<1972年2月15日発行 第186号>
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目次
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1. 大腸癌と食べもの
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医学博士 遠藤 仁郎
大腸癌は欧米人に多いが、わが国には割と少ない。(胃癌は、反対に、わが国には多いが、欧米には少ない。そして、大腸癌のうちでも、欧米には結腸、すなわち上行・横行・下行結腸・S字結腸などの癌が多いのに、わが国では、それらは少なくて、直腸癌のほうが多い)しかも、これは、人種の差ではなく、生活程度が高く、経済的にゆとりが出来ると多くなり、食べものでは、とくに脂肪の多いこと(高脂食)と関係がある、といわれている。
アメリカでは、脂肪は総熱量の40%を占め、しかもその大半は飽和性脂肪(バタや牛豚脂)。これに対し、わが国では脂肪は総熱量の12%程度にすぎず、しかも不飽和脂肪(植物油)が主。アメリカにいる日系人では、日本の習慣をつづけている一世には胃癌が多く大腸癌が少ないが、二世(アメリカ流になった)には胃癌がへって大腸癌がふえて来ているというが、現在のわが国にも、どうやら、この傾向がぼつぼつあらわれかけているようだ。
つまり、わが国の昔ながらの質素な生活や食形式では胃癌や直腸癌が多くて大腸癌は少ないが、欧米風の贅沢生活に変って来ると、胃癌はへって大腸癌がふえ、しかも結腸癌が多くなる。さて、腸内の細菌をしらべてみると、高脂食では嫌気性菌がふえ、好気性菌が少ない。繊維にとんだ菜食では、逆に、嫌気性菌が少なくて好気性菌が多くなる、といわれているが、ヒルス博士らが、大腸癌の多いイギリス人・アメリカ人の便と、大腸癌の少ないアフリカ(ウガンダ)人やアジア(インド・日本)人の便について調べた結果も同様だった。そのうえ、欧米人の便の胆汁ステロイドは、アフリカやアジア人の便に比べ、変化の程度は非常に高度であった。これは、嫌気性菌が好気性菌よりもステロイド分解能が強いからであろう、という。
ところで、この胆汁ステロイドの分解産物の中にはメチルコラントラセンなどといった有力な発癌性物質もあるが、ヒルス博士によれば、高脂食による腸内細菌の変化の結果として、食餌中の脂肪からか、胆汁ステロイドからか、こういう発癌物が出来るようになるのではないか、という。なお、イギリスのバーキット博士は、砂糖や精製穀粉の多い、つまり渣(繊維)の少ない便秘しやすい食餌が、大腸癌やその他の大腸疾患(憩室、潰瘍性大腸炎、痔、虫垂炎など)のもっとも重要な原因だとしている。
これらのことがらからすれば、大腸癌が脂肪(また動物蛋白)や糖分の多い食をとっている、そして便秘がちな欧米人に多く、菜食で、脂肪(動物蛋白)とともに糖分の少ない食をとっている、便秘傾向の少ないアフリカ人やアジア人に少ないこと。同じ日本人でも、従来の菜食に傾いた食習慣のものには少なくて、欧米風にうつっていったものに、しだいにふえて来ていることもよく理解できるように思う。いまやわが国は世界第2の経済大国にのし上ったわけだが、調子にのって肉類・脂肪・砂糖・酒と、贅沢三昧にうつつをぬかしていい気になっているのはとんでもないこと。かならず、同時に、良質ナッパを中心とした野菜・海藻類を十分そえることを忘れたくないものだ。
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2. 前立腺肥大
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医学博士 遠藤 仁郎
前立腺肥大に悩む人も、ちかごろ多くなった。
元来、50才以後の病気で、寿命がのびるとふえる病気といわれている。しかし、長寿者そのものには、存外、少ないものだそうだ。治療法としては、初期にはホルモン(女性ホルモン)療法や、去勢術がおこなわれているが、あまり効果は期待できないし、ホルモンも、すぎると心筋梗塞がふえるという。そして、進んだ時期には手術療法しかない。原因がわからぬため、適確な予防法もない、という厄介な病気。
だが、これにも、緑葉食・青汁がよいようで、相当進んだものでも、これで、よくなった人が少なくない。これは、この病気が、肉食者に多く、菜食者に少ない、といわれている事実からも、うなづかれよう。ほかに、これというよい方法はないようだから、ともかく、イモ・マメ・ナッパ・青汁食に徹底すること。あるいは、せめて青汁だけでも熱心にやること(少なくとも1日3合以上のむ)。そして、時には、青汁絶食、野菜果物日も入れてみる。なお、ヒマワリ子や南瓜子に予防効果があるといわれているから、動物脂肪をさけて、こうした植物脂肪をとるのもよいだろう。
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3. 青汁教室の食養断想(4)
ガンの予防について――完全栄養の工夫
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前回参照 |
友成 左近
ガンをはじめ、最近目立って多発している厄介な病気を予防する食養には、すべての食物をよく吟味して、発ガン原因になるものはいうまでもなく、およそ体に有害有毒作用を及ぼすものを極力排除すると共に、毎日の食物構成を改めて、できる限りの完全栄養をはかり、体力・抵抗力を強化することが大切である。完全栄養をはかるには、お互い毎日の食物全体の実状からみて、まず第一に、なかのなかまで緑色の濃い青野菜を、日に体重の1%以上と、できるだけ沢山食べると共に、さらにその他の食物も、砂糖や精白した米麦を極力ひかえて、芋や未精白の米麦にきりかえ、筋肉部だけの魚や肉を極力ひかえて、大豆やマルごと食べる小魚や内臓にきりかえ、そして、すべて薄味にして、ハラ八分に食べることが大切である。
お互い毎日、めいめい習慣や好みや、栄養上の心がけに従って、いろいろなものを食べているが、おしなべて、米・麦・砂糖・油や、肉・魚・卵といったものが多く、野菜・果物・海草、分けても青野菜が少ない。ために、生きていく力になる熱量素や、体の細胞組織をつくりかえていく蛋白質は、ほぼ必要なだけはとり入れており、人によっては必要以上になっているが、これが体内で栄養として利用されるのに必要不可欠な各種のミネラルとビタミンが著しく不足して、栄養が不調和になっている。従って、せっかくとり入れた熱量素や蛋白質が十分に利用されないので、結果的には不足して、栄養が不十分・不完全になっている。それだけではなく、利用されなかったものが体内にたまって、あれこれとわざわいをしている。これはたとえば、風呂をわかすとき、燃料は十分いれてあるが空気が十分はいっていないため、燃料のわりに風呂がわかず、その上、カマドやエントツをすすだらけにしているようなものだ。
栄養に調和・完全をはかるには、実状、野菜・果物・海草を思いきりふやして、各種のミネラルとビタミンを十二分にとりいれることが大切である。他のどんな食物も、これがあれこれと不足しているからだ。といって、なかのなかまで緑色の濃い青野菜以外は、こうした成分がケタちがいに少ないので、まずもってこの青野菜をふやすことが肝要である。
それも実状、日に体重の1%以上になる位ふやさないと、うまく調和がとれないのだ。そうする以外に、だれがなんとリクツをつけようと、理論的にも実際的にも、これに代わり、これに勝る方法はないのだ。しかも青野菜は、種類の選定と栽培の仕方と食べ方をあやまらなければ、その他すべての食物とちがって、どんなに食べすぎても、体に少しも差し支えは起こらず、多ければ多いほど抵抗力が強くなるのだ。
青野菜をできるだけ沢山食べるには、まず第一に、新鮮なうちに生のまますりつぶして、汁だけしぼりとって、青汁にして飲むのが最も有効であり、ふつうの成人では、日に2合以上飲むことが大切である。少しは香りや味が悪くなるが、どんな固い青野菜でも、さらに広く家畜の飼料(実は、こんなものほど成分がすぐれているのだ)でも、しかも多量に、胃腸をいためることなく食べることができ、必要な成分が最高度に吸収できるからだ。と共に、さらに、生のまま、油(あるいはキナコやイリゴマ)と酢と塩などで調味したり、また、好みにあわせて煮たきしたりして、できるだけ沢山食べることが大切である。毎度の食物に変化がつき、また栄養がよりいっそう完全になり、さらに便通に必要なセンイをとり入れることができるからだ。
だが、この青野菜は、必ず、栽培や保存に有害有毒な農薬や医薬を使っていない安全なものであることが肝要である。なにぶんとも沢山食べるので、もしこうしたものを使っていると、多少とも残留しているため、同時に多量に食べこむようになって、栄養はよく調和してきても、肝臓・腎臓・神経その他に慢性中毒を引き起こすからだ。またこの青野菜は、化学肥料ばかりにたよらず、深耕して、有機質肥料と石灰を十分施して栽培したものであることが大切である。それだけ成分にすぐれ、味もよくなるからだ。
もうひとつ、青野菜ではあるが、ホウレンソウ・フダンソウや、スイバ・ピートの葉などは、ゆでて汁をすて、ほどほどに食べるのは差支えないが、生のまま多量に、ましてや青汁にして食べてはならない。ビタミンは多いが、シュウ酸が多いので、カルシウム(ミネラルのうち最も不足しているもの)と結合して、その吸収を妨げ、さらに体内でも、その利用を妨げ、その上、腎臓結石ができる恐れがあるからだ。なお、青汁には、ふつうの大根葉やヨモギなどのように、刺激の強いものは不適切である。飲みにくいだけでなく、胃などをいためるからだ。
完全栄養をはかるには、まずもって青野菜を、できるだけ沢山食べることが肝要であるが、さらにその他の食物も、ミネラルやビタミンが多く、栄養に調和をとりやすいものをふやして、そうでないものをひかえることが大切である。せっかく沢山食べる青野菜の効果を、よりいっそう高めるためである。
このため、砂糖や精白した米麦や、それを材料にした菓子・酒・パン・ウドンなどを極力ひかえて、芋や未精白の米麦にきりかえ、筋肉部だけの切り身の魚や肉や、それを材料にした加工食品を極力ひかえて、大豆やマルごと食べる小魚や内臓などに切りかえることが大切なのだ。なお、こうした食物も、栽培・飼育・保存・加工で有害有毒物がはいっていない安全なものを選ぶことが大切であり、それには今のところ、主として芋と大豆にするのが適切である。その他に比べて安全度が高く、栄養もよく調和しており、入手も容易であるからだ。
というと、いかにも粗食のようで、それではたして栄養が十分とれるのか、と疑問をいだく人があるかも知れない。だが、それは偏った栄養知識からであって、理論的にも実際的にも、これで、いな、こうして初めて完全栄養がはかれるのだ。また、毎日の食物がさぞ味気なかろうと、ためらう人があるかも知れない。だが、それはたとえば、まだ泳いだことのない人が陸上でためらうようなものであって、実際に食べてみると意外とおいしいのだ。たとえ始めのうちは多少まずくても、しばらく食べつづけていると、これが最高においしくなる。(もっとも、その品質を選ぶことが大切であるが)。
そして、ふつう人々がご馳走といっているものが、食べておいしくはあっても、別にそう食べたくはなくなる。とくに青汁は、もともとそうおいしいものではないが、飲みつづけていると、おのずから体が要求してきて、毎日飲まねばモノ足りなくなる。とりわけ冬分は、有機質肥料と石灰を十分施して栽培した材料で作った青汁は、なんともいえずおいしくなる。
であれば、お互い、「食は命なり」とわきまえて、あやまった習慣や好みや栄養知識にとらわれることなく、すなおに心を開いて、毎日の食物をこういうふうに改めて完全栄養をはかり、ガンその他厄介な病気の予防につとめて、心身ともに健やかに天寿を完うしたいものである。
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次回参照 |
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4. タビラコ
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5. 文明が作る発ガン物質
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防食剤・医薬品の化学物質と発色剤
体のなかで結合 西独学者警告
ある種の防食剤や医薬品に含まれている化学物質(二級アミンやアルキルアミド)が、発色剤によく使われる亜硝酸塩と体内で結合すると、発がん剤のニトロソ化合物となって、がんをつくる――という詳細な実験例が、17日東京・パレスホテルで開かれている高松宮妃癌(がん)研究基金国際シンポジウムで、西独チューリンゲン大のJ・サンダー博士らから報告された。
これらのアミン・アミド類と亜硝酸塩は、天然にも存在するが、文明によってつくり出されるものが非常に多く、その量が急速に増加しつつあることをサンダー博士は指摘し「このままでは、がんが急速にふえる可能性がある。人工のアミン・アミド類と人工的な亜硝酸塩を最大限に減らす努力を、いますぐ始めるべきだ」と強く警告した。
この日、サンダー博士らが報告した動物実験では、たとえば0.5%ずつのモルフォリン(アミンの一種)と亜硝酸塩を含むえさを56日間与えたネズミは、9ヵ月以内に全部肝がんで死んだ。また0.05%ずつという微量のエチレンウレアと亜硝酸塩を5ヵ月間与えても、約2年でがんを発生した。同博士ら米ネブラスカ大のマービッシュ博士が、アミン・アミド類と亜硝酸塩だけで動物におこしたがんは、肝がんのほか食道、肺、じん臓、中枢神経、胃、鼻の穴などにおよんでいる。
この強力発がん剤のモトとなるアミン・アミド類と亜硝酸塩は、どちらも、われわれの周囲にたくさんある。同博士の説明では、亜硝酸塩があれば、体内でがんをおこすことが動物実験で証明されたアミン・アミド類のうち、モルフォリンはカンなどの被覆材や防食剤にNメチルアニリンは四エチル鉛にかわるガソリン添加物として使用され、エチレンウレアは衣料の樹脂加工に広く応用されホコリにまじって空中に飛んでいる。また、殺虫剤のメチルカーバメートや、アドレナリン系列の医薬品も、同様に発がんの原因となっていることが、ほぼ確実だという。とくに薬は、そのアミン・アミド系物質だけで発がん必要量になりうる、と計算した学者もいるという。
一方の亜硝酸塩も、肉やハムの食品添加物(発色剤)として広く使われており、また排気ガス中の窒素化合物もこの源となる。サンダー博士は、このほか鼻や口に住みつくバクテリアのため、硝酸塩が体内で亜硝酸塩に変ることを強調した。日、米、西独などで大量に生産されている硝酸肥料が、すでに飲料水に混入し始め、増加しつつある。この水を飲むと、亜硝酸塩からニトロソ化合物の経路で、がんに結びつく――とサンダー博士は心配している。アミン・アミド類も、亜硝酸塩も、天然に存在するため、われわれの周囲から完全に追放することはできない。それだけに、産業の発達によって増加しつつある発がん剤のモトだけは、人類の努力で早急になくすよう努力すべきだ――とサンダー博士は力説した。
(46・11・18 朝日)
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6. 癌死12万人
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7. タバコと寿命
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1967年のアメリカの総死亡の48%はタバコと何らかの関連があり、関係の確実なものだけでも37%に及んでいる。35〜60才の男子について、もし喫煙者が禁煙者と同じ死亡率だと仮定すると、1/3は死ななかったことになる(つまり、それだけ多く死んでいる)。同年令では、喫煙者の方が早く死んでいるし、毎日の喫煙量ではその多いものほど、喫煙量が同じならば喫煙期間のながいものほど、寿命が短くなっている。また、病気がちなものは、45〜60才代で、喫煙者に28%多く、17〜44才代でも20〜23%多かった。このように、タバコは確かに寿命をちぢめ健康を害する。けれども、常習喫煙者でも、禁煙すれば、やがて、死亡がへり健康度も向上して来る。
(Shuman;Chest 59.4.1971)
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8. 硫黄にとむ野菜
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硫黄療法(1928年版)という古い本に、こう出ている。硫黄分にとむ野菜を多く食べる地方には癌が少ない。テツシン(スイス東南地方)、南フランス、スペイン、ポルトガル、イタリ、ロシア、ポーランドなどには癌が少ないが、これらのところでは、ダイコン、タマネギ、ニンニク(いずれも硫黄分にとむ)などが主な食べ物になっている(v.Ries)。ユダヤ人にも癌が少ない。かれらも同様の野菜を好む。
(Prinzing)
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9. 寿命をのばすには
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カリフォルニアのR.W.Prehoda博士は、老化抑制に関する国際会議で、喫煙をさしひかえ、低カロリー食をとり、運動を行なうことなどによって、人間の寿命をかなり延引させることが出来る、と発表した。
(メジカル・トリビューン誌 46・11・11号)
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10. やればよいのだが
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浜松市 T.S.
数年前、高血圧の薬の副作用で死にそうになったところを、主婦の友刊の「青汁の効用」で教えられ、1年間青汁をのみ、助けられた一人です。見違えるような体調となり、調子がよかったので、青汁を一時やめました。
昨年暮、痔核出血多量のため、37%の貧血となり、入院。輸血しましたが、現在もまだ75%くらい。何となく調子悪く、痔の手術もできません。青汁をやめてからも、某メーカーのケール顆粒を、ずっと続けましたが、殆んど効果なく、1年でやめました。青汁をやればよいのがわかっていながら、種々の事情で、栽培と汁つくりが不可能の現在、なんとか純粋なケール粉末のようなものがあったら、と願望しているしだいです。信用のおけるものがありましたら、ぜひ教えて下さい。また、はたして、粉末、粒のようなものでも、生の何%かのききめがあるのでしょうか。
答
会推賞の粉末は信用できます。また生の何%のききめがあるか確答はいたしかねますが、生に相当するだけの分量をのめば、なかなか馬鹿にならぬ効果がえられます。
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11. 体調よし
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12. 病院と手を切る
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13 .野菜畑
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14. 質問箱
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岡山県 H.
問
田舎の小さい町ですが、外科病院ができてから、盲腸炎が、まるで軒なみみたいに出、手術をうけていますが、盲腸はうつるものですか。
答
盲腸炎(正しくは虫垂炎)はバイ菌(化膿菌)による病気ですがうつることはありません。しかし現在のように生活ことに食事が贅沢になり、運動が不足して来ると、かかりやすくなります。まさか病院がはやらせているわけでもないでしょうから、やはり、あやまった日常生活のせいではないでしょうか。
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コラム紹介
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余は只一回此の世を経過すべし。
是故に、如何なる善事にせよ、若し余が之を為し得るならば、
若しくは如何なる親切にせよ、若し余が人に示し得るならば、
今之を為すべし。
余をして、之を延期し、若しくは懈怠せしむる勿れ。
余は再び此道を経過せざるべければなり。
マーカス・オーレリヤス
神は働いて食物を得るように人間を創造した
神は働かないで食べるものは盗人であると教えた
人生の助言
深山 旅愁
せめて一時間でもよいから、
今日も目的を持って、
それに心を打ち込んで慾しい
天地間の物 天地の間の用と為らざることなし
陶弘景
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