<1967年7月15日発行 第131号> | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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1. 食をへらす | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
医学博士 遠藤 仁郎
食欲がよいということはたしかに健康のしるしといってよいでしょう。しかし病気によっては、たとえば、ふとりすぎとか、高血圧、動脉硬化、糖尿病などといった、いわゆる成人病の類では、食欲がよい、ご飯がよく食べられるということは、必ずしもよろこばしいことではありません。いや、むしろ、実はそれが=食欲がよいということが病気そのものだ、ともいえます。
この観点からすると、白米飯は、栄養的に劣っている上に、腹ごたえがなく、軽いものだけに、つい食べすぎます。玄米はよいが、今では農薬(水銀)が心配。せめて半搗米というところですが、これでは、食べすぎの傾向は白米飯と大差がありません。で、米飯は、いっそのことやめるか、精々へらすことです。 パン、ウドン、麦飯は栄養的にも、また、あまり食べすぎにならぬ点でも、白米飯よりはよろしい。黒パンなど、全粒ものは、なお結構です。さらによいのは、腹ごたえ、腹もちのよい点、また栄養の点でも、ずっとすぐれているソバ・マメ。そして、イモはもっともよろしい。 そこで、主食としては、せめて雑穀、マメ。出来れば、むしろイモでも、なるべく食べすぎないこと。、なお脂肪を加えると、腹ごたえも腹もちもずっとよくなるので、ゴマ、ダイズあるいは植物油などをつとめて利用すべきです。 蛋白食 肉類は脂肪もあり、腹ごたえ腹もちもよろしいが、栄養的には劣っています。しかも、陸棲動物の脂肪は動脉硬化、ことに心臓の冠状動脉の変化をおこしやすい(海棲動物では、その心配はない)そうですから、肉類なら、やせ肉か、新鮮な魚介類とすべきです(もっとも、魚の脂肪は古くなると変質して有毒になるそうです)。 卵はややよいが、脂肪、コレステロールにとんでいるので注意を要します。成分の点からも、よいのは全体(骨も内臓も)食べられる小魚類と大豆でしょう。 野菜・果物 かさばって消化の悪い、したがって腹ごたえがあり、腹もちもよい代表的なものは野菜、山菜、野草、海藻、果物の類です。なかでも良質菜っ葉類、ことに、その生食は、満腹感がえやすいばかりでなく、栄養のバランスをとる上からも、なるべく十分とらなければなりません。 よくかむこと また、満腹感は胃の充満度によります。かさの高い食物が好まれるのもそのためですし、脂肪の好まれるのも、胃中の停滞時間がながいからです。よくかむのもその一つ。よくかむと唾液がよく出るし、胃液の出もよろしい。胃の容積は、その人々によって、一定していますから、よくかむことだけでも、相当の満腹感がえられるわけです。 イモ・マメ・ナッパ食 つまり、減食するには、主食は、米よりは麦、雑穀、ソバ、マメなど。もっとよいのはイモ。蛋白食は、肉、卵。あるいは、むしろ小魚や大豆。そして、良質菜っ葉をうんと。それも、なるべく生で食べ、青汁にして飲み、粉末も利用すること。極端にいえば、イモ、マメ、ナッパを中心にした食が理想的だ、というわけです。 これをよくかんで食べ、それでもひもじければ、果物、人参、トマトでまぎらす。このようにすれば、十分満腹しても、実際には、そう食べてはいないし、八分目に食べればなお結構。そしてバランスは完全にとれています。 我慢できるか けれども、うまいものを腹一杯たべたいのは人情です。そうした、まずいものばかり食べて、はたして満足できるだろうか、という疑問がおきるのも当然です。が、それが何の不思議もなく実行できます。いや実行されているのですから、奇妙といえば奇妙です。それは、緑葉食・青汁に徹してみなければわからぬでしょうが、ともかく、これを続けていると、何を食ってもうまくなります。したがって、白米飯や肉、魚、卵をやめて、イモ、マメ、ナッパばかりにしても、結構おいしい。いや、これほどおいしいものはない、とさえ感じられるほどになるのですから、こうした食べ方に切り換えることも、少しも苦痛ではないし、分量は僅かでも、少しもひもじさを感じません。 だいたい、空腹感というものは、食べ方(量および質)によっても、大いにちがいます。「食は食うにまさる」といわれる通り、大食のくせがつくと、いよいよ食いたくなります。しかもそれは、そういう習慣(いつも腹一杯たべなければ我慢できぬという)からだけではなく、また、消化力がとくによいからだけでもありません。 大食するには、どうしても、消化のよい、そして、うまいものになります。そういう食が、不完全で、飽食しなければからだがもたぬからでもあることは、まえに述べた通りです。そしてまた、そうした不完全食では、異常に食欲が旺盛になるようです。 動物に不完全な食をあたえると、彼らは、不足している成分にたいして異常に強い食欲を生じ、本能的にそれら不足分にとんでいるものを、貪り食べようとします。しかし、人間には、そうした目的にかなった、正しい本能は全くなくなり(もとはあったのでしょうが)、不定の、食不足感(つまり飢餓感)だけしか起きないとみえ、食への際限のない欲求となり、むしょうに食べたがるようになるもののようです。 このよい例は農繁期の農家の食べ方。白米飯に沢庵や佃煮をそえて、一日5−6回、あるいは、それ以上も、腹一杯、一日5合も1升もの米を食べ、それでもまだ、腹が減ってたまらぬ、といっている、あれです。 ところが、菜っ葉をしっかり食べると、1日3合たらずの米飯でも、むやみに腹はへらず、少くとも、辛抱できないほどのひどい空腹感はなくなり、しかも、それで、十分活動でき、農繁期の労働にもよく堪えられることは、私自身も経験しています。 これは、食が完全となり、必要なすべての栄養素が十分みたされるため、からだの方からの、余分の食への要求がなくなる結果だと、解釈してよいのではないでしょうか。それはともかく、イモ・マメ・ナッパといった徹底した完全食はもちろん、少くとも緑葉食・青汁による完全食では、ふつうよりはずっと少量の食でも十分からだがもち(毎回7〜8杯もの飯を食っていたのが、2〜3杯ですむようになる)それで、結構、我慢出来るようになります。いや、我慢できるようになるのではなく、それで、十分、満足できるようになるのです。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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2. 青汁教室 食養生についての断想(2) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
前回参照 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
友成 左近
人々だれでも、病気にかかれば、なんぞ早く治るテはないかと求める。だが、それ相応に、みずから生活に節制をつとめ、とりわけ食養生には、正しく上手に心がけて努力せずに、安直に治るテはない。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
次回参照 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
3. 大声を出す | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
医学博士 遠藤 仁郎
大きな声を出すこともよい健康法だ。仙道、練鍛練身十八番には、「出来るだけ大声を出す」、というのがあるし、ヒポクラテスは、体操の、鍛錬法としての意義をのべたあと、「また、発声が、甚だ、その目的に叶うものである。実に、発声は、湿性分を排泄するの効があり、従って、肉を乾かす」、といっている。私どもの中学校時代は、歌をうたうのは隋弱だとあって、きびしく禁じられ、号令をかけたり、剣道の気合などどならされた。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
4. ワラビ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
医学博士 遠藤 仁郎
青汁はやりたいが、適当なナッパがない。何かよい材料もがなと、野山をあるいて、目につくのは、原っぱいちめんに生えているワラビの親葉(シダ)だ。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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5. 市田氏の食餌 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
医学博士 遠藤 仁郎
5月(129)号所載、市田氏の「失明寸前の眼と青汁」の体験記にたいし、食餌の詳細が知りたい、との申出がありましたので、お答えします。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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6. 昭和42年度総会だより その1 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
遠藤青汁の会では、昭和42年度の総会を、5月28日、倉敷西小学校図書室で開いた。参会者は全国各地より約70名。 (文責在友成)
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1、 会の歩み |
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この会のねらいは、人々だれにも、なにより大切な健康をはかるために、毎日の食物に完全栄養調和を工夫することであり、その最も手近な決め手として青汁を飲むことである。それもすべて安全な食品でまかなうことである。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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2、健康長寿の秘訣 |
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健康長寿は、だれしも強く願い求めるところであるが、それには、常日頃からの、たえざる精進と努力が必要である。その具体的な要件として、みずから体験していること、また遠藤先生をはじめ広く友人知人の体験から、食養・無欲・謝恩・奉仕の4つを強調したい。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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3、完全栄養調和食の模範型 |
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昼食で試みた完全栄養調和食の模範型は、1人当たり、さつまいも200g、だいず50g、だいこん葉100g、牛乳180gである。
第一に、熱量は、目安量より少な目となっているが、実状、少な目の方が、かえって栄養と健康によいのだ。重要なことは、ビタミン、とりわけB1との関係であり、1カロリーにつき1ガンマ以上となっていることである。模範型では、591に700であるから、B1に十分余裕がある。従って、摂取した熱量が完全に利用されるので、この程度に熱量があれば、別に不足することはない。また、めいめい好みに応じて、菓子や酒などを多少とっても、B1不足ともならず、熱量過剰ともならない。 第二に、蛋白質は、目安量より多い目になっているが、少し多い目の方が栄養と健康によいのだ。重要なことは、それが良質のものであり、また、ビタミン、とりわけB2との関係であり、1グラムにつき25ガンマー以上となっていることである。模範型では、最も良質である、だいず・だいこん葉・牛乳の蛋白質であり、30gに0.75mgであるから、うまく調和している。 第三に、カルシウムは、実状、著しく不足し易いのであるが、模範型では、513mgであるから十分である。しかも、これは、主として、生のだいこん葉と牛乳のカルシウムであるから、吸収と利用にすぐれた最も良質なものである。さらに重要なことは、りんとの関係であって、カルシウム1に対してりん1ないし2以下となっていることが、体液を弱アルカリに保つために必要である。りんが、この割合以上に多くなり易いのであるが、模範型では、513に対して507であるから、まことに適切である。 第四に、ビタミンAは、実状、かなり不足し易いのであるが、極めて多量で、約2倍である。しかも、その大部分は、だいこん葉のカロチンであり(有効力価3分の1に換算した数値で示してあるが)、油で調味してあるから、うまく吸収されるので、あり余るくらいだ。けれども、これは、Aそのものではなく、必要なだけ、体内でAに合成利用され、不要な分は体外に排出されるので、動物性食品や薬剤のAのように、体内に蓄積されて、副作用を起こす心配はない。(この点、この表では数値をあげていないが、その他の脂溶性ビタミンについても同様である)。 第五にビタミンCも、4倍以上と、あり余るくらい多量である。これも、必要なだけ利用されて、不要な分は体外に排出されるので、別に副作用を起こす心配はない。この点、B1・B2その他の水溶性ビタミンについても同様である。 第六に、調理による損失についてである。さつまいもは、大形に切って蒸しただけであり、だいずは、数時間、約3倍量の水にひたし、その水で煮たものであり、別に重曹などは少しも加えていないし、だいこん葉は新鮮な生ものであるから、調理による損失は最少限である。 第七に、調味についてである。この模範型では、だいこん葉だけを調味しており、それも、生油と酢と少量の味塩であるから、まことに適切である。実状、とかく塩分が多くなりがちであり、その上、砂糖もかなり加えやすいのであるが、こうした濃厚な調味が意外に、栄養と健康の妨げとなっているのだ。 最後に、念のため云い添えておきたいことは、この表で示していない栄養素、とりわけミネラルとビタミンについてであり、それも既知のものだけでなく、未知のものにもついてである。 模範型では、すべて自然の食物であり、わけても青野菜を、習慣食より、はるかに多量に取り入れており、その上、最少限の調理をしているので、こうした栄養素が十分あり、よく調和していることが、古来の食物や動物の食べ方から推定される。 安全度が現状最高である つぎに、この模範型では、各食品が、栽培上、保存上、現状、最も安全度の高いものである。 第一に、さつまいもも、だいずも、いまのところ、栽培や保存にあたって、危険な農薬によって汚染されることが最も少ないものであり、各種の熱量食品・蛋白質食品のうちで、安全度が最も高いものである。 第二に、青野菜は、実状、栽培や保存に危険な農薬を使っていないものを入手することは、極めて困難であるが、この度のものは、とくに仲間にたのんで、安全に栽培したものである。従って、この模範型を活用するとき、こうした点について、とくと注意しなければならない。 第三に、牛乳については、安全上、全く問題がないわけではないが、いまのところ、安全度の高いものである。 第四に、調理とくに調味には、危険な添加物が殆んどはいっていないものばかりを使っている。 食べて互いによくあうほどよく満腹する さらに、この模範型の各食物は、食べて互いによくあい、また、ほどよく満腹感も起こり、ほどほどにハラもちもよい。事実、総会の席上で、100人分の準備をしたのであるが、参会者全員、まことにおいしく頂いた次第であり、残ったものは、だいず以外には、殆んどなかった。 実は、最初、だいずを30g程度にしようとしたのであるが、話し合いのはずみで、50g(実際は約80g)となったので、確かに多すぎたわけであり、少々残るのが当然である。 食費が至って少なくてすむ いまひとつ、いい添えておくと、この模範型で食事をすると、食費が至って少なくてすむ。おおざっぱにいって、さつまいも5円、だいず5円、だいこん葉5円、牛乳15円、計30円に、調味料代がなにがしか加わるだけだ。これだけの食費で、これほどの完全栄養調和食をしかも、おいしく頂けるのだ。よく、カネがなくて満足に食えないという言葉をきくが、それは、ヒニクにいえば、好みのままに、従って、病気になるような不完全不調和食、その上危険な添加物の多いものを、タラフク食べるカネがない、ということではなかろうか。 (以下8月号へ)
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次回参照 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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7. 母達にもわけたい | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
西之表市 S.Y.
昨年9月ケールの種子をお送りいただいたものでございます。おかげ様で、この頃より生葉がとれるようになりました。種子といっしょにお送りいただきました「健康と青汁」で乾燥青汁のあることを知り、今日まで続けております。でも、もうこれからは、自分で作って飲めますので、今までよりも、もっと飲めると主人も喜んでおります。3才になる子供が、食欲がなく、細くて、とても心配いたしておりましたが、最近、少しづつ食欲も出てまいりまして、元気ピンピンです。本当に有難うございます。私達一家が、こんなに幸福なのも「ケール」のおかげ、是非、この悦びを母達にもわけてやりたいと思います。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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8. そろって健康 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
高田市 Z。H。
5年程まえ、スクーター転ぷくからけがをして坐骨神経痛をおこしました。医薬を20日程服用しましたが、副腎に栄養をあたえる目的をもって青汁を飲用し出し、薬をやめたことがありました。自然に神経痛もなおり、青汁が、健康の材料として偉効のある事実を知りました。以来、副腎を大切にするビタミンC補給に青汁を愛好しつつあるうち、先生の「青汁の効用」を読み、意を強うして、ケールを栽培し、青汁は2−3日に1回、パセリは朝食時1ドンブリ位を微塵きりにしたものを卓上において、一家の常食にしている生活が始まり、そろって健康体を保っているしだいです。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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9. 肉食がちだった | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
東京都 ん。T。
先月から、主にコマツナとキャベツの汁を、ジューサーでしぼって飲んでおりますが、積年の病癖ともいうべき胃腸の変調も、徐々にですが、よくなって来ておるようです。とくに気がつきますことは、肌の色が大変よくなり、血色がよくなったこと、食後の満腹感がなくなったこと、食欲がでてきたこと、便通がよくなったこと、などです。従来は、どちらかといえば、肉食にかたよりがちでしたが、先生の著書から、緑色野菜の重要性に、さらに目覚めた、というわけであります。これからも続けていきたいと思っております。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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10. 闘病5年 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
長野県 I.T.
闘病生活5年となり、この間、青汁をいろいろと工夫しつづけ、今日になり、効果の偉大なることに感謝申し上げる次第です。こうして通信できるようになったのも、その賜物と存じ嬉しく思うわけです。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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11. 毎朝の青汁 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
山形市 K.M.
毎朝の青汁で、おかげ様で健康で毎日楽しく暮しております。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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12. 「青汁を飲んで」感想 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
中一 M.T.
青汁を、始めてのんだ時は、草のにおいが、していやだった。味を消すために、牛乳を一息で、飲んでいました。だが、このごろは、なれてきました。喘息が出ても、早く元気になりました。これからも飲み続けるつもりです。 H.A.
僕が入学して始めてのんだとき、のみきれないですてたことがある。しかしこのごろは、あまい感じがする。青汁をのんでぜんそくがでないのかしれないけれどぜんそくがほとんどない。これからもずっとのむつもりである。 中二 K.M.
始めはまずく感じたが、このごろはあまく感じる。青汁を飲みはじめてから、かぜをひかなくなったり、つかれが早くとれるようになった。そのため発作があまり出なくなった。これからもずっと飲むつもりである。 礒川 K.I.
私は、今の青汁をのむまで、こなの青汁をのんでいた。でもこなの青汁は、水でとかさなくてはならないばかりでなく、味も今の青汁よりまずいので、約1年ぐらいでやめましたが、やめてしばらくすると、そのせいだろうと思いますが、ほっさの回数がふえました。それで11月ごろ、阪本先生から、「青汁をのみたい?」と聞かれた時は、とてもうれしく、これでやっとほっさの回数も少なくなると、よろこびました。今の青汁も、すぐききませんでしたが、やっぱり、だんだんとからだのちょうしもよくなりました。これからも、ずっと青汁をのみ、ますます元気になりたいと思います。 上野 T.U.
10月以来、青汁を飲みだして、今までと比べて見ると、はるかに元気になったように思える。だいぶ前に粉末の青汁をといで飲んでいた時は、そんなに効果があるように思えなかったので、今度の場合も、あまり気が進まなかったが、その時一緒に静養室に寝ていた林さんに進められて飲みだしたところ、はじめは、にがくいやだった青汁もなれて来、今までより喘息のでる回数も少なくなって来、冬休みなども、いつもだったら、2回ほどでる喘息の発作も、帰ってずっと元気で、帰って来る前に1回でただけある。だから、これからもずっとできるだけ、毎日飲み続け、一日も早く、元気になる様思っています。今の青汁だったら、前の青汁の様に、とく時間がはぶけ、もろもろにならないので、とても飲みやすい。 中一 T.H.
ぼくが、青汁を、のみはじめた日は、とっても、のみづらかったです。でも一日一日と、のんで行くと、だんだん、なれて来て、1ヶ月ぐらいたつと、すうっと、まえのように、鼻を、つままないでも、のめるように、なりました。それから2ヵ月ごに、なると、すこしおいしくも、感じられました。それから、今では、たいへんおいしく感じられます。それに、たいへん、やすいです。のみはじめてから、とってもいいです。それに、ぜんそくが出ている時でも、のむとたいへんよくなります。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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13. 家内中健康 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
山口県 M.M
昨年7月より、毎日欠かさず、野菜や木の葉でつくり、愛飲し、家内、大変健康になり、非常によろこんでおります。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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14. 色々さがした末 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
上野市 I.H.
毎日照りつける夏の太陽に、だんだんと日焼けしてゆくわが身を毎日見つめていると、青汁の効力がこうもきいてきたのか、とびっくりする程です。私は37才で、去る5月末日に血圧を計ると160‐96ありました。それから色々本をさがして研究した末野菜の青汁にふみこんだわけです。腹部のまわりも既に一寸程細くなり、小便も以前より回数が目に見えて多くなり、便通もらくになりました。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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15 青汁人として | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
以前参照 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
愛媛県 I.W.
私ども一家4人青汁に救われ、恵光ある毎日が楽しく送られております。一時どうなることかと、不安の毎日でした。私どもには長男(高校3年)の健康が何よりの喜びで、それに次ぐ長女(小4年)も、主人、私もほんとうに、心も、それにつれ身体も、人間らしい人間としての道を歩んで行く心算で、来る一日一日を、また、新春をもその覚悟でおります。青汁を知り教わりまして5年、真の栄養学なるものにも、一入の興味を覚え、今までの学びなるものにも、より深く掘り下げたい思いが手伝ってくれて、私には何より嬉しいこととして、過ぎ去った5年という数字が、途中のくじけもあったりですけれど、尊い積み重ねとなり、今からも一歩一歩高いところに上っていけることでございましょう。一そう青汁の人間として努力してみたく、たのしみのある生活をくりかえしたいものと願っています。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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16 川柳 「青汁」 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
大阪市 H.N.
農薬禍この青汁にすがりつき 水島 T.H.
年賀状より | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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17. 質問箱 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
高知市 H.M.
問 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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コラム紹介 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
人の身の栄花なるは短命多く、 百姓嚢
強壮ならんとせば 徒然無為なるべからず。 必ず体操すべし ソクラテス
散歩はやや自然的で、 しかも諸他の運動中で もっとも自然的な運動である ヒポクラテス
一時間の散歩は一時間の生命をのばす ベーコン
身体を十分に使役し、 かつ利用することは神のおきてである ガンディー
身は常に動かすべし。 終日安坐すれば病生じ易し。 久立久行より、久臥久坐はもっとも人に害あり 養生訓
近代人に於ける自律神経の機能が、 精神の機能の如く、多く調和を失っていることは事実である。 自律神経系統が、心臓や、胃や、腸や、腺を、 いろいろな感動に対して護る力は、 よほど不十分になっているらしい。 原始的な生活の危険や、 残酷さに満ちた時代に於けるそれは十分なものであった。 しかし現代生活に於ける絶えざるショックに対しては、 もう抵抗力が殆どないのである。 (カレル)
朽ちたる木は彫るべからず (論語)
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