<1971年11月15日発行 第183号>
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目次
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1. 白内障(しろそこひ)
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医学博士 遠藤 仁郎
眼球のレンズである水昌体の濁って来る病気。
自然にも、老化現象として老人にみられる(老人性白内障)。
もっとも多いのは糖尿病(糖尿病性白内障)。
その他、ある種の薬をのんでおきたり、点眼薬の副作用としてあらわれることもある。
水昌体は、眼球の前房と硝子体との間にある透明体で、血管はない。
特殊の代謝が行われて透明に保たれている。それが濁って来るのは、老人や、糖尿病、あるいは薬剤の副作用で来ることから想像されるように、その代謝に、なにか異常がおこる結果と考えられる。
しかし、くわしいことは、まだわかっていない。
したがって、治療法としても、目下のところでは、濁りが十分熟したところで手術的にとり除く、ということ以外、これという適確な方法はないようだ。
しかし私どもは、例によって、この場合も、ともかく食べ方を直してみよう。
そして代謝を正しくし、体液状態をよくし、いわゆる「血の濁り」をとり去れば、水昌体の代謝も改善され、その濁りをとるにもよいのではないかと、青汁を中心とする完全食をすすめているが、軽いものでは、そのまま治ってしまうこともある。
また、たとえ曇りはとれなくても、こういう食べ方にしていれば、少くとも手術後の経過だけでもよくなるから、ともかく熱心に実行してみるべきだ、と思う。
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2. 子供のゼンソク
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医学博士 遠藤 仁郎
このごろ、子供の喘息様の病気がふえたという。
空気が悪くなったことにもよろうが、食べものもかなり関係しているようだ。
緑葉食・青汁を中心とした完全食にすることが根本だが、とりあえず菓子をやめること。
味つけの砂糖をへらすこと。そして、せめて青汁だけでもしっかり飲ますこと。
発作の時
よく使われる薬にステロイド剤と吸入剤がある。
ステロイド剤は、とくによく効くので、とかく乱用気味になっているようだが、くせになりやすい上に、それからの離脱が非常にむつかしい。
そして、ついには死につながる副作用を招くことにもなるというもの。
なるべく使いたくない。
吸入
気管支を拡張する薬剤を吸入するので、かなりの効果があり、吸いやすいので、噴霧吸入器はまるで「お守り」のように有難がられている。
しかし分量が多すぎると急死することがあるので、常時携帯させるのは危険だ、と警告されているというしろもの。
その他、いろいろの薬が用いられているが、喘息児には薬に過敏なものが稀でないので、うっかりするとショック死をとげることがあると恐れられている。
で、薬の使用にはよほど慎重でなければならぬのだが、あの苦しみをみては、つい見かねて薬にたよってしまうわけだが、そういう時に、ぜひ一度ためしてみてもらいたいのは青汁絶食。
一日だけでもよい。ともかく何も食べささず(薬もやめて)、青汁だけを飲めるだけ(少くとも2〜3合以上)飲ます。多いのはいくら多くても結構。
それだけでも、苦しみはぐっとへり、時には、それっきりおさまってしまうこともある。
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3. 青汁教室の食養断想 ガンの予防について(1)
――発ガン原因と予防の着眼点
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次号参照 |
ガン対策が、最近、高血圧対策などと共に、大きくとりあげられている。
それはいうまでもなく、お互い日本人で、ガンにかかる人、それで死亡する人が最近目立ってふえてきたからである。死亡原因の統計でも、ガンが、高血圧・脳卒中についで第2位にのしあがっており、しかも、男は45歳から55歳の間、女は30歳から60歳の間では第1位、小児では、事故についで第2位になっているのだ。
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ガンにかかる人、それで死亡する人が最近目立ってふえてきたのは、つまりは、その原因となるものがふえてきたからであろうが、それがまだよく分からず、従ってまた、有効適切な予防法がみつかっていないのだ。
そして治療法は、手術と放射線、さらに治療薬の面でも、さいきん、かなり進歩してはきたようだが、それでも、早期に発見して治療しなければ有効でない場合が多いからである。
けれども、早期では自覚症状が無い場合も少くないし、また、簡便有効な検診法がまだも一つ十分には開発されていないのだ。
それに、人々の間に「ガンの診断は死の宣告」といった考え方が根強いため、みずからすすんで定期に検診をうける人が少なく、また、早期に発見しても、とかく治療をためらう人が少なくないのだ。
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ガン対策としては、学者の間では、その原因と共に予防法や治療法の究明がすすめられているようであるが、お互い素人には、定期の検診による早期発見と早期治療ということになっており、最も重要な予防については、まだなにほども手がうたれていないようだ。
まだ科学的に究明されていないことには、軽々しく発言しないのが学者の心得であろう。
だが、これほど重大問題となっている以上、お互い素人にできる大切なことを、学者の識見から、なんとか言ってほしいものである。
それが、もしあとで、ガンの予防としては的はずれになっても、健康全般の向上に役立つことであり、別に決して妨げとなることでなければ、少しも差し支えはないはずだ。
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ガンというのは、その他の病気と少々様子がちがって、体をつくりあげている細胞が、異常になって増殖し、そこに新生物・腫瘍ができて、その器官に障害を引き起こす病気である。
生きた体の細胞は、たえず新陳代謝をしている。
そして、成長期では正常に増殖して組織は大きくなるが、一定の大きさになれば、その現状を維持するだけの新陳代謝をし、損傷をうけた場合にだけ、それを修復するために増殖する。
ところが、なんらかの原因で、細胞が異常になって、とめどもなく増殖し始めると、そこに新生物ができるわけである。そしてこの新生物は、その性質によって、引き起こす障害や、増殖や転移の様子がちがい、悪性・良性の点で各種各様である。
ガンというのは、このうち悪性のものであって、無制限に増殖してゆくだけでなく、ある程度まで進行して来ると、他の器官に転移して、そこでも異常に増殖し始めるといったものだ。(皮膚にできるただのイボのようなものは、新生物ではあるが、良性のもの)
また、ひと口にガンといっても、病名に○○ガンとか○○肉腫とか白血病といったものがあるように、できる場所や性質によって、いろいろなものがある。
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ガンの原因としての遺伝の関係については、今では昔ほどやかましくは考えぬようになっているようだ。
他にあれこれと原因があることが、だんだんと究明されているからであって、これは、およそつぎの四面から探求されている。
第一面は発ガン性物質である。石炭タールを、たえず皮ふが塗っているとガンができることがあるように、ある種の物質には、その刺激がつづいていると、ガンができる性質があるのだ。
第二面は放射線である。原爆にあった人や、放射線を扱っている人にガンができることがあるように、一定限以上、放射線にさらされるとガンができるのだ。
第三面は組織細胞の異常変性である。胃潰瘍にかかっていると胃ガンになることがあるように、どこぞ体の細胞に、ある種の異常がつづいていると、その刺激によってガンができるのだ。
第四面は発ガン性ビールスである。ある種のビールスの感染によってガンができることがある、というわけだ。だが今のところ、どんなビールスでどんなカラクリでガンができるのか、まだはっきりとはしていない。
その他に、栄養状態の不良である。およそ病気にかかるのは、その原因に対して、これに抵抗する体力・栄養状態が劣っているからであって、ガンにかかるのも、ひとつには栄養状態が不良であるからであろう。
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ガンは、今のところ、どうやら、外的な発ガン物質の刺激や、ビールスの感染や、内的な細胞の変性や、栄養状態の不良といった、いろいろな原因が、それ相当期間、あれこれと作用しあっている間にできるのだ、とでも考えたらよいものらしい。
そう考えたら、その昔もガンにかかる人があり、それが主として老人であったことがよく分かる。
長年生きているうちには、いわばやむをえず、こうした原因があれこれと積み重なることがあるからだ。
と共に、最近目立ってガンにかかる人がふえ、しかも、だんだんと年令が若くなっているわけや、とくに小児に多くなっているわけがよく分かる。
発ガン性物質や、各部器官の細胞に異常を引き起こす有毒物が、生活環境に、労働環境に、さらにお互い毎日の食物に、最近急速にふえてきたからである。それに栄養摂取が向上してきたといわれているが、それは偏って向上しているのであって、栄養状態は、かえってますます不調和・不良になっているのだ。
ために、その昔より、はるかに年若いうちから、発ガン原因になるものが、あれこれと積み重なっている人がふえてきたのだ。
そしてこの作用は、身体各部の組織が急速に分化・発育する胎児には極めて強いのであるが、最近の妊婦に、これを知ってか知らずか発ガン原因をつくるような食べ方をしている人が、意外と多いのだ。
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そこで、ガンにかからないように、ガンにかかるような子供を生み育てないように、これを予防する食べ方の工夫としては、すべての食物をよく吟味して、発ガンの原因になるようなものを極力排除すると共に、毎日の食物構成を改めて、できる限りの完全栄養をはかり、発ガン原因に抵抗できる体力を養なうことが大切である。
これ以外に、当面、これといった妙手はないのだ。
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4. 総会と農園と(四)
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前回参照 |
山形市 K.K.
ケール畑
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市内四十瀬の小河原純一氏の畑に案内される。もう真盛というのび方。
これは、昨年10月下旬に播いたものとの事。畦を大きくとって、単列でなく複列に植えてある。
二尺以上ものびていて、ケールの間には入ると茎がバリバリ折れる音がした。
肥料としては藁が沢山入れてあり、この外、カキ殻を焼いて粉にした石灰を使って居るとのことであった。
翌日福山で宇田さんところのケール畑も見せて貰ったが、夏、虫の出て仕方ないときは、葉を摘取る3日前位に、デリス系の除虫剤を使用するとの事であった。
又、福山支部ではケールの外に甘藍を作って居られたが、冬のケール不足の時の補充に、中の白い結球は売り、青い外葉を使用するとのことであった。
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友の会福山支部
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友の会の実態を見学するのに良いプランであった。遠藤青汁の会の支部は2種類あって、一つは誰も専業としては事業をやって居らないが、会員をグループ化して組織活動をやっているものと、も一つはここの様に、青汁等を製造して、大衆のため専業に販売しているのとある訳だが、この友の会こそ青汁実践の本場所ともいえるのであろう。
だから青汁新聞の購読部数にしても、問題にならぬ程、友の会の方が多い。
総会のあった翌18日の朝倉敷を立って、約1時間で、福山駅に着き、北吉津町坂の福山支部宇田伝市氏の工場を見学する。
数人の従業員が居って、葉っパの洗滌から瓶詰まで、流れ作業化した立派な工場であった。
日産約二千本(但し五勺瓶、これは一八〇瓶がよかったと云われる)。この配達は朝の3時頃から始まり、牛乳屋にもおろして頼んでいるとの事であった。小売価格二十九円。今は採算もとれて企業としてやっていけるが、15年前の創業当時は数人の人から始ったとの事で、ここまで発展せられた宇田さんの熱意と信念に頭が下がる思いであった。
肝臓病など青汁以外に治る方法がありますかという。女の小学生のお子さんが学校にまで青汁を持って行って、先生に飲ませられるとの事であった。
宇田さんは、又、油絵に達者な方で、毎日午后の3時頃からアトリエで過され、その作品を沢山見せて貰った。
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鞆の浦
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ハイヤーで30分、瀬戸内海に出る。
島々が点在し、鯛網の漁船がにぎやかに派手な色彩の旗を立て風になびかせているながめは、詩そのものの様であった。
小さな漁船に乗る。ポンポンと音を立てて沖の方に出て糸を垂れる。
小さな獲物キス等を釣上げるごとに歓声があがる。奥さん達もみんな釣ったが、鯛は餌が違うとのことで釣れなかった。
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5. サリチル酸剤と奇形
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アスピリンなどのサリチル酸剤が、動物実験で、奇形の原因になることは、よく知られている。
しかし、これは、直ちに人間に通用するとはいえない。
人間の胎児が、ネズミの胎児と同じ感度をもっていると仮定して、奇形を生ずるに必要なアスピリンは30グラム。ふつうの治療量の5倍(註 わが国では10〜20倍)。
したがって、その催奇形性は、まず、問題にはならぬ。
あるとしても、そう大して強いものではない。
けれども、奇形児と正常児の母親について調べたところでは、妊娠の初期(16週まで)にサルチル酸剤をのんだものは、奇形児の母親には22%あったのに対し、正常児の母親は14%にすぎなかった。
また、それ(16週)以後については、両者に差がなかった。
もちろん、この関係についての結論を出すには、なお広汎な調査が必要だが、ともかく、妊娠中に大量のサリチル酸剤を用いることはさしひかえるべきだ。
(英医誌、1970・3・14号)
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6. 鼻のうがい
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カゼやインフルエンザのビールスはノドやハナからはいって来る。で、外出から帰って来たらすぐウガイをせよ、といわれている。しかし、これでは口腔やノドはきれいになろうが、ハナにくっついているビールスはどうすることも出来ぬ。
それに対して昔の人は鼻飲法といううまい方法を考えている。ぬる湯でも冷水でもよい。ハナの孔から吸いこんでは流し出す。つまり、ハナのうがいだ。
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7. しもやけする子
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初霜をすりつけると霜焼けせぬ、という。しかし、霜がおり出してからは、もうおそい。秋風のふきだす頃から、霜やけしやすいところを摩擦する。素手でも布でも、冷水摩擦ならなおよい。冷水(氷水)に浸けるか、熱水(やけどせぬ程度の)と交る交る浸ける。
要するに、その部の血行をよくし、寒さにならすことだ。そして、食べ方を直す。
まず砂糖をへらす。菓子をやめ、味つけの砂糖を出来るだけ少なくすること。
白米飯やパンなど食べすぎないこと。野菜とくに良質ナッパをよく食べさせ、青汁をしっかり飲ますこと。
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8. 寒い冬を健康で
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北海道 T.S.
いつも「健康と青汁」をありがとうございます。何か調子の悪い時には一生懸命飲んでいても、よくなると休みたくなる気持が、この新聞を読みますと、気持がひきしまり、怠けてはいけないと、新たな気持になって励まされております。
こちらは冬になりますと雪におおわれ、青い野菜はホウレン草位しかありませんので、冬中は大体ニンジンジュースを飲んでおります。
昨年もカゼもひかずに過しましたので、今年も寒い冬を健康で過したいと思っております。
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9. 青汁十年所感
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石川県 K.K.
62才の私は、20も若く見られるほどに、極めて健康に恵まれております。
その秘訣は、ちょうど10年前、ある週刊誌で、遠藤先生の著書「青汁の効用」と、その実行者の卓効について、大々的に報道されている記事を読んで、非常な関心を抱き、早速、書店で「青汁の効用」を求め「ケール」のたねを先生に恵送していただき栽培からはじめました。
あれから10年。弱かった家内にも飲ませ、わたしも共に飲み、また、機会ある毎に多くの人々にもすすめて参りました。
ここに、感謝をもってご報告いたします。
◇
私は、若い頃から胃腸が弱く、12才の頃、腸チフスを患い、31才の年に、中国戦線で、アメーバ赤痢で野戦病院に1ヶ月入院しました。
その他、扁桃腺で高熱を出すことしばしばあり、健康にはあまり自信のない者でしたが、この10年間、ムシ歯と神経痛以外に病気した憶えがありません。
これは、私の生涯にとって画期的なことというべきであります。
◇
私より四つ年下の家内は、青汁をはじめるまでは、高血圧、心臓障害、胃弱、肩こり、カゼに弱く、夏は水虫に悩まされるなど、毎日薬と治療とに明けくれておりましたが、青汁のおかげで、あらゆる病魔を一掃し、薬と医者とに縁のないほどに、体質改善されました。
10年間の貴重な体験は、次ぎの10年間も、健康と若々しさをもって生き得る自信を与えてくれました。
◇
最後に、健康と生きる喜びとに不可欠のものは、心の安定を保つための堅実な信仰であります。
キリストは、処刑される十字架を前にして、弟子たちに向かい、
「あなた方は、心を騒がせないがよい、神を信じ、また、私を信じなさい」
といわれました。
後に使途パウロは
「何も思い煩わないで、あらゆる場合に、感謝をもってささげる祈りと願いによって、あなたがたの願い事を神に知っていただきなさい。そうすれば、人のすべての考えにまさる神の平安が、あなたがたの心と思いをキリスト・イエスにあって守ってくれます。」
といっております。
体は心の状態によって、活気づきもするし、衰えもするもので、恐怖、思い煩い、反感などに支配されると、体は衰え、ついに病気になります。
ところが、天地のすべての権威を握っておられる神に、身も心をもゆだねて生活するとき、神は、平安を与え、どんな時でも落ちつきを保ち、全身快調であります。
私ども夫婦は、毎日、聖書を学び、神に祈る信仰と、緑葉食中心の食生活によって、健康と喜びとに満たされております。
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10. 日々喜びに満ちて 慢性腎炎治癒
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横浜市 T.K.
私共の娘は、小学校4年生の時、風邪から「じんぞう炎」と云われまして、もうなすすべも知らず、暗然としておりました。
前に、兄から横浜青汁のスタンドの田辺様の話を聞いて居りましたので、早速お願いして、食事療法に取り組みました。
バター、チーズ、玉子、肉、ケーキ類は一切やめ、今まで栄養とは思っておりませんでした青汁、豆、芋、ミカン、豆腐、その他沢山の野菜で、最初は、こんなのでいいのかと迷っておりましたが、田辺様の親切なご指導で、本当によくわかるよう説明していただき、どんどん快くなり、お医者様も往診のたび驚かれておりました。
発病1年ですっかり丈夫になり、死の淵より立ちあがって、前よりがっちりした体格になり、お医者様にも行きません。
中学、高校と、二度の入試の猛勉強にも風邪一つ引きませず、希望した学校に入学致しました。
青汁と野菜で芯の強い身体になり、なによりもうれしい成長ぶりです。
これからも、ずっと野菜食の食事に一生懸命努力していきたいと思います。
有難うございました。
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11. 一人でもと
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岡山県 H.T.
昨年5月以来青汁を続けておりますし、いただきましたケールの種子も立派に成育いたし、毎日充分に飲み続けております。
お蔭さまで、肩のこり等を全然感じなくなりました。一人でも健康になっていただきたいと、ケールの効果、青汁の効果を人々に話し伝えております。
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12. 質問箱 5才の子供ですが、クサが‥‥
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香川県 A.
問
5才の子供ですが、クサが殆んど年中出て困っています。青汁で治るでしょうか。
答
治るか治らぬはやってみなければわかりませんが、よい筈です。しっかり飲ましてみて下さい。なお同時に、間食の菓子をやめ、味つけの砂糖を出来るだけへらすなど、食全体の調和をとることと、農薬や危険な添加物のない、安全な食品ばかりにすることが大切です。
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コラム紹介
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