健康と青汁タイトル小 <1963年6月15日発行 第82号>
 目次




1. 歯みがき

     医学博士 遠藤 仁郎 

     歯は栄養の門。まさに健康の門であり、治病の門です。
     「身の要用なるは牙歯を以て最となす」(大方広仏華厳経)。
     つとめて大切にすべきです。
     さて、その健康法として何より大切なのは清潔だ、とあって、歯みがきをつかって歯をみがくことの必要が、やかましくいわれ、毎年6月4日の虫歯予防日には、方々の学校で、歯みがき運動の宣伝行事さえも行われている程です。

     ところで、この歯をみがくということですが、ふつう、虫歯を原因するという口内菌をとり去ることが主眼のようです。つまり、不潔だとバイ菌がはびこって虫歯をつくるという考えからです。そのため、歯みがきに殺菌剤が配合されたり、またウガイにも殺菌作用のある薬液をつかい、いろいろの口中錠なども出来ています。さて、口の中や歯についているバイ菌には、なるほど、いろいろのものがウンといます。なんしろ胃腸街道の入口なのですから、そこいらに一杯いるバイ菌で汚染されるのは、至極あたりまえのことです。
     しかし天の配剤の妙というか、そこに歯垢菌が頑張っていて、無暗に他の菌の繁殖を許さないようになっていますし、歯は歯垢の膜におおわれ、ある程度守られている形になっています。いわば、歯は歯垢の中のバイ菌で出来たバリケードで保護されているわけです。
     同じことは、やはり外に開いている産門にもみられることで、ここにも共棲しているバイ菌(恥垢菌)で外敵を防ぐようになっています。赤坊がうまれるとき、最初に出喰わしたバイ菌が口に住みつくのかどうかは知りませんが、ともかく、産門におけると同じ種類のバイ菌がいて口や歯をまもっています。ですから、これを取り除くことが果して是か非か、ちょっと簡単に答えられない問題です。
     また、たとえていねいに洗ったり、薬品をつかって一応はとり去っても、すぐに新しくはいって来て繁殖するのですから、歯みがきでみがくということは、口や歯の保健上からいえば、いかにもおかしなものになるわけです。まして、殺菌剤の添加など、およそ馬鹿げきったことともいいたい所です。問題になるのはむしろバイ菌の培地になる食物の残りで、口の清潔も、要はこれを取り除くことにあります。食後にウガイをすればよろしい。それも、格別殺菌作用のある薬液でなく、ただの水でもお茶でもよろしい。

       「臥すに臨み煎茶に塩を加へ口をすすぐべし。
        口中を清くし、牙歯を緊にす。下茶よし」
      (養生訓)

     冷水なれば鍛錬の意味にもなりましょう。もっとも、これは歯肉のつまっている若いうちのことで、年とともに歯肉が萎縮してすき間が出来たり、虫歯や磨滅でホラ穴が出来たりなどして来ると、はさまった食渣はなかなかとれにくいので、どうしても妻楊枝でよく掃除しなければならないということになります。
     なお、あまりていねいに歯みがきをつかうと、歯の磨滅もさけられません(昔の粗悪なみがき粉ほどのことはないにしても)。いずれにしても、今ふつうに行われている歯みがきの目的は、歯の健康のためというよりは、むしろ美容のためだけのものと考えても大して間違ってないように感じられます。そのもっとも端的な現われは、歯みがきに洗剤(肝臓毒であり、癌の発生をたすけるはたらきもあると恐れられている)さえも配合されている、という事実でしょう。

     それはともかく、歯をみがくのは、要するに歯の清掃のためです。そして今一つには歯や歯肉の鍛錬のためですから、硬いブラシだけでゴシゴシやれば、それでよい筈で、つけるにしても、精々食塩くらいで結構です。この点で、昔、仏家の間で行われた楊枝こそ本来の面目といったものでしょう。

     道元禅師の正法眼蔵中洗面の項に曰く
    「つぎに楊枝をかむべし。
    ………楊枝のながさ、あるひは四指、あるひは八指、
    あるひは十二指、あるひは十六指なり。
    ………ふとさは手小指大なり。しかいへども、
    それよりほそき、さまたげなし。
    そのかたち手小指形なり。一端ふとく、一端ほそし。
    ふときはしを微細にかむなり。
    三千威儀経に云ふ、頭を嚼むこと三分を過ぐることを得ざれ。
    よくかみて、はのうへ、はのうら、みがくがごとくとぎあらふべし。
    たびたびとぎみがき、あらいすすぐべし、
    はのもとのししのうへ、よくみがきあらうべしはのあひだ、
    よくかきそろへ、きよくあらふべし。
    瀬口たびたびすれば、すすぎきよめらる。」



2. 鶏の緑餌と青汁

    藤沢市 T.U. 

     私こと、生物と親しみ居る生活(動植物の飼育栽培を大正末期より致し居り、自然に親しみ、それを愛し居ります)それ故に私は緑色を最も好みと致し、植物の持つ緑葉の効用に就て飼育動物を通して、彼等の生存の上に不可欠のものであることを、充分知り得て居りますが、畜産上わが国の自然に生い立つ緑草が、遺憾ながら、その質が不良なるが故に、我々の求める乳・肉・卵の生産に及ぼす影響が面白くない結果を示しているようです。
     日本本土の火山灰質土の多い地、酸度の強い土地には荳科植物の生育が不良のため、勢い優良な牧草たる荳科のものに期待し得ず。禾本科のものか、莎草科に属するものに依らざるを得ぬ始末。
     それ等を喰い居る動物の血液はますます酸度が高まる結果が、発育上にも繁殖上にも悪結果をもたらし来って居ります。
     私は、この点に留意し、努めてわが家の庭や畑地に土質の改良とともに、餌料作物となるべき木や草に荳科植物をとり入れて、その緑葉を多分に給与しております結果かどうか存じませんが、私が今日餌育致して居ります鶏は、年令九才にして、私の求め居ります高い産卵数値を記録(飼育全数総てトラップネストによる産卵調査を毎日実施され記帳し、年間通して夫々の成結を印して「勤務評定」されて居りますので、如何に餌育管理の上に、その栄養が重大にはたらき居るかの一面も明確につかんで居ります。
     その飼料の中において、緑葉のもてる特殊な作用には、従来科学された既知の物質だけによる理由のみでなく、我々が未だ掘り進めておらぬ未知要素が生命に及ぼす微妙なものの存在があずかって力あるもののように感ぜられ、大いに研究調査せねばならぬ問題と存ぜられます。
     理窟はともかくとして、事実は、緑餌を給与する結果は、鶏をしてより健康にし、従って産卵はより多くしかして長命で、長期にわたり若々しく、健在することをまざまざ見つつ、私は毎日を過して居りますような生活を続けて居りますもので、従って先生のご説の一つ一つが理の当然たるを味読させていただきました。

    (36、5、13)



3. 食前の手洗に就いて

     此頃食事の前に手を洗えと云う事が頻に云われて居りますが非常に結構な事と思います。
     今頃は水道が普及して居ますから、寸蛇口をひねって手を洗うことは雑作ないことですが、却説洗った手を何で拭いたらよいでしょうか。
     手拭や手巾などで拭いたら折角綺麗に洗ったばかりの手を直に汚くすることにならんでしょうか。
     それかと云って手拭や手巾を一度毎に洗うことは出来ないでしょう。
     昔百貨店の食道の入口に手洗場がありまして其傍に乾燥した空気を吹き出す管があって其処で洗った手を乾燥させて食堂に入って食事をする様になって居ましたが今は此設備は無い様です。何とか良い工夫は無いものでしょうか。まさか洗った手をぬれた儘で食事を採る訳にも行かないでしょう良い分別を教えて下さい。

    旦水生

     気のきいた所では、消毒紙が備えてあり、手をぬぐって捨てるようになっています。あれがよいと思います。



4. 私の主張

     深山 旅愁 

     わたし達が生き抜くためには、衣、食、住と平行して“先ず健康であれ”この事が、第一の必要事だと思います。
     わたくしが青汁の会に、また徒歩の会に参加しているのも、その為ですが、健康であるためには、肉体的な面に、精神的な面に、特に食生活の面に賢明な考えを寄せなけねばいけないと思います。
     わたくしが長年に渡って体験した結果、結論的に云いますならば、

    • 常に歩くことだ。
    • つとめて心を明かるく持つことだ。
    • そして、自然に近い食べかたであることだ。

     以上の三つに思えます。
     財産が沢山あっても、病の床に喘いでいては、何で幸福と云えましょうか。
     貧しくとも、達者で張りのある生きかたをしている人のほうが、歓ばしいのではありますまいか?!太陽の光のなかで、自然の恵を食べ、伸びのびと歩こうではありませんか。
    1963、4、23



5. バイアム

    熊本県 I.U. 

     六月ご恵与下さいましたバイアムが、写真のように大きくなりまして、ベト病にやられたケールに替ってジュースの材料になっております。大きいのは六尺二三寸あります。

    (37、9、19)



6. 青汁一年の体験(2)
前号参照クリック

    福岡県 T.Y. 

    (四)青汁材料の撰択
     私は最近まで青汁を云えば、遠藤博士の提唱されるものが一本の流れになって行われているものだと考えていましたが、クロレラ酵素を加えなければ効果がないとか、人参の根の部分を5割、野菜の葉を二三種類以上、なるべく多種類を混ぜて5割で作るのが理想的だとか、或はまた何の病気には何の材料の青汁を飲みなさいとか、まるで新興宗教のお先棒さんの話でも聞かされているような、そんな話をして何物かを売りつける青汁屋さんがいることを知りまして驚いております。
     人参の根と他の青菜をまぜて摺るのは良くないことは遠藤博士も指摘されておりますが、家の光発行の有本邦太郎博士著「栄養の智識と料理の実際」の中にも「人参にはビタミンCをこわすアスコルビナーゼという強い成分があるからビタミンCを含む他の野菜と一緒に調理することはそのCが分解され効力が衰えます」と書いておられます。
     また何の病気には何の青汁が良いなどと考えるのは青汁の迷信であり邪法だと思います。青汁は決して薬ではなく私共の日常食に不足している栄養成分を補充する手段であって、日常食をプラスすることによって栄養的に均整のとれた食事にするのが目的だと確信しています。
     自分が飲んでいる青汁にどの程度のミネラルやビタミン類が含まれているかは『青汁の効用』中の野菜の成分表を見れば見当がつきますし、厚生省発行の食品成分表(安い本です)を見れば更に多種類の材料の成分が判りましょう。私はそうした材料の成分を確めてその中からなるべく味のよいものを選んでおります。
     そして結局ケール、小松菜、人参葉、かきば大根、甘藍の外葉などに落着いています。これらの材料を二種類つかうこともないではありませんが、普通は一種類です。二種類まぜれば何うなるかは、その二つの成分を加えてそれを2で割ってみれば分ることで意味のないことでしょう。但しパセリを少々加へるなどは風味を良くする効果があるようで、そんな意味なら効果的だと思います。

    (五)全体食の均衡
     私は青汁は普通食の欠陥を補う手段として飲むものと考えると述べました。
     遠藤博士もその事を指摘されておりますが、さて然らば青汁プラス日常食の値が完全な栄養食になっているかどうかという問題になってきます。ところがこの問題の解決は私ども素人にはなかなか厄介であります。
     或はそんな厄介なことまで調べずとも、現に自分が青汁を飲んで普通の食事をしていて、それで健康であるなれば、それ以上にアタマを労することはないではないかということにもなります。然し青汁をのんでいれば、日常食は考えなくてもよいという事にはなりますまい。有本博士の栄養料理の本には次のような表があります。
    食物の型式の一例
    食物の種類1人1日当たりの量
    穀類450g
    芋類100
    だいず30
    魚、肉、卵、乳140
    野菜、果物350
    25
    砂糖20
     有本博士はこのような配分の食物を摂っておれば栄養的に均衡がとれるのだという雛型を示していられるのでしょう。
     尤もであり学ぶべきだと思います。しかしこの型紙の食物はどんな栄養成分になるのだということは示しておられません。恐らくこれは野菜果物と云ってもその種類によって可成り成分が違って来ましょうし、この本は専門の学術書でなく一般の大衆を目標とした著述ですから、成分を表すことによってかえって一般の誤解を招くおそれもありましょうからそれが当然かも知れません。
     強いて私共がこの型紙の食物を食品成分表に照して成分を割出してみることも不可能ではありますまいが、調理の方法やその他によって生ずるロスなどもありましょうから、素人の私共には出来そうでも完全には出来ないというのが本当でしょう。
     またそれほどの必要性はなかろうかとも思います。ただ私が考えますのは、私共が食べている日常食は完全な栄養食ではないと考えると共に、青汁だけでもまた完全食は望めないもの両者一体となって始めて完全食が得られるのだと考えるべきだと思います。
     ですから私共の心得るべきことは、成分的に立派な青汁を生涯飲みつづけると共に、毎日の食事もまた出来るだけ栄養的に均整のとれたものに近づける努力を続けてゆくべきだと考えます。(完)

    (1962、10、14記)



7. 効き目でのびる 静岡の青汁

    静岡市 T.D. 

     私が青汁を飲み出したのは、今から8ヶ月程前、知人の家へ行った折からです。
     その前からも、生野菜は人体に絶対必要であると云うことはよく承知しておりました。それが、定期的に毎朝、其エキスを牛乳を配達する如く、居ながらにして飲用出来るので、これは手近な健康法と確信して、茲来愛用しておる次第です。
     初めは少し青汁の臭で飲みにくかったのですが、今では何んでもなく、毎朝健康の泉を飲むつもりで飲んでおります。
     勿論家内も愛用者です。私は55才のテニスの愛好者ですが、60才、70才以上になっても、尚青汁の偉力で若さをいつまでも維持して続けたいと思っております。
     青汁の学問的のことはよく知りませんが、兎に角、愛用する様になってから、一段と体の調子はよくなった様に思われます。具体的に申しますと、便通は正常で、勿論消化器の調子は快的です。一寸血圧が高いと思われましたが、之又理想的です。それ故益々自信を持ちました。家内も少し、しらががあるのですが、美容院で、黒い毛が出て来ましたがどう云う訳ですか、等きかれる様な次第です。それで美容師さんもあまり健康的ではなかったので、私もぜひ飲んで見たいと、それから飲み出しましたら、夜もよく寝られ、トイレに二度位行ったのも行かなくてすむ様になった、とのことです。
     これも、他に強壮剤など飲んでおらないので青汁の効果と思います。其前にも、小生、愛用後4ヶ月位から、健康に関心を持っておる知人には、自分の経験からすすめました。
     56才の靴屋の中風気味の人、床屋の血圧の高い主人、同じく計理士の夫婦、漆器店の主人、冷え症のタバコ屋の奥さん。枚挙に限りありません。これを見ても、局部注射の様に、すぐ効果は見えなくても、一ヶ月二ヶ月と飲んでおる間には、体質がよくなり、体に弾力性がつくのではないかと素人ながら思われます。
     以上の様な次第で、愛用者が次から次へと自分の体験から知人にすすめるので、益々愛用者が多くなります。それ故、私も、知人に会った折青汁を飲んでから体の調子はどうかね、とききますが、皆喜こんで、なんとなく良いと申します。
     これが未だ半年も飲んでおらぬ人達の云うことですから、つづけて行けばよいことは必然です。平素病気にならぬ様に、いつも体の調子をよくして抵抗力をつけておくことが一番よい健康法と思います。体が弱ってから、どんなよい薬を飲んでも、それは後手です。私は毎朝青汁を飲むときさあこの一杯の青汁で今日も自分の潤活油を吸収し、元気一杯、仕事に打込むぞと云う一つの信念を持って飲みます。
     青汁の要素100%それにプラス自分の信頼感で二重の効果があがると思います。日本中の青汁愛用者の皆さん、一人でも多く健康な人をつくり、池田さんの人造り国造りに一国民として協力し、より立派な日本にしょうではありませんか。青汁を飲んで 健康日本一



8. 体力の上昇

    岡崎市 S. 

     早速に青汁をやって居りますが、3ヶ月たった今日ようやく体力が少しづつ上昇するのがわかります。朝夕顔を洗う時にはっきりふとるのがわかります。



9. 胃カイヨウ

    高知市 T.H. 

     私こと胃カイヨウのため目下当市内病院に入院加療中の者でありますが、先日ある婦人から「青汁の効用」をすすめられ、一読、ただちに飲用を始めました。
     ある農家からキャベツの下葉を毎日いただく契約をして、それで、青汁を自家でつくり、毎日3合ぐらいは飲用しておりますが、約一ヶ月ちかくにしかならないのに、便通はよくなり、胸やけ、ゲップもなく、胃の痛みも一日一日と、うす皮をはぐようによくなりました。
     先日レントゲン検査の結果、傷は小さくなっているが、まだ残っている、と医師にいわれましたが、ほとんど痛みを感じません。このまま内科治療と青汁飲用を続けてゆけば、間もなく全治するものと自信をふかめました。



10. 著効に驚く

    岐阜県 S.Y. 

     ここ2、3年来、「血栓性静脈炎および膠原病」で苦しんでまいり、岐阜、名古屋、東京の各地で入院加療いたしましたが、一向はかばかしくなく困っておりました。この六月末より青汁をこころみたところ、メキメキと食欲がつき、手足の冷えの感じも減り、重かった足どりも次第に軽くなり、またリューマチ的な痛もなくなり、大層よろこんでおります。



11. 八年来の心臓病

    建部町 T.M. 

     過日ある方から「健康と青汁」をいただきました。
     幸い少しばかり百姓をいたしておりますので、大根の出来るのを待って、毎日青汁をのみました。
     私は八年ほど、弁膜症をわずらっております。四日たてば、もう薬をのまなければ、苦しくて夜でもとび起きること度々でございます。それが、青汁をのみ始めましたところ、仕事をしても七日位は働けるようになりました。そして、一日だけ薬を飲むだけになりまして、大変よろこんでおります。知人にもすすめて居りますが、なかなか素晴しい結果が出ているようでございます。

    (37、11、11)



12. 質問箱

    長野県 K.I. 


     白菜、キャベツなどは心の白い部分を食べ、外の青い部分は捨ててしまいますが、これはいかがですか。


     白い部分は成分からみて大変劣っています。食べるなら青いところにすべきです。私どもは、野菜といえば青い(緑の)ものせめて黄色いもの(人参、南瓜、トマトなど)にかぎるべきで白い野菜は、いっそのこと全部追放すべきだと考えています。



コラム紹介

    禍は福の倚る所にして
    福は禍の伏るる所

    (老子)



    (歌謡)まず健康さ 歩こうヨ
    深山旅愁
    歩こうヨ 歩こうヨ
    昨日あるき抜いた足
    今日も 歩き抜こうじゃないか

    汗が吹き出て くるような
    そんな夏でも 歩こうヨ
    生きる為には まず身体
    まず健康さ 歩こうヨ

    風がホッペを 千切るような
    そんな冬でも 歩こうヨ
    なんと言おうと まず身体
    まず健康さ 歩こうヨ

    歩こうヨ 歩こうヨ
    今日もあるき抜いた足
    明日も 歩き抜こうじゃないか

    1962、10、18



    西宮 平山 正道
    緑の中耳に青汁とどく音
    菓子断って癒えたき願い窓若葉
    御馳走のあとの青汁子供の日
    草萌えて吾が偏食の幼時悔ゆ
    山萌えて燃える治癒への斗志あり



    野も山もただみどり
    いけるよろこび



    徳孤ならず必ず隣あり
    (論語)



    ペンのささやき
    (吉 作之)
     言葉は使ってよく、使って悪い時もある。
     すべてに控え目がちでよいだろうか
     だまって居る為に、気持が通じないで損をす。これほど馬鹿なことはない。
     勇気を持ちたまえと云いたくなる。
     誰だって損を招くのはきらいだろう。
     言葉にも八方美人が居る。見た目には大層よいが、そのうち飽がくる。度かさなると敬遠したくさえなる。
     言葉にも個性が有って欲しい。云うときに使うべき言葉を使う口でありたい。その時、その場に適切な言葉を切り出す口を持ちたい。
     建設的な言葉は遠慮なく使いたまえ、
     勇敢な言葉には魅力がある脈々と血が通っている。








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