健康と青汁タイトル小 <1967年5月15日発行 第129号>
 目次




1. 菓子

     医学博士 遠藤 仁郎 

     和洋菓子。アンパン、ジャムパン、クリームパンなど菓子パンの類。
     出来ればやめたいもの。
     やめられないでも、なるべく少くしたいものです。
     原料は穀、豆、芋などが主で(いくらかの卵、乳、バターも使われてはいるが)、それに、多量の砂糖がはいっています。
     穀、豆、芋が栄養的にかたよっていることは既述の通りですが、砂糖はさらに甚しく、純粋のカロリー源だけで、ミネラルもビタミンも全然ありません。
     したがって、菓子は、穀、豆、芋よりも、いっそう偏った不完全食品です。
     そこで、菓子が多ければ多いほど、食物全体としてのバランスはみだれて来るわけで、白米飯の食べすぎと同じ。
     いや、もっと悪い結果になります。
     しかも、菓子には添えものがないだけ、その害は、より甚しくなります。
     菓子に添えられるものといえば、まず茶でしょう。
     茶のうち、抹茶は緑葉を乾燥したもの。
     ちょうど乾燥青汁のようなもので、いろいろのビタミンやミネラルがあり、しかも微細粉末になっているので、吸収利用もよろしい。
     で、十分の分量が添えられれば、菓子の害も防がれる理屈です。
     但し、ふつうの緑茶や番茶では、ごく僅かな成分がとけ出るだけなので、そう大して役にはたちません。
     紅茶やコーヒーでは砂糖がいれられるので、条件はさらによくないわけです。
     それにしても、抹茶一服の分量は僅か1〜2グラムにすぎず、10分の1になっているとしても、元の葉は10−20グラム。
     羊羹1切れ30グラムとして、カロリーは98.3ですから、それに釣り合うため(もっとも大切なのはビタミンB1で、その最適比は1カロリー対B1 1ガンマ)には、少くとも抹茶15グラムは必要です。これでは、ちょっとソロバンが合わぬし、テインの作用で眠れなくなってしまうでしょう。
     すると、結局、白米飯を食べすぎて、ナッパが足らぬのと同じことになります。
     このように、菓子がすぎると、折角ナッパを食い、青汁をのんで、三度三度の食事は直しても、全体として、やはりバランスがくずれるので、本当の正しい食にはならず、本当の効果は望めない、つまり、緑葉食青汁の効がそがれるわけです。
     その上、菓子にはいろいろの仕懸けがしてあります。
     色や香がつけてあり、人工甘味がはいっており、防腐剤その他の薬剤が入れてあります(この頃の菓子にはカビもはえません)。
     それが、必ずしも安全なものばかりでないようですから、それらの害もさけられません。
     そこで、たまに少々くらい食べることには別段の害もないでしょうが、毎日沢山食べることは、酒のすぎるのと変らぬ害があります。
     いや、それどころか、酒だと、よほどの中毒者でもない限り、一日中のべつに飲みつづけるということはまずありませんが、菓子のばあいは、それこそ朝から晩まで、いつ食べても、また、いくら腹一杯になるまで食べても、少しもおかしくないのですから、その害たるや却って酒よりは甚しいともいえます。
     事実、菓子好きの人にはいろいろの病気が多いようです。
     肥りすぎたり糖尿病が出るのは勿論、腎炎、肝炎などいったものや、動脉硬化、高血圧、さらには癌も少くないように感じられます。
     それなのに、病人の見舞といえば、たいてい菓子ということになっているのは、なんとしたことでしょう。
     ところで、酒の悪いことは、誰れでも、よくいい、よく聞かされます。
     けれども、菓子が、それと同じか、あるいは、むしろそれ以上によくないことについては、存外いわれないし、知られていないのではないでしょうか。
     ともかく、菓子はなるべく食べないほうがよろしい。
     しかし、どうしても欲しいとならば、まず純正品にすること。
     現在、市販の菓子には、危険な添加物のない、本当に安全な純正品は、まず無いようです。
     ですから、本当に信頼できるメーカーのものだけに限るか、むしろ、家庭で純正良質材料だけからつくったものにすること。
     そして、菓子は主食の一部と考えること。
     つまり、菓子に相当するだけの主食をへらすことです。
     たとえば、ケーキ1箇食べれば、ご飯1杯のカロリーに相当するので、それだけご飯をへらす。
     そうでなければ、菓子に相当するだけの良質ナッパを、それだけ多く食べることです。
     とはいっても、ナッパをそれだけ十分に食べることは仲々むつかしいので、青汁としてしっかり飲み、いつもミネラルやビタミンに余裕を残しておくことが望ましいわけです。
     もっとも、この場合とても、全体として食べすぎになっていることを忘れないこと。
     なお、自家製の菓子――ビスケット、センベイ、ホットケーキ、モチ、ダンゴ、ムシパンなどの場合は、材料に1〜2割の割合に乾燥青汁または乾燥緑葉末を加えることです。
     それだけでも、栄養的によほど完全に近くなっていますから、それだけ、害をへらすことが出来ます。
     面白いことに、緑葉食青汁に徹底して来ると、菓子や砂糖をさほど欲しがらなくなります。
     この、いちばんはっきり現われるのは、赤ん坊の時から青汁を飲ますくせをつけた場合です。
     この際は、物心ついて、ふつうならば菓子が好きになる頃に、奇妙に、菓子がむしろ嫌いになり、少くとも甘味の強い菓子は欲しがらなくなります。
     友だちがおいしそうに食べるので、食べてみたくなるとみえ、一応は欲しがります。
     与えると、人並みに食べてはみても、すぐに吐き出してしまうほどです。子供ばかりではありません。
     大人でも、しだいに嗜好が変って来ます。以前は大の甘党でよく菓子を買い、食べ出すと腹がふくれるまで止められなかったようなものでも、あれば食べるが、別に買ってまで食べようとは思わぬようになります。

    熱量 蛋白質 カルシウム B1 B2
    栗まんじゅう 300 4.6 33 87 2.7 30 30
    羊羹 295 3.5 12 10 1.1 30 30 練羊羹
    もなか 280 7.6 14 21 1.8 30
    カステラ 325 6.7 32 92 1.2 50 30
    クラッカー 422 8.7 27 110 2.5 20 30 ソーダ
    ショートケーキ 321 3.3 26 75 1.2 30 30 10
    羊羹30 98.3 1.05 3.3 1.1 10 10
    +抹茶15 98.3 6.35 67 55.8 1.1 990 100 213 15
    抹茶 _ 35.5 420 350 _ 6600 600 1350 100
    カロリー mg mg mg 国際単位 ガンマ ガンマ mg



 
2. 揚げ物の油

     医学博士 遠藤 仁郎 

     揚げ物は、から揚げでもころもをきせたテンプラでも、大変香ばしくておいしい。
     魚など、中華料理の鯉のように、相当大きいものでも、らくに骨ごと食べられる。
     もっとも、あれにはかなり時間がかかるらしいが、小魚だと、ごく簡単にうまくあがる。
     たけた大根葉や、野草や、木の葉などのように、かたくて、生ではもとより、煮ても食べにくいものでも、揚げ物にすれば、ずっと食べよくなる。
     但し、油の温度がたかいので、熱によわい成分はこわれる。
     ビタミンCや葉酸はいうまでもない。
     B1でも130度以上だとこわれる。
     また、油そのものが変質する。
     なまの油では障らないのに、揚げ物だと下痢したり、胆石の発作をおこしたりする。
     それは、油が変質して、腸や胆のうを刺戟するようになるからだ。
     だが、これは大した問題ではない。こまるのは、余り温度が高いと発癌性が出来るということだ。
     もっとも、ふつうの料理では、それほど高い温度にならぬので、まず心配はなかろう、といわれている。
     けれども、同じ油を長い間つかい、たびたび熱をあてていると、あるいは、しだいに発癌性をおびて来るかも知れない。
     いや、どうも、そうらしい。昨年のある学会で、あるアメリカの学者の報告によると、

    「最近アメリカでは胃癌がだんだんへって来ているが、それは、揚げ物の油を度々つかわず、1回きりで捨てるようになってからのようだ」
     という。
     だから、揚げ物用の油は、深い鍋にタップリ入れて度々つかうよりは、浅い鍋で揚げ、いつも新しい油にとりかえるのが安全だというわけだ。
     また、そのみちの通は、新しい油で揚げたものでなければならぬことをよく知っている。
     ながく中国にいた方の話では、向うの主婦は、かならず、質のよい油と、そうでないのと二種類の油をもとめ、上質油はそのまま料理に入れ、揚げ物やいため用には下等の油をつかう、という。
     これは、上等の油に熱をあてて、質を落すのは勿体ないからでもあろう。
     しかし、あるいは、揚げ物には安い油をつかい、そのたびに捨てているのではないだろうか。
     ご存知の方があればご教示願いたい。なお、揚げ物鍋には、ふるい油が焦げついているものだが、これも、なるべくよく洗い落し、いつも、きれいな鍋をつかうよう心懸くべきだ。



3 失明寸前の眼と青汁

    倉敷市 M.I. 

     人間の幸不幸は紙一重の隣り合わせで住んでいるといわれますが、私はK会社に勤めて15年病気一つせず、家族5人幸福な毎日を過ごしておりました。
       病魔が暗い影を落し初めたのは昨年の1月15日充血を人に知らされて気付き疲れ目だ位に思っていたら日々赤さを増し、白くかすみ三米先の人の顔がボンヤリとしか見えなくなった。
     あわてて眼科医へ行ったところ葡萄膜炎と診断され、すぐ入院。副腎皮質ホルモン(ステロイド剤)服用1ヶ月位でよく見える様になり喜んで退院したが、それもつかの間の喜びで、副腎皮質ホルモンの服用を止めて3日目には二度目の発作。
     全く発病時と同じ状態に戻った。
     その当時人のすすめもあって、東京や岡山の各大学病院へ受診に行き、ベーチェットとも云われ葡萄膜炎とも云われ、初めて自分の病気が原因不明の病気で、決定的な療法もなくその大半が失明すると云う恐しい病気であることを知らされた。
     幸福であった一家は瞬時にして絶望のドン底に突き落とされた。
     でも、そのままにしておくわけには行かず再度入院、又副腎皮質ホルモン療法をはじめた。
     又見えなくなった眼が見えるようになった。

     これもヌカ喜び、毎夜人知れずベッドで声もたてず一人よく泣いたものだった。
     絶望し自殺も何度か考える日々が続いた。
     こうした状態が10ヶ月に6回ほど繰返えされた。
     或る日眼と顔が痛くなった。眼圧が高くなったのだ。副腎皮質ホルモンの長期連用で緑内障を併発してしまった。
     進行すると眼球を摘出しなければならない。
     それかと云って副腎皮質ホルモンを止めると葡萄膜炎が進行する。
     もう只一つの手がかりだったステロイド剤も使えない。どちらにしても失明することは明白だ。
     もう絶望してばかりいられないので、灸や指圧はおろか信仰にまですがった。全て何の効もなく、ついに長い間お世話になった会社も止めなければならなくなり失業した。

     こんなときに御近所で熱心な青汁教室のメンバーである友成さんに何度もすすめられていたことを思い出し今まで耳も貸さなかったのにあつかましくどうか治す方法を教えて下さいとすがりました。
     やがて友成さんの紹介で遠藤先生御指導のもとに、中央病院へ三度目の入院をし、青汁絶食3日と三度の米を絶ち、青汁とナッパの入院生活2ヶ月。
     ステロイド剤を病めれば3日で発作が出ていたのが3ヶ月全然出ず、眼圧も正常で、充血、痛みはほとんどなく、視力も快復し、炎症も落着いて、この春には就職出来る様な状態まで、こぎつけました。
     本当に友成さん遠藤先生に何と云うお礼を云ったらいいかと思っています。
     只今悔するのは何故もっと早く青汁療法をしなかったか、又健康なとき何故青汁を呑まなかったかと云うことです。
     現在家族5人皆青汁のファンです。



4. 自信と頼り

    栃木県 Y.K. 

     現在の私どもの生活は、知らないうちに有害な添加物を食べさせられ、心配でなりません。
     わが家で青汁を飲みはじめてから3年目になりますが、今では、飲みにくいという者はなく、皆だまって飲むようになりました。
     しぼりかすは、自家用として十羽ばかりの鶏の飼料にふすま、魚粉等でもみほぐしてあたえております。
     そのためか産卵率もよいように思われ、色のよい卵が食べられます。
     わざわざ細く切る手間もはぶけ、青野菜を少しも無駄なく利用することが出来ます。
     御紙と青汁はわが家の健康への自信と頼りです。


 
5. 韓国の青汁

    ソウル J.K. 

     今年で満4年間ケールを飲ましていただき、お蔭さまにて無異消光いたしております。
     本春には、当国最大の日刊紙「東亜日報」、四月廿八日付に、「健康を求むる異色サークル、新鮮な野菜汁、ケールを毎日2コップ飲む運動」なる題下に、また秋には、根強い読者層を持つ、第七日、安息日イエス再臨教の機関紙「時兆」(Sign of the Times)10月号に、「健康と青汁」の題下に紹介され、このほかにも、当国一流の種苗商、宇利商会の月報3月号に、小生奇稿「ケールとその栽培法」が掲載されて、かなりの反響をおこしました。
     全南道、木浦でケールを普及していた朴明珍氏は、道庁所在地、光州市にまで進出し、大邱では金晟煥氏が、釜山では安和得氏が、それぞれケールの普及に努めており、種子は暖地、木浦附近にて採取して補給しております。
     サモア出漁中の愚息龍雄には、その間「健康と青汁」や種子をお送り下されましてありがとう存じます。
     種子を、サモアの神父、Brother Micheal氏に依頼栽培して、洋上4−50日間も野菜を絶ってから、サモア墓地に帰ってケールを飲む気持は格別だったそうでありますが、去る8月末に、廿二ヶ月ぶりに帰国いたしました。
     来春には、会社の命により、アフリカの大西洋海域に派遣される予定だそうです。


 
6. 脳溢血の後遺症

    北九州市 H.M. 

     3、4年前、軽い脳溢血をやり、後遺症といっても、中風や、手足の不自由や、口の不自由は、何もありません。
     鼻出血、頭重、頭痛、不眠、鼻、気管等でありますが、青汁をのむようになって。鼻出血は完全になおりました。
     その他の病気もしだいに良い方にむかっております。


 
7. 慢性腎炎よくなる

    倉敷市 T.S. 

    5月5日
     蛋白尿がおりなくなるのを楽しみに、ここ5日ほど頑張ってみたのですが、どうも結果がかんばしくありません。少しも蛋白が少なくならない。むしろ、多くおりる程になりました。

    6月29日
     あれから、ずっと養生を続けておりましたが、蛋白が出たり、出なくなったり2−3日づつ変るので困っておりましたが、ここ4−5日、ずっとよくなったようで、もう殆んど尿のにごりも見られなくなり、喜んでおります。
     少しづつ焼芋や南瓜、今日はご飯も少し食べてみましたが、結果はよいままなので安心しました。
     でも、これからが、本当の養生だと思っています。青汁は相変らず続けて飲んでおりますし青野菜も、いつも食べております。
     野菜とお豆腐と、少しのお芋。時に卵を食べております。

    7月5日
     おかげ様にて、近頃めっきりよくなりましたことをご様子します。
     ここ一週間程前から、少しづつのご飯やパンを食べたりしておりますが、ずっと蛋白がおりず、尿が澄みきっています。朝パン(食パン1枚程度)と白菜かキャベツ。
     昼と晩、ご飯半膳くらいで、白菜、キャベツ、レタス、お豆腐、卵など食べております。
     運動の方も、今は、学校を休んでおりますので、はげしいことはしておりませんが、家の中の仕事は何でもしております。
     朝晩と、2回検尿しておりますが、いつも結果はよくなりました。
     味つけの方は、味塩や薄口しょう油、味の素など。その他3合の青汁は毎日飲んでおります。
     青汁だけは、ずっと続けて行こうと思っております。
     1ヶ月間の苦労が、今みのっているのかと思って、よろこんでおりますが、養生は続けるつもりです。
     まことにありがとうございました。


 
8. 採集のたのしみ

    愛知県 H.I. 

     昨年春脳卒中にて倒れ、9月頃より屋外に運動に出られるようになり、冬の寒い間はあまり屋外に出ず、この3月より屋外散歩。
     田舎のこととて、畑も近く、河あり、山あり、環境に恵まれています。
     青汁が健康によいと、友人にすすめられ、参考書をとりよせ、青汁をはじめました。春先のこととて、特産の夏まきカンランの最盛期で青葉の分は畑に捨ててある始末で、ずい分厄介になりました。また、春草も手近にあるのでいろいろ試みました。毎朝夕散歩に出るので、そのたびに、袋を持って行き、畑や野や堤防で、青野菜やら春草、若芽など手当りしだい採集して、新しいものを自分の手で作って飲んでいます。したがって毎日運動に出るたのしみ、病気のためにもよし、新鮮なジュースが得られ、しかも自分でつくることの楽しさは格別です。


 
9. 味わったことのない健康

    御坊市 K.K. 

     青汁を始めて2年。毎朝、露をふんでのケール採取に始まる1日、1日を、しみじみと「生きるよろこび」を味わして頂いています。
     胃カイヨウの手術後、血清肝炎に苦しんだ半歳。人様からすすめられて始めた青汁。
     目に見えて取り戻した健康体。この世に生を享けて五十余年。今程の健康感を味ったことがありません。
     これ皆青汁のお蔭と喜んでいます。
     友人や知己の方々にもおすすめしますが、仲々続ける人は少いようです。


 
10. 食事の一部に

    大分市 S.M. 

     あれから、かれこれ6年になります。
     おかげで、もう食事の一部になり、すっかり丈夫になりました。


 
11. 質問箱

    奈良県 H. 


     折角楽しみにしているケールの苗が、毎朝に根元から食い切られてたおれています。




     夜盗虫の仕業です。
     食い切られている苗の根元を中心によく探してみて下さい。
     かならずその辺りににくたらしい黒褐の、まるまると肥った奴がひそんでいます。


 
 コラム紹介

    身の養生をいたし候へば弱き人も長寿を得、
    不養生いたし候へば強き人も病を生じ申候。
    人情誰とても長寿を好み病を好み不申候得共、
    養生はくるしみ多く不養生は楽み多く候故、
    われしらず不養生いたし、
    好まぬ病気を生じ、
    大切の命脉をちぢめ候はあさましき事に御座候。

    (水戸烈公)



    菓子
    もとはただ果実のことであった。
    果物が少なく、
    また改良の進まなかった時代には、
    栗とか椎などの木の実や、豆、昆布、薯などをそのまま、
    または加工して菓子として用いた。
    家でも、
    正月だけは集まって、
    これを食べたとみえ、
    干柿、榧、搗粟のような、
    今は、菓子と呼ばない昔の菓子を、
    鏡餅にそえて飾っている。
    近世に砂糖が入ってきてから、
    菓子の面目は一新した。
    従来、噛みしめて味の出るものが喜ばれていたのに対して、
    舌の触覚を主として、
    甘味の濃い干菓子、
    生菓子がいろいろ考案されるようになった。
    (民俗学辞典)



    有能な人は常に学ぶ人である
    (ゲーテ)



    反省
    深山旅愁
    風が樹の葉を揺すり揺すってささやく
    それは何かを教えるように
    この静かな山の上のここで
    大自然のふところに抱かれてゐると
    おちつきを取り戻す
    言葉に行動に行き過ぎはなかったか
    衣・食・住に無理はないだろうか
    心に忘れてゐた反省が甦える
    風が樹の葉を揺すり揺すってささやく
    あたかも神の声がさとすように
    つとめて自然にかえれ・・・・・・と
    つねに自然の姿になっていろ・・・・・・と
    いつかまた
    こんな静かな山の上に来て
    大自然のふところに抱かれて
    心を 心を洗いきよめよう



    人生の助言
    深山旅愁
    その人の良さは、
    その人に会えなくなってから、
    しみじみわかるものです。








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