健康と青汁タイトル小 <1964年6月15日発行 第94号>
 目次




1. 結核食

     医学博士 遠藤 仁郎 

     戦時中からの、国をあげての強力な結核対策、さらにはマイシン、パス、ヒドラをはじめとする、有力な特効薬(抗結核剤)の出現によって、さすがの難病「結核」も、ついに征服されようとしています。
     まず青少年の罹患が激減しました。
     そして、たとえ発病しても、早期発見、早期治療の実施によって、多くのものは完全に治癒するようになりました。
     今では、結核は老人病だといわれていますが、実際、どこの病院でも、入院しているのは、治りにくい老人結核ばかりです。
     こうして死亡率も非常に減り、第一位を占めていた死亡順位は、6−7位に下り、療養所はぞくぞく閉鎖されつつある、といった状態です。

     このように、確かに病人はへり、治りやすくもなりました。
     しかし、老人結核のように慢性経過をとっている古い結核の難治なことはもとより、新しいものでも、その治癒は仲々そう簡単にはゆかず、相当ながい期間の療養が必要です。
     もともと結核は、結核菌と生体との戦いですから、たとえ強頑な微菌が侵入しても、身体の抵抗力がよくこれに抵抗し、うち負かすだけに十分強ければ、少しも恐れるにも足らないので、身体の条件がよければ自然にも治る筈のものです。

     また、有力な抗結核剤にしたところが、ただ注射したり飲んでさえいればよいというものではなく、その効力を遺憾なく発揮さすためには、どうしても、一方で身体の方の条件がよくなければなりません。
     なお最近では、特効薬に対しても抵抗し、ビクともせぬようになった結核菌、つまり耐性菌がドンドンふえて来ています。
     こうなると、今のようなよい薬のなかった以前と全く同じ状態になっているわけで、いよいよ頼れるものは体力だけしかないということになります。
     したがって以前ほどではないにしても、やはり、日常諸般の注意、ことに心の安定、適度の運動、そして正しい栄養に心がけて、体力の無用の消耗を防ぎ、抵抗力の増強を図らねばならぬことは、今も昔も変りはないわけです。
     さて結核食については、いまだに高蛋白高熱量食がいわれ、むやみにご馳走を食わせ、ふとりさえすればよいかのように誤解されているようです。
     いかにも、衰弱しているものがふとって来るのは結構でしょう。
     しかし、ふとることは体抵抗力の強加ということは、必ずしも一致しません。
     以前でも余りふとりすぎると却って抵抗力を弱めて病状が悪化するといわれたものです。
     また高蛋白高熱量食がよいというのも、実はそれだけではなく、同時にビタミンもミネラルもそろって多い、つまり、うまく調和のとれた完全食の十分な供給がよい、というので、ただ蛋白質や熱量が豊富であればよいというものではありません。

     ところで、私共の習慣食は周知のように、熱量は十分で、蛋白質もさほど不足はないが、ビタミンやミネラルは甚しく不足しています。
     そして、それをいくらか改めた結核食でも、やはり蛋白質や熱量は多くなっているが、ビタミンやミネラルは不足がちであり、これが十分補給されなければ、決して本当に完全な食とすることは出来ないのです。
     それには、どうしても、良質の菜っ葉をうんと、しかも、なるべく生でとらなければなりません。
     また、そのようにして、ビタミンやミネラルが十分になれば、いわれるほど大量の食をとらなくても栄養をみたすことも出来、体諸機能も改善され、ともすると投薬中止を余義なくされるような特効薬の副作用を防ぐこともできます。

     なお、今日ふつうの結核食では、老化(ことに血管系の)をはやめることとなり、年配者はいうまでもなく、若年者にも、高血圧や動脉硬化、あるいは糖尿病が出るといったことになるのですが、緑葉食・青汁による食の合理化で、未然に防ぐことができます。
     こうした意味で私は、すべての他の病気におけると同様、結核にも緑葉食・青汁を中心とした完全食をすすめています。
     また事実、今日のようなよい薬のなかった時代にも、こうした食養法によってかなりの効果をあげています。
     まして今日では、有力薬剤との併用によって、より一層顕著な効果が期待できるわけです。
     以前、療友間で嘲笑の種であった青汁が、今では療友会の共同事業にとり上げられている療養所の少くないという事実は、その効を裏書するものといってよいのではないでしょうか。

     緑葉食・青汁といえば、朝から晩まで、それこそ菜っ葉ばかり食べさせられ、青汁ばかり飲まされているように誤解され敬遠されている所もあるようですが、私どものいう緑葉食青汁は、決して一部民療家のいうような極端な菜食を強いようというものではありません。
     ただ、今までの食に良質の菜っ葉を多く配して、よく調和のとれた栄養とし、体力、抵抗力をもり上げて、結核との戦いに有利な条件をあたえようというのが本来の目的です。



2. 青汁教室 おいしい青野菜の食べ方(1)

     友成 左近 

    −緑葉食・青汁のすすめ−

     青野菜をしっかりおあがり下さい。
     それも、できるだけ生のまま、よくかんで食べて下さい。
     青汁にして飲んで下さい。
     私はどなたにも、つねづね、こうおすすめしています。それは、こういうわけです。

    青野菜が大切なわけ
     私自身も、私の家族も、こうして丈夫なからだになったのです。また、私のところに来る患者にも、さらに広く、友人知人にも、こうして頂いて、丈夫になってもらっています。

    からだの丈夫でない方
     いったい、からだの丈夫でない方は、殆んどみな、野菜とくに青野菜が大嫌いな方です。
     青野菜をなにほども食べていない方です。
     でなければ、いな、その上、お菓子が大好きな方か、ごはんをヤタラと沢山食べている方です。

    国民栄養調査によればビタミンとミネラル不足
     また、新聞で毎度報道されている厚生省の国民栄養調査も、米麦や肉魚はマアマア十分とっているが、青野菜が少なすぎる、と指摘しています。
     ニンジンやカボチャなども含めた緑黄色野菜が、厚生省の示している基準量では、少なくとも毎日100gは必要であるといっているのに、その半分も食べていないのです。
     このため、熱量素や蛋白質は、だいたい必要なだけとっているのに、これが体内で利用されて、血となり肉となるのに、なくてはならないビタミンやミネラルが、著しく不足しているのです。
     たとえていえば、カマドにマキはシッカリつめこんでいるが、空気をサッパリ通わせないので、カマドもエントツもススだらけにして、くすぶらせているようなものです。
     からだ具合の悪い人、そして、しょっちゅうクスリをのんでいる人が多いのは、ひとつには、このためです。

    青野菜を除いてビタミンとミネラルを十二分にとる方法なし
     青野菜をしっかりおあがり下さいと、おすすめするのは、食品成分表も示しているように、緑黄色野菜とくに青野菜には、各種のビタミンとミネラルが非常に多いからです。
     他のどんな食品と比べても、段ちがいに多いからです。
     青野菜を食べる以外に、こうしたビタミンとミネラルを十二分にとりいれる方法がないからです。

    毎日体重の1%以上の青野菜を食べて栄養に調和をはかる
     このため、この道の専門家によっては、基準量100gでは、とうてい間にあわないので、少なくとも200g以上食べるように、すすめています。私は、もっと沢山、青野菜だけは、毎日少なくとも300gないし500g以上いな体重の1%以上は食べるように、すすめています。(理想としては、1キロなのですが)
     これ位食べないと、私たちの食習慣では、栄養にうまく調和がとれないのです。
     が、これ位食べたら、栄養に調和がとれて、米麦や肉魚が体内でムダなく利用されるのです。
     からだにススがたまらないようになるのです。
     また、青野菜はかさばっているので、ごはんはそう沢山たべられなくなります。
     けれども、米麦や肉魚は、とりわけ成長期をすぎたら、そう沢山食べなくても、けっこう丈夫に働けるのです。
     それに、青野菜は、食べ方さえ気をつけたら、米麦や肉魚とちがって、どんなに沢山食べても、少しも害はないのです。
     多ければ多いほど、よいのです。

    生食が大切なわけ
     ところで、青野菜を毎日体重の1%以上食べるといっても、できるだけ、新鮮なものを、生のまま、よくかんで食べることが大切です。それは、こういうわけです。

    調理すると栄養分が減ってくる
     青野菜を食べるのは、主として各種のビタミンとミネラルを十分とり入れるためです。
     けれども、青野菜は、鮮度がおちると、一部のビタミンが、だんだんこわれて、役に立たなくなります。
     また、ゆでたり、煮たりすると、ビタミンやミネラルが、だんだんこわれたり、ゆで汁や煮汁にとけ出ていきます。
     で、ゆでたり煮たり、その上、ゆで汁や煮汁を捨てたりすると、少しおおげさにいえば、カスばかりたべるようになるわけです。

    生には効能不明の成分が沢山あるらしい
     それから、いろいろな実験によると、生の青野菜には、まだ効能がよく分からない大切な成分が、沢山含まれているらしいのです。
     生で食べると、これがうまく吸収され利用されるわけです。
     例えば、動物に煮たものばかり食べさせていると、体が弱くなり、病気にかかり易くなります。
     その上、二代目三代目からは、だんだん子供が生まれなくなるのです。

    青野菜を調理するのは回虫などを恐れるためか
     ところが、日本人は殆んどみな、野菜とくに青野菜は、ごく一部を除いては、ゆでたり、煮たり、いためたり、あるいは漬物にして食べているようです。
     そうするものだと心得ているようです。
     それは、恐らく、回虫その他の有毒物が心配であるからでしょう。
     また、そうしないと、アクが強く、固くて食べにくく、その上、味もよくない青野菜ばかりが出迴るからでしょう。
     と同時に、おいしく生で食べる食べ方を、よく心得ていないからでしょう。

    西洋料理では原則として青野菜は生のまま
     けれども、野菜とくに青野菜は、生のまま食べるのが、最も正しく、また最もおいしい食べ方です。
     西洋野菜といえば、殆んどすべて、生のまま食べるものばかりです。
     事実、欧米先進国では、とくに家庭においては、野菜は殆んどみな、生のまま食べており、そうするものと心得ているようです。
     それは、恐らく、栽培に下肥を使わずに、清浄栽培をすることが、いわば常識となっているからでしょう。

    青野菜を調理するには特殊な場合だけ
     野菜とくに青野菜は、新鮮なものを、生のまま、よくかんで食べなければ、大切な栄養分が、ムダなく、とれないのです。
     で、ゆでたり煮たりして食べるのは、

        よくない成分が多量に含まれているとか、
        アクや刺激が強いとか、
        あるいは固くて食べにくいとか、
        あるいは、歯や胃腸が弱いとか、
        ある種の病気にかかっているとか、
        ある種の病気が流行しているとか、

    ごく特殊な場合だけにしたいものです。

    青汁にして飲むわけ
     ところで、青野菜を毎日体重の1%以上食べる、それも、できるだけ生のまま食べるには、いろいろ工夫が大切です。
     それは、こういうわけです。

    栄養分のすぐれたものは生では沢山食べきれない
     これだけ沢山、青野菜を生食すると、さしあたり、少々よくかんでも、馴れない胃腸がかないません。
     レタスなどのように、ごく柔かくて食べ易いものは、青野菜といっても、成分が著しく劣っています。
     成分のすぐれているパセリ、ニンジン葉、シソ葉、ダイコン葉、カブ葉、コマツナ、キョウナなどは、歯と胃腸が丈夫な方でも、そして、よくかんでも、一度に手の平一杯、50gか、せいぜい70gか80gでしょう。

    青汁にすれば青野菜がらくに十分とれる
     けれども、こうした青野菜でも、すりつぶして汁だけしぼりとって青汁にすれば、200gが約1合となります。
     そして、生の青野菜に含まれている大切な栄養分は、殆んどすべて、とけこんでおり、固くて消化しないセンイは、殆んどみな、取り除かれています。
     で、青汁を毎日2合か3合飲むことは、そうむつかしいことではなく、そうすれば、必要なだけの生の青野菜は十分とれるわけです。
     それに、少々歯が悪くても、また胃腸が弱くても、別に胃腸をいためる心配がありません。

    栄養成分のすぐれた飼料も利用できる
     その上、青汁にするのであれば、別に普通の青野菜でなくても差し支えないわけです。
     多量に収穫できる飼料でもよいわけです。
     野草でも木の葉でも、無毒無害なものであれば、けっこう利用できます。
     実は、こうしたものの方が、普通の青野菜に比べて、成分がはるかに優れているのです。
     広く青汁に利用されているケールは、もともと家畜の飼料です。これは、成分が非常に優秀であって、味もよく、アクや刺激が極めて少ないのです。
     また、年間通じて栽培し易く、収穫が多く、さらに、葉が厚くて大きく、地面から離れてつくので、青汁を作る場合に、至って好都合なのです。

    付記
     この稿は、毎月第3金曜日の夜、倉敷中央病院の古久賀会舘で開かれている青汁教室で、遠藤先生がお話しになったことを、主題にそって、まとめたものです。


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3. 老苦しい喘息

    今治市 M.A. 

     終戦後復員してからですが早くも18年もたちます。
     真実に死を感じさせる苦しみで、誰も同じく、自殺というような考えをもった人は、私だけではないでしょう。
     その身になってみなければわからない、とよくいいますが、私にはその通りだと思い、口にいえない苦しみです。
     月々平均4千円ないし6千円(年額6万円)を喘息薬に消費していました。
     私のような中会社の一労働者には、とても考えられない金額ですが、生きてゆくためには仕方のないことです。
     身体のいたる所、注射の跡と灸の跡でみにくい自分の変った姿に、生きるということにたえられない気持になることも度々でした。
     お医者さまでさえ、世界にまだ、退治する薬はないといわれる位の呪わしい病気です。
     そこで私も考えざるを得なくなり、図書館で「青汁の効用」をみつけ、一番安く、からだの為、あらゆる病気によいのなら、喘息にもよいだろうと思い愛飲。二度まで種子を送っていただき、十分とはいえませんが自家製で飲めるようになりました。
     ケールの葉の大きくなるのを見ていますと、何か気持にゆとりが出て、明るいものを感じます。
     近頃は薬代も半分位になり、人々に病気の薬などとわれた時には、まず青汁をのみなさい、というようになりました。
     私は夕食がすんで、食物が落ちついた頃、すなわち就寝前に1合位をお茶代りに、また一やすみして、朝の4・5時頃のすき腹に1合位飲んでいます。
     そうしますと、

      1. 朝の起床時に口が悪くなく、ご飯がおいしく、気分がさわやか。
      1. 1日1回はかならず便通がある。
      1. 老眼にもよいように思われますが、これははっきりいえません。
      1. 腹の中に老廃物が残りませんので、喘息の発作が少くなりました。(腹の中に老廃物が残り便通のないのが一番悪いと思います。
       それですから、売薬の多くのものは服用後大便なり小便に行きたくなります。
       今まであらゆる喘息薬を服用したので、私はそういえると思います)このような効力がありますから、身体がつかれにくくなり、青汁をのむのが楽しみになって来ます。。
      1. 悪いものは芋類と、妙なことですが、この頃の娘さんの強い匂いのする化粧品です。
       その中に喘息の発作をおこすものがあります。

     人のよいといわれることは何でもやってみることだと思います。
     私も初めは、こんな青汁などと思いましたし、飲みにくかったので、たよりない気持でしたが、苦しい発作の時を思い出しながら飲んでいるうちに、はからずもそのよさにめぐりあうことが出来ました。
     むろん家内の方の協力も必要です。
     仕事に出ていれば忘れがちになりますので、家にいる方がちゃんとこしらえて帰る頃をまっているくらいにしていただきたいと思います。
     あの苦しい発作のことはご家族の方もよく知っていられますでしょうから、喜んで協力してくれると思います。



4. かって無いこと

    島根県 M.M. 

     永年高血圧になやみ、毎年1回の精密検診のほか、3ヶ月に1回づつの血圧の検診を受けて来ました。
     年令は44才で、血圧の最高は185、最低は114もありました。心臓機能は別段障害はありませんでしたが、眼底血管の状態がとくに悪いという宣告でした。
     昨年ふとした機縁から青汁のことを知り、昨年2月から飲用をはじめました。
     そして同時に主食の白米飯を極度に制限しましたところ、さすがに血圧が眼にみえて下りはじめ、1年とすこしばかり経過した現在、最高が150代に、最低80代に下りました。
     効果のすばらしさには唯々おどろくほかありません。
     一昨日職場のグループで遠足に行きましたが、少しばかりの坂道なんか全く平気で、楽々とのぼることが出来ました。
     こんなことは嘗ってないことでした。



5. 下痢症

    防府市 T.Y. 

     胃下垂、胃アトニーでまる1ヶ年になり、体重は減少するし、ちょっとのことで便は軟下痢状に傾き、気はイライラするし、胃腸に関する本を読みあさり、病院の薬とともに、民間薬、漢方薬と、いろいろ服用しましたが、一向快方に向う気配もなく・・・・・・そのとき、たまたま「青汁の効用」の本が目にとまり、むさぼるように読ませていただきました。
     慢性下痢のところに書いてあります通り、青汁にバターを併用しましたところ、約1ヶ月で有型軟便が気持よく出るようになりました。
     まだ体重増加までには行きませんが、たのしみにしています。



6. よろこんで実行

    岡山県 T.I. 

     現在は、ミコシグサ、ヨモギ、オウバコ、パセリ、カンランの青い葉など混合して、ミキサーに山羊の乳少量入れて出来たもの、毎日のんでおります。
     大変よろしいと思い、よろこんで実行しております。



7. 長年苦しんだ痔瘻

    茨城県 K. 

     32年に痔瘻を患い、切開手術をうけました。
     その後、いつか治癒するものと思っておりましたが、いつまでたっても傷口がふさがらず、大豆粒位のものが残り、膿をもち、毎夜風呂から上って、おしつぶし、ガーゼをあて、手当をしておりました。
     実に4年間こんなことをしておりました。
     昨年12月初旬、再び腫れ上り、こんどはリンゴ大に腫れ、歩くことも出来ずすぐ入院し、切開手術をしました。
     20日で退院し、通院で4日目毎にストマイを注射。6月初旬まで続けました。
     このため耳がガンガン鳴り出し、つんぼになるのではないかと心配しました。
     その頃、足のスネに腫物が出来、足は大根のように腫れ上りましたが、切開せずに治りました。
     普通のでき物ではなく、悪質のようでした。
     これが治ったと思いましたら、腰のうしろ、臀部の上あたりに、また腫物ができ、これが次々にふえ、鏡にうつしてみますと、われながらいやになる位きたなくなり、仰向けに寝ることも出来ませんでした。
     医師に行くのもはばかられ、通院を中止しました。
     このとき先生の青汁のことを思い出し、早速野草や木の葉などをすり、汁をしぼって飲んでみました。
     今日で15日位になります。
     そのためか腫物もしだいによくなり、乾いてまいりました。
     痔瘻の方も腫が少くなったように思います。
     今後もつづけてゆき、長年苦しんだこの病気から、早く別れをつげたいと思っております。



8. 主人の結石

    春日井市 T.E. 

     主人の結石は、その後しばしば再発いたしましたが、野菜を、手をかえ品をかえすすめましたところ、この頃ではどうやらよいようです。
     どうしても青汁は飲みませんので、漬物、サラダ、みそ汁と、なるべく火を通さないで、食事のたび、欠かさぬよう、どんなに野菜果物が高くても、とるようにしております。
     以前主人の食事は、昼は弁当、夜は店屋物、また帰宅後は食事後すぐ寝るという生活でした。
     結石になった人々にいろいろ聞いてみると、テンプラの好きな人が多いようでした。
     医者は、肉を食べないようにいわれましたが、主人は肉はきらい、ホウレンソウもきらいでした。
     世の中の食事が贅沢になるにつれ、こういう病はふえると思います。
     どうか先生方の教えで皆さんが健康になられるように祈ります。



9. 笑えぬ喜劇

    東京 H.T. 

     母(62才)が動脉硬化症および心臓肥大との診断をうけ、種々の処置を試みますうちに、青汁の本を知人より見せていただきました。
     そして今年の4月よりケールの種子をまき、早速生野菜で青汁を作り、服用いたし、別に副作用もなく、非常に好調とよろこんで続けて居りましたところ、約20年近く前に止った筈のメンス(少量ですが)が始まり、笑えぬ喜劇になってしまいました。
     先生のご本にもその様な記事がありましたが。


10. 高血圧

    鹿児島県 N. 

     義兄、55才。血圧240ありましたが、2ヶ月くらいの服用で145に下り、以来上りません。



11. 発作もなく

    玉野市 Y.M. 

     何回も発作をおこし心配しました心臓病も、青汁のおかげで、最近は発作もなく、気持のよい毎日をおくっておりまして、ほんとうによろこんでおります。
     毎月の「健康と青汁」をおくっていただくのが待ち遠しく、一文一文をよく味しめて読ませていただいております。



12. 質問箱:一夜漬けしたものは

    長野県 K.I. 


     キャベツ、菜、大根など、軽き塩にて一夜漬けしたものは、全くの生食と効果何%くらい下がるものでしょうか。


     うす塩でしたら、殆んど変りません。
     塩のためにしなびるほど、失われる成分が多いのですから、うす塩で、形が変らぬ程度でしたら、殆んど変らないといってよいわけです。



 コラム紹介




    万能の神はまず田園にうえ給うた。
    げにそれは人のよろこびのもっとも純なものである。

    (ベーコン)  



    人生の声
     沙門悟   
    買う人の気持を売らしてもらいます。



    (歌謡)
    歩いて行こう
     深山旅愁   

    バスが来るには 時間が残る
    出直しするのは 馬鹿げてる
    そこで 歩いて行こうときめた
    ぶらり てくてく
    ぶらり てくてく歩きゆく

    広いこの道 ほこりが降るさ
    田圃の細道 空気も良いさ
    そこで踵(きびす)を 向けかえた
    ぶらり てくてく
    ぶらり てくてく歩きゆく

    バスに乗るのを きらっていない
    急(いそ)ぎの用事と 云うでない
    そこで 歩みも のんびりだ
    ぶらり てくてく
    ぶらり てくてく歩きゆく










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