<1970年11月15日発行 第171号>
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目次
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1. 菊
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医学博士 遠藤 仁郎
花にも葉にも不老延命の効がいわれている。むかし、南陽県の山の中に甘谷というところがあり、両岸に甘菊がしげっていた。その露のしたたった流れを汲む人々は、140〜150才も生き、なおかくしゃくとしていた、という。
わが国にも、似た話がある。
風土記に、甲斐の国、鶴の都、菊花山あり。流るる水菊を洗ふ。その水を飲めば、人の寿鶴の如し云々。
また、柳田先生の遠野物語によれば、遠野から釜石へ越えるところに仙人峠がある。「この山に一人の仙人が棲んで居た。菊の花を愛したと言って、今でも、こんな山の中に残って咲いて居るのを見ることがある。これを見附けて食べた者は長生するといふことである。」という。
「キク」の名は「きわまる」の意で、この後にはもう咲く花がないからだそうだ。「サキナ」(幸菜)とか、千代見草、齢草など、縁起のよい名がついているのは不老長生にちなんだもの。
今朝みればさながら霜をいただきて翁さびゆく白菊の花
この歌から翁草という名も出たという。
本草綱目、菊の葉の項には、苦、平、無毒。久服血気を利し、身を軽くし、老衰にたへ、天年を延べる。
烈公食薬には、菊の芽並花とも却老延年の薬なり。うてなも煮附にして用ふべし。菊の萼を煮て、二三度湯を流し、苦味程よく去りたる時、美淋醤油にて煮、常に食の菜に用ひ良。葉も製すべし、右は髪を濃くし、気根をよくするの效あり。疔や癰によい。
本草に、丁腫死に垂んたるに、葉の擣汁を服せば活く、神験の方。(肘後方)ものあたりや吐潟にしぼり汁。
民間薬(富士川游)に、獣肉毒、物あたりに、菊の葉を塩にてもみ、しぼり汁をのむべし。直に吐くなり。その後、黒豆をせんじ用ふべし。(掌中妙薬集)
霍乱(急性吐潟)、菊の葉を塩にてもみ、しぼり汁をのむべし。治すること妙なり。(仝上)痙攣にもよい。乳不足、苗菊を薬種にとり、少し是を水にて煎じ置て、度々のみてよし。乳出ること妙なり。
その他、頭眩(めまい)や死肌(肌色のよくないもの)、肝気不足(元気の衰え)、腰痛にもよいし、「目のくもりを去る」、腸胃を安んじ、四肢を調へる」によいなどともある。
いずれも青汁共通の効。
食用
「葉は生のもの熟せるもの、いずれも食ってよし」(本草綱目)なんだが、ふつうの菊はにが味があり、匂いがつよくて、そのままでは、薬味に少々添える程度が精々というところ。よくゆがくか揚げ物にでもせぬと、とても十分には食べにくい。
茶にもする(菊茶)。大和本草によれば、「菊の葉を乾して茶とし服す。色も香も好し」と中華の行厨集という書にあるそうだ。
なお、甘菊、料理菊というのがあり、花はともに苦味がなく食べよいそうだから、作っておきたいものだ。観賞用の菊で注意せねばならぬことは、危険な農薬がつかわれているかも知れないこと。したがって、うかつに食べてはならぬということだろうか。
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2. 良質の青野菜とは――総会での先生のお話から その4
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友成 左近
どんな病気を療養するにも予防するにも、そして疲れも知らず仕事に精を出すにも、その土台として完全な栄養をはからなければならない。
それも、すでに栄養学で明らかにされている成分についてだけでなく、既知未知すべてにわたって本当に完全な栄養をはかることが大切である。それには必ず青野菜を、日に体重の1%以上と、できるだけ多量に食べねばならない。厄介な病気にかかっている場合は、さらに多量に食べる必要がある。そして、この青野菜を有効に食べるには、つとめて生のまま、よくかんで食べると共に、さらに青汁にして飲むことが大切である。
ところで、ここで肝要なことは、この青野菜が良質安全なものであることだ。でないと、少々多量に食べても、それだけの効力はない。ときに思わぬ副作用も引き起こす。それに、おいしくもない。それでは良質の青野菜とは、どんなものか。
青野菜というのは
青野菜というのは、なかのなかまで緑色の濃いナッパである。いうまでもないことながら、青汁をすすめると、ときに、キャベツやハクサイ、あるいはニンジンやトマトなどでジュースを作って飲む人があるので、まず最初に念のため言っておかねばならない。ところで、こうした青野菜にも品種が多く、成分や味、栽培の難易や収量の多少、あるいは食べ方による向き不向きといった点について各種各様である。良質の青野菜とは、まずもって成分にすぐれ、副作用のないものであるが、そうしたものは多くの場合、味もよく、栽培もしやすく収量も多く、どんな食べ方にも向いている。
品種について
そこで、数多い品種のうちから手頃なものをあげて品定めをすると、こうだ。最もすぐれている特急品は、パセリ、シソ葉、ニンジン葉である。これにつぐ一級品は、コマツナ、ミズナ、タカナ、ナタネ、カブ葉、ダイコン葉、といった在来からの青野菜と、カキバダイコン、ケール、シーオー、レープといった、ふつうは家畜の飼料にしているものや、作りそこねて結球しなかったキャベツである。こうした特級品と一級品が良質の青野菜である。
そして、シュンギク、ミツバ、セリ、レタス、チシャ、ニラ、ネギといったものは、青野菜ではあるがまず二級品である。ところで、野菜の王様などといわれているホウレンソウやフダンソウは、緑色が濃くて一級品のようではあるが余りよくない。シュウサンが多いため、カルシウムの吸収と利用を妨げ、多量に食べると腎臓結石ができる恐れがあるからだ。
なお、ニンジン、カボチャ、トマトといった黄色の野菜やピーマンは二級品に近く、エンドウその他のサヤ豆は、緑色の濃いうちは一級品に近い。ところで、ハクサイ、キャベツなどには緑色や黄色のものもあるが、なにぶん淡色であるので、もはや青野菜ではなく級外品である。ましてや白いハクサイ、キャベツ、あるいはダイコン、レンコン、タマネギ、キウリ、ナスなどは、さらに級外品である。なお果物のうち、ミカンだけは二級品に相当するが、その他は級外品である。この他、野草や木の葉のうち、成分の点では一級品や二級品に相当するものがいろいろあるが、味や入手量、あるいは農薬その他による汚染などの点で、それそれ難点がある。
食べ方による向き不向きについて
さて、こう品定めした青野菜も、食べ方によって、それぞれ多少とも向き不向きがある。良質のもののうち、とくにすすめたいものについていうと、こうだ。青汁には、まず第一にケールである。これにつぐものがシーオー、レープ、カキバダイコンだ。ホウレンソウは決して青汁に使ってはならない。生食には、パセリ、シソ葉、カキバダイコン、シーオー、レープ、コマツナの若葉である。調理食には、良質のものはいずれもそれぞれ、あげもの、いためもの、にものといったものに向いている。が、とかく見捨てられているダイコン葉、カブ葉、シソ葉などは大いに活用することが大切である。
栽培について
ところで、たとえ品種としては優れていても、栽培を誤ると、成分も劣り味も悪くなり、さらに有毒化する。ひと口でいえば昔ながらの栽培が大切であるが、その主な要件はこうだ。
まず第一に、深耕することである。それも時に、1メートル位まで、あるいは地盤にとどくまで天地がえしをすることだ。そうすれば、作物の根が深くはり、底深く沈んでいた大切な無機質成分が表土に出て吸収しやすくなる。また、空気が底深く達して有益細菌やミミズが繁殖して、施した有機質肥料を有効化する。その昔、3年に一度はゴボウを作れ、といわれたのはこのためである。
第二に、ワラ、草、木の葉、豆粕、鳥糞、魚粉といった有機質肥料を十分施すことである。また時に山土、わけても木の葉の腐蝕したものを客土することだ。そうすれば、作物に必要な肥料成分が既知未知すべてにわたって完全になる。その昔、せっせと山草を刈れ、木の葉を掻け、といわれたのはこのためである。
第三に、石灰を適量施すことである。日本の国土は石灰分が少なく、作物の成長に不十分であるからだ。けれども、それ以外の化学肥料はひかえめにすることが大切である。ましてや、有機質肥料を十分施さずに化学肥料ばかり多量に施してはならぬ。そんなことをすると、見た目には立派なものが早く成長するが、成分も劣り味も悪く、病気にもかかりやすくなる。毎年くりかえしていると、有益細菌が減少して土地がやせてくる。その昔、買い肥ばかりすると農家はつぶれる、といわれたのはこのためである。
第四に、農薬としては、除虫菊、ニコチン、デリスコンといった付着性のもの、それも必ず純正なものを、必要やむをえないときに、使うのは差し支えない。だが、最近広く使われている滲透性のものは決して使ってはならない。確かに効果は高いが、せっかく作った青野菜が有毒化する。毎年くりかえしていると、有益細菌が死滅して土地が死んでしまう。こんな危険な農薬が盛んに使われ始めたのは十数年前のことである。そして、これを追うかのように病人が多くなっている。それも、その昔は極めて少なかった病気が目だって多くなり、その上、原因も治療法も分からない新しい病気も発生しているのだ。
自家栽培・委託栽培のすすめ
ところが残念なことに、このごろ市販されている青野菜には、品種としても良質のものが少なく、その上ほとんどすべて、化学肥料と危険な農薬を多量に施したものである。そこで、こうすすめたい。戦中戦後のように、僅かな土地でも活用して自家栽培をすることである。その土地がなければ、ベランダでもよし、日あたりさえよければ鉢作りをすることである。そして特級品や一級品を作るのだ。
これができない場合はいうまでもなく、これだけでは十分自給できない場合は、本当に正しい栽培をしてくれる人に委託して供給してもらうことである。いかにも思いすごしのようではあるが、この頃の事情では、まずもってこうすすめないわけにはいかない。ことは、かけがえのない自分自身の健康と生命にかかわることであるからだ。(45年度の総会で遠藤先生がお話しになったことを、平素くりかえし力説されていることで補足しながら、ながながとお伝えしてきたが、ここでひとまず終わりとする。
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3. ベトナムだより 急務の難民救済
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サイゴン T.T.
今年は、珍らしくよく雨が降ります。夕立式の雨が当地方の気象なのですが、今頃はあたかも日本の梅雨の空模様であります。
でも、さっと雲切れの時は、強烈なる陽光で、濡れた地面は忽ち乾きます。ケールは水と陽光で、すくすくと育ちつづけます。ケールとコンフリーに没頭して、研究に専念するつもりでしたが、例のカンボジヤ事変で、多数の難民が流入したので。彼の地に永住していた良民です。総数60万。その中の15万人が、今や、国境を越えては入り、渦巻いています。突発のこととて、受入れ態勢などある筈なく、折柄の降雨にぬれつつ、右往左往して、実に気の毒なんです。一日の給与白米若干だけ。それも6ヶ月でポッキリ。あとは皆無。なんの罪科もない良民だのに、なにが故に総てを放棄して、裸一つで苦しみを受けねばならんのか。戦争が忙しい。誰れも、みてくれる者はない。何が何でも、この多数の人達が、まず食える方法を計画し、援助の手をさしのべねばなりません。
小生は総てをなげうって、まず、この仕事に乗り出すつもりです。白米のみ。それも食べたり不食だったり。他に飲食物はない。当然、病人の続出を予想いたします。十数万人の病人の洪水。少々の薬などで、とても追いつく筈はありません。応急の処置として、この状態を救う道はないでしょうか。どんな手をうち出すべきか。このことについて、よい案がございましたら、ご教示下さい。
目下の難民に対処する施策は、まだ何もありません。戦争が忙しいので、それにかまっておれない。国境を越えて入った地区はVC(ベトコン)の巣どころです。うっかりこの難民に手出ししようものなら、たちまちだしこわしです。さりとてVCが彼等に救いの手を出す力はなし。この救助は民衆の仏心に呼びかけて、民衆の善意を集中して、難民自らも死力をつくして、飢と困難に耐え忍ばねばならぬ。そして自給自足の生活の道をつくり出すことです。
(70・7・6)
コンフリーについてのご注意
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4. アメリカだより 二世週祭で表彰
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ロ D.I.
ロスアンジルスでは、毎年8月に、二世週という名のもとに祭をいたして居まして、今年が30年目であります。
初めは一寸したことでしたが、だんだん大きくなりまして、今年なぞ、毎年パサデナでやる花祭にちかいくらいのたいしたものでした。
この祭の時に、いつも、一世の内から、永年の間に功労のありし者5人をえらび、表彰することになっております。私はそのうちの一人で、最年長者として選ばれ、ご褒美をいただき、パレードの時、立派な自動車に夫婦がのせられ日本人町を引きまわされました。これはその時の写真です。
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5. ミカン
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ふつう、袋の中身だけを食べる。しかし、外皮の内側の白い部分にはペクチン(ゼラチン様の粘液質で、果汁がゼリーに凝るもと)が多く含まれている。
ペクチンには、血液の凝固をはやめる作用があるので、ミカンの皮で傷口をおさえると血がよくとまる。もちろん食べても有効。
その上、有難いことに、このペクチンには、血液中のコレステロールを下げる作用がある(コレステロールの吸収を妨げるらしい)。したがって、動脉硬化を防ぐ効能があるわけだ。だから、ミカンは出来れば外皮ごと、あるいは、せめて袋についたスジだけでも、つけたままを食うべきだ(いかにも行儀はよろしくないが)。
もっとも、今では、乱用されている農薬の残留の問題、ならびに収獲後の被覆処理につかわれるパラフィンの純度に問題があるかも知れない(精製不十分な粗製パラフィンには発癌性がある)ので、安心して皮ごと食べられないのはいかにも残念なことだ。
ナツミカン、ハッサク、イヨカン、ジャボンなどの、あの分厚い外皮は、ぜひ何とかうまく利用したいものだ。これとて、農薬や被覆剤に心配さえなければの話だが。
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6. コーラ、ドリンク類の中毒
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医学博士 遠藤 仁郎
日本大学歯学部薬理学の田村助教授らの研究によると、コーラやドリンク剤を動物に飲ませてみると、急性の中毒症状をおこす。
大量だと死ぬものもある。そして、「問題なのは、このような急性中毒をおこし得る物質を、長期間にわたって摂取したとき、全身的にどんな影響を及ぼすかについて、まだ何も知られていないことである。」また、「幼年期から永い間にわたって、コーラ、ジュース類を多量に飲んだ者に、癌を多発するかどうか、アルコール類と消化器癌の相関関係をみたときと同じ方法で、近い将来に詳細な調査を行ってみると、興味ある成績が出るのではないか、と考えている」(日本医事新報45・8・22日号)。
と結んであるが何とも気味の悪いことではないか。
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7. 献血と青汁
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越智 廓明
6月10日献血に日赤へ。11回目である。近頃はキャベツをケールのおぎないに、毎朝、1本2キロ以上もある大きなものを、えっさと畑からかかえこんで皈り、一枚の葉も捨てることなく、あみの目の葉もきれいに洗い、約5合の青汁がとれる。献血の比重は58。看護婦さんは、濃いからず薄からず、よい比重ですね。一体何を喰べておられるのですかと唐突に質問を受けた。
前回も58であった。血圧は116。ハイ、青汁を飲んでいます。倉敷中央病院の院長先生から教わって、今朝も4合飲んできましたと答えた。私はケールの紹介をした。採血にあたっては、早いですねえと看護婦さんは云っていた。自分ながら血がどよんでないからだと思った。
つい2、3日前万博に行き、3日滞在にも便秘知らず。同行の人の難産と聞き、青汁の人知れない愉悦にひたったものであった。(住職)
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8. 大自然のしずく
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倉敷市 H.M.
青汁はからだの故障を、ていねいに隅々まで修理してくれる。胃腸がよくなり、水虫がなくなり、低血圧100が130になった。カゼをひかぬようになり、コタツせずにねられるようになった。嗅覚がよくなった。味覚もよくなり、子供のころの味がわかって来た。歯がつよくなり、ナツミカンでのうき方が少くなった。家庭菜園のたのしみ。青汁は天の恵み、天地自然のめぐみをうけた大自然の雫と呼びたい。
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9. 重宝な大根葉乾燥粉末
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北海道 K.N.
数年前、ケールの種子をご恵送いただきまして栽培しましたが、寒気にまいってしまい、残念でした。
その翌年の秋、大根葉の乾燥粉末をつくり、ついつい、この春前までありました。ご飯にふりかけるのは、もとよりよく、そしゃくもよくなり、お吸物、うどん類、味噌汁など、何にでも利用しました。生葉のにが味、から味もなく、おいしく食べられます。こんな重宝なことを教えていただいて、ありがたく思うと同時に、貴重な栄養素を無料か安い費用で利用できることを、北海道は勿論、東北地方の方々や、年中青汁の材料の不足な人達に教えてあげて下さい。
春早く、バケツを提げて雪の早くとけるところへ出かけて、雪まじりのハコベで青汁をつくる苦労も、今は忘れて、乾燥粉末で冬中結構、快調にすごしております。
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10. 網走の娘
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埼玉県 H.K.
娘は寒い網走ですが、もう1年も前から青汁を飲んでいます。そして、子供のゼンソクや、主人の高血圧をよくし、自分も乳のしこりを、ある程度よくして、今も、毎食、野菜を主とした食生活をしているので、寒い冬には、室内でケールをつくり、青汁をつくりたい、といっています。
(ケールの室内作りは、ちょっと無理だろうと思います。今から、大根葉を乾燥して、貯えておかれるとよいでしょう)
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11. この年だから
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ロ D.I.
多くの日本人は、老年になってから、身体の工合が今までよりも悪くなると、病人自身も、看護する人も、「もうこの年だから」と申されます。その意味を察しますと、「どうせ治りはすまい」という意味が多分にふくまれていると思います。これが非常に悪いのであります。
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12. 水で肺を治す
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東京都 T.Y.
私は、水を飲んで死病から治りました。私は肺を病い、空洞があり、汗が出て夜中4回くらい寝間着をきかえました。もうだめだと思っていたが、朝起きるとすぐ水を5合飲んだら、3日目から汗が半分にへり、水を飲んだだけで、何の薬も飲まず治ってしまい、今は90才で八里くらい自転車で走ります。
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13. メニエール病
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めまい、嘔気、嘔吐、耳鳴、難聴の発作を主症状とする病気。発作は数分のこともあれば、数日つづくこともある。発作が終ればふつうの状態にもどるが、くりかえすうちに、しだいに耳が遠くなることが多い。これも近頃多くなった病気の一つ。文明が進むほど多くなり、未開人にはないもの。アフリカの黒人にはないが、アメリカの黒人には少くない。筋肉をつかう者よりは、頭をつかう者に多い。
原因については、いろいろの学説があるようだが、要するに、耳の神経が不安定で異常に興奮しやすいため。精神療法や安定剤などが用いられているが、それとともに、私どもは緑葉食青汁を中心とした完全食で、しばしば著効をみている。
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14. 質問箱 生米(玄米)は……
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コラム紹介
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