健康と青汁タイトル小 <1963年8月15日発行 第84号>
 目次




1. 講座 大きなからだ

     医学博士 遠藤 仁郎 

     日本人は小さい。みすぼらしい。もっと大きくならねばならぬ。と以前からしきりにいわれ、戦前には、50年このかた少しづつ大きくなったと、よろこばれました。
     それが、戦時中から戦後の栄養不足で、また50年あと戻りした、となげかれたものでした。
     しかし、最近の子供はドンドン大きくなって来ており、当局でもご満悦のようですし、学者の説によればこの調子だともうニ百年もすれば三米にもなるだろうといわれているほどです。
     生物の発達史からみてもこれは恐らく本当のことでしょう。
     もっとも、丈がのびただけで、横幅はこれに釣り合うていないのですから、今の子供の伸び方は、決して必ずしも健康的だとはいわれないようではありますが。
     しかし、たとえ、釣り合いのとれた伸び方だとしても、そうそう大きくなることが、果して、私ども人類にとってしあわせなことでしょうか。
     力技専門のスポーツ選手などにとっては、あるいはそうかも知れません。
     けれども、大体からいって、体格が大きくなりすぎるにしたがって、心身ともに働きは鈍くなるものです。
     イソップ物語には、

    「ジュピターが人間をつくり、ヘルメスに智恵を注ぎこまれたとき、ヘルメスは飲物の分量を同じにしたので、身体の小さいものにはよく行きわたって賢くなったが、大きいものには全身に行きわたらず、膝までもとどかなかったので、考えの足らぬものになった」
     とあります。
     いわゆる「大男総身に智恵がまわりかね」というやつです。
     また「八頭身」といえば美人の典型のように羨しがられますが、これも、逆に言えば、体にくらべて頭が小さくなっていることです。
     ウオレス著の「生物の歴史」(赤木春之訳)にみても、
    「爬虫類や哺乳類は、ともに初めは小形の動物から起り、体躯が次第に発達して遂に非常な大きさに達し、次に俄然として泯滅したものが甚だ多い」
     ので、むやみに大きくなることは決して好ましいことではないらしいのです。
     少くとも、健全さや優秀さと身体の大きさとは同一義ではありません。
     小さくとも動作敏捷で、精神的に聡明であればよろしい。
     実際そうした智者や偉人には小柄のものが多いといわれています。
     カレルはその著「人間」に
    「食物や適当な生活によって、一国民の身長を増減し、同時に素質を変え、また恐らくは精神まで変えることができよう。故にただ見かけを立派にしたり、筋肉の力を増そうとして、体の大きさを無暗に変えたりしてはならない。
     何故なら単に体質を変えるだけで、人間の生理的心理的活動まで深く変えることがあり得るからである。
     概して非常に敏感な鋭い耐久力の強い人間は余り大きくない。
     天才といわれる人々も同様である・・・・・・」。
     また、
    「新陳代謝は子供の方が大人よりも余程旺んである。
     小さな動物は大きな動物よりも旺んである。
     こういう訳からいっても、人間の身長をある一定の限度を超えて増進させることはいけないことなのである。」
     と書いています。
     海軍はなやかなりし頃、わが国の軍艦は、同じ屯数でも、欧米にくらべて装備において格段にすぐれているといわれたものです。
     それは、居住性を犠牲にした点もありましたが、もっとも大きい、もっとも根本的の原因は日本人の体格の小さいことでした。
     宇宙時代ともなると、一層これは大きな問題となるわけで、さしづめ、小型の優秀人種である日本人こそ、もっともすぐれた、えらばれた宇宙人ということになりそうです。
     それはともかく、栄養のやり方によって体格は確かに大きくはなります。
     しかし、からだばかり大きくなることは、決して望ましいことではありません。
     少くとも、体格の大きくなることばかりを目的にする、したがって性的に早熟もする、今の栄養指導には、大いに考慮を要するものがあると私は思います。



2. 主張

     私どもには、明るい日光にあたり、きれいな空気をすう権利がある筈です。
     これを勝手によごし濁されてはたまりません。
     しかし、工場の煤煙や塵埃、自動車の排気ガス、さらにはスモッグなどの対策には、当局や当事者の公衆衛生上の抜本的措置に期待するほかはないでしょう。
     けれども、家庭の燃料のあつかい方や、人ごみの中での喫煙などについても、こと少なりといえども、おろそかにせず、お互のエチケットとして十分注意をはらい、少しでも空気をよごさぬよう努力したいものです。



3. 青汁に感謝して

    ブラジル J.H. 

     私青汁を愛用し続けて早や2年余りになり、生来の弱体ながら毎日元気に楽しく暮し得られるのも遠藤先生と青汁のお蔭と感謝し居る老人です。
     一日も早く、一人でも多く青汁党になり、健康を楽しむ人の増加し、人生の為、国家の為にと祈り居ります。
     さて、特別御口演の記事梁瀬義亮先生にお願い申上ます。
     36年10月号、37年7月号拝見。御説の浸透剤の農薬のおそろしさに感じますが、大方に予防法が行き渡りかねると思います。
     食品の場合、成熟期、成果前何日使用が安全か、ほんとの安全は無いか、農薬生産者の良心的と云う事は当にならぬ、保証できません。
     当ブラジルでは、自給自足の出来る家庭はおそらく一戸も無いと思います。
     リンゴ・トマテなど、病人病後の者に医師から強要して食わしむる品。
     ジャガイモは常食に等しい物。落花生、コーヒー、稲作、何一つ猛毒を使用せぬ者は無く、消毒施行使用人など中毒死するもの毎年多く有りますが、食品に永く毒性の残る事を充分知る者はまず少い。
     今迄の先生の記事を一部の小新聞でなく、大新聞、毎日や日日に、又国内放送、国外放送のNHKから、何回となく発表放送なさる事が、人類の為、国家の為。
     それをなさらぬは智あって勇なきなりと思われます。
     私は昨年NHKへ手紙にて、奈良の梁瀬医師の農薬の人体に対する害を取材して国外へ放送なされたしと申し込んだ事があります。
     私の思うには、そうする事によって(死の農薬)一般知らしめれば、それに対する特効ある解毒薬も発明されるとか、食品に当てて毒の有無を検する検毒機を発明されるとか、何か宜い道が得られると思い、失礼ながら大きく発表を切願して止まん者であります。
     下手な文をくどくど書きましたか、要は、梁瀬先生の御説を、日本の大新聞、大毎・朝日など、及びNHKの国際放送で、大獅子吼なさるる事に依り、需要者が中毒外のおそろしさを知り、次で生産者が良心的に農薬の使用と時期を加減する事になり、食品について浸残毒物を含有無を検出する機械も発明されたり、人体の中毒を解消する良薬も発見する学者も出る事と思い、その一日も早くある様祈り居るのです。
     先生の大獅子吼により農家が浸透剤を使用せんようになれば、農薬製造業者も考える。
     如何でしょう。一日も早く大勇を出して天下に御説を大獅子吼なされよ。
     先生の御許しがあれば、当地発行の邦字新聞に貴説36年10月、37年7月の青汁誌の記事を転載して、在ブラジルの日本人に、食品に残含毒物の恐ろしさを訴えたいと思います。



4. この世の現実

    福井市 Y.A. 

     太陽のエネルギーと大地のミネラルに依って生命の根源をつくる青汁を飲んでいる人が、私の知っている範囲内には一人も居りません。
     その代り、悪魔の誘いの水の酒と、誘いの煙りの莨を喫んでいる人は多うございます。
     真理にそうて人生を送る者は少なく、大多数の人々は虚偽に向って人生を送って居ります。
     天地万物の造り主なる真の神を崇めず、神が造った人間が死ぬと、神に祀って崇めて居ります。
     どんな偉い人でも死んだら何の役にも立ちません。
     人生旅路の案内書である聖書には、神はアダムとエバを造り、夫婦にしたと記載されて居ります。
     その子孫が繁栄して、現在、地球上に卅一億の人類が存在するにいたりました。
    世界の人類は同じ血が流れ、皆兄弟でございます。それにもかかわらず、同じ人間でありながら、貴族という者をつくり、その上に帝王公侯をつくりました。従ってその副産物に賎民という者ができてまいりました。
     人を救けなかったら我が身は救かりません。それでも、人類の歴史はじまって六千年間悪の根源である暴力を振るい、人生最大の罪悪である戦争をひきおこし、人殺し時代を実現させてまいりました。
     人を殺すということが最も悪いことであるにもかかわらず、大量殺人の名人が、殺し屋の頭目が、英雄となり、偉人となり、英傑となり、総司令官となり、元帥大将となり、王侯将相となって、死して神と祀られている現状でございます。
     神の富を一人じめにすれば、その反面、数億、数十億の貧民がこの世に溢れ、その日の生活にあえぐことになります。
     人が人を搾取すれば(昔の大名は、農民の汗と膏の結昌である収穫米の8割くらい搾取したときき及んでおります)、勤労大衆は塗炭に苦しみます。積善の家に余慶あり。皆様のご幸運を祈ります。

    (38・1・1)



5. 高血圧と青汁

    姫路市 Y.K. 

     私の高血圧は、もう数年前からになりますが、当時こちらの短歌同人雑誌“文学園”の知人から青汁が特効薬であることをききました。
     早速問い合わせてみると、せり、みつば、青野菜などをスリバチですりつぶしてとる方法を教えてくれました。
     1ヶ月ほどやってみましたが操作が大へんなのでやめてしまいました。
     その内遠藤先生の著書に接し、青汁に対する確信を得、更に御誌の購読をしているうちに田辺式の手廻しミンチが簡便であることを知ってすぐに取り寄せました。
     これと併行して“主婦之友社”のお世話でケールの種子をいただき本年4月頃よりケールによる青汁を毎日コップに1ぱい程度欠かすことなく実行して参りました。
     その効果はテキメンでした。血圧はさがるし体の調子はぐんぐんよくなってきています。
     7月頃にケールの種子が沢山とれましたので希望者をききましたところ43名の方から申し出がありそれぞれおわけしました。
     最近(11、12月)はケールの葉もなくなったので主として大根でやっています。
     数年来の高血圧の不安からやっと逃れ出た感じです。ところで、みんさん御承知のように“青汁は有害である”という本まで出版されるほど青汁ブームの時代を来たしていますが、私がつい4、5日前から読みふけっている、主婦の友新書鴫谷亮一先生著“血圧の不安からの解放”は実にいいことを教えて下さっています(鴫谷先生は現在、国立東京第一病院内科に勤務し、第三内科医長兼、高血圧センターおよび心臓センター医長です。)
     同書195頁

    「・・・・このほか野菜や果物には次のようなよい点があります。
     血圧が高くてこのまま放置すればすぐにも脳出血、心臓衰弱、尿毒症などを起こす危険のある患者さんには、野菜、くだもの、または青汁だけを与えて他のいっさいの食物を中止すれば2〜3日で血圧はかならずさがります。
     これは、高血圧の非常時にあたっての強力で有効な治療法です・・・・」
     このように日本の第一線にたつ血圧センターの有名な医師が実証して下さっていることは何とありがたいことではありませんか。
     意をつよくしたあまり、ちょっと紹介いたしました。



6. 支部だより

    山形市 K.K. 

     ウットーしい日がつづきます。先生も奥様も御変りありませんか。
     時に当支部も同封写真の様に、会の名前(これは畧称)を入れた小型四輪者でケール其他を会員に配達する様になりました。
     会員の伊藤たけさんが運転手の試験を受けて合格され自分で運転されるのです。
     支部員は目下130名、堂々たる支部になったと思って居ますが如何なものでしょうか。

    時に質問が二つ

      1、 キャベツの青葉はケールと比較してその綜合点数は如何でしょうか
      1、 青葉を洗うとき、水道で使うハイポライトを使用して差支えないものか矢張使わない方がよいのか

    (38・6・19)

    解答
      1、 ケールはもともとキャベツの原種であります。
       しかし成分の分析表を見るとキャベツの青葉よりケールの方がすぐれています。
       ケール不足のときは、安全な(農薬・人糞尿汚染がなければ)キャベツの青葉をご利用になっても結構です。
      1、 青葉を洗うとき、清浄野菜であれば水道水だけで充分です。
       私どもは洗剤の使用はおすすめいたしかねます。
       むしろご注意願いたいことは、青汁製造の際、材料と同様てあらいを充分にして、そのまま手をふかないで作業に従事していただくことであります。



7. 青汁材料の知識三題

    その一 クズの葉

    京都 内山善通

     当所は市街を離れた国立療養所にて、周囲は山林と宏大な庭にかこまれ、殊にクズの葉は目下密生中にて、これを青汁原料に使用すれば無尽蔵という程で、実にモッタイない事です。
     患者もブラブラして無為に過さんと、時間の余った時に青汁をつくってのんで行けば、療養と併行して恢復は早いと思いますが、中々実行はせないものです。
     探せば野草や木の葉の原料が、実に宝庫という程この病院の周囲にあります。
     惜しいことです。クズ葉はたしかにこの病気に効くようで、血痰は全然出ないようになりました。

    (36・9・12)




    そのニ カンピョウであげさげ

    邑久郡 入江妙子

     私一家青汁を始めましたものの、緑野菜が乏しく、カンピョウの葉など多量に用いましたところ、上げ下げをいたし、それ以来やめました。
    なんとしても、よい緑葉あっての青汁と思います。




    その三 ダリヤの葉

    前橋市 柳井志津子

     私の友人の話に、

    「知人の家で、おばあさんが、農繁期の留守居を、孫をみながらしていて、お八つに、おにぎりをつくって、庭先のダリヤの葉にくるんであてがったところ、二人死んだため、そのおばあさんが疑をかけられたが、いろいろ調べた結果、結局ダリヤの葉が原因だったそうだ。」
     ときいたことがございます。
     学問的その他何にも確証をもつわけではありませんけれど、もしお役に立つこともあればと存じまして。



8. 何も彼もよくなった

    近江八幡市 Y.I. 

     昨年4月26日水曜日の日経新聞で飯村先生の「青汁のすすめ(病気方で逃げてゆく)」という記事を、今も出し見ている所です。
     当時私こと病気上りで、なにより大切にして日々見ていました。
     さて、どんな野草を、どうして飲むか。さぞ青くさいことであろう、と思いつつ、日々薬をのんでいました。
     5月になり、11日のことです。
     老人組の集りの日、「みな青汁を飲め」と一人の先生が申されました。それは「大阪で遠藤先生の話を聞き、実演をみてきた。今日は私がして、皆々に見せたい」と申され、その時はじめて皆々味わいました。
     これなればと思い、5月14日はじめて野草をハコベ、クローバと色々集めて、毎日毎日飲みました。
     なる程15日は青便。16日不思議にも朝2回腹下る。しかし後は心地よし。17日同じ。18日より前通り心地よしで、日々今日まで青汁をいただいています。
     私の1年と3ヶ月の間の効果は左のようです。

    通じ
     毎朝5時より6時まで。

    高血圧
     年2回位薬服用今は薬なく普通。

    肩のこり
     月1回按摩したが、今せず。よく風邪ひきましたが、今年は春1回、早くなおる。安眠できなかったが、飲用後15分位で休めます。

     昨年5月までよく歯痛で困りました。
     飲用後不思議に痛むことなく、喜んでいます。
     老人歯ですので、1本でも抜かずに行きたいです。
     鼻汁がよく出たのが、今は出なくなりました。



9. 長年のヒフ病

    熱海市 M.O. 

     子供が長年ヒフ病にて苦しみましたのを「青汁の効用」を拝読以来6ヶ月ばかり、一生懸命、青汁を飲ませましたところ、どうしてもよくならなかったのに、8月の暑い盛りからメキメキなおり出し、もう一息という程になり、幼稚園にも行けなかったのが、9月から元気に通い始めました。



10. 糖尿病と廱(よう)

    福井市 K.K. 

     糖尿病と廱合併症で、一時は衰弱はなはだしく、生命も危ぶまれましたが、知人から青汁をすすめられ、少々づつ飲みました。
     そして今では日に3回、コップに1杯づつ飲んでおり、先生の手厚い治療も勿論ございましたでしょうけど、今では、かなりよくなり、便所に行けるまでになり、本当に有難く思っています。



11. ルイレキの傷口が

    新瀉県 Y.K. 

     私はドクダミとユキノシタの青汁を昨年秋からつづけ、長い間ふさがらなかった頸の結核性淋巴線炎の傷口が、半年でなおり、また20年も安静をつづけた結核後の健康増進に多大の効果がありまして、ますます熱心でございます。



12. 青汁まんだん

    東京 T. 

     昨年は東京銀座辺のコックがへんな声で鳴いたそうですが、そのため青汁の真価が益々明瞭となり、まことにゴケッコウでございます。
     私の金魚池は雨水と井戸水を使用、深さ一尺以上、広さ三畳じきのもの一つ、井戸がわ改造の天水溜二つで、いづれも河骨、くわいなどを育て、大には鯉、鮒と金魚など沢山、小には金魚5−7匹を飼育、以前には6−7匹の鯉は4年目の夏には、きまったように死に、金魚もチビチビ死にましたが、数年来、青汁を造った道具の洗い汁を流し込んでやります結果、鯉も金魚も既に3ヶ年以上延命、虫もつかず大元気で金魚の子も育ち易くなりました。
     鶏も年がくればドンドン死んで行くものですが、青汁の粕やケールなどの良質緑葉をフンダンにやり出してから、その僅かの生き残り婆さまどりが元気旺盛、時々メンドリ、時を告げ、とさかは深紅です。
     でも流石に卵はめったに生まず、長年飼ったものを殺す気はなく、えさばかり食いつぶされて閉口しております。
     まことにヘンなウバザクラです。
     ついでにもう一つ
     銀座のコックさんが、ケールの毒は百年後に分かると言ったそうで、これは「現在どんな毒があるのやらないのやら分らない」ということでしょう。
     それなのに。自分のところの「くすり」を買う人は「この正体も、その有る無しも、不明の毒が消えて味までよくなる」・・・・・・とは一体どんなことでしょうか?
     世の気のたしかな方々に、このヘンなコックさんのヘンな広告の真意をおたずねいたします。

    (38・5)



13. 自らなる智恵

    京都府 K.Y. 

     昭和10年頃、牧野富太郎博士の著書で、ハコベが盲腸炎の古来の特効薬との記事を見出して、青汁を1ヶ月飲用して著効を得ましたが、戦時中の飢餓時代に、たまたま路傍の小川で、朝鮮人の一老婦が、蓬の葉を小石で叩き、手でしぼり、飲用しておるのを見て、これも一つの貧しい民族の、自らなる智恵であろうと感じ入りました。



14. 質問箱 中性洗剤について

    大阪 K. 


     さきごろ厚生省から、中性洗剤についての発表がありましたが、会では、どうお考えでしょうか。


     厚生省からは、しかじかの使用法によれば心配ない、という風に発表されていますが、私どもは、まだ十分釈然としていません。
     ことに、肝臓障害についてはともかく、今一つ気がかりなのは発癌性ですが、これについては、とても半年や一年の実験では、結論は出せる筈のものでないからです。
     なお本紙80号日野博士のご説をご参考下さい。



コラム紹介

    母の涙は広島の河のごとく

    深山旅愁(みやまりょしゅう) 作詞  

        仰(あお)ぐドームに
        悲しみ湧(わ)いて
        いのち奪(うば)った
        原爆にくい
        声をしのべば
        またまぼろしが
        ああ母の涙に・・・・・・
        広島の河も
        むせびなく

        街を砕(くだ)いた
        あの日の雲を
        空に見つめて
        想(おもい)は深い
        返(かえ)せわが子を
        可愛いい顔を
        ああ母の涙が・・・・・・
        広島の河に
        あふれゆく

        罪(つみ)もない子を
        罪あるように
        もだえ死なした
        原爆にくい
        ねむれせめても
        ただやすらかに
        ああ母の涙は・・・・・・
        広島の河の
        あのごとく



    膏梁の変よく大疔を発す(素問)


    庭先のケール

        前栽の野菜つくりは見苦しと人は笑えど
         農薬のうれいなければわれはいとわじ


        農薬のおそろしければ裏庭に
         ケールつくりて青汁をのむ


        農薬はかかりおらずと青虫は
         共存共栄謳歌しており          ヒナ子






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