<1964年4月15日発行 第92号> | ||||||||||
目次 | ||||||||||
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1. クスリ狂日本(1) | ||||||||||
医学博士 遠藤 仁郎
日本人は薬がすき。いや薬好きというよりは、むしろ、薬狂といったほうがあたっているかも知れません。薬とさえいえば何でもとびつき、ジャンジャンのみまくる。舶来の薬ともなれば、とくに目がない。「売れ残ったら日本へもって行け」というのが、製薬業者のかげ口だそうです。医薬であろうが、食品添加剤であろうが、農薬であろうが、日本へもって来ればどんどん売れる。日本は世界中で最良の薬の市場だといいます。
食品添加剤、農薬 日本人の薬狂は医薬だけではありません。食品加工で添加される薬品や農薬 あるいは洗剤にいたるまで、まことに夥しいものです。そして、これらも医薬品と同じく、無害といわれているものでも、ながい間にはしばしば恐るべき影響をあたえるものがあります。 薬品の有害性 さて、これら薬品の有害性ですが、もともと薬剤そのものの有害なものであれば、それはいうまでもないことです。医薬にはもちろん毒薬も少からずあります。しかしそれらは、それに関する知識を十分にもった医師や薬剤師にまかされているのですから、まず問題はありません。食品添加剤には有毒なものは勿論禁止されているし、許可されているものは使用法がきびしく規定されています。農薬はすべて毒物ですがこれまた、同じくその使用には厳重な規定があります。したがって、これらもすべて少しも懸念すべきことはない筈のものなのです。 しかし無害の筈のものが実際には有害であったり、後で有害とわかるものも少くありません。それは、一に規定が正しく守られているかどうかにかかっています。たとえば食品添加剤の場合、一定の%であればよろしいというので許可されているものが少くないのですが、よりよい効果をあげるため、規定外の量が用いられたり、あるいは有害物と知りながら禁止薬剤が使われています。こういうものが保健所から摘発され、販売停止、製品回収、または製造禁止処分をうけていることが屡々報道されています。 しかし、それはほんの氷山の一角にすぎず、検査の目をのがれて私どもの口にはいるものは、いくらあるかはかり知れません。また、たとえ規定の薬品を規定通りに使ってあるとしても、決してそれだけで手放しに安心は出来ません。それは、一つ一つの食品には、無害とされる分量しかはいっていないとしても、殆んどすべての食品が加工されている今日のことです。あれこれと食べているうちに、つもりつもって有害量に達することがないとは保証できないからです。 このことは農薬でも全く同じで、一つ一つの食品に含まれている農薬の量は、あるいはとるに足らぬ微量かも知れません。しかし、どの野菜にも、果物にも、穀物でも、いくらかづつ含まれているとしたら、一つ一つの分量が少いからとて、少しも気は許せません。 混りもの なお、本来の薬品自体は無害の筈でも、不純物が混っていて、これが有害作用をなすばあいもあります。 先年の森永のドライミルク事件も、また宇部の毒醤油事件も、そうしたものでした。どちらも、加工の途中で使われた薬品が精製品でなく、粗悪な工業用薬品であったため、それに砒素がまじっていたからでした。医薬品はとくに精製されていますから、まず間違いはありませんが、食品添加剤や農薬の材料には、ともすると粗悪品が使用されるおそれがあるのです。 (以下次号)
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次号参照 | ||||||||||
2. ふえつつある青汁党 | ||||||||||
釧路市 S.A.
昨年夏来、妻と二人で、毎日1合づつのんでいます。 (37・4・9)
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3. 青汁教室 | ||||||||||
前号参照 | ||||||||||
友成 左近
丈夫であるということ | ||||||||||
4. 土の条件 | ||||||||||
これは伊東清先生(熱帯植物研究家、元農林技官)のお話の中から土壌に関することだけをぬき出したものです。 (文責在記者)
青汁をしぼる上にもっとも大切なことは、新鮮で良質の清浄野菜を確保することである。野菜の出来は次の三条件による。 すなわち天候、土壌、肥料。 まず土壌について 今では水耕栽培法といって、土を全然つかわぬ方法もあるが、われわれの普通の栽培方法では土壌の性質が基本になる。 土壌には、水はけ、空気の流通、地温などの物理的条件。窒素、燐酸、加里、石灰などの化学的条件。さらに細菌学的の条件がある。 青汁の主要原料であるケールのように、成長速度のはやいものでは多量の水分が必要。しかし、それと同時に、十分の空気があり、呼吸のできることが大切。(鉢植で、根が鉢の辺りに多くできているように、空気のあるところに根の発育がよい)。土壌がしまりすぎると、空気が乏しいため根の発育を妨げられるので、鍬を入れて耕さねばならぬ(中耕)。 土壌には単粒組織と団粒組織とがある。単粒組織というのは、同じような小粒子からなりたつもので、これでは空気が乏しいし、毛細管現象によって地下水が蒸発しやすいため、やけやすい。団粒組織というのは、小さい粒子の集った団粒からできているので、その隙間に空気が保たれ、また毛細管現象による地下水の蒸発を防ぐ。 そこで、植物成長上には単粒よりも団粒のほうが望ましい。これがためにも中耕が必要なわけである。ただし、中耕の度がすぎると、水を蒸発させ乾燥をはやめる結果となるから、注意を要する。 なお中耕は土壌の細菌条件にも影響する。空気の乏しい、固くしまった土壌には有害菌、たとえば硝酸を亜硝酸にかえる亜硝酸菌が繁殖し根をいためるが、この菌は、空気を嫌う菌(嫌気菌)であるから、中耕して空気を入れてやると繁殖せず、反対に、好気菌である有益な硝酸菌の繁殖がよくなる。 なお団粒組織にするためには、有機質を十分にふかくすきこむとよい。これには緑肥がいちばんよい。堆肥にしたものでなく、生のまま入れてよい。豆科のクローバー、ゲンゲ、ザードウイッケン、などならば窒素の含有率が多く窒素肥料にもなる。その他、枯草、枯葉、わら、など。根でもよい。ただし、イチジク、モモ、クルミの根は害がある。松葉は作物によってはよくない。 乾燥を防ぐには敷わらを十分にする。これは、水の蒸発を防いで水分を保ち、団粒質の単粒化を妨げる効力がある。ただし、降水や灌水が土にしみこむのには邪魔になる。また石をおくと、土との間に空気を保ち、土壌の毛細管現象を中断することで、水分を保ち、乾燥を防ぐ。 灌水 少しづつ度々やるよりは、時々十分にやるほうがよい。 | ||||||||||
5. 「青汁・緑葉食より、我を救う道なし、此の道を歩く」 | ||||||||||
倉敷市 H.M.
私は本紙9月号へ、「青汁は素晴しい。」と云う題で体験記を掲載させて頂きましたが、其の原稿を書きましたのが、実は、7月でございました。
以上、三つの病気を追放し、現在では、全く不調な個所はなくなり、真の健康をとりもどした幸福感で、毎日張り切って働いております。 青汁・緑葉食は、多い程其の効果が顕著であることも体験致しました。此の秋は野菜の豊作に恵まれ、笑えばただで貰える、実は貴重な大根葉ですが、一日約400グラム程度と、青汁は1合を毎日美味しくいただいております。 終りに、「青汁・緑葉食より、我を救う道なし、此の道を歩く。」 (38・11・15)
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6. 食品添加物の危険性 | ||||||||||
医学博士 A.H.
食品添加物、例えば保存料は、現在の社会機構上、ある程度の使用は止むを得ないであろうが、少なくとも着色料とか、着香料とか調味料は食欲を増進させるということに仮に役立つとしても、それ以上には人間の健康保持のための食品栄養価維持、または増進上に、決して必要不可欠なものではないことは明らかである。それどころか、これらのもののうちかなり多くのものについて、人命を脅かす最もいまわしい疾病の一つの癌を発現させる危険性が益々考えられつつある状況である。 「連続して与えられた発癌性物質各個の量の発癌作用は不可逆的に実験動物の全生涯に亘り継続するもので、快復因子が認められず、発癌効果は連続投与量の合計の函数であり……癌発生に対して時間因子が重要であって、食品添加物のように長期摂取する場合には少量でも危険があると考えられる。……マウスあるいはラットの実験で一生涯検体を投与した場合に発癌を示さない低用量を『安全な閾値下の量』と考えることのできないことを示すもので、癌発生に至るほど当該動物の寿命が長くないと考えるべきであって、適当な看護で寿命が延長されるなら、このような低用量でも実際に癌を起すであろう。……他種の毒性物質と異なり発癌作用は何等の予告なしに長い潜伏期を経て現われるのでなお危険であり、これらの理由から癌の予防における実際的な方策として人間の環境及び食物から、あらゆる発癌性物質を排除するということは絶対に必要であると考えられる。」と警告し、 また中原和郎癌研所長は化学的に関連のない強力な発癌性物質には総合作用があり、明らかには腫瘍を発生せしめないような量の発癌性物質でも作用を受ける臓器が同一である限り、長期間持続して動物に投与すると、総合して発癌させるという実験成績を報告した。その他添加物の発癌の危険性についての警告的研究が各国の癌学者から数々発表されたのである (池田良雄氏、日本医事新報、1192号、25頁)。
また1956年のローマでの国際癌学会での第1回シンポジウムでの決議文中には、検討を要するもの、添加してはいけないものの名前を列挙し、合成着色料では使用不可のものとして32種を指定しているが、この中には日本で現在許可されているものが10種もある(日本での許可合成着色料は全部で24種)。即ち赤色103号、だいだい色1号、2号、黄色2号、3号、緑色1−3号、青色1号、紫色1号、(だいだい色、緑色、紫色はそれぞれの許可合成着色料の品目全部になる)。 又第2回シンポジウムで採択された勧告文には 「ある物質が動物実験の結果に基き『発癌性がある』と判定されるが、これと同様な確実性をもって、ある物質が『発癌性を持たない』ということはできないので、食品添加物の数はできる限り制限すべきものである。大抵の添加物は発癌性という見地からは未だ十分に検討されていない。従って最も広範囲に使用されている添加物の試験と規制が優先的に行なわなければならない」とあり、2回のシンポジウムの要点をまとめた国際対癌連合の発癌性添加物に関するWHO(世界保健機関)への提出勧告書に 「食品添加物は必要やむを得ないもので、また科学的に安全を保証できるものに限り認める。……生産加工工程中に混入する不純物(農薬、肥料等)も消費者に危険を及ぼさない最小限度に留める……」とある。 ところが日本の現状はどうかというと天野慶之農博等の提唱で昭和28年以来、食品添加物の濫用すべきでないことがかなりPRされ始め、大衆の認識を一応深めて来たことは事実であり、大衆の自覚や、監督の比較的行き届く大都会では、特に着色料に関する限りは著しく改善されて来たが、地方あるいは着色料以外の点ではまだまだかなり改めるべきものがあるようである。 食品添加物の許可品目数からいうと昭和23年に61、昭和28年には78、昭和31年に99、昭和32年に194、昭和36年には272、昭和38年には322種と増加の一路を辿り、又食品全般での総使用量も甚だしく増加しつつあるという。だが諸外国での一般情勢は年々規制強化に向っており、従来許可されていたものについても許可取消が次々と発表されて来ている。どうも日本は諸外国と較べて添加物に対してかなり寛容性を発揮していると考えられる。 以上述べただけでも相当の危険性が予想され今後の検討こそ重大であると考えられる食品添加物が、少くとも日本においてはいとも安易に広汎に日常の食品加工に用いられるということは人間自らが人間を軽視することに他ならないのではなかろうか。 (「自然食」より)
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7. 今度は有害ジュース | ||||||||||
富山で回収を指示 防腐剤、許容量越す (38・12・29・毎日新聞より)
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8. 食用人工色素 | ||||||||||
食料品店でも薬屋でも、店頭に、美しい色とりどりの食品や薬品がならんでいます。いかにもおいしそうで、思わずつばきが出てきたり、いかにもたのもしげなので、ひとつ服用しようかという気になる方々もおられると思います。人生は、美しく楽しいに越したことはありませんけれども、美しい色合いの食料品や薬品に、美しい色彩をつける人工色素のなかに、もし人体に少しでも有害なものがあるとしたら、皆で考えてみねばなりますまい。 「アメリカで有害とされている着色料が日本では無害なのだ。同じ化学構造をもっているものが太平洋の向うとこちらで、毒性が違うなどといったら、まさに気違いである」と言っておられる。日本は神国だから、アメリカ人に毒でも、日本人には毒ではないなどと、頭から考えないほうが無難のようです。 アメリカは確かに先進国です。真似をするなら、コカコーラやツイストより先に、こうした保健方面の周到さにしたいものです。 (12・6・朝日新聞)
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9. 害虫発生期をさけた蔬菜健康栽培(その2) | ||||||||||
(奈良県五条市健康を守る会)
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10. 乾燥青汁で喘息なおる | ||||||||||
布施市 H.Y.
私の家では、終戦直後現在の乾燥機械の他に電気冷蔵庫の修理もやっておりました。当時電気冷蔵庫は東芝製が大部分で、多少三菱製もありました。又輸入品もありましたが、冷媒には無水亜硫酸を使用したものが多くありました。この無水亜硫酸は、気密に保存せられておる時は臭気のない、頗る有効なる冷媒ガスでありますが、空気に触れると大気中の湿気と化合して亜硫酸ガスになります。つまり硫黄臭を猛烈に発散致します。 (38・11・7)
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11. 尿結石ができた | ||||||||||
岸和田市 N.A.
「青汁の効用」を読み、私のような生れつきの虚弱体質者には、青汁の飲用がいちばんよいと思い、一昨年秋より続けてまいり、昨年中は風邪ひとつひかず、疲れも少くなり、胃弱症状も全く影をひそめ、毎日の仕事が楽しい生活をおくっていました。ところが先月末日に突然左脇腹がものすごく痛みまして、入院しましたが「尿路結石症」とのことです。青汁の材料はケール、ホウレンソウ、トウチシャ、ハコベ等で、量はだいたい2合位です。今までこんな痛があったことははじめてで、不安でなりません。結石のできないような青汁の材料及び飲用量をご指示下さい。 | ||||||||||
12. 生命も危ぶまれたが | ||||||||||
大阪市 I.M.
昨年4月、生命危きところ、「青汁の効用」を入手(友人の進言に依る)。 | ||||||||||
13. 肝炎全快 | ||||||||||
愛知県 K.T.
専心青汁をつづけ、当時相当悪かった中学2年の次男の肝炎も、1ヶ月余ですっかり全快いたしました。 (37・6・27)
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14. 心房細動発作 | ||||||||||
京都市 H.Y.
心臓神経症、心房細動、絶対不整脈の発作に悩まされていましたが、青汁のおかげさまで、暑い夏を、時々の発作のみで働きましたし、神経をつかう12月の多忙期も働き得ましたことは、まことにうれしいしだいです。主治医の指示で投薬をうけ、青汁を朝夕併用しております。先生の著書の賜と感謝するほかはありません。 | ||||||||||
15. たった4、5日なのに | ||||||||||
東京都 N.K.
こんなによい本がありますのに、どうして、もっと早く入手出来なかったかと残念なくらいです。 | ||||||||||
16. とても若がえった | ||||||||||
新潟県 S.S.
昨年「青汁の効用」を購読。実際にツリーケールの青汁を飲用いたしましたところ、長年大腸が弱いため常に苦しんでおりましたのも、約1ヶ月で非常に効果があらわれました。今では57才の若年寄りとは思われぬ程の元気に立ちかえり、青年とランニングをやり、冬はスキーに日曜毎に高原に出かけても、決して疲労して翌日の学校勤務に差しさわりが来ることもなく、この上なくよろこんでおります。 | ||||||||||
17. 腎炎・高血圧 | ||||||||||
熊本市 H.S.
その後ずっと続けておりまして、現在尚お好調です。有人の慢性腎炎の人に、無理にすすめて見ましたところ、意外な効果に、今ではまったく健康を恢復し、蛋白もなくなり、すっかり青汁党になり、人毎にすすめています。 | ||||||||||
18. 老父のすすめで | ||||||||||
名古屋市 T.H.
老父(68才)が昨年から青汁をはじめましたところ、ほとんど完全な回復は覚束ないと思われておりました脳溢血後遺症が、完全によくなりまして、一年足らずでめっきり健康になりました。このため老父は非常に感謝いたしまして、私どもにも是非飲用をはじめるよう奨めております。このような次第で、私どもも青汁の恩恵に浴したいと念願し、最近手許にある野菜で飲用を始めさせて頂いております。 (37・3・29)
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19. 歌謡 夢を消さないで | ||||||||||
深山 旅愁
あおい若葉に つつまれて (1963・4・26)
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20. 歌謡 今日もハイキング | ||||||||||
深山 旅愁
雲が行くゆく 空の下 (1963・4・22)
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21. 質問箱 | ||||||||||
栃木 Y.K.
問 問 ニキビで困っている娘さんがいます。薬品によらず治す方法はありませんか。 答 あります。緑葉食・青汁に徹底し、栄養のバランスをとり、主食や糖分をすごさぬことです。熱心にやれば必ず効果があります。くわしくは、東都書房発行の「緑葉食青汁の実際」をごらんください。 | ||||||||||
コラム紹介 | ||||||||||
天運の寒暑は避け易きも、 (菜根譚)
植物は過度の低温或は高温で、生長を妨げられ、 最適温度に接近するに従ひ、生長率が増加するが、 最適温度が確実に維持せられる時は、生長は止るのみならず、 反対に阻害作用が始まり、生長率は減少する。 最適温度を離れ、数時間後再び帰来することも、 適当な温度の変化はこの阻害作用を妨止し、 植物をして最高限度の活動を維持せしめる。 寒暖計が最適温度の両側を前後に昇降するごとき状態は、 最適温度が確実に維持せられてゐる状態よりも明に有利である。 (ハンチントン 文明と気候)
俳句 読人知らず 青汁はまだかまだかと靴をはいており 青汁をかかえて急ぐバスのりば 青汁を飲まねば安心してゆけず 何となう物たりぬなり今日は来ぬ 其位に在らされば其政を謀らず(論語) | ||||||||||
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