健康と青汁タイトル小 <1966年11月15日発行 第123号>
 目次




1. 抵抗力

     医学博士 遠藤 仁郎 

     現在、伝染病にたいする積極的の予防等は、ワクチンをつかうこと、あるいは特効薬をのむことに限られており、消極的の方法としては、せいぜい、感染の機会をさけることだけのようです。
     夏の脳炎には、ワクチンをせよ。直射日光をさけよ過労すな。よくねむれ。
     冬の流感には、ワクチンをせよ。流行地へ行くな。マスクをし、うがいを忘れな。ご馳走をうんと食って体力をつけておけ。といったぐあいです。


    ワクチン  ある病気のワクチンを注射したり飲んだりすると、その病気には罹りにくくなり、たとえ罹っても軽くすむ。その病気にたいする特殊の抵抗力(免疫)が出来るからです。
     だから、すべての伝染病にたいするワクチンをしておけば、それらの心配はなくなるわけです。
     しかし、ワクチンの出来ているのは、まだごく僅かしかありません。
     細菌によるものでは、チフス、コレラ、ペスト、ジフテリー、結核。ビールス病では、痘瘡(天然痘)、日本脳炎、ポリオ、流感、ハシカなど。しかも、このワクチンももちろん、100%有効というわけではありません。
     ワクチンと病気とは、ちょうどカギとカギ孔の関係で、カギ孔(病気)に合えば錠前は開く(病気にきく)が、ほんの少しでも型がちがっていれば、全然役にたちません。
     たとえば、流感ビールスには、A型、B型だの、A1型、A2型、B1型、B2型だのいろいろあるので、その流行が、施行したワクチンとちょうど同じ型のビールスの場合ならば、うまく予防できます。
     しかし、もし施行したワクチンのビールスが、流行のビールスとちがっている場合、折角ワクチンをやっていても、効果がないか少い、というわけ。
     それに、たまにではあるが、障ること(副作用)がないでもありません。昨年もたしか流感のワクチンで何人かの犠牲が出ました。
    特効薬  特効薬にしても、細菌にたいしては、非常に有力なものがいろいろ出来ました。
     しかし、まだ、すべての病原体にたいするものが出来たわけではないし、細菌のほうが強くなって薬に抵抗するようになったものもあれば、はじめからビクともせぬ、抵抗力をもった細菌もあります。
     また、ビールス病にたいしては、今のところ、多少きくものがある程度で、十分効果のある薬はまだ出来ていません。このように、現状では、ただワクチンや特効薬ばかりにたよっていればよいわけではないので、どうしても、自分で一般的の抵抗力をつけておく必要があります。
     また、たとえワクチンがあり、特効薬があるものでも、一般的の抵抗力が強ければ、それが弱いものや無いものに比べれば、ずっと有利なわけです。
     しかも、そうした一般的の抵抗力は、ごくふつうの注射とか、運動や皮膚の刺戟といった簡単なことで得られるのですから、なお有難いわけです。
     これらの刺戟のことを、(ワクチンのように特殊の刺戟にたいして)非特異刺戟といい、そうして得られる抵抗力を非特異抵抗力(免疫)といいます。
     もちろん、こうした一般抵抗力は、特殊ワクチンの場合のように、特殊の病原に対する抵抗力はそう強くはありません。
     けれども、どんな場合にも、なにがしかの抵抗力を発揮することが出来るわけですし、特殊刺戟をあたえた場合も、これにたいする抵抗力があって、はげしい異常反応をおこすこともないでしょうし、また、そういう練習が積まれていれば特殊の刺戟にたいしても、よりよく反応し、そうでない場合よりも、より強力な抵抗力が出来ようというもの。
     いずれにしても、生体にとって有利であることに間違いはありません。
    非特異刺戟  一定の病気にたいするワクチンといった特異なものでなく、何でもよろしい。すべての注射はからだにとっては異物ですから、いずれも刺戟(非特異刺戟)になります。
     以前には牛乳を注射したり、動物の血清その他の蛋白体、あるいはその分解物を注射しました。
     また人間の血液もそうですし、自分の血の注射も同じです。
     ―つまり、採った血は、もう自分の血そのものではなく、一種の異物になっているので、そのまま注射しても刺戟になるのです。
     血清だけの注射はなおさらです(自家血清注射)。それどころか、カルシウムでも、糖でも、食塩水でも、ただの海水でも、いやただの水を注射しても、やはり一種の非特異刺戟です。
     皮内や皮下注射だと、その部の細胞がこわされるし、静脈注射では血球がこわされ、そこに出来るもの(蛋白分解産物)が刺戟になるのです。
     同じように、からだに加えるあらゆる刺戟、たとえば、筋肉運動でも、皮膚の刺戟でも、すべて非特異刺戟です。皮膚を日光にあてたり、寒さ暑さにさらしたり、摩擦するのも刺戟だし、皮膚を乱切したり、鍼や灸も同様。
     また、発疹させたり、発疱剤をはって水ぶくれをつくったり、叩いたり吸い出しをかけて出血させ、また渇血することなど、やはり非特異刺戟です。
     昔、流行病を防ぐために灸を奨励したのもそのためですし(三里の灸をした)ヨガの行者が、からだ中に針を通したり、傷をつけなどするのも、灸創に膿とり膏をはったり、傷に豆を挟んだり糸を通して治りを妨げなどしたのも、同じく非特異刺戟応用の健康法です。
     年中、ナマ傷の絶えぬ餓鬼大将が、カゼ一つひかぬのに、僅かなことにも医者よと薬よと、大事に育てられている良家の子女が、病気ばかりしているというのも、非特異刺戟で平素から鍛えられているか、いないかのちがいです。

     ところで、当節の子供は一般に、ちょうどこの良家の子女たちのように、小さい時から大切にそだてられ、寒さ、暑さにあわず、灸をすえられたり、ぶたれたりすることもありません。
     食べ物はご馳走づくめ、肉だ、卵だ、チーズだ、バターだ、お菓子だと、からだは大きくなり、丸々とふとっています。
     そして、病気しても、けがをしても、設備の完備した立派な診療所や病院で、高価な新薬をつかってすぐになおされます。
     まことに幸福この上ないように見えますが、果してどうでしょうか。いわゆる温室そだちで、僅かなことでもすぐ病気する。感染病に罹っても、からだに強力な免疫の出来上るまえに治ってしまうので、以前には一度やれば二度とやることはないといわれた病気にも、今では、何度でもかかる。
     今、世界中の関心は癌ですが、この癌が多くなったのは伝染病がへったからだといった人があります。
     癌もどうやらビールスによるものらしいと考えられているようですが、そうだとすれば、長年月の間に、いろいろの病気にかかったり、けがを繰り返して、一般的の抵抗力を十分強くしておくことが(癌が未開国に少い事実を思い合せ)あるいは、癌にたいしてもある種の抵抗がつき、そうでない場合よりは、罹りにくくなるかも知れません。
     それはともかく、流行病にたいする予防ワクチンの開発は、ありがたいことにちがいありません。
     しかし、ただ、それだけにたよりきらず、自らの力で、自らのからだに、出来るだけの抵抗力をつけておくことを忘れてはなりません。


 
2. 【青汁教室】 青野菜食・青汁のちえ その3 栄養出納ということ
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     まず最初に理解して頂きたいことは、栄養出納ということです。

    生きた体は栄養出納を土台にしている
     私たちの生きた体は、これを科学的にみると、一定の、いろいろな物質で構成されています。
     そして、こうした物質が、一定の、いろいろな生理的化学的作用を営なんで、生命の保持その他、発育・成長・運動・労働などの土台となっているのです。
     ところで、こうした生理作用を営めば、当然、それに必要な体の成分が、栄養として消費されるわけです。
     けれども、体の成分は別に無尽蔵ではありません。たえず食物その他、空気・水・日光などで、この栄養を補給しなければならないわけです。
     こうした栄養の消費と補給は、ある意味で、家計その他の金銭出納にたとえてみることができるので、これは栄養出納とよばれています。
     いかにも分かりきったことですが、私たちの生きた体は、こうした栄養出納を土台としているのです。

    栄養出納の良不良が健康病弱の土台
     そこで私たちは、それぞれ、毎日、生命の保持その他に消費される栄養を、必要なだけ十分、食物その他で補給すれば、健康を保っていけるのですが、もし、そうしないと、家計が赤字となるように、健康にいろいろな障害が起こるわけです。
     病気にかかったり、体具合が悪くなったり、その他健康に障害が起こるのは他にもいろいろ原因があるわけですが。
     この栄養出納の不良が、根本的に重大な原因となっているのです。
     従ってまた、病気の治療にも、体力の向上にも、また美容にも、その他およそ健康の保持増進には、他にもいろいろ大切なことがあるわけですが、この栄養出納を良好にすることが、その重要な土台なのです。
     なお、ふつう栄養出納という場合、これは、主として食物について考えているわけです。
     それは、栄養には、確かに空気・水・日光などが必要不可欠ですが、これは、ふつうでは、そう努力し工夫しなくても、十分とれるわけですが、食物は、とうてい、そうはいかないからです。
     といって、最近は、とくに都市や工場地帯では、空気・水・日光などが汚染され、不自由となって、栄養と健康に重大問題を引き起こしていますが、これは、栄養とは別に、衛生の問題として考えることになっています。

    良好な栄養出納には食物の選択と節制が肝要
     そこで「ハラがへってはイクサができぬ」といわれているように、健康の保持増進には、まずもって、食べて栄養を補給しなければなりません。
     けれども、栄養出納は、金銭出納と少々事情がちがって、これを良好にするには、ただなんでも、ジャンジャン食べればよい、というわけにはいかないのです。
     「雀は食べ物を選び、亀は食べ物を節する」といわれているように、真の健康の保持増進には、食物の内容を選択し、さらに過不足のないように、食物に節制をはかることが肝要です。それは、こういうわけです。

    (つづく)
    付記
     この稿は倉敷の月例青汁教室で遠藤先生が繰り返し強調されていることの一端を主題にそってまとめたものです。
    (友成)


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3 乳癌の原因

    女性の癌死亡の20%を占める
    (クリニクタイムス248号より)


     乳癌は女性のガンの最好発部位である。
     女性のガン死の20%は乳癌による。乳房は外部組織であるだけに、正確な診断がつきやすい。疫学的研究にとって有利なわけである。乳ガンと未婚との関係は、周知のとおりである。
     その最も古い記録はRamazziniのそれで、1713年にすでに乳ガンが尼僧に意外に多いことを報告した。
     18世紀後半にはHeisterが、乳ガンにかかりやすいのは独身者のみでなく、子どものない既婚者もまたかかりやすいことをのべた。
     これらの点は、その多くの統計学的研究によって支持された。

     しかし、結婚と出産と乳ガンとのこの関係は、思ったほどスッキリしたものではない。
     というのは、若い女性ではこの関係は一般に逆だからである。
     つまり、閉経期という事態のなかに、乳ガンにたいする女性の罹病率を根底から一変させるものかがなければならないわけである。
     1965年Clemmesenは、閉経後に独身女性が乳ガンにかかりやすい状態は妊娠可能期間中に決定されるという仮定を設けて、一つの作業仮説を提唱した。それによれば、閉経前の既婚女性が乳ガンにかかりやすいのは、乳房授乳の省略が、独身者に長いあいだのうちに及ぼすのと同じ(だが短かい)影響を分娩後母体に及ぼすのではなかろうかと仮定すれば説明できるというのである。

     Lane−Clayponによれば乳ガンの患者の家族には乳ガンの発生が、より多いという。
     遺伝因子が関与していることは、たしかである。1915年Hoffmanは、乳ガンの地理的相違を報告した。それによれば、最も著名なのは、わが国では乳ガンによる死亡率がつねに低いということである。
     それはイギリスのほぼ1/5にすぎない。Stockによれば、乳ガンと子宮ガンの致命率を合わせると、わが国のそれとイギリスのそれとはほぼ同じであるという。
     乳ガンと子宮ガンのこの“補足的”な関係、ならびに両疾患が出産率と互いに相反する関係にあるという事実、この二つのなかには、病因に関する重要な手がかりがいくつか必ず含まれているにちがいない。

     社会的因子もまた、重要のようである。乳ガンの死亡率には、一つの社会階層的勾配があるからである。
     しかし、社会的影響にたいして、結婚または出産率の差が演ずる役割は、あんがい少ない。
     これらの差にたいする原因として、授乳パターンの相違がうたがわれている。しかしこれに反対の証拠が二つあるのである。
     その一つは独身女性にもまた社会階層的勾配が存在している、ということである。

     もう一つはMacMahonとFeinleibの研究である。
     それによれば、340名の乳ガン患者と対照群とのあいだに授乳方法に有意の差がなかったという。
     乳ガンの問題の解決は、けっきょくのところ、乳房の正常機能と乳ガンとのあいだのホルモン関係の解明に依存するといえよう。
     乳ガンの近代的治療法が死亡率と生存期間におよぼす影響は事実上ゼロであったことを知るのは、ショックである。
     イギリスの統計によれば、すべての女性20人に一人は乳ガンにかかり、その半数は乳ガンで死ぬはずである。
     しかも、乳ガンによる死亡率は事実上、上昇したのである。
     この死亡率上昇の原因は、発生率の増加にあるものかも知れない。また、この発生率の増加は、登録の精密さが向上したせいかも知れない。しかしその一方で、悪性乳ガンの発生率が高くなったせいだとも考えられるのである。

     AdamsとSpicerは、経口避妊薬がイギリスでよりも広くかつ長く使用されているアメリカでは65才以下の婦人の乳ガンによる死亡率は増加していないのであるから、その可能性は除外できるのではないかと、彼らは感じているのである。
     しかしながら、われわれとしては、エストロゲンとプロゲストゲンが治療と避妊に広くもちいられているだけに、性機能とハッキリした関係のある本病にたいしてなんらかの形で影響しうる可能性を、つねに警戒の目で見守っていなければならない。
     乳ガンに関する研究を必要とする側面が社会には多いのである。
     たとえば、結婚と出産が事実乳ガンにたいして予防的にはたらくのであれば、乳ガンによる死亡率の上昇は現代の傾向たる結婚人口および出産人口における増加とどう関係づけられるべきであろうか。
     また、理代のスウ勢であるところの家族構成の縮小または戦後における乳房授乳人口の減少は、はたしてどういう影響を及ぼすであろうか。

     しかして、もしこれらの因子が影響力を及ぼすとなればその影響に何才に最も強くあらわれるのであろうか。
     臨床室と検査室とならんで、社会自身もまた潜在的に実のり多い途を乳ガンの原因を追究する人びとにたいして数多く提供するのである。
     それはともかく、“個々の”患者の前途はやはり早期診断によって大いに改善せられることが多いのは事実である。
     この点は、ぜひとも記憶しておくべき大切なポイントである。
     乳ガンに関する育教と軟組織乳房造影法にたいする諸計画こそ、じつに予防医学の緊急課題の一つなのである。


 
4. 菌がなくなった

    青森県 S.R. 

     つねづね青汁が体によいことは知っておりましたが、飲み始めるまでには、私たちには大変な冒険でした。
     それは非常に条件が悪いからです。10月ともなれば、東北のこと、寒い風が吹き、野の草木が枯れはじめ、野菜などは早々ととりあげるのです。
     病身の私たちは、はじめ二人で、あれこれと相談しダイコン、ニンジン、カブ、キャベツの葉、それにハコベなどをしぼり、朝晩にわけて、約50ccの青汁を、2倍にうすめて飲みました。
     その後3ヶ月になり、飲む人も4人にふえました。私は、飲みはじめて以来10日目で、のどのヒューヒューがすっかり治り、その後すごく体の調子もよく、少しくらいの寒さには負けず、おかげで、すぐに風をひく私は、昨年の10月より、ずっと元気にすごしております。
     でも、よいことばかりはありません。私がすすめた一人が、血沈が悪くなり(20−30だったのが40−50に下りました)、本人もびっくりして、やめてしまいました。

     約半月位したある日、意外と私に対する本人の明るい顔を見たので、たずねてみると、毎日出ていた菌がカルテにマイナスと出ていたそうです。私も自分のことのように二人で手をとりあって喜び合いました。
     今の時代では、病気に対する薬も種々様々、数えきれない程で、あれやこれやと、長い病になやまされ、この人は随分薬もためしたのですが、ずっと菌はとまらなかったのです。それが、僅か1ヶ月で(−)とは。もし青汁が効いたのでしたら・・・・・・これ以上の幸せはないでしょう。
     私は信じます。青汁が効いたのです。でも、問題はこれからです。
     幸いにして東北も今年は雪が少く、どうやら今までつづけて来ましたが、たくわえたキャベツ葉がなくなりつつありますが・・・・・・。
     でも私は、とにかく出来るかぎり今後も飲みつづけたいと頑張っております。


 
5. 七十で五十の生活

    名古屋市 K.U. 


     昨秋ご恵与のケール、写直のごとく繁茂、毎日いただいております。
     お蔭さまで家族一同元気。小生70才ですが50才の生活をいたしております。同好の士も一日一日と増して、ケールは引っ張り凧の有様であります。


 
6. 忘れたように全治

    長崎県 T.T. 

     青汁をはじめて早や1年をむかえ、ケールも人参とともにスクスク成長いたし昨年8月より、スリ鉢をジューサーにかえましたので、家族全員、今年はカゼも引かず、私の永い間の胃腸、ジンマシン、膀胱炎も忘れたように全治しました。
     高校に通う子供の鼻も、だんだんよくなり、さいきんは全く頭も痛くないと申して、勉強にも熱が入り、親馬鹿と申しましょうか、そっと部屋をのぞく程になりました。


 
7. 効果におどろく

    新潟県 I.O. 

     「青汁の効用」を読み、はや3ヶ月ほど連用いたしております。
     いまだ三十半ばの年令ですが、全身に病があり、病院の厄介になっていましたが、もとから快適になれず困っておりました。
     ところが、青汁をのみはじめてから、全く快調で、薬の厄介に全くならず、今さらながら、その効果の大きさに驚いております。
     続けて連服したいと思います。
     当地今は青葉が多いのですが、もう少したつと、殆んどなくなります。
     そのためケールを栽培したいと思います。



8. もう四年

    広島市 W. 

     もう4年のんでいます。
     おかげ様で、主人のさしも頑固だった便秘も解消いたし、私の顔色もよくなりました。
     薬とちがい副作用がございませんので安心です。



9. 質問箱:乾燥菜っ葉と乾燥青汁

    秋田県 B. 


     乾燥菜っ葉と乾燥青汁とはどうちがいますか。


     だいたい同じ筈ですが、乾燥菜っ葉は葉全体を乾かしたものですから繊維が相当あること、乾燥方法によって(たとえば、にえ湯を通すばあい)多少のロスがあり、乾燥中にもこわれるものがあります(時間がかかるので)。
     乾燥青汁は、繊維がごく少いこと、熱気の中で瞬間的に乾燥するので殆んどロスがない、という点で乾燥菜っ葉の粉末よりは、ずっとすぐれているわけです。



 コラム紹介

    人生の助言

    深山旅愁
    高い所から降りる場合、
    もうひと足ふた足で地面に着く所に来ても、
    まだ高い所から降りている張り詰めた気持を
    失なわない事が必要です。



    上工は未病(病いまだ発らざる)を治し
    中工は已病(病すでに発りたる)を治す
    難経

    (おことわり 10月のは間違っていました。訂正いたします)



    石川県 小滝竹堂
    文化祭今朝もスリバチで青汁する
    早起きしてしっとり重き大根引く
    青汁をのんで夜業の技さえる



    玉島市    田辺弘
    菜葉買うのははずかしい
    命縮めの白米飯で
    魚に肉に菓子や酒


    子供の事故 巻タバコの吸いさしによる
     こどもの事故による死亡の原因にいろいろのものがあることは衆知の通りであるが、最近カナダのトロントで、シガレットの吸いさしによると考えられる事故死が起った。
     2才と3才の兄弟で、重篤な嘔吐、下痢が30時間つづいて死亡している。
     6人の医師によって委員会をつくって調査したところ、その原因はニコチン中毒であることが指摘された。
     少量のニコチンが血液、大脳、肝臓、胃のなかに認められた。
     この量は吸いさしをのみこんだときの量に相当していて、この兄弟が確に吸いさしをのみこんだということをみた人はないが、しばしばそれで遊んでいたので、これによる中毒が一番考えられるという結論になったのである。
    クリニク・タイムス237(40、11)








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