健康と青汁タイトル小 <1965年6月15日発行 第106号>
 目次




1. 桑の葉

     医学博士 遠藤 仁郎 


     桑の葉の栄養価は、蚕の発育ぶりからも、想像できようというもの。ケシ粒ほどの卵から生まれた1ミリ内外の小虫が、僅か3週間くらいで指の太さほどになり、あの美しい強い糸を吐くのです。桑の葉には蛋白質が多く、質はマメ科の葉のそれを凌ぐ程で、殆ど濃厚飼料に近いといわれています。ミネラルでは、カルシウムや鉄やマンガンが多く、葉の成熟とともに増し、秋の落葉前に最も多くなるそうです。

     ビタミンAは、1000〜2500国際単位、
     B1は、緑葉菜なみ、
     B2は、3〜4ミリ、
     Cは、2〜300ミリもあると言います。

     そして、家畜の飼料としても頗るよい成績が上がっているそうですが、われわれ人間の食糧としても見逃すことのできないすばらしいものです。


    食べ方
     肥後熊本の細川銀台はあるとき桑の葉飯を食べたと伝えられている(日本食物史)そうですが、わかい軟い葉はサラダとしても、煮て食べても、よろしい。たけた葉は硬くて、舌触りがよくありませんが、テンプラにすれば食べられます。


    乾燥末
     また乾燥粉末として利用します。

     牧野先生によれば、
     「周防国大島郡比良居村大字土居にては、その土地の習俗、桑葉を生のまま日に干し乾きたるを、揉み毀はし烙焙で炒り、之を茶の如く湯に入れて飲む。ただ口さはり軟き感あるをもって飲用するなり。また時に茶粥に入れることあり」
    ということですが、

     これは決して「口さはり」だけの問題ではありません。蚕糞でも高血圧によい、といわれているほどです。これには不老長寿の効あるに相違ありません。しかし、こうした利用法も、おそらく、今ではもう惜しいことにも、すたってしまっているのではないでしょうか。それにしても生のまま乾したものよりは、製茶法に準じ、蒸したのち乾燥したほうが、貯蔵もきいて、なおよいでしょう。抹茶に代用し、フリカケにし、飯に混ぜ、餅につきこみ、小麦粉、ソバ粉に混ぜて、「流し焼き」や「むしパン」にするなど、利用法はいくらでもあります。

     この「むしパン」で面白い失敗談があります。
     終戦の年の夏召集されて九州の山奥にいた時のことです。米は十分にあるし、大豆も方々に集積されていて、いくらでも配給されましたが、副食の野菜がありません。もともと乏しいところへ多くの部隊がやって来たので、気の利いた野菜の調達は全然不可能。明けても暮れても、野山に自生している筍と蕗ばかりという羽目になってしまったのも、止むを得ぬしだいでした。
     野草をあさって、青汁にもし、副食にもあてましたが、すぐになくなってしまいます。そこで目をつけたのが、その辺りの畑にあった桑の葉です。しかし、もうたけていて汁の実にも、おさいにもならぬし、青汁は粘って飲みてがないので、乾燥粉末にして蒸しパンにしてみました。
     菓子製造が本職の炊事兵もおり、当時の地方ではとても手に入れることができなかった砂糖もうんと奮発してもらったので、見た目にも立派な出来栄えだったし、味も相当のものでした。
     ところが、兵隊は、それでもまだ、いくらか食べてくれましたが、将校連はてんで見向きもせず、「蚕じゃあるまいし……」と数々の悪評。勿体ないことに殆ど捨ててしまい、お釈迦さんではないが、「縁なき衆生……」とつくづく感嘆したことでした。


    青汁
     桑の葉は、質は良いし養蚕地方なら無尽蔵です。下肥や農薬の心配もなし、味や匂いも格別悪くはありません。青汁材料としてまことに好適といいたいところですが、この青汁、まるでトロロのようにねばりいささか飲みづらい。もっともあの粘りがとても良いという人もあり、飯にかけて食べるという人もありますから、そこはやはり好きずき一口には言えないようです。なお、この青汁は米粉、麦粉、豆粉、芋粉などに粘りをあたえ、「流し焼き」や「蒸しパン」や団子にするのに都合がよろしい


    桑茶
     これも昔から愛用されていたようです。本草には、「葉を炒って茶代わりに飲むと渇を止める。」とあり、葉の煎じ汁は盗汗労咳(結核)によいとか、脚気水腫を除くとか、目を明らかにし、髪を長くするなどと もあります。
     また古くから桑の木は、中風の霊薬とされ、その予防に桑の木の枕や箸や楊子を使い、桑粥を食べ、桑茶や桑酒を飲みなどしました。そのほか飲水(糖尿病)や不食(食欲不振)によく、久服すれば無病長寿をうるとも出ています。ですから、葉と枝を煎じ、茶代わりに飲めば、なおよいわけです。生葉茶ならいっそうよいでしょう。
     なお、桑の葉は霜後の葉とか、冬至後にとったがよい、あるいは新茶と老茶を合わせ用いる、などといわれていますが、これは老葉にカルシウムやマンガンなどの多いことと関係があるのでしょうか。桑湯も面白いでしょう。


     ともかく、桑の樹は、諸仏菩薩の樹なりといわれ、中国では茶の樹とともに、大切な樹として尊敬されたということですが、たしかにいろいろの効用があるようです。古い川柳に、「薬いぢりの植える桑の木」とありますが、一本やニ本は、庭に植えておきたいものです。


 
2. 桑方

    桑粥法
     宋朝の医の曰く、桑の枝の指の如くなるを三寸に截(き)り、三四細かに破り、黒豆一握と倶に水三升を投(い)れて之を煮る。完熟して桑煎ぜらるれば、即ち桑を却けて米を加ふ。水の多少に依って米の多少を計り、薄粥と作すなり。冬夜は鶏鳴の期に、夏の夜は夜半より煮初めて、夜明けて煮畢(おわ)る。空心に之を服す。塩を添へず。毎朝懈(おこた)る勿れ、久しく煮るを薬となすなり。朝に之を食すれば、即ち其日水を引かず、酒に酔はず、身心静かなり。信に必ず験あり、桑は当年に生ずる枝もっとも好し。根、茎の大なるは、用ふるに中(あた)らず。桑の粥は総て、衆病の薬、別けて飲水、不食の良薬なり。

    桑木を服する法
     鋸の截屑の細なるを、五指を以て撮(つま)み、美酒に投じて之を飲む。女人の血気能(よ)く之を治す。身中、腹中の万病、差(い)えざるなし。是れ仙術なり。信ぜざるべからず。恒に服すれば長寿無病を得。

    桑の煎法
     桑の枝を二分計りに截って、之を燥し、木の角の焦る計り燥して、割(さ)く可し。三升五升盛る袋に置く。久しく持ては弥々好し。時に臨んで、水一升計りに木半合計り之を入る。之を煎じて服せよ。或は燥かざるも煎服して失なし。生木も亦宣し。新渡医書に曰く、桑は水気、肺気、風気、癰腫、遍体に風痒し、乾燥して四肢拘攣し、上気、眩暈、咳嗽、口乾等の疾、皆之を治す。常に服すれば食を消し、小便を利し、身を軽くし、耳目を聡明にす。云々 仙経に曰く、一切の仙薬は、桑を煎じて服せざるを得ず。云々 就中、飲水、不食、中風に最も秘要なり。

    桑の葉を服する法
     四月の初めに採って影(かげ)干にす。秋九月十月、三分の二落ちて一分枝に残れるを採って又影干し、和合して末にし、一に茶法の如くして之を服すれば、腹中に疾なし。身心軽利なり。夏の葉と、冬の葉とを等分に秤を以て之を計る。是れ皆仙薬なるのみ。

    (栄西禅師喫茶養生記)



3. アクビ(欠伸)の効用

       「欠伸 人気乏しければ欠し、体疲るれば伸ぶ(字典)。目醒めたとき、退屈なとき、疲れたときに出るものだが、どうも、疲れやすいものに多いようだ。葉隠に、「人中にて欠伸仕り候事不嗜なる事にて候。不図、欠伸出で候時は、額撫であげ候へば止み申し候。さなくば、舌にて唇をねぶり口を開かず、又、襟の内袖をかけ、手を当てなどして、知れぬ様に仕るべき事に候。くさめも同然にて候。阿呆気に見え候」。

     とあって行儀はわるい。しかし、深い吸気と全身の伸展。次で発声を伴う強い呼気で気分たちまち爽快となる、という生理的の意義も少くない。
     全身の筋肉、および発声による腹筋の緊張による血行促進と、深呼吸によるガス交換の促進――ながく続くアクビは呼吸の結いたものである(ヒポクラテス)――の浄血効果ということであろうか。
     また、大きく口をあける運動で欧氏管が開通する。アクビの拍子に耳の中でツンと音がするのは誰れでも知っている。あれは、中耳と口腔との連絡路である欧氏管を空気の通うことを示すものだ。トンネルにはいったり、ケーブルで山にのぼって、鼓膜の調子が変になった時、アクビするとすぐなおるのも、そのためだ。
     ネーゲリという人は、「中耳の病気の時に、さかんにアクビすると治りが早い。本当のアクビが出ぬときは、真似をしておれば、やがて本当のが出るようになる。」などといっている。
     また、欠伸体操といってアクビを大きく勇ましくやるのをすすめている人もある。「吸気で胸を張り、両手を斜上方にのばし、下肢をふん張り、大声を出す。腹に息をおとし、上下肢に力を入れ、かるく動かし、背中をそらし、頭をうしろにひいて、気張る。大声を出して、息を吐き、力をぬいて、上下肢をもとにもどす」。というのだ。
     平田篤胤の父は84才まで健康であったが、その健康法は、「毎夜寝所に入り、そのいまだねむりにつかぬまへに、仰向にて、両脚をそろへ、強くふみのばし、総身の元気を、臍の辺から気海丹田の穴、および腰脚足の心までに充たしめ、さて、他の妄想をさらりと止めて、指を折り息を計へること百息にして、その踏みしめたる力を緩め、暫あって、またかくのごとく、大抵、毎夜この術を行ふこと四五度づつ、缺さず修すること毎月五七回づつすれば、元気総身に充満して、腹中の積塊皆とけるなり。何なる良薬もこの術に越すものなし」。
     というのだったと「志都の石屋」に誌してあるが、まずはこの類だろう。それはともあれ、葉隠にあるように、たしかに阿呆げには見えるが、出かかったアクビを、なまじいにかみ殺すよりは、両手をのばし、大きい口をあけ、うんと力みかえって、はでにやってのけるほうがずっとからだの為になるというものだろう。


 
4. 青汁教室のアオキチさん その4
前号参照クリック

     友成 左近 

    花より菜ッ葉
     「花より団子」をもじったものであろうが、パッとした言葉ではない。だが、このアオキチさん、文字通り、そうなのである。もともと、この一家、花が好きである。日当りも悪く、狭い庭に、四季折々の花を作って楽しんでいた。ところが、アオキチぶりが高じるにつれて、だんだん花は庭の片隅に追いやられて、専ら青野菜を作るようになった。家計負担の軽減と欠配日の足しにと青汁材料ケール作りをこのアオキチさん、最初は、青汁を配達してもらっていた。もちろん、病後のご主人だけが飲んでいた。といって、奥さんも子供さんも、しょっちゅう肩がこったり便秘したり、とにかく人並に、体具合の悪いところがあるのだ。青汁のんで丈夫になったご主人、家族にも飲めと言いだした。だが、そうなると、やはり家計にさしさわる。それに、おいしいものでもない。幸い、ケールを配達してくれる方がいたので、自分のうちで作って飲むことにした。家計の負担も軽くなるし、作りたてが飲めて、飲み易いからだ。毎夕、家族全員、大きなコップ一杯、晩酌代わりに飲み始めた。その効き目、大いにあがり、肩こりも便秘も殆んどなくなった。だが、時々配達してくれない日があり、こんな夕食は、何かモノ足りない。そこで、欠配日の足しにもと、庭にケールを作り始めた。

    食事の改善の一助に青野菜作りを
     青汁のんで、家族一同、かって味わえなかった健康を喜ぶようになると、それは、いったい、なぜかと、考えるようになった。遠藤先生にお教え願って、どうやら見当がついてきた。生の青野菜を沢山食べたら丈夫になるのだ、その方便として青汁にして飲むのだ。タネもシカケもない全く平々凡々なことだ。さらに、青汁を飲むだけでなく、毎日毎度、生の青野菜を沢山食べて、食事全体を改めたら、もっと丈夫になる、と教えて頂いた。なるほど、そうか。よしためしてみよう、ということになった。

    市販の野菜では慢性中毒の危険がある
     だが、先生は、ここに重大な条件をつけられた、市販の野菜には、寄生虫がついている恐れがある。もっと重大なことには、危険な農薬がついていると考えねばならない。ほんの僅か食べるのであれば、ともかく、必要なだけ沢山食べると、慢性中毒にかかる危険がある。配達している青汁の材料も、配達しているケールも、特別に安全清浄栽培したものである。生食用青野菜は、今のところ、自家栽培しか方法がない。そうか、花は花屋で買えるが、健康と生命につらなる青野菜はヤオヤで買えない、よし、やってみよう。だんだん花を片隅に追いやって、いろいろな青野菜を作ってみた。

    自家栽培の効用
     庭に青野菜を作ってみると、いろいろ、よいことがある。
     第一に、寄生虫も農薬もついていないものがとれることは、いうまでもない。それだけではないのだ。
     第二に、市販では手に入らない、成分も味もよい品種の青野菜がとれる。
     第三に、市販では手に入らない、おいしい食べ頃の若葉がとれる。
     第四に、取りたての新鮮なものが食べられて、まことにおいしい。
     第五に、うまく肥料をやって、成分も味もよくなるように作れる。といって、肥料は堆肥その他の有機質と石灰である。
     第六に、来客に食べてもらったり、友人知人に差し上げて、青野菜の生食をすすめるのに好都合である。
     第七に、作る楽しみが、また格別である。
     第八に、毎度の食膳が緑化して、まことに、みずみずしく美しく、おいしく、これにつれて食事全体が改められていく。

    栽培品種
     こういう効用が分かるまでには、いろいろ工夫した。とりわけ品種について。まことに狭い庭に、ところ狭しと、いろいろなものを作ってみた。
     ケールの他に、カキハダイコン、レープ、シーオー、バイアム、アルメロン、エンサイ、シャクチリソバ、クコ、それから、コマツナ、ミズナ、コカブ、ハッカダイコン、ビタミンナ、シソ、パセリ、ニンジン、セロリ、ミツバ、シュンキク、レタス、ニラ、ネギ、ワケギ、タマネギ、サツマイモ、書きあげたら、きりがない。が、この頃では、主として、ケール、シーオー、カキハダイコン、シソ、パセリ、コマツナ、シュンキク、レタスを季節に応じて作っている。
     成分がよく、味がよく、作り易く、沢山とれるからだ。成分のよくないレタスを作っているのは、人に青野菜の生食をすすめるとき好都合だからだ。といって、何分狭い庭で、端境と冬には、とかくとぎれる。だが最近は、ケールの他に、こうした生食用青野菜を作って配達してくれるアオキチさんが出たので、大いに助かる。食膳の緑化にコト欠ぐ日はない。

    花の美、菜ッ葉の美
     こうして庭に菜ッ葉を作っているアオキチさん、だれかが言った「よし公園を堀りかえして芋畑にしても、それが、ほんとうに必要であれば、そこには美が生じる」という言葉が、少しずつ分かってきたらしい。だが、庭の片隅に咲く花をあわれとも思っている。

    付記
     倉敷では、毎月第三金曜日の夜、7時から2時間、倉敷中央病院の古久賀会舘で、遠藤先生ご指導の、公開無料の青汁教室が開かれています。この稿は、これに出席された方の体験談の一端です。


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5. 前首相 池田さん全快のかげに 青汁が助ける

    キャベツの原種を服用

     一時は「生命の方もそう長くはない」と一部から噂された前首相の池田さんだった。ところがそんな黒い噂を吹きとばして去る25日に全快祝い、翌26日には日比谷劇場に満枝婦人と一緒に現われて問題の東京オリンピック映画を3時間にわたって観覧するなど元気なところを見せている。顔も体も前よりひとまわり太り、例のしゃがれ声も元気にきかれる池田さんだが、こんなに早く全快できたのはガンセンター・科学治療もさることながら、それ以上に池田さんがひそかに飲んでいた「青汁」の効果がテキメンだったからだという説がある。
     前ガン症状の腫瘍で倒れた池田さんに、「青汁」をすすめたのは松浦周太郎運輸大臣。松浦さんは夫妻そろって青汁党。そこで松浦夫人から池田さんの満枝夫人に青汁の効用をルル説明。こんどは満枝夫人から「青汁」の会に電話で直接申し込み、翌日からさっそく1日4本(計2合、1本配達料共25円)の青汁を毎日飲みはじめたのだった。
     池田さんまでが飲んだ青汁というのは、ケールという野菜をしぼってとった汁のこと。このケールは、いまあるキャベツの元で、ギリシャが原産地。16世紀にこのケールが北欧に輸入され、改良されてキャベツになったというシロモノ。
     日本では10年ほど前から岡山、広島を中心に広められ、池田さんのような悪性腫瘍、高血圧、精力剤にも効くとして、現在では全国で30万本の青汁が普及されている。またケールだけを買って自宅でしぼって飲んでいる人もいれると全国で愛用者は50万人にのぼるといわれる。ただ、その名前の印象からも分るように、非常に青くさいので、飲むときはハチミツ、カルピスなど自分の口に合うような何かをまぜなければちょっと飲みにくいそうだ。ともあれ、この青汁は今政財界人のあいだにブームとして深く静かに潜航しているようだ。

    (内外タイムス 40、3、31)


 
6. 神さまの水

    兵庫県 S.H. 

     2年有余の胃の不快がとれて、飯も美味となりました。私は胃癌ノイローゼで、死んだ気になり神戸癌センターで精密検査の結果、胃癌ではなく、肝機能低下でした。
     もうちょっとだるいのと、小便が赤くなり、下痢しやすい、というのが現況です。現在3合のんでいます、5月ごろ(3月まえ)のことを思えば天地の差となり、67キロの体重が55までやせていたのが、62まで回復しました。
     水虫は全治しませんが、大変らくになったことと、足の裏、きびしのアカギレが殆んどなおったことにあきれています。青汁が神様の水のように思えます。口の中では大変不快ですが、腹の中でらくになること、まさに神業です。お医者さんの薬はのみ、週5回注射をうけていますが、薬局の薬をのまなくなり、また栄養々々で貧乏人は悩んでいましたが、ご本のおかげで肉魚にあこがれず、野菜を感謝しています。


 
7. 私の青汁紀念日

    大阪市 T.S. 

     先生の御著書を座右に、満2ヶ年余をかけて青汁をのみまして、永年の高血圧、糖尿病が見事に全快いたしました。その他、青汁の効果として先生があげていられますこと全部が成功いたしまして、感謝いたして居ります。ありがとうございました。お礼の言葉もありませぬ。なお仰せの通り、毎日感謝しつつのんでまいります。7月10日が私の青汁紀念日でございます。


 
8. 胸やけ

    高崎市 S.K. 

     今では青汁の大フアンでございます。この冬かぜもひかずに過せたのもこのおかげと存じます。何よりうれしいのは、私は甘いものが大好きなのですが、食べると必ずといってよいくらい胸がやけるのでございますが、青汁をのむとすぐよくなることです。


 
9. 戸外で働けなかった私

    山形県 M.K. 

     「青汁の効用」を買求めましてよりつづいて飲用いたしております。体がよわく、何年も戸外の仕事が出来なかった私は、今年はずいぶん働いているので、みんなから驚かれております。ひとえに青汁のおかげと心から感謝しております。


 
10. 歌謡 波止場に来ても

     深山 旅愁 

    逢えなくなった その日から
    逢いたくなれば 来る波止場
     足音は・・・・・・
     ただ淋しさを 残すだけ
    星をあなたと 呼びながら
    涙がぬらす あせた唇

    想いがこころ ゆさぶって
    想いにさがす 面影よ
     足音は・・・・・・
     ただ淋しさを 残すだけ
    二人あるいた このあたり
    あの日の夢が 忘れられない

    やさしいお声 きけぬから
    やさしいお声 ほしくなる
     足音は・・・・・・
     ただ淋しさを 残すだけ
    星をせつなく みつめては
    逢いたいものを あせた唇

    1964、12、8


 
11. 質問箱

    秋田県 M. 


     フキの葉はどうですか。


     差支ありません。しかし、何分味がニガくて、ちょっと飲みにくいようです。また成分もさほどよくはありません。


 
 コラム紹介

    家康家訓
    治世に身を楽に持候こと保養にも悪敷、
    何にも業のなき時は婦色の悪事出来候儘、
    朝起るより臥までの行議定め、
    日々其通りに致し候事。



    生とは生存することにあらずして健強なるの謂なり

    (マーシャル)



    害するは 易く
    治するは 難し
    (ドイツ俚)








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