健康と青汁タイトル小 <1965年9月15日発行 第109号>
 目次




1. 肉食はよくないか(1)

     医学博士 遠藤 仁郎 

     高血圧や動脉硬化などには肉食はよくないといわれます。
     事実、肉食の多い、贅沢な日常をおくっているところには、そうした成人病が多いようですし、早く現われるようでもあります。
     ライオンのような肉食動物でも、肉ばかり食べさせると、うまく育たず、早く死にます。
     また近頃では、陸棲動物の脂肪は動脉硬化、ことに心臓の動脉(冠状動脉)の硬化と深い関係があることが知られている、などのことからも、それはありそうなことです。
     肉の中では、ふつう、牛、豚、鶏、魚、タコ、イカ、エビ、カニ、貝類などの肉が好まれます。
     その成分は、良質蛋白質(血や肉になる成分)が主で、脂肪もあります。熱量もかなり多いので、栄養価の高い、よい食品とされています。
     けれども、蛋白質や脂肪などの体内処理(代謝)になくてはならぬビタミン類は一般に少いし、ミネラルでは燐や硫黄が多くて(体内で燐酸や硫酸になる)、アルカリことにカルシウムが少いので、酸性度がつよいわけです。
     蛋白質の代謝は非常に複雑で、それに必要なビタミンやミネラルが乏しい肉食が過ぎると、代謝がうまく行かず、種々の有毒なものが出来、その処理にあたる肝臓や腎臓、あるいは血管や心臓をいため、また悪性疾患の原因にもなろうというものです。
     そこで、肉食の害を除くためには、肉類に不足するビタミンやミネラル(アルカリことにカルシウム)を十分に補えばよい筈ですし、補われなければなりません。
     ここで、これまで種々の主食品についてみて来たように、みてみましょう。

    牛肉
     肉の代表の牛肉の栄養分は表(A)のようですが、ここで問題になるのは、熱量とB1(1カロリー対1ガンマが理想比)、カルシウムと燐(カルシウム1対燐1−2が理想比)との関係のほかに、蛋白質とその代謝に関係のふかいB2との釣り合いでしょうが、そのいずれについても、牛肉では甚だ不完全です。
     しかし、大根葉2倍量を加えると(表B)、すべての点で釣り合って来ます。
     ですから、牛肉ほどの不完全な食品でも、十分の菜っ葉をそえれば、それだけで結構生きて行けることになります。

    熱量 蛋白質 カルシウム B1 B2
    (A)牛肉 146 21.0 190 3.6 40 60 130 φ
    (B)牛肉100+大根葉200 244 31.4 384 250 6.4 6040 260 390 180
    (C)牛肉100+牛肝20 171.8 25.1 262 3.8 1040 120 570
    (D)C+牛乳200 289.8 30.9 205 442 4.0 1240 180 870
    (E)C+大根葉100 220.8 30.3 195 292 5.2 4040 220 870 96
    (F)ワカサギ  100 17.1 750 680 5.0 100 130 360
    (G)ワカサギ100+大根葉20 109.8 18.1 754 686 5.3 700 150 420 18
    カロリー mg mg mg 国際単位 ガンマ ガンマ mg

     (注 表の単位 熱量はカロリー。蛋白質はグラム。カルシウム、燐、鉄はミリグラム。ビタミンAは国際単位。B1B2はガンマ。Cはミリグラム。図は理想的と考えられる釣り合いを基準としたもので、ミネラルやビタミンがカロリーや蛋白質の高さにそろうか、それ以上あれば、うまく釣り合っているか、むしろ余裕のあることをしめす)


     これは、肉だけでは育たぬ実験動物でも、菜っ葉を自由に食べさせると、よく育ち、健康でいられる事実と一致するものです。
     菜っ葉に相当する動物食品は肝臓ですが、牛肉100グラムに牛肝20グラムを加えても(表C)、熱量とB1、蛋白質とB2の関係はよくなるが、カルシウムと燐のバランスはとれません。
     これは、肉食動物が、内臓とともに必ず骨をかじる所以です。

     ところで、カルシウムに富むものに乳と菜っ葉があります。
     牛肉100グラムに牛肝20グラムを加えたものに、牛乳200グラムを添えるとバランスは余程よくなります(表D)。
     しかし、牛乳の代りに大根葉100グラムを添えるほうが、ずっとうまく全部が釣り合って来ます(表E)。
     エスキモーや南米の土人、あるいはアフリカの土人などには、主として動物食をとり、しかも健康で、血管病や癌などは少いということですが、彼等は肉だけでなく、必ず内臓を食べ、乳を飲みます。
     また、苔や海藻などもよく利用していますが、上記の事実は、これら未開人の食べ方の正しさを説明するものといってよいでしょう。
     こう見て来ると、肉を食うばあいは、内臓も骨も食べられるもの=小魚類などが、肉だけよりは遙かによいわけです。
     たとえば、ワカサギの栄養分は表(F)のようで、すべての栄養分が殆んどそろっています。
     ただビタミンCがないようですが、新鮮なものには、これもあります。
     そして、大根葉の僅か20グラムも添えれば(表G)、もう全く完全です。

     ですから、肉食がよくないというのは、肉を食うということだけが悪いのではなくて、食べる分量が余り多すぎるか、それに釣り合うべきビタミンやミネラル、つまり肉の害を消す成分のとり方が少なすぎる−不完全栄養になっているからです。
     そこで、肉食の害をへらすためには、肉だけでなく、小魚を食べ、乳を飲み、内蔵を利用すること。
     また、その分量も、必要の最小限にとどめること。および、良質菜っ葉を十分に添えることです。

    (つづく)


    牛肉(もも)100 +大根葉200
    牛肉(もも)+大根葉


    ワカサギ100 +大根葉20
    小豆+大根葉


次号参照クリック
 
2. アカザ

     アカザはかなり青汁の材料にされているようです。
     よく知られている食用野草で、戦時中からはいささかなじみ深くもなっていました。
     また夏季には荒地などに多くみかけられ、軟かくて汁にもしやすく、味もそう悪くない、といった関係からでもありましょう。
     栄養成分も決して悪くなく、ミネラルもビタミンも多く、蛋白質はとくに優秀だといわれています。
     したがって、青汁用に大いに推賞されてよいのですが、気をつけておかなければならぬことが一つあります。
     それは、ひょっとすると中毒する恐れがあるかも知れないからです。
     藜の羮といえば、中国では古くから庶民の食べものとして最も普通のものだったようです。
     貧民はとくによく食べると見え、華中や満鮮では、以前からその中毒症、いわゆるアカザ病が知られていました。
     もともとわが国には無かったのですが、戦時中、野草食が盛になってから現われ、専門誌にも報告されていました。
     これはアカザに含まれている感光物質による一種のカブレで、ひどいのになると、直射日光にあたった部分がカユくなり、赤く腫れ、出血したり、水ぶくれが出来たり、甚しくは潰れて傷になったり、といった大層なことになることもあるそうです。
     もっとも、それは、非常に大量を長い間とり続けたとき、はじめて出るのですから、普通の食べ方では、まず問題にはなりません。
     しかし、青汁ともなると、毎日の量がかなり大量ですし、効果をあげるためにはずっと続けなければなりません。
     そこで、あるいはカブレにかかるかも知れないからです。
     昔の救荒時の食べ方をみると、

    「苗葉を採り、湯引(ゆび)き熟し、水を換え浸し淘洗浄し、油塩に調へ食ふ。
    晒乾し焼き食ふ尤(もっとも)好し
    (救荒本草)
     などとあり、アク抜きに注意してあるのはあるいはこうしたことへの顧慮もあったのでしょうか。



3. 養生の方

     養生の方、

      唾するも遠きに及ばず、
      行くも疾く歩せず、
      耳は聴を極めず、
      目は久しく視ず、
      坐するも久しきに至らず、
      臥するも疲るるに及ばず。

     寒に先だちて衣、
     熱に先だちて解き、
     飢を極めて食ふことを欲せず、
     食ふも過飽せず。
     渇を極めて飲むことを欲せず、
     飲むも過多ならず。・・・・・・・・・

     ああ甚だ労し甚だ逸するを欲せず。
     起ること早く、起ること晩きを欲せず。
     汗の流るるを欲せず。
     多く睡ることを欲せず。
     車を奔らし馬を走らすことを欲せず。
     目を極めて遠く望むことを欲せず。
     多く生冷なるものを啖ふことを欲せず。
     飲酒して風に当ることを欲せず。
     数々沐浴することを欲せず。・・・・・・・・・

     冬に温を極めんことを欲せず、
     夏に凉を窮めんことを欲せず。

     星下に露臥せず、
     眠中に肩を見さず。

    大寒、大熱、大風、大露、皆之を冒すことを欲せず。
    五味口に入るに偏に多きことを欲せず。・・・・・・・・・(抱朴子)
    ×


    養生の害ニあり。元気をへらす一なり。
    飲食、色慾、労働を過せば元気やぶれてへる。
    飲食、安逸、睡眠を過せば滞りてふさがる。
    耗ると滞ると皆元気をそこなふ。
    養生の術は、先づ我が身をそこなふ物を去るべし。
    身をそこなふ物は内慾と外邪となり。
     内慾とは飲食の慾、好色の慾、睡の慾、言語をほしいままにするの慾、喜怒憂思悲恐驚の七情の慾をいふ。
     内慾をこらへて少くし、外邪をおそれて防ぐ。
     是を以て、元気を損はず、病なくして、天年を永くたもつべし。
    養生訓     


 
4. 青汁教室のアオキチさん その6

     青汁教室が初めて開かれたのは37年1月である。
     毎回、先輩後輩、20数名出席して、楽しく話し合っている。
     いうまでもなく、大先輩ほどアオキチぶりがはげしい。
     教室で模範生であるものほど、友人知人には大先生となる。
     その行状、まことに愉快であるが、今回で6回つづいたので、珍談いくつか、ご紹介して、ひとまず中断することにしよう。

    青菜ッ葉5百グラムをムシャムシャと
     39年12月の月例青汁教室のときである。
     11月の教室で、例年通り、つぎは忘年会をやろう、今度は、ハラたけ菜っ葉をくわせろ、ということであった。
     幹事役、いつもの通り、ふつうは飼料とされているシーオー、カキハダイコン葉など、一人平均約4百g、30人分ほど準備して、これなら、ハラたけ食べても土産が残ろう、と考えていた。
     ところが、集る者25人、2時間、ムシャムシャと、よく食べ、よくしゃべり、全部食べあげた。
     なかには、新人もいたので、5百gをはるかに越えて食べた手合もいるわけだ。
     こうした手合、おなかをさすりながら「もうなくなったのか。まだまだくえるぞ」と元気を出す。
     初めて出席した新人の曰く、「出されたときは、これが人さまのくうものかとビックリしたが、隣席の老婦人が、いかにもおいしく食べているので、つい、つりこまれて沢山食べた。あんなものを生のまま、あんなに沢山、しかも、おいしく食べたのは、生まれて初めてだ。」
     だが、先輩も後輩も新人も、あとで下痢したとか、胸やけがしたとか、変わったことが起こった者は一人もなかった。
     それだけではなく、深酒した翌朝と異なり、まことに、こころよい目ざめであった由。

    酒ずきよサカナにナッパたくさんに
     あるアオキチさんに、酒ずきの友人がいる。
     いささかカラダに故障があるとはいえ、まことに好きな酒であれば、やめろ、ひかえろ、と云うのは少々気の毒である。
     やむなく、サカナに、ナッパを生で沢山食べろと、すすめた。
     好きな酒をやめなくてもよいのかと、この酒ずき、サカナにナッパをムシャムシャやるようになった。
     ところが、そのうち奥さんからモンクが出た。
     ますます酒がおいしくなって、かえって沢山のむようになり、その上、サカナのヤサイに、ヤタラとオカネがかかるようになったとか。
     きけば、アオキチどもの好みと異なりレタスである。
     清浄栽培とモッタイづけて、特別扱いで売っているシロモノである。
     これは、うっかりした。
     これからは、アオキチどもの食べる本当の青ナッパをすすめ、できれば、酒をのむ前に、酒と同量以上の青汁を飲むように、すすめた。
     そして、こうすれば、そのうち酒量もへり、よい気持に酔うようになると、云いそえた。
     いやはや、手のかかることである。

    パセリーはかざりじゃないぞみんなくえ
     あるアオキチさん、同業の友人と会食するときには、必ず、こう云って、肉は残しても、野菜とくに青野菜は、残さず食べるようにすすめる。
     そのうち、友人ども、自分の皿の青野菜を、みな進呈してくれるようになった。
     アオキチさん、これはありがたいとも思い、かたがた自ら模範を示そうとあって、いつでも全部たいらげていた。
     ところが、ある日、パーティーで、パセリがすごく沢山ついていた。ちょうど、その席に、茶目で通った友人がいた。
     「オイ、アオキチ、このパセリ全部食べろ」と、皿に残っていたものを全部よせ集めて、パセリ攻撃をかけてきた。
     アオキチさん、かなり飲んではいたが、「酒はこうして飲むものぞ」と、受けて立って、さらに飲み、さらに食べた。
     おかげで、パーティーではあるまじく、したたか酔ってしまって、友人に送ってもらうハメとなった。
     だが、翌朝は、まことに、こころよい、よいざめであった。

    青野菜食べたら御馳走身につくものを
     あるアオキチさん、いささか悪趣味がある。人の食べた後の皿を見るくせである。
     そして、いつも、こうつぶやくのだ。
     たまたま、親しい友人10人あまりと会食した。
     レタス、パセリ、セロリが意外に沢山ついていた。
     これはありがたいと、おいしく食べてしまった。
     そして、いつもの悪趣味で、人の皿を見ると、この青野菜をマルデ残している者が、まことに多い。
     つい、口から「モッタイない食べ方をする者どもだ。青野菜を残すような食べ方があるか」と出た。
     ところが、毒舌で有名な友人、「モッタイナイなら、残っているものを全部くえ」と出てきた。
     よい気持に酔っていたので、「よし、青野菜を洗って持ってこい、みんなくってやる」と応酬してしまった。
     ところが、世話ずきなのがいて、ついに、そうしなければならないハメとなった。
     よい気になって、みんな食べたは、よいが、セロリがたけすぎていて、まことに臭いがきつく、いつまでも口がくさいのには閉口した。

    付記
     倉敷では、毎月第3金曜日の夜、7時から2時間、倉敷中央病院の古久賀会舘で、遠藤先生ご指導の、公開無料の青汁教室が開かれています。この稿は、これに出席された方の体験談の一端です。 (友成左近)


 
5. 胃病を忘れた

    豊前市 K.N. 

     家にある鶏のカキハキャベツの葉をとって、7月1日から続けて飲んでおります。
     主人が胃がわるくて、とても心配しておりましたが、のみ出して1ヶ月の今ではもう胃のことを云わぬようになりました。
     私は別にどこも悪いところはないのですが、主人にすすめられ、のんでいますが、よいと思います。


 
6. なんきん

     南瓜は三杯酢にもプデンにも、またはパイにもするが結構。

     南瓜はよく蒸してから砂糖をかけ、バターや塩で焼くも味好し

    (村井弦斎 食道楽 附録料理心得の歌)

    南瓜の三杯酢
     細く切り塩でもみ、水で洗いシソの葉を細かくきざんでそれへ交ぜ三杯酢をかける。
    (同上 秋の巻)


 
7. 「健康農法」でしめ出せ農薬

    研究4年成果発表 五条・健康を守る会

     農薬は脳神経、肝臓をおかして凶悪な精神異常者、原因不明のノイローゼ患者をつくり、人間を破滅させるとして、4年間、使用禁止を訴えつづけていた五条市の健康を守る会=会長梁瀬義亮医師(43)=は、農薬禍を防ぐためには現行の農法を切り替える以外方法はないと「健康農法研究会」を設け、新農法の研究を進めていたが21日、苦心の成果をまとめた。

     ○ 


     ・・・現在使われている農薬(除草剤を含む)にはいずれもリン、ヒソ、塩素剤が含有されているため、人体に侵入すると中毒症状を起こし、死、または神経系統と内臓障害で廃人になるが、土中にはいった場合、土壌が荒廃、植物の生育に必要なバクテリアを死滅させ、益虫を殺して害虫の抵抗力を強める結果となっている。
     しかも一方では土壌の成分を殺す化学肥料をつかうため農作物の味、品質とも悪くなり、勢い病害虫が多発して不作となる、というのが研究の骨子。

     ○ 


     ・・・同医師らの調べによると土壌の荒廃、作物の不できについては、農薬、化学肥料の浸透でミミズがいなくなったことが最大の原因だという。ミミズは土の中にアナをあけて空気を通し、天然耕作者の役割りを果たすほか、フンは窒素、カリ性の有機質の良肥となり、農作物の成育を助けているが、1アール当たり25万尾前後いなければならないミミズが3分の1にも達しないと推測している。
     また鳥類、コン虫なども減る一方で、自然界のバランスは完全にくずれ、人間自体も、汚染された土中で栽培される毒性を持った植物で体内をおかされ、ガン、動脈硬化など悪性の病気が誘発されていると結論している。

     ○ 


     ・・・技術面を受け持った窪さんが約1ヘクタールの田畑を利用、34年ごろから稲作はもとより果樹、ソ菜類などの栽培に農薬、化学肥料をボイコット、有機質の草、ワラ、油カス、鶏フンなどに限定したところ、米作では普通1アール当たり平均450キロとれるのが600キロの増収をみたほか、果物、トマト、スイカ、キュウリなどのソ菜類は化学肥料をつかったものより味がよく、病害虫の発生も少なかった。
     また、肥料も化学肥料にくらべ1アール当たり5千円ほど安くつき、農家経済の上に大きなプラスとなっているという。

     ○ 


     ・・・家畜でも、農薬や化学肥料でつくった飼料を食べると病弱になり、牛乳やタマゴなど味も悪くなるが、有機質肥料でつくった飼料を食べさせるとほとんど病気をしない。
     この実験例から
      1. 人体に危険な農薬類をつかうより経費が安い
      2. 作物のできぐあい、味がすぐれている
      3. 消費者に評判がよいためさいきん市内でも無消毒栽培に踏み切る農家もふえているという。
     同会では毎月1回ずつ研究会を開いて農家の啓発をつづけているが梁瀬医師は手段を選ばない国の農業政策は“文明の暴走”だとキメつけている。


    (読売新聞)
     病、鼠害のためケール栽培に失敗したとか、未だケールを実際に飲んでも見ずに投出した方が大部分のようです。


 
8. 驚きと感謝

    東京都 H.N. 

     今月はじめ頃、ながい間の過労がたたりまして、病床に倒れ、肝臓、心臓、ほかあらゆる内臓がよわっているとのことにて休んでおりましたが、貧血にて顔色悪く、ちょっと歩くと心臓がドキドキし、頭痛がして仲々治らず閉口しておりました。
     病床にて、新聞の広告に「青汁の効用」という本を知り、早速購入、その日よりはじめまして、現在10日になりますが、その効果におどろいております。
     顔色は日1日とよくなり歩いてもドキドキしなくなり、頭痛も消え、自覚症状は全然なくなりました。
     慎重を期してまだ休んでおりますが、「青汁の効用」と、先生のいわれる「肝臓緑葉食」の偉大なる力には驚きと感謝で一杯です。


 
9. ヒフなめらかになる

    尾鷲市 H.H. 

     一例ですが体全体のヒフがなめらかになりましたので、他に効果あるものと確心する次第であります。


 
10.質問箱

    津山市 R.M. 

     問 
     「ケールの青汁をのんでいると膵臓癌になると、ある岡山の先生がおっしゃったとか聞きましたが?


     答 
     青汁で癌が出来るなどとても考えられません。
     それに、膵臓癌という病気は、私の40年の病院生活でいくらも経験していない珍らしいもので、そうザラにあるものではありません。
     それと青汁との関係が、いったいどういう根拠からいえるのか、その先生の常識を疑いたくなります。
     おそらく膵臓癌の人が青汁をのんでいたのを、そういう言い方をされたのか、でなければ、何か為にする――例の「有毒説」と同じような、あるいは、それにつながる――悪質のデマでしょう。

    (遠藤)


 
 コラム紹介

    市民が国法を守るとき
    国家は
    もっとも強くもっとも幸福になる

    (ソクラテス)         



    医薬を用ふるよりは摂生法を重んずべし
    (Rhazes)         



    天の道は利あるも害あらず
    (老子)         



    童謡
    はすのはな
     深山旅愁         
    うらのおにわの はすいけに
    はながきれいに さきました
    ひとつあちらに しろいはな
    ひとつこちらに あかいはな
    おとをのこして はすいけに
    はすのおはなが さきました








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