<1962年8月15日発行 第72号>
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目次
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1. 講座 やせるには
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医学博士 遠藤 仁郎
世の中が落ついて、食糧が豊富になるにつれて、ふとりすぎと関係の深い、高血圧や動脈硬化や糖尿病といった病気がふえて来ました。したがって、それらの治療の第一課が、やせることにあること、いうまでもありません。
さて、ふとる、ふとらぬということは、もともと一つは体質で、随分さかんに食ってもふとらぬものもあれば、そう食べなくてもふとる人もあります。しかし、大抵の場合、ふとっている人は、自分の「分」にすぎて食っていることに間違いはありません。ですから、やせるためには、特別な例外を除いて、多くの場合、とり入れる食をへらすことが第一です。
よく、「とても少食だがふとって困る」という人があります。そういう人には、「それでは、戦時中はどうでしたか」ときいてみるとよろしい。今20貫も、それ以上もある人でも、そのころは13−4貫から、15−6貫だったという人が多いものです。これは、食べないといっても、やはり、相当食べすぎになっていることを示す証拠です。もう一つ注意せねばならぬのは間食や嗜好品です。三度の食事は、なるほど少いが、間食は平気であり、酒も遠慮なくやっている。そのため、結局食べすぎになっていることが少くありません。そこで、よほど覚悟をきめ、細かい注意を払わぬと仲々やせられるものでありません。
まず平素の食をへらす。ことに澱粉食品や糖分。減食の程度は、場合場合に応じて適当にすべきで、きまった型式はありません。理想体重(普通体長の糎から110をひいた瓩、たとえば165糎の人は55瓩が理想)の目標をきめて、それに近づくよう、無理にならぬ程度にへらして行けばよいわけです。
しかし、ジリジリ減らすより、一思いに、何日か断食して、次いで、次第に増し、我慢できる最小限に止めるというやり方のほうが、やりよいこともあるようです。また、なるべくカサ高いものを食べるようにするのも一法です。
主食 | 米ならば玄米。パンは黒パン。米麦よりは芋や豆にすると、その方が成分の点からも優れているし、腹ごたえがよいので、我慢しよいものでもあります。 |
蛋白食品 | 蛋白質には過剰のエネルギーを消費する作用があるので、それだけやせるには都合がよいのですが、肉や魚や卵ばかりでは、栄養素の偏りの原因になりやすいので、やせ肉かむしろ内臓の適量。または大豆や南京豆の利用が成分の点からも、満腹感の点からも、よりよいでしょう。 |
野菜生食 | そして野菜、ことに青ナッパの生食。熱量も蛋白質も最少限に止めるためには、全体として完全食でなければならぬが、それには青ナッパを十分、しかも生で食べるに限ます。ミネラルやビタミンが豊富なだけでなく、すぐれた蛋白質のある点も有利であり、腹ごたえにもなります。 |
間食 | なるべくやめ、どうしても欲しければ、生の果物。 |
酒 | やめるか、少量。 |
コーヒー、紅茶 | ストレートか、少量の砂糖でのむ。人口甘味は不可。 |
断食 | 極端な減食で、たしかによくやせます。しかしいつまでも続けるわけには行きませんし、後で仇討ちみたいに食べたのでは、もとのモクアミ。何の意味もありません。それよりも、むしろ、時々、たとえば10日か週に1−2回の青汁断食日(青汁だけのむ日)とか野菜果物日(野菜果物だけの日)をおくほうがよいだろうと私は考えています。 |
運動 | 一方、つとめて運動してエネルギーを消費すれば、一層効果的です。これも、毎日やるに越したことはありませんが、せめて、週一回でも遠足か山登りでもやる。青汁断食日や野菜果物日と組み合せばさらによいわけです。 |
薬品 | やせる薬もないわけではありませんが、薬はあくまで薬です。どんな副作用がないとは限らぬものですから、なるべく使いたくありません。 |
それだけに、覚悟と努力が要求されるわけですが、それを頑張りぬいて、はじめて本当の健康もえられようというものです。
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2. 青汁通信(2)
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前文参照 |
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肥料のこと
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「健康と青汁」4月号について、2頁右下隅に、「リン肥料は別にやらなくてもよい云々」の件。これは、堆肥、鶏糞、魚粉、油粕や化成肥料を十分に使用されるからでしょうが、農業知識のない人には(都市の家庭菜園など)、リンがまるで不要、と誤解されるおそれがあります。「ナッパ」野菜でも、丈夫に、虫害少く、味よく、ちょうど倉敷西小の子供のごとく、ドシッと堅作りにほんとうの優秀品を得るには燐酸肥料は不可欠で、カリとリン不足、チッソ主体の作物はウドの大木、素人騙しとなる、と思っております。私は、病、虫、風、雨対策からも、ケールにチッソは最小限に止め、あまり丈高く作らぬように努めております。座談会の方は、万事わかり切った上のお言葉と思いますが、素人の立場から申上げました。
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農薬のこと
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純除虫菊薬は、昨年は販売しておった店でも、今春は姿を消しました。昨年までのものでも「純」といっても、タバコの臭いがプンと来る程度でした。効きが悪く値が高くて農家が買わないからでしょう。今年は「除虫菊マラソン」という品が出廻っております。有機リン剤中、毒性の少いといわれるマラソンを混入して、アマコ殺しの効果をねらっておるのかと思いますが、最近やかましい農薬ニウスの為、家庭花作りの素人に向けたのかも分りません。デリスはユリミミズなどの外効用範囲がせまいようですが、私は使ったことがありません。
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収穫期のこと
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3頁夏まきの主な収穫期として、12月から5月の間、とありますが、当地では、今年は春彼岸頃から発蕾し、4月中旬すぎには汁にする程の葉はなくなり、種とりの姿勢に入りました(今年は2、3週間季節がおくれておりますが)。但し、種不要の分は、ドンドン出る蕾をブロッコリー代用として、生食その他まことに美味、結構です。余り採らないでアマコを養うよりも、中々有用と存じます。
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ケール、CO、その他
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一昨年頂戴いたしましたツリーケールの種、本春4月まで播きましたが、立派に発芽いたしました。
但し今年は大事をとって、一夜水にひたしました。研究上ポルトガルケールもキャベツも3年目の種を試みましたが、同様に80%以上は発芽しました。これで、種は少くとも3年目の春までは大丈夫とわかりました。
晩秋まきのCOは、すでに花が満開期をすぎました。4月初めまきの苗、昨日第一次移植を終り、今後の育ち具合を見ます。両ケールとも従来通り7日目に発芽。COとキャベツは6日目位でした。4月まきのキャベツは、酷暑中、ケールよりも丈夫で、ベトの心配少く、台風にも強く、葉も元気で、昨夏は中々便利でした。
質の薄い点は量で、またケールやバイアム、茗荷と併用もできますから、知友には、ツリーケール、ポルトガルケールを両主力(ことにポルトガルに重点)とし、キャベツ苗を若干そえて贈呈することにしております。晩秋まきのカキハ大根はCOより開花おそく、今もって生食可能(カラ味は出ますが)。
3月末蒔の新苗がすでに食べられるようになり、同時に二十日大根も役立ち出しましたので、春菊、三ツ葉、パセリ、ニラなどと、まことに賑やかなことでございます。ニラの食べ切れない分は湯通し乾燥、焙じ密閉して冬季に使いますが、良くかむ程味よく、天然の塩味強く、スルメの味がしますのでニラスルメと呼び、知友にも嬉ばれております。
先年、貴会からの二回の栽培お求めを拒絶し、私の言も頑として入れず、倉敷を目のかたきのように云っておりました近所の農家、昨夏以来急にケールをドンドン作り出し、農会仲間にもすすめております(私にはバツが悪くて内しょですが)。
それは、主婦の友以来ケールが評判高く、高級料理店などでサラダに使ったりすることがはやり出し、また青汁材料として求める人もあるらしいので、築地の生鮮市場でよく売れ、トマト、キウリ、ナス等の在来の夏野菜よりも採算がよいというので、ドッとやり出したもののごとくです。
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柿葉茶のこと
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3. 「遠藤青汁の会」三重支部設立について
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四日市市 K.S.
四日市市を中心として、遠藤先生の御了解のもとに、青汁の会が結成されました。全国的に青汁ムードが起りつつある昨今、青汁は飲みたいがケールがないと言う声を各地で聞きますので私共四日市にて青汁の会の成立致しました内情を、読者の皆様に御伝えして御参考に致し度く存じます。
当地では、3〜4年前から遠藤先生の青汁の話しを聞いて、普通の野菜で青汁を作り飲用して居られる方も数十名あり、其の効果のある事も知って居ましたものの、良い野菜、そして清浄なものはなく、普通菜や大根菜、キャベツの鬼菜をよく洗って使用致しても、毎日新らしいものが入手出来ず、非常に困って居たのです。
昨年、遠藤博士の「青汁の効用」が主婦の友社で発刊され、ケールの良いこと又栽培法を知りましたので会員を募集して、ケールを栽培し頒布してはと、十名程の有志の方にお集りを願い、相談致しました処、非常に力強い協力を得ましたので、先ず当地で有名な種苗商である農事研究家の三重興農社社長に、ケールの栽培法をお尋ねして、市外地で篤農家の選出を願い、やっと9月下旬に一部蒔付けを致しました。
勿論清浄野菜のこととて県農産課の御指導と許可を得た事は申すまでも御ざいません。何人の会員が集まるかは分りませんでしたが、一応作付反別を30アールとし、万一会員数不足の場合は、養鶏用飼料とする予定で、10月下旬移植しました。本年2月頃となりますと、1枚で35匁、45匁と大きな葉が畠一面に成長致して参りましたものの、一日収穫量が何れだけあるか、又会員が何名募集出来るか未定でしたが発起人会を開き、3月1日から35名の入会者からケールの頒布を始めました。
本部会費200円、支部会費100円、一ヶ月頒布会費(一日300グラム−400グラム)1ヶ月1000円です。会員制のこととて、宣伝・広告は致しませんが、会員から会員にと聞き伝えられて、頒布を開始して一ヶ月で100名となり、二ヶ月で180名を越えました。
この会員中家族共飲用して居る人数は少くとも5、600名を越えて居ります。会員の中には県外である大阪、名古屋迄も頒布希望致して居られますので、早速飛脚を利用して会員の希望にそって居りますものの各県にケール栽培をして青汁の会を結成されんことを望んで居ります。
又頒布会員からは、青汁を飲用して血圧が下った。便通が整った。よく眠れる。足が軽くなった。顔が美しくなった等々の御礼の言葉や電話も続々とあり、発起人一同本会の結成されたことが、青汁を通じて県民の健康に奉仕出来得た事を心から喜んで居ります。本会の結成に色々御尽力下さった地元代議士山手先生、山本県会議員並に掃部博士、藤井先生の御力添を感謝します。
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4. 角化増殖性皮膚炎治る
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広島県 A.Y.
私ども青汁グループの中の一人に、手指三本の皮膚が角化増殖しまして(5年位前から)、レントゲン、ラヂウムをかけましても治らない人がおりまして、ものはためしと、青汁を毎日1合づつ飲み始めましたところ、だんだんと角化の部分がはげて来まして、新しい皮膚ができ始め、一ヶ月足らずで、指三本とも治ってしまいましたので、人々はあれよ、あれよと驚きました次第です。指がきたないのが、大変気になります年頃の看護婦さんですので大変喜んでいます。
(36・7・28)
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5. 結代なおるケールの立枯れ
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佐賀市 Y.H.
昨秋11月18日より青汁を飲用しはじめてより、鋭意養生につとめました。おかげで、あれほど頑固であった脈搏の結代も、半年ぶりに、5月中旬より、薄紙をはぐようによくなり、結代時の息苦しさもなくなり、安堵の胸をなでおろした次第です。
青汁の飲用は一生つづけて行く決心で居りますが、本年2月下旬ご恵送にあずかりましたツリーケールの種子栽培により、毎日7合余の青汁(三人で使用)作りも順調に楽しめるようになりました。
ところが8月中旬以後の多雨多湿高温のためか、前日までは何ともなかったケールが、翌朝はぐったりしなだれて、立枯れの状態が次々とつづき、ついに全滅も数日の内とせまり、誠に残念で、背丈けも1米半位にのび、来春は種子がとれると喜びにしていたのも水の泡で、只今は、カキバ大根を次々と播種していたのでこれで漸く3合位の青汁が作れる有様で、今更ながらケールの恩恵の偉大であったのに心打たれております。
ケール全滅の病原は何であったろうかと疑問視しています。
(36・9・5)
ベトです。全くがっかりしてしまいます。
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6. あせもと青汁
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貝塚市 K.A.
知人よりすすめられて、今夏「あかざ」や、「よもぎ」の青汁を飲用しはじめました。まだ日も浅いのではっきりしませんが、毎年、夏には、首、顔などあせもで難渋しますのに、今年は、大したことなく過ぎてしまいました。飲んだ日は便通も調子がよろしいが、2、3日飲まないと便秘がちです。
(36・9・22)
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7. 昔から草の汁
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大分県 H.H.
私どもの地方では、昔から、病気になりますと、病気に応じた草の汁を飲まされておりまして、たとえば熱のあるときはユキノシタ。消化器の時はヨモギ。青汁に対しては大いに関心があったのですが、近代医学の進歩と、次々に出る新薬に依存して、青汁の方は疎かにしていました。
度々新聞広告で「青汁の効用」をみましても、読んでみようという気になれませんでした。ところが先月、妻が貧血症で通院するようになり、経過もはかばかしくないところから、はては青汁が、と思い、早速入手。
そして翌日は早朝おき出して、シソの葉で青汁をつくり、これを二人で飲みました。ツンと来る臭とのどを刺す刺激とで、とてもコップ一杯が飲めませんでした。それからは色々な葉を用いておりますが、一番飲みよいのはキャベツのようです。
これですと子供まで飲んでくれます。こうして、毎日少量ですが、青汁を飲んでいるからか、今年は、この暑さでも食欲の減るということがなく(むしろ旺盛)なのに喜んでいます。なお、この上なく喜んでいることがあります。
それは、昨年の7月喉頭炎で、しばらく通院して、また今年も、5月から一ヶ月通院して、どうやらなおったやに思っておりましたら、何時しかまた再発しましたよし。こんどは青汁で治すんだと決心。皆よりコップ一杯だけ余分に飲んでいましたところ、3日で痛がなくなりました。
この分だと、今年の冬は扁桃腺で悩まされずにすむのではないか、と今から冬の来るのが楽しみです。
(36・8・14)
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8. 炎暑益々壮健
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東京都 K.Y.
私は8月より一ヶ月余り続けてまいりましたが、どこも悪くないと考えておりました自分の体にも、色々と悪い所があったことを発見しました。それは、毎年夏やせするので、それがあたりまえと思っていたこと。
顔のふき出ものが出なくなったこと。食欲がすごくあること。疲れにくいこと。ビールがとてもうまく飲める様になったこと。等々、あげてみれば、自分にも、今までずい分悪いところがあったのですが、それを、あたりまえと考えていたことが、よくなってみると、よくわかります。
先生のいわれた通り、“まず青汁は自分で飲んでみること、しかる後に人にもすすめられるのだ”と思い僕の場合、最初から飲みやすかったし、牛乳を飲む様なつもりで一日1合5勺ぐらい飲みました。
そして、これからも自分の体でためして行くつもりです。でも、もはや一つの信仰に似た信念が湧いて来ました。それは事実がはっきりとその場で証明してくれるからです。
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9. 水虫がなおった
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10. 青い葉を食う修行
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大和高田市 T.Y.
11年前から、首すじから胸にかけ、両手ともクサが出ます。毎年です。それが60日程なおりませんから、その間おつとめがやすみです。
若い頃から禁煙禁酒実行者です。仏縁ですが、ふとした動機に本を買いました。遠藤博士の青汁の効用です。たちまち魅せられる程共鳴感を覚えました。
これはいい、きっといい、そう深く信じこむ私は、それなりに原因があります。青僧の頃、師匠とともに修行中、青い葉なれば何でも食べる業をやらされました。
松葉、柿、桑、桜、かえで、くさ木、太郎バラ等々、それを水洗いして、塩をつけて、バリバリ、ガリガリ、せんいも呑み込まされました。その頃は健康でございました。肉食はしませんが、魚は食べます。菓子類は「ちょっとくらい、食べる時もある」程度です。
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11. 質問箱 腎炎によい材料
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問
腎炎によい青汁材料をおしえて下さい。
答
青汁はクスリではありません。栄養の誤りをなおして、食事の間違いのためにおこった体質の変化を改善し、二次的に病気の治りをよくしようというのです。良質の(ビタミンにとみミネラルことに吸収しやすいカルシウムにとむ)、そして刺戟性のない青ナッパであれば、どれでもよいのです。くわしくは拙著「青汁の効用」をみて下さい。
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12. 青汁を称して
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矢野 仁一
名にしおうきみの恵みの青汁の 世界うるほす時ぞ待たるる
天地の恵みの露の青汁を たたえる声は四方に聞えて
脚なくて天下に馳せる青汁の 秘める力をあかすきみはも
青汁は医学プラスαの仁術の そのαなりときみは説くめり
青汁の効験説かばやながらえて 病なき世をきみと見るまで
(37・6・10青汁の会総会にて)
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コラム紹介
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