健康と青汁タイトル小  <1973年11月15日発行 第207号>
 目次




1. 自然民族の創傷

     医学博士 遠藤 仁郎 

     自然民族の創傷は、文化民族のそれより早く治癒する。
     また、自然民族には、創傷による細菌感染が少い、と云ふのは、昔から、よく噂されたことであった。
     特に、自然民族が、創傷感染時に於て大なる抵抗を有せることを強調したのはバルテル氏であった。
     氏は曰く(Bartel Die Medizin der Naturvoelker)、

    「自然民族の大手術の報告を読むと、吾人は少からず驚かされる。
    此の自然民族の大手術なるものは、文化国民に於てすら、熟練したる医師のみが稀にしか行はざる所であり、之を行ふ場合にも、消毒方法の施行に拘らず、創傷感染、化膿等、創傷の経過に於て、多大の危惧を感ぜらるる所のものである。
     此消毒なるものは自然民族は知らない。汚れた病人が、汚れた手術者の手によりて、汚れた器械を使用して、穿顱手術、開腹手術、卵巣切除術、睾丸剔出術の如き危険なる手術を行ふのである。
     それにも拘らず、彼等の手術によって死せざるのみならず、完備した病院に於て行った程の生存をなして居る。
     此現象を説明するのは、創傷感染の病原体に対して、自然民族は文化民族よりも遙に抵抗力に富んで居るといふより致し方がないのだ。」
     そして、バルテル氏は、自然民族の産褥の手当が不良なるに拘らず、産褥感染の少い事を指摘して居る。
     創傷感染以外にも、マラリア、黄熱等の感染が、自然民族に於て比較的軽傷の場合多きは疑へない。之に就いては幾多の報告がある。」
    (清野謙次著 インドネシアの民族医学より)

    インヂアン
     インヂアンは非常に創傷治癒が迅速。不治と看做さざるを得ない様な負傷、例へば銃創、熊の襲撃による負傷等にも、よく耐へる。(F.Speiser Ciba Jiho 1934)

    アラビア人
     チュニスやトリポリのアラビア人は、一見、気の毒な程見すぼらしい暮しをしているが、驚く程丈夫である。
     その食物は、粉、無花果、バナナが主。アラビア人は病気に対して頑丈なこと、抵抗力の強いことは、想像も及ばない程である。腹部の傷から腸が出たのを、元にもどして縫っておけば、消毒法などは行はなくとも、癒ってしまふ。
     欧羅巴人ばかり見て居た外科医は、ただ魂消てしまふ。チフスにも罹らぬ。消化器病は殆ど知られず、胃潰瘍は甚だ稀。癌もまた同様。盲腸炎甚だ稀。植物食の民族には殆んど知られない病気である。
    (ヒントへーデ、宮入慶之助 食べ方問題より)
     露土戦争で、トルコ兵の傷は非常に治りがよかった。トルコ兵はアラビア人同様、粗食で半菜食(ラーマン)。われわれの祖先も、また同様だった。明治の初年、わが国に来たベルツは、日本人の傷のよくなおることに驚いている。
     そして、われわれは、戦時中、北方あるいは南方の土着人の傷のなおりについて、ベルツと同じ驚きを経験した。という風に、自然民族で創傷のなおりのよいことはよく知られているが、おそらく、これは、かれらがながい間の経験からみちびき出した食が、自然的に正しい、完全あるいは完全にちかい食であったからであり、それによって、かれらは自然の猛威にうちかつ旺盛な生命力、生活力を得ていたからであろう。
     なお、さいきん痕跡成分ことに亜鉛と創傷との関係(不足で治りが悪くなり、補給でよくなる)があきらかになり、その不足の由来が、食品の生産上や加工(精製・調理)上の欠陥にあるとされていることからすれば、自然民族のこの力は、その食が、ただに栄養学的(ふつうの意味での)に完全であるというだけではなく、もともと、その食品や食べ方が自然のままか、あるいは自然にちかいというところ――これが本当に完全な食というべきだが――にあるとみるべきであろう。
     また、緑葉食・青汁の効も、ビタミンとともにミネラル(痕跡成分をくるめて)にとむ緑葉によって、本当の意味での完全食になるか、少なくとも、それにちかづいて来るからであろう。



2. 続・青汁を飲む心(2)――食事全般に波及して
前回参照

     友成 左近 

     青汁を精出して毎日飲むのは、それが、かけがえもなく大切な生命と健康の、最も重要な土台である栄養を、十分まかなう最も重要な決め手である、と理解しているからです。
     そこでこれは、まずくて飲みずらくても辛抱して、と心がけているわけです。
     といって、これはほかでもなく、毎日の食物のひとつである青野菜を、必要なだけ十分、そして最も有効に食べる方便です。従って、この理解と心がけは当然まず第一に食事全般に波及してきますが、それは、こういうわけであって、こう改めることが大切です。

    青汁が栄養の最も重要な決め手であるのは
     毎日の食事でまかなう栄養が、生命と健康の最も重要な土台ですが、この栄養を十分まかなう、というのは、生きたカラダの健康に必要な各種の栄養分を、もれなくすべて、必要なだけ十分とりいれて、その間にうまく調和をとって、栄養に完全をはかることです。
     ところが実状、生きていく精力になる熱量と、生きていくカラダをつくりかえる成分になる蛋白質は、ほぼ必要なだけはとっており、人によっては必要以上にとりすぎています。が、これが体内で利用されるのに必要な各種のミネラルとビタミンが不足しており、人によっては著しく不足しています。
     これが、病気にかかる素地であり、治療しても治りにくい原因です。

     こういうふうに栄養が不調和・不完全になっているのは、毎日の食事で、精白した米・麦・砂糖や、筋肉部だけの魚・肉や、その加工品は好んで食べるが、野菜わけても青野菜が著しく少ないからです。
     そこで、栄養を十分まかなうには、まずもってこの青野菜を、それも各種のミネラルとビタミンが最も多い緑色の濃いものを、そしてそうした成分が吸収しやすい良質なものを、必要なだけ十分食べることが肝要です。(この点、ホウレンソウなどは少し不適格)
     こうした青野菜にだけ、各種のミネラルとビタミンが、もれなくすべてよくそろって、ケタちがいに多いからです。
     これ以外のものでは、どんなものをどう工夫しても、各種のミネラルとビタミンを、もれなくすべて十分とりいれることはできないからです。

     では、この青野菜がどれくらい必要か、というと、人々ふつうの習慣食で総平均すると、少なくとも日にめいめいの体重の1%です。そしてこれは、他のどんな食物ともちがって、その種類と食べ方をあやまらねば、どんなに沢山食べても差し障りはなく、多ければ多いほど栄養を十二分にまかなって、よりいっそう健康に役立つのです。
     が、種類と食べ方をあやまると、大切な成分が有効に活用されないだけでなく胃腸その他をいためるおそれがあります。
     そこでこれは、刺激性の強いものやホウレンソウの類以外のものを選んで、生のまますりつぶして、汁だけしぼりとって、青汁にして飲むのが最も有効適切です。
     こうすれば、250gが約200ml(1合少々)になるので、どんなに歯や胃腸の弱い人でも、日に体重の1%以上食べるのは、まずいことさえ辛抱すれば、そう造作もないことです。それに、家畜の飼料でも利用できるので、ますます好都合です。広く青汁に使われているケール・シーオー・ナタネ・レープ・カキバダイコンなどは、もともと家畜の飼料です。

    栄養調和の点から食事全般を改める
     青汁が栄養の最も重要な決め手である、というのはこういうわけです。そこで青汁を飲んでいると当然、食事全般を改めて、栄養をよりいっそう十分まかなうように心がけます。少々精出して飲んでも、食事全般を改めなければ、栄養にうまく調和がとれないからです。
     また、青汁材料を必要なだけ十分手にいれることが、実状そう容易でなく、地方によっては極めて困難であり、まずいことさえ辛抱すればといっても、これもそう容易でないからです。
     そこで食事全般を改めるには、青汁の効果が十二分にあがるように、また、やむをえず十分飲めなくても栄養がうまく調和するように、各種のミネラルやビタミンがより多いものに改めることが大切です。
     従って、精白した米・麦や、筋肉部だけの魚・肉は極力ひかえて、未精白の米・麦・雑穀・芋や、マルごと食べる小魚・卵・大豆を使うこと、いずれも、つとめて原材料を手に入れて家庭で調理し、市販の加工品は極力ひかえること、野菜わけても青野菜を、煮たきしてもよし、生であればさらによし、つとめて沢山食べることが大切です。
     もうひとつ、塩と砂糖を極力ひかえて薄味にして、すべてよくかんで食べ、ハラ八分にとどめることが大切です。
     というと、なんとも粗食で味気ないものと思われるかも知れませんが、人々ふつうの習慣や好みよりも、生きたカラダの栄養の事実に従ったものです。しばらく辛抱して食べつづけていると、シンから健康になると共に、しぜんとカラダが要求し、好みも変わってきて、これが最高においしくなり、まえに好んで食べていたものが、食べればおいしいが、別にそう食べたいとは思わなくなります。

    安全の点から食事全般を改める
     こういうふうに青汁を飲み、また食事全般を改めるとき、もう一面とくに重要なことは安全です。
     が、この点、社会的にも行政的にも強調され始めており、とくに青汁を飲んでいる人々はよく気をつけているので、要点だけ言い添えるとこうです。青汁材料には必ず、とくに青汁用にと栽培に危険な農薬はいっさい使っていない安全なものを使い、市販の青野菜は、それが確認されない限り決して使わないことが大切です。
     その他の食品には、つとめて原材料を使って市販の加工品は極力さけることが大切です。実状やむをえず加工品を使う場合は、よく吟味して、添加物のはいっていないようなものにします。
     原材料もよく吟味しなければなりませんが、これにはつとめて芋と大豆を使うことが大切です。
     栄養に調和をはかる点で最も適切であるうえに、安全度も高いからです。
     というと、食事に手数がかかり、うまく吟味できるかと思われるかも知れません。が、青汁を精出して飲み、また食事全般も改めていると、だんだんとうまい工夫がついてきて、そう手数はかからなくなります。また、目や鼻や口がマトモになって、危険なものがかなりよく分かるようになります。
     

    (つづく)


次回参照

3. アイヌの食生活

     臨床栄養48・4月号に北大の並木正義博士がのせられたアイヌの食生活の概要。

    動物は
  • シカとサケが主。ほかに、クマ、アザラシ、オットセイ、クジラ、その他野生の鳥獣も。
  • 生肉を食べている(シカ、クマ)。
  • 乾燥し、燻製にもし、冬は凍らせて貯えたが、塩蔵はせず。
  • 植物 120種以上の野生植物が食用された。
    農作 ヒエ、アワ、カブ、キビ、ムギ、ソバなど。人肥はつかわず。米は自給できず、?大戦後から食べだした。
    調味料 獣脂(クマ、シカ、アザラシ)、魚油(イワシ、ニシン)が主。
    和人と交通するようになってから。非常な貴重品で、古老によれば、飯茶碗一杯の塩が、5人家族で1年間あったという。
    ミソ、ショウユは殆んど用いず。
    砂糖 大正になってから。しかも黒砂糖か中白。白砂糖は戦後から。
    調理 汁類が主。味はうすく。チャンコ鍋式のもの。
    穀類 はカユ(ヒエ粥、アワ粥、キビ粥)。ギョウジャニンニク、ヒシの実、ウバユリの澱粉からつくった粥。山菜・野草・海藻を入れた雑炊(少量の油脂を入れた)。食事は朝夕二食。
     ヒエ・アワでつくった。非常に酒ずきだが、祝祭日に限られた。大正年間から焼酎。
     つまり、獣魚肉、新鮮な山菜、海藻にめぐまれており、健康にもめぐまれていたが、和人風がはいって、アイヌの体力は明かに低下した。しかし、今でも、胃が強い。癌も潰瘍もない。胃酸がたかい。腸疾患も少ない。結石(胆石・腎石)殆んどない。
     大酒家が多く、粗食だが肝硬変は少ない。高血圧、糖尿病も和人にくらべずっと少ない。中には高血圧があるが脳卒中を来すものは和人より明かに低い。
     多いのは結核(戦後爆発的にふえた。肺結核は和人の3倍、死亡率は4倍。但し腸結核は少ない)と痔。
    ウ歯  歯は丈夫な民族だったが、穀類を食べるようになり、とくに砂糖を用いるようになった大正年間から、ウ歯がみられるようになったという。



4. 根の深い野菜

     医学博士 遠藤 仁郎 

    大根  成分表でみると、大根にはそう大して栄養があるようには思えない。それだのに、昔から、大根おろしが健康上非常によい、といわれているし、それを実証しているかのような人も、まま見かける。
     本草綱目には、「時珍曰く、根葉同効」とあり、
     つれつれ草にはこんな話も出ている。
    「筑紫に、なにがしの押領使など云ふやうなる者のありけるが、土大根を萬にいみじき薬とて、朝ごとに二つ宛焼きて食ひけること、年久しくなりぬ。或時、舘の内に人も無かりける隙を計りて、敵襲ひ来りて、囲み責めけるに、舘の内に兵二人出て来て、命を惜まず戦ひて、皆追ひ返してけり。いと不思議に覚えて、日頃此処に物し給ふとも見ぬ人々の戦ひ給ふは、如何なる人ぞと問ひければ、年来頼みて朝な朝な召しつる土大根らにさぶらふ、と言ひて失せにけり。深く信を致しぬれば、斯る徳もありけるにこそ。」
     なにか特別の成分でもあるのだろうか。
     ところで、大根は深く地中にはいって行く。守口大根などとなると、祐に一米もあろう。ということは、根の浅いものよりは、ずっと地下の深部のミネラルを吸収しているだろう、ということだ。つまり、地表に乏しくなっている大切な痕跡成分にとんでいるのではないか。そして、それ故にこそ、青汁同様の力をもっているのであろうか。
    ゴボウ  同じことがゴボウにもいえそうだ。
     正月のお節料理に欠かせぬのも健康とのかかわりを示すものだろうし、俗に精力がつくともいう。これも、成分表では理解しかねる。たくましい外観からの連想か、芳香分の刺激、あるいはホルモン様の成分があるのかも知れないが、やはり、真直ぐに深くのびている根に意味があるのではないか。
     もっとも、この節のゴボウは、真偽のほどは知らぬが、適当の時期に植えかえ、横なりに伏せておくということだから、これでは、おそらく大した効能は望めないのではないか。
     それはともかく、こうした点で、根の浅いものよりは、根の深いものの方がより健康的な食べものなのではないだろうか。



5. 難治性の化膿

     消毒法や抗生剤などのめざましい進歩にもかかわらず、手術創の感染、ことに難治性の化膿症を合併することが決して少なくないという。
     原因菌は主にブドウ球菌や緑膿菌など。抗生剤にはつよい(つまり耐性菌)が、感染力はもともとさほど強くない筈のもの。その弱力菌が感染するのは、体力・抵抗力が(体質的か病的に)おとろえているか、あるいは、体抵抗力をよわめるような薬剤(抗生剤や副腎皮質ホルモン剤など)の乱用の結果でもあろう。
     が、いまひとつ、無視できないのは栄養のあやまり。
     すなわち、今日の、精製穀(白米飯・白パンなど)、肉、卵、糖、脂肪ばかりに偏った、熱量、蛋白質は十分でも、これに釣りあわねばならぬビタミンやミネラル(痕跡ミネラルをふくめて)に不足している、不完全栄養のために招かれた体力・抵抗力の低下による。
     したがって、まず、食を正しくすることが根本ではないか、ということだ。こうした意味で、私どもは、やはり、青汁を中心とした完全食が大切だ、と考えている。



6. 青汁党になる決意

    北九州市 S,K, 

     どこといって悪いところはないのにもかかわらず、目が疲れる、肩がこる、疲労しやすい等の症状が、2〜3年も前から続いているのですが、ビタミン剤、養命酒、梅酒等、いろいろ試みてみましたが、さしたる効果もなく現在にいたっております。
     「青汁の効用」を読んで“これだ”と心ときめくものがありました。
     糖分のとりすぎ、タバコの害等、おそろしくなってしまいました。タバコはやめることにしました。この本を読んですぐにです。もう6日目ですが、このままやめられる自信がついてきました。
     これだけでも大変な収穫だと思います。これから青汁党になろうと決心しましたので、今後とも貴会のお世話になると思います。ケールの種お願いいたします。
     (大いにがん張って下さい。青汁を中心とした完全食で、きっとよくなられましょう)



7. 体質の変化

    京都府 M.H. 

     10年ほど前から、毎年種子をとり栽培しつづけてきました。そのおかげで、慢性の胃腸や、アレルギー性の皮膚炎などが、体質の変化によって、なおってまいり、青汁の効果の大きいことを体験いたしました。現在は、自然の食事をこころがけております。



8. 完全に社会復帰

    北海道 M.M. 

     6年前に脳卒中にてたおれ、7ヶ月入院。青汁のみで完全に社会復帰できて、この喜びを、成人病ほか難病の方に、体験をお話しして、青汁をすすめ、大変よろこんでいただいております。



9. 老人にもよくわかる

    岡山県 T.T. 

     80才になります老女でございまして、もはや余命もつきる時期にたちいたっております。
     けれど、できます事なれば、最後まで健康ですごしたいと存じます。
     先日、新聞に先生の「青汁と健康」というご本が出ていましたので、早速、引いていただきまして拝読いたしております。まことにわかり易く、老令のものにても理解できますよう、平易に、親切なるご本に感謝申し上げ、読ませていただきました。



10. 公害の町に住んでいるが

    尼崎市 H.O. 

     63才になりました。有名な公害の町尼崎市に住んでおりますが、ますます元気です。朝夕青汁をいただいております。



11. 断じてあざむかず

    千葉県 B.I. 

     33年に初めて青汁のことを知り、尓後ずっと続けて、そのお蔭を蒙り、その効力の大なるを知り、先生の著書が断じて人をあざむかざるを、大変に感謝申上げている次第です。



12. 健康の有難さ

    大分県 H.S. 

     ケールを庭に作りまして毎日のんでおりますが、体の調子が非常によろしく、弱かった胃腸を忘れるようになり、何よりも有難いのは、この冬、カゼらしいものを引きませんので、こんな嬉しいことはございません。健康のありがたさを痛感いたしております。



13. 豊年マーガリンの製造禁止

     (静岡)静岡県食品衛生課と清水保健所は4日、清水市島崎町176、豊年リーバー清水工場=本社・東京、岩佐真澄工場長=生産の業務用マーガリンに法定外食品添加物の西ドイツ、ダイナマイト・ノーベル(粉末)住友化学工業(液体)両社製のナトリウム・メチレートが触媒として使われていたことがわかったため、同マーガリンのマイスター・ゴールド、マイスター・インターナショナルの
     

    1. 製造禁止
    2. 在庫126.9トンの出荷、販売の停止
    3. ナトリウム・メチレートの在庫1400キロの移動禁止

     を命じた。
     調べによると、同工場はマーガリンの粘性を増すため42年からことしまでに29トンのナトリウム・メチレートを触媒として使っていた。同社では、触媒として使用しているが製造過程で排出されるもので、害はないとしているが、県衛生研究所では製品に残っているかどうかを調べている。



14. 質問箱

    徳島県 E. 

     問
     青汁を飲むと便秘します。どうすればよろしいか。

     答
     青汁をのむと、大抵は通じがよくなるのですが中には却って便秘することがあります。
     そういう場合、青汁のしぼりかすを一緒にのむ、つまり、すりつぶして汁だけを飲むのでなく、全部を食べるか、別にかすを食べる。または青汁以外にナッパや牛蒡、フキ、筍といった繊維の多いものを食べること。



 コラム紹介

     すべての生理的組織の適応性の発揮は個人の発達に著しい好影響を与える。
     すべての機能というものは働かせれば働かせるほど構造が磨り耗らずに一層抵抗力のある強靭なものになるのである

    カレル



    宗教なき教育はただ利巧なる悪魔をつくるなり
    ウエリントン
    学問のある馬鹿は一番の馬鹿
    ドイツ俚
    国家の運命はかかって青年の教育にある
    アリストテレス



    何も彼もどこか狂っている



    人の上寿は百才 中寿は八十 下寿六十
    荘子



    人の寿之を久しうして百に過ぎず
    中寿は六十に過ぎず
    呂氏春秋



    “本当の涙を知ったなら真実の愛に生きぬける”
    深山 旅愁








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