健康と青汁タイトル小 <1964年11月15日発行 第99号>
 目次




1. 青汁教室 おいしい青野菜の食べ方(6)
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     友成 左近 

    おいしい青汁の作り方飲み方 その一

     毎日毎度の食事で、生の青野菜を、つとめて沢山、食べるようにしたいものです。
     またその上、調理したものでもよいから、青野菜や黄野菜を、つとめて沢山、食べるようにしたいものです。
     けれども、どんなにつとめても、必要なだけは、量からいっても質からみても、容易に十分とれません。
     それは、さしあたり、生食用は云うに及ばず調理用でも、とにかく良質の青野菜が、毎日体重の1%以上と、必要なだけ、手に入りにくいからです。
     また、たとえ手に入っても、私たちの胃腸が、必要なだけは、ちょっと受けつけにくいからです。
     そこで、私は、青汁にして、毎日1合2合3合と飲むように、おすすめしているのです。
     こうすれば、胃腸をいためることなく、十二分に青野菜が生でとれます。
     また、たとえ生食用に調理用に不向きであっても、ケールなどのように極めて良質のものが、けっこう利用できます。
     といっても、毎日青汁をおいしく正しく飲むには、材料や作り方や飲み方について、それ相応の注意が必要です。

    青汁材料
     青汁にする材料については、およそ、つぎのような点に注意を払う必要があります。

      適切な品種
       まずもって、適切な品種をえらぶことです。

         第一は、ケールです。
         これは、もともと家畜の飼料ですが、栄養成分が極めてすぐれています。それに、味も臭いもよく、全く毒性がなく、また刺激性が極めて少なく、よくない成分も含まれていません。それに、私たち(岡山県南部居住者)には、年間通じて栽培し易く、さらに葉が大きくて厚く、地面から離れてつくので、汁も沢山とれ、洗浄にも好都合です。

         第二は、CO、カキハダイコン、レープ、アブラナです。
         これも、もともと家畜の飼料ですが、成分その他の性質はケールとほぼ同様です。
         ただ夏季の栽培がむつかしく、坪あたり収穫がやや少なく、葉は厚いが、少し小さいので、収穫や洗浄にいくぶん手がかかります。
         けれども、若葉の間は、生食しておいしく、この点好都合です。
         なお、カキハダイコンは、春から夏にかけて、とくにトウだちの頃は、少しカラ味があるので、こんなとき、これだけで青汁を作るのは適切でありません。

         第三は、コマツナ、キョウナ、カブ葉といった普通の青野菜です。
         これは、ケールやCOなどに比べると、味はともかく、成分がやや劣り、坪あたり収穫も少なく、収穫や洗浄にも手がかかります。
         けれども、若葉の間は生食用に利用でき、たけたら調理用に利用できるので好都合です。
         そこで、青汁材料を、事業として栽培する場合は、今のところ、主としてケールとなっていますが、自家用に栽培する場合には、ケールの他にCOやカキハダイコンなどを、さらに、コマツナ、キョウナ、カブ葉などを栽培すると、年間通じて収穫が安定し、その上、生食用や調理用も手に入るので、至って好都合です。

      注意を要する品種
       ところで、普通の青野菜は云うに及ばず、家畜の飼料や野草や木の葉のうちでも、この他に、青汁材料に利用できるものがあります。
       けれども、いろいろな点で欠点があるので、わざわざ青汁材料として栽培する必要はないでしょう。
       といって、手に入れば利用してもよいわけですが、この場合、注意を要する品種があります。

         第一に、普通のダイコン葉、カラシナ、ニラなどは、刺激がきついので、これだけで青汁を作って飲んではいけません。が、風味薬味として適量利用するのは、別に差支えありません。

         第二に、ホウレンソウ、フダンソウ、ナツチシャ、スイバなどは、なるほどビタミンは多いのですが、蓚酸が多く、カルシウムがこれと結合しているので、吸収が悪いのです。
         それに、青汁にすれば、なにぶん多量にとるので、蓚酸が吸収され、腎臓結石を起こす心配があります。ゆがいて、おひたしか何かにするのであれば、けっこうですが、青汁にはしないことが大切です。

         第三に、普通の青野菜以外に、サツマイモの葉、豆の葉、麦の苗、あるいは、クローバー、ナズナ、ヨメナ、ツルナといった野菜、クコの葉、柿の葉、アカシヤの葉といった木の葉なども青汁に利用できます。
         が、それぞれ一長一短があるので、簡単に手に入れば、ほどほどに利用すればよいでしょう。
         わざわざ栽培して多量に利用する必要はないでしょう。
         利用するとしても、農薬も下肥もかかっていない、安全清浄なものでなければなりません。

         第四に、野草や木の葉のうちには、ドクダミ、ヨモギ、アロエ、松葉などのように、これまで薬用として利用されていたものがあります。
         それぞれ副作用も強いので、ごく少量、薬味として利用するのであれば、ともかく、こうしたものだけで青汁を作ったり、多量に利用したりしてはなりません。
         たとえ作っても、臭いも味も悪く、飲めたものではありません。
         いったい、青汁を飲むのは、何か薬効のあるものをとるためではなく、ビタミンとミネラル(とくに吸収し易い良質のカルシウム)を十分にとりいれるためです。
         それには、ケール、CO、カキハダイコン、レープ、アブラナ、あるいは、コマツナ、キョウナ、カブ葉などが適切ですから、専らこうしたものを栽培し利用すればよいのです。
         それで、けっこう間にあいます。わざわざ野草や木葉をあさる必要はありません。

         なお第五に、念のため、分かりきったことですが、青汁には、中の中まで緑色の濃い、本当の青野菜、その他の緑葉を利用しなければならないのです。
         白色または淡色野菜であっては、なにほども効能がありません。
         例えばキャベツです。緑色の濃い外側の部分、ふつうは捨てて食用しない部分は青汁材料となりますが、内側のうす緑色となり、もはや青野菜ではなく、青汁に利用しても、なにほどの効果もありません。

    栽培上の注意
     こうした青汁材料も、前にも述べたように、栽培を誤ったものは、それだけ成分が劣り、あるいは却って有害となります。

       第一に、滲透性農薬は絶対に使わず、また、よそからとんでこないように、流れこまないように、安全栽培をしたものでなければなりません。
       第二に、下肥も決して使わず、また、よそから流れこまないように、清浄栽培をしたものでなければなりません。
       第三に、堆肥その他の有機質肥料を十分に施こし、石灰も適量施こして栽培したものであることが大切です。でないと、成分が劣り、味も悪くなり、その上病害虫に弱く、連作がむつかしくなります。

    自家栽培をしたものか特定栽培をしたものを
     ところで、前にも述べたように、こういうふうに栽培することは、この頃の農法では、全くの例外です。地域により人によって、下肥は使わない場合があります。
     けれども農薬を使わないのは、例外です。とくに冬期以外では、どこでも、だれでも、必ず、といってよいほど、農薬を使っています。
     このため、市場に出廻っている青野菜は、殆んどみな、成分や味はともかく、農薬や下肥に汚染されています。安全清浄ではありません。
     ですから、市場に出ている青野菜は、決して青汁に利用してはなりません。
     こうした青野菜を、生食や調理食に利用するのも、考えものですが、この場合は、食べる量が少ないので、それほど有害とはならないでしょう。(体の弱い人、とりわけ肝臓や腎臓を患っている方には危険です)。
     けれども、こうした青野菜を青汁に利用すると、何分、毎日、多量に食べるので、有害有毒物も、それだけ多量に食べこむようになるわけで、極めて危険です。
     そこで、青汁材料には、安全清浄に、その上、成分も味もよいように、自家栽培をしたものを使用するのが最も望ましいのです。
     といって、この頃では、必要量だけ、自家栽培ができない方が、極めて多いわけです。
     こんな方は、だれぞ信頼できる特定の方に、とくに青汁材料として、安全清浄に栽培してもらうか、あるいは、「遠藤青汁の会」が指定した農場で栽培したものを、配給してもらう以外に、さしあたり方法がないわけです。
     手ッとりばやく、青汁を「遠藤青汁友の会」から配達してもらう方法もあります。

    付記
     この稿は、毎月第3金曜日の夜、倉敷中央病院の古久賀会舘で開かれている青汁教室で、遠藤先生がお話しになったことを、主題にそって、まとめたものです。


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2. ハワイ見たり聞いたり(つづき)
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     医学博士 遠藤 仁郎 

     こんどの旅行で感じたこと。

    街をよごさないこと
     その一つは街をよごさないこと。観光都市をうたったり、文化都市を以て任じているところでは、少くとも、もっときれいにしなければなりません。
     区劃整理や家の建て直しは論外としても、せめて土埃は無くしたいものです。
     それには道路を舗装することと、裸地を芝生にするほかありません。
     しかし、それも、とてもにわかには出来そうもありません。また、煙をなくすることも、仲々、おいそれとはまいりますまい。こうした積極的な美化策はさておくとしても、各自の心懸け一つで出来ることは街をよごさないことでしょう。
     市民の一人一人が、紙屑や煙草の吸い殻やマッチを捨てない。持って来たものは必ず持って帰る。落ちているものは一つだけでも拾う。ただそれだけのことを、心がけさえすれば出来ることなのです。
     しかし、いかに一部の人が熱心に努力しても、一方でまき散らして行けば、結局無駄骨に終ります。
     そこで違反者にはうんと高い罰金を出してもらう(一件少くとも千円位の)。
     それを積み立てておいて紙屑箱を備えたり、清掃人夫をやとったり、芝生や植えこみなど、美化運動のたしにする、というのもよいじゃないですか。
     県とか市の条令あたりで何とかならぬものでしょうか。
     これはもはや出来るの、出来ぬの、と論議している問題ではなくて、もう、やるか、やらぬかだけの問題です。
     現にハワイでは、それで成功しています。
     欧米の先進国の街も、みんなきれいだと聞いています。
     ハワイもアメリカだから当り前だ。日本とは事情がちがう、という論も一応はもっとものように聞えます。
     けれどもハワイには日系人が3分の1います。そして、事実、日系人でもっている。
     いや、日系人の努力でひらけ、日系人の努力によって動いているのです。
     ハワイの街が美しいのは私どもと同じ血の流れている日系人がやっていることなので、欧米諸国とはいささかわけがちがいます。
     私どもでも、やる気にさえなればやれることです。オリンピックでだいぶ綺麗になったようですが、それだけに終らせたくないものです。

    時間励行のこと
     その二つは時間の励行。
     倉敷には倉敷時間、岡山には岡山時間。いや大阪にも東京にも、大阪時間があり東京時間があります。
     20分や30分はおろか、1時間以上おくれても、まるでそれが当り前であるかのように考えられ、黙過されています。
     日本での集会で時間が励行されているのは、せいぜいロータリーかライオンズくらいのものでしょう。
     私など神経質でかなり几帳面な方なので、どの集会でも定刻に行くことにしていますが、宴会などではむしろ気恥かしさを感じさせられるほどです。
     それがハワイでは、どこの会合でも、全くきちんと集り、きちんと始められていかにも気持がよろしい。
     これも、私どもでも出来る、もう一つのことがら。
     ぜひそうあってほしいものです。

    健康に責任をもつこと
     その三つはお互にもっと健康に責任をもちたいものだということ。私どもは、ハワイの人たちが、いかに健康ということについて真面目に考え、真剣にとり組んでいるかということ、そしてその原因の全部ではないにしても、主なものは医療費が物凄く高いことにあることを知りました。
     わが国では、ちょっと調子が悪くても、ただで、またはほんの僅かだけの出費で、すぐに医者にかかれ、薬が飲め、病院にはいることも出来ます。たしかに、病気してから治すよりは予防が大切であり、手おくれよりは早目の方がよいにはきまっていますから、これはまことに結構なこと、まさに病人天国ともいえましょう。
     しかし、これは、果して本当にしあわせなことでしょうか。医者は、つめかける大勢の病人のためにおいまわされ、保険金は無駄づかいされる。
    そして、本当に十分の手をつくさねばならぬ大切な病人には、手がたらず、金がたらぬ、ということになっているのがわが国保険医療の現実の姿です。
     しかも、それは、医療費がかからぬか、安すぎるために、誰れも彼れも、医者や薬にたよりすぎ、まかせすぎて、自分の健康ということに余りに無頓着になり、無責任になっているからではないでしょうか。
     そして、それがために、防ぎうる病気も防ぐことができず、病人はいよいよふえて来ているのではないでしょうか。
     理想は、今のままで健康教育を徹底して、みんなが健康になり、病人をへらすことでしょうが、これは、いうべくして仲々行いがたい。
     そこで多少個人の負担額を増してでも、病気せぬよう、自分の健康には自分で責任をもたねばならぬことを自覚するよう。
     そしてまた、少々の病気は我慢もし、それでも結構おし切れるだけのからだにしておくよう。
     国民総ぐるみで、もっと真剣に、健康のために努力すべきではないだろうか。
     そうしてこそ本当の福祉国家というものではないだろうか。
     また、それが健康保険の本来のねらいというものではないだろうか。
     そういったことを考えさせられました。


 

3. 原因のわからぬ下痢

    千葉市 M.T. 

    青汁をはじめるまで
     私は「緑葉食青汁の実際」の266頁にあります「腸の弱い人に」の記載に全くあてはまる者です。
     私のことを書いたのではないかと思うくらいです。
     20才のとき肺炎カタルにかかり、胃腸も非常に弱くなり、執ような下痢に悩まされ、どんな食餌療法をしたり、薬をのんでも、一時的なもので治りませんでした。
     以来、なかばあきらめながらも、なんとかよくなりたいと、酵母剤、乳酸菌剤その他胃腸薬をずいぶんのんで来ましたが、思わしくありません。
     2、3年前より不眠症も出てきて悩まされております。
     その間の食事が先生の記載の通りの、おっかなびっくりの食事のやり方でした。
     昨年夏、胃のレントゲン検査、検便等をしてもらいましたが、胃酸が少々多いくらいで、器質的な異常はないそうです。
     だが、原因のわからぬ下痢に悩まされておりました。
     下痢といっても1日1回で、それが固まらないのです。
     時には正常になり、また数日つづくといったぐあいです。

    青汁飲用の動機
     昨年9月、たまたま書店に先生の著書が目にとまり、めくって行く中に266ページに目がとまり、むしょうにやってみたくなり、早速本を購入して来、一晩にて読了しました。
     なんだか治るような気がして仕方なく、すぐに実行にうつりました。
     でも、ケールはありませんし、また私宅は市街地で、植える余地もありません。
     そこで、野草でやろう(さいわい勤務先の付近に原があります)と決心しました。
     9月16日飲用をはじめることを記録しました。
     何か変化がおこる、そう感じたからです。
     まずアカザからはじめました。すり鉢ですって飲みました。青くさい臭が鼻につきましたが、なんだか太陽をのんでいるような気持でした。早速バターを一片たべました。
     明朝は下痢かなと半ば恐る恐る寝ましたが、朝になっても異常がないのです「これはきくぞ!」と力を得て、朝晩コップに一杯づつ飲み続けました。
     2、3日したら正常便になり、以来つづいているのです。どんなにか嬉しかったでしょう。毎日アカザを摘んでいる私の姿をみて、人は不思議に思っていました。
     このころはもうアカザはなくなりました。しかたがありませんから小松菜でつづけております。

    自分でわかる効果
     下痢症は全く忘れられました。今ではたいがいのものを食べても大丈夫です。ただ身長165センチ、体重49キロのやせですから、内臓も下垂しているのでしょう。ちょっと食べすぎるともたれますが、節度を守っていると快い空腹感があります。
     毎年、秋と春には原因不明の風邪にやられるのですが、今年の秋、風邪をひいたとき、咽喉のいたみ、咳が少々ありましたが、発熱しないのです。こんな風邪ははじめてです。とうとう欠勤しないで治ってしまいました。今春は今もって元気なのです。私は青汁がきいたのだと確信しています。


4. みんなで飲みたい

    大阪市 T.O. 

     小生儀、40才の会社員で、33才の妻と、小学3年と4才半の男子の4人家族ですが、妻子ともに病弱で、医薬を手ばなすことができませんでした。
     ところが今春「青汁の効用」をよみ、いろいろ思い当るところがあり、妻にも読ませて、一家こぞって実行に移りました。
     当初は甘味をつけたり、子供とくに幼児には手を焼きましたが、砂糖のとりすぎか、子供二人ともそろって腫物ができたのを機会に甘味を減らし、2月まえからキジのまま飲むようになりました。
     お蔭さまで、今夏は例年の夏負けもなく、元気ですごしました。
     今秋11月の初めには、念願の郊外で、日光と土に親める新居が完成の予定ですが、土地が50坪ほど余裕がありますので、ケールを栽培し、隣人や会社の(15人の総勢で、小さな会社ですが、それだけに家族同様なので)皆様にもすすめたいと存じています。



5. よい成績をおさめた

    浜松市 T.K. 

     高校に入学した時に「青汁の効用」を読みまして、3ヵ月程試みましたところ、非常に効果がありまして、あまり勉強はしなかったのですが、よい成績をおさめることが出来ました。


6. スタミナがついた

    神戸市 K.H. 

     2年前より、青汁ではありませんが、人参の汁を毎朝愛飲しているものでございますが、「青汁の効用」を愛読して以来、時折キャベツやら、その他適当な青菜の青汁を飲用しています。
     また友達のすすめで、神戸のケールの青汁を2ヶ月ほど前より愛飲しています。
     時折はキャベツと人参を半々にして飲用しますが、青汁という気がしません。
     やはりケールの青汁が本当によいようです。2年前よりの人参の汁の飲用、又時折の青汁の混入。最近のケールの青汁の飲用で確かにスタミナがついています。



7. 神経痛

    神戸市 T.Y. 

     神経痛のため、まことにこまっておりました所へ、友だちから「青汁の効用」の本をかり、色々の野菜や野草をあつめて、スリバチにてすりつぶして、朝夕にこしらえていただいております。
     たいへんに痛みもへりましてらくになっております。



8. 10年来の糖尿病が癒る

    芦屋市 T.S. 

     私は昭和廿九年頃、今から約10年程前から重い糖尿病に罹かり、身体は日に日に痩せて行くし、糖が沢山出るので、屎尿汲取人からも、何時も嫌がられ居りました。
     勤務の関係で、入院して長く休む訳に行かず、停年退職までは、何とか病気のまま辛抱して勤めて居りましたが、3年前愈々停年退職を迎える直前、糖尿病悪化し、その上肺結核のため、その儘退職をして療養することになりました。
     その頃知人の奨めで、青汁が大変難病治療に効果あることを知り、爾来3年間服用させて頂いて居ります。
     而し、私は半信半疑で、どんなに青汁飲用が万病に即効があるからと言って、私のような永年の糖尿病や胸部疾患が、1ヶ月や2ヶ月位の服用では、絶対に癒らないと思って居りましたが、遠藤博士の創案の青汁の偉大なる効果を信じ、3年間続けて参りました。
     此の間、可成注射や薬等も服用しましたが、大して効果がありませんでしたので、全然注射や薬を廃めて、只管青汁療養に(自宅でもケールを多量に作っています)努めました結果、昨今は大変快方に向いました。
     青汁は糖尿病や肺結核等にも大変効果のあることがよく判りました。
     本当に感謝して居ります。
     今后も、永久に青汁の服用を継続しようと思っています。

    二伸
     私が配給をして貰っているのは、西宮市用海町99遠藤青汁友の会西宮支部です。



9. 長年の心臓病

    台湾 K.S. 

     家内は長年の心臓病で、あらゆる手段を講じ、いまだに苦しんでいるわけです。
     最初はふつうの強心剤や鎮静剤をもちい、しだいに効果がうすくなるにつれて、やがてはピタカンファー、アンナカ、ボスミン注射等で、重くなるばかり、ついには外国製の高貴薬まで使用し、やはりさして効果はありません。
     身体は1日1日と衰弱するばかり。そこで2年まえから、色々の家庭療法の書物を買い、また色々の雑誌(主婦の友、婦人生活など)から、乾布摩擦と青汁をとりあげ実行しています。
     ところが、乾布摩擦は日々に効果があるようだが、青汁の方はうすいように思う。
     そこで、このたび友人からもらった講座の中でケールがよいということを知り、早速試み約半月たちました。
     結果、家内がいうには、最初のんだ1回目は腹がグウグウ鳴るが、1週間あたりから其れがなくなり、今では身体全体が非常に愉快になり、毎日の家事も一人でやるようになりました。



10. 中風と青汁

    彦根市 H.A. 

     先日はケールの種をありがとうございました。
     おかげ様で、大へん成長して、毎日、よろこんで飲んでおります。
     私は中風でしたが、大へんよくしていただきましたので、ずっとつづけて飲みたいと思います。



11. 生れかわったよう

    東京 N.K. 

     青汁をはじめてから、ちょうど1年になりました。
     今では、生れかわったように元気になりました。
     胃腸の弱く、疲れやすく困っておりました。高校3年の子供は、青汁を飲みはじめてから、すっかり丈夫になりまして、何んでもよく食べるようになり、丸々とふとりました。
     勉強もよく頑張りがきくようになりまして、大変よろこんでおります。
     私もちょうど更年期で、肩がこったり、首がいたかったり、背中の辺りがいたかったりで、お灸や、お医者さんに行っておりましたが、青汁をはじめましてからは、驚くほど丈夫になりまして、今では家事仕事一切がたのしく出来るようになりました。



12. 質問箱 三度にわけて飲む

    大分県 G.Y. 


     青汁は、4合をいちどに飲むと、三度にわけて飲むのとは、同じでありましょうか。


     どちらでも同じです。ためしてみて、いちばん飲みよい方法にすればよろしい。青汁は薬ではなく、食物なのですから、ともかくとり入れさえすればよいのです。



 コラム紹介

    食は 腹のため
    腹は 食のため

    (コリント前書六)     



    歌謡
    恋人さん
     深山旅愁     

    街を歩けば それとなく
    今日も待つよに 居たあなた
    ほほえみかけて 呼びかけて
    愛のこころを あたためる
    あなたはやさしい 恋人さん

    そうだわ あなたを知ってから
    いつも会うたび なつかしい
    希望にみちた お話しは 
    夢がたくさん あふれてる
    あなたはわたしの 恋人さん

    なぜか悲しい そんな日も
    お顔みたなら 気は晴れる
    まもなく姿 みえるよで
    街をわたしは 歩くのよ
    あなたはあこがれ 恋人さん

    1964・5・2作     





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