだ一年たらずの飲用ですが、便秘によく、血色のよくなることは妙で、化粧もあまりいらない位です。ともすると、砂糖の使いすぎになり易く、粗食を守るのはむつかしいです。



13. 青汁とテニスで

    岐阜県 T.T. 

     10年以上のんでおります。61才になりましたが、元気でまだ教職に専念できるのも青汁と運動(テニス)のおかげと思っております。



14. 質問箱:胃下垂には……

    高知県 A. 

     問
     胃下垂にはよくないと聞きましたが?

     答
     胃下垂には水分がきらわれるので、青汁も水だからよくないというのです。しかしこれは、水は水でも菜っ葉の中の水です。ナッパのままなら何でもないのにしぼり汁がなぜ問題になるのでしょう。少しもかませません。いや、むしろ飲むべきです。もし、心配でしたら、少しづつ度々にのんで下さい。



コラム紹介

     看護がなすべきことは、
     病人を、自然がもっとも働きやすい状態にととのえることである

    ナイチンゲール



     われわれは
     自分で思っているほど幸福でもないし、
     不幸でもない
    ラ・ロシフコー



     薬というものは、
     その用い方によって、
     無効とも有害とも、
     有効ともなる
    パラケルズス








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