健康と青汁タイトル小 <1961年8月15日発行 第60号>
 目次




1.講座 カボチャ

     医学博士 遠藤 仁郎 

     カボチャといえば、中学校の時代、幸か不幸か私はその先生には教わりませんでしたが、出来ぬ生徒に、「このカボチャ頭め!」とどなるという数学の先生がいられました。
     中がからっぽだということなんでしょうが、カボチャを食うたびに、いつも、この話が思い出されて、カボチャばかり食っていると頭が悪くなるんじゃないか、などと心配したものです。
     キウリだの、ナスだの、トマトだの、品のよい野菜の多い時に、デンとすわったツラ付のよくないでっかいカボチャは、いかにも下卑てみえます。そのためだけにも、カボチャなんか、と毛嫌う人も少くないようです。
     また、カボチャは結局高くつく、と敬遠する向もあります。
     カボチャそのものはもとより安いものですが、味つけの砂糖が沢山いるというのです。
     それは、たいて食べることしかご存じないためで、ひどく手のこんだ料理でなくとも、汁の実、雑炊、粥飯にするもよし、揚げものもよろしい。短冊切りかせん切りにして、酢のものにしたり、三杯酢、マヨネーズ、フレンチソースでも結構たべられます。
     また大切りにして、キウリやナスと同じく漬物にしてもなかなかよい風味があります。
     たくにしても、なるべく淡味か素炊きにして、味噌やネギ味噌、モロミなどをつけて食うのもよろしい。これだとうんと食べられるから主食代用にもなります。
     カボチャの栄養価は、品種によって多少ちがいますが、カルシウムが比較的多く(カルシウム44mg、燐56mg)、ビタミン類ことにA、Cにとみ(A1000iu、C20mg)、B群も相当あります(B1・B2とも0.03mg )。
     また、ただ腹ごたえがよいだけでなく、実際熱量もかなりあります(54カロリー)。
     カボチャで主食が節約でき、これによって米が減るだけでも余程よいのですが、さらにビタミン、ミネラルの多いこともあずかって、栄養のバランスはずっととれて来るわけです。
     カボチャをよく食べる所に長寿者が多いといわれたり、冬至に食えば中風にならぬ、などといわれていることからも、それによる栄養の改善が健康上に及ぼす影響がうなづかれましょう。
     味が悪くなり成分も落ちはしましょうが、そのままでも、また切り干しても、貯蔵ができるのは有難いことです。
     ともかくカボチャ時だけでも、うんと食べたいものです。
     健康になるだけではなく、おそらく「カボチャ頭」どころか、頭もずっとよくなるに相違ありません。
     なお、お上品な料理では外皮を剥いてありますが、勿体ないことです。
     カボチャと何とやらはツラの悪いほどよい、といわれている通り、外皮はゴツゴツして見かけは悪いが、味はよいし成分にもとんでいます。つとめて全体を食うべきです。
     いやそれどころか、中のタネも一緒に食べましょう。
     南瓜子は支那料理にはつきものですが、確によい食べものです。
     質のよい脂肪が含まれていますから、とかく脂肪の不足しがちな私どもの習慣食の欠陥の補正にも役立つわけですし、味もよろしい。
     カボチャのうちではおそらくいちばんおいしいところといってよいでしょう。
     炊いて食うもよし(煮つけにして、なかわたもうまいが、子仁はさらにおいしい)、乾燥したものは炒ってポツリポツリやる。
     子仁だけとり出してすりつぶし、ゴマやナンキンマメ同様、ふりかけや和え物にしたり味噌にまぜこむなど、いろいろ利用法はあります。
     変ったところでは、まいて出た新芽を食うのも面白いもので、生食もできれば油いためにもなります。




2.病気にならぬからだ

     梁瀬 義亮 

     10年位前より、医師の第1の使命は、薬で病気を治すことより、病気にならない体を持って貰うように指導することだと信じ、いろいろ調査したしました。
     結論として、グリーンの野菜を充分に、しかもなるべく生に近い状態で食べること。米は3〜7分搗きにして多すぎないこと。その他できるだけ自然の状態で野菜をよく食べること。
     蛋白は大豆、牛乳および乳製品を第1とし、小魚を第2とし、卵は1日2ヶ以内とし(大体1ヶ)、肉類はなるべく止めること。
     脂肪は植物性とすること充分かむこと。
     以上のようにし、病人ことに結核、敗血症、その他には、玄米と玄小麦を半々に粉にして、これを蒸し、更に搗いて(摺鉢とれん木で)、ダンゴとし、主食の半搗米をへらして、このダンゴを食べさせました。
     玄米と玄米ダンゴと青菜食、および上述の蛋白と脂肪により、医学に見捨てられた結核、慢性敗血性、はては白血病にて、大学で半年で死ぬといわれた人まで助かった例があります。
     農場を50アールひらきまして、大々的にケールを植えました。
     青汁によって大勢の人の健康を守り、また病気の治癒を早められることを、心よりよろこび、たのしみにいたしています。(36・3・12通信より)




3.青汁に近づく人々へ(1) ―青汁は完全栄養食への手がかり―

     友成 左近 

    青汁ブームがおこってきたが
     青汁のことが、昨年秋、主婦の友11月号で紹介されてから、意外にも、新たに多くの人々が青汁に関心をよせてきたようです。これに答えて、主婦の友社はこの4月、遠藤先生著作の「青汁の効用」を出版しました。
     これが、また意外に好評で、発刊以来、数週間ベストセラーとなり、各種の新聞雑誌も、この書物の紹介や、遠藤先生の発言や、青汁飲用者の体験談などを報じています。ちょっとした青汁ブームが起ってきたようです。
     青汁のアイディアがうかんでから18.9年間、人々の無理解や無関心や、あるいは不当な非難に耐えて、これを実現してきた遠藤先生には、全くもって、感慨無量でしょう。
     と共に、これまで正しく育ててきた「青汁」が、ブームにわざわいされて、ゆがめられはしないかと、新たに不安も起ってきていることでしょう。これまで長い間、お近づき願って、直接その苦労を見聞している私たちには、この不安がわがことのように感じられます。

    青汁をゆがめるもの
     青汁をゆがめる最大のものは、青汁について、正しい理解をもっていない人々、かたよった理解しかもっていない人々、そして、自分の体験に基づいた理解をもっていない人々が、とやかくいうことです。とりわけ、こんな人々が、よくない商売根性をもって、青汁の製造販売を企てることです。
     他方、青汁とはどんなものか、自分もやってみようと、青汁に近づく人々の考え方、受け取り方、近づき方にも問題があるでしょう。
     この新聞の読者のうちにも、初めて青汁に近づこうとしている人々が、この頃だいぶん増してきているようです。で、蛇足となるかも知れませんが、念のため青汁についての正しい考え方を、これまで遠藤先生が絶えず繰り返し力説していることから、その要点をいくつか、お伝えしたいと思います。

    別に病人用でもなく 特効薬でもない
     青汁に近づこうとする人々には、病気で苦しんでいる人々、その上、つぎつぎと医者もかえてみたが、いっこうに治らず、万策つきて、ワラをもつかむ思いの人々、あるいは、病気というほどではないが、からだに不調・故障を感じている人々、その上、新聞・雑誌やラジオ・テレビの広告であれこれとクスリを飲んでみたが、どうもすっきりしない人々、こんな人々が多いようです。
     そして、〃ケール〃の青汁といって、ケールに特別の菜効があるかのように考えて、あたかも漢方薬か何かの一種のように思っている人々も少なくないようです。
     けれども、病人や、からだに不調を感じる人々が青汁に近づくのは、まことに有効適切なことですが、青汁は、そうした人々〃のみ〃が近づくものと考えたり、その上、あたかも特効薬であるかのように考えたり、あるいは、健康な(と思っている)人々には無用のものと考えては、青汁がゆがめられます。また、青汁に近づくことも、むつかしくなります。

    病気のもとは 栄養上不完全な食事
     いったい、病気にかかるのは、他にもいろいろ原因があるわけですが、ひとつには、へいそ不完全な食事をしているため、栄養状態か悪くなっているからです。で、病気を治すには、他にもいろいろ手を尽さなければなりませんが、根本的には、食事の仕方を改めて、栄養上完全なものにすることが肝要です。
     病気にかからないようにするためにも、よりいっそう健康となるためにも、ことは同様です。
     ところが、私たちの食事は、どことも栄養上不完全であり、その度合のはげしい人々も少なくないのです。その最も著しい点は、青野菜、とくに生の青野菜が少なすぎるため、各種のミネラル(とくにカルシウム)と各種のビタミンが著しく不足していることです。せっかく食べた米麦や豆肉魚などが、体内で熱量素として蛋白質として、うまく利用されず、あたかも油のきれた機械か、ロストルやエントツのつまったカマドのようなからだとなっているのです。
     この頃、病人が多いのもどことなくからだに故障のある人々が多いのも、ここに、ひとつの(そして根本的な)原因があるのです。栄養白書も、毎年のように、日本人の4分の1はもうすでに栄養不良から起こる症状をもっている、と訴えています。見方によれば、日本人の大部分には、なんらかの栄養障害が起っており、いろいろな病気にかかる素地ができているのです。
     ただ、お互いさまであるため、別にそうとは気づいていないのかも知れません。

    完全栄養食への ひとつの手がかり
     青汁は、この不完全な食事を改めて、栄養上完全なものにしようという、ひとつの(だが根本的な)手がかりなのです。というのはこういうわけです。
     私たちの食事を栄養上完全なものにするには、この頃の食構成では、さしあたり、毎日、生の青野菜を300gいな500g以上とることが一番の近道です。これ以外に、これといった妙手はないのです。
     が、これだけの生の青野菜を毎日食べるとなると、歯や胃腸の丈夫な方で、ごくやわらかいものであればともかく、でなければ、ちょっとムリです。そこで、これをすりつぶして、栄養分の豊富な汁だけしぼりとって飲もう、というわけなのです。だいたい200gの青野菜から180cc(1合)の青汁がとれるので、毎日300g、500gの青野菜をとるのもゾウサなわけです。また、こうすれば栄養分の吸収がよく、体内における利用もよいのです。

    青汁は万人用
     こういうわけで、青汁は、病人や、からだに故障のある人は、いうに及ばず、すべての人々に、病気を予防し、よりいっそう健康となるために必要なものです。乳幼児や青少年など、成長期のものには、とりわけ必要です。
     なお、主としてケールを材料にしようとしているのは、これが、他の青野菜に比べて、栄養価が高く、味もよく、その上、年中栽培することができ、坪当り収穫も多いからです。また、葉が大きくて丈夫であるから、洗浄その他の扱いに便利であるから、洗浄その他の扱いに便利であるからです。別にケールに限るわけではないのです。

(以下次号クリック



4.私が一番願っていること(2)

    和気町 S.H. 

     日本は野菜や果物つくりに関する限り外国にヒケをとらぬ。
     野菜や果物が集約的農法で生産されるので、日本の農業のお手のものだし、日本の風土の多様性は野菜や果物の多様性を可能にしている。
     この点日本はアメリカにもヒケはとらぬ。
     夏のトマト、スイカを始めとして、南瓜、瓜、キウリ、ナス、パセリ、チシャマビキ菜、松タケ、白菜、大根、漬け菜、サツマイモ、レンコン、人参、ゴボウ、ホウレン草、ネギ、春菊、ツクシ、ワラビ、タケノコ、エンドウ、甘藍、ジャガイモ、玉葱といった工合に、四季とりどりに季節の味覚を満足させてくれる。
     そして、これ等どの野菜も誰れでも買える安いものであり、日本の気候の多様性と、日本人の器用さの産物なのだ。
     果物にしても、ミカン、リンゴ、夏ミカン、サクランボ、木イチゴ、イチジク、スモモ、モモ、ナシ、ブドウ、クリ、カキ、クルミといった工合で、どうやら天国なみである。
     これくらい何でも出来るのに、我々の顔色が悪いのは、日本の自然が悪いのではなく、日本に住む人間の無知によると言えよう(価値観の啓蒙の大切さ)。
     山の幸ばかりでなく、海の幸を求める水産業も日本のものだ。
     収奪水産業から養殖水産業へと進展すれば、瀬戸内はうってつけの養殖場だ。貝類、海草の養殖をはじめ、あらゆる魚がその対象になる。まことに瀬戸内は食べ物においてユートピアになり得る可能性を持っている。

     つよい体力をつくるためには食べ物の工夫と同時に、また適度の運動が必要だ。それは我々の体を強く機敏にすると同時に、心地よい眠りを与えてくれる。
     人間は動くように出来ているらしい。
     食べ物を貯えることを知らぬ動物は食べ物を求めて一日中動きまわる。人間はじっとしていて食えるようになった。
     しかし人間の体力と運動との関係は進化していない。他の動物と同様運動は必要なのだ。
     明るい自然の中でかけずりまわる。そんなことは大都市の中に住む人達には望めない。
     アメリカのかつての草原が牛や馬の生活圏であったとするならば、日本の山麓とくに瀬戸内に群がる森林帯は猿や人間の生活圏であったと想像に難くない。
     人間は木から降りたけれども山の生活はなお人間生活に快適だ。下界がどのようによごれたときにも、瀬戸内に群がる山々は、いつも清くして我々を迎えてくれるにちがいない。

     強い体の次に願うことは、あたたかい安らぎのある家庭だ。そして、そのための自分の家だ。自分の半生を送る我が家ぐらい自分のものを持ちたい。
     小さくてもよい自分のものを、そして自分達の家として住みよく改造して行くことは、ほんとうに楽しいことに違いない。
     それに私は、自分で食べる野菜くらい自分でつくりたい。
     野菜つくりはサラリーマン家庭の健康的な庭いじりだ。これも大都会では望めぬことだ。
     そして、たまの日曜日には家族連れで野山や海へ出かけたい。
     もともと公園の中に住んでおるのだが、この自然の空気を力いっぱい吸い、生命の方を養いたい。少くとも子供のために。
     瀬戸内地方はユートピアだ。日本人は今まで、日々の生活に追われどうしだったのだ。
     けれども人間の生活にゆとりができるにしたがい、こういった自然にとけこんだ生活の、いかに望ましいかということが認められるときが来ると思う。云々。




5.十五六才はわかい

    大阪市 K治療院 

     昨年頂戴いたしましたケールは大きくなり、毎日当家および通院の患者さんに飲んでもらって居ります。
     至極元気で、当夫婦とも年齢的にみて、十五六才も若く見えますので、不思議がられております。




6.血圧安定

    下関市 K.H. 

     お陰さまで、主人の血圧も160位で安定したように思われます(以前は200)
     11月中旬頃より今日まで大根葉、キャベツの青汁を毎日飲ませています。
     青汁のせいでしょう。昨今は一度も風邪をひきませず元気で働いています。(36、3、1、通信より)




7.八月の詩

     深山 旅愁 

     マンガにこんな絵が描かれて有った。タライに塩水をつくって、その水をからだにかけ、太陽で焼きつけるのだ。笑い声が口から飛び出した。子いもを洗った後のバケツの水をみたいな海で、泳いでは陽で焼くのよりかましだと思った。陽陰で身につく本を読むのもまた味なものサァ、




8.歌謡 ブドウ村の娘

     深山 旅愁 

    旅の憩いに 身を寄せた
    あの日ちぎった ブドウの房が
     ああ思い出させる 村むすめ
    僕の瞼に いまなを残る・・・
    二重まぶたの あの目もと
    娘さん 娘さんヨ 元気かい

    指で数えて もう二十才
    嫁に行ったか それともまだか
     あああの娘きれいな 頃だろナ
    僕の心に いまなを残る・・・
    女らしさの 匂う声
    娘さん 娘さんヨ 元気かい

    雲が行くのは あの娘の村か
    ブドウ畑で あの娘と二人
     ああ食べてみたいナ ひと房を
    僕のこの掌に いまなを残る・・・
    触れてはにかむ 白い指
    娘さん 娘さんヨ 元気かい
        (1961・7・17)




9.肝機能よくなる

    東京都 M.M. 

     6月9日よりはじめまして、今日まで、青汁は1日も欠かさず、毎日2合位を飲んでおります。
     はじめの2ヶ月ばかりは体重はへり、食欲もなくなり、飲むともどしそうになったりして、ずい分つらい思いをいたしました。
     暑さがいってからのように思いますが、食欲が出はじめ、1年ぶりでお腹がすくという感じを味わうようになりました。
     体重も、1週間に1度はかるたびに、わずかづつ増えてまいりました。
     自分ではわかりませんが他人が、時々、顔色がよくなったということがあります。
     ただ、だるいとか、疲れやすい感じには、余り変りはないようです。とくに夜更しをした次の朝の便通が全然出るものがないように不快な感じになって、1日お腹がはって苦しいのには全く変りがありません。
     どういう理由か自分でもわかりませんが、たまに、とても気分のよい、だるさもない、いきいきした1日をすごすことができる時もあります。これは、青汁飲用前にはなかったように存じます。
     次に、お医者様の方ですが、青汁をはじめてから3回肝機能検査をいたしました。
     3回ごとに、今までとちがって、ぐんぐんよくなっているのたそうでございます。
     とくに、一番最近の結果では、一段とよくなり、「ここ一年ばかり治療を続けて来たのに、さっぱりよくならないから、このまま症状がかたまってしまうのではないか、と心配していましたが、最近様子がだいぶ変って来たようなので(肝機能検査の結果のこと)、希望が持てるようになりました」と先生がおっしゃいました。(35・10・24通信)




10.青汁先生

    久慈市 M.A. 

     同僚からは「青汁先生」といわれ、近頃、生徒からもいわれるようになりました。
     ひやかすことは一人前ですが、真面目な人が少く残念に思いますが、漸次理解されてくることと思っています。
     現在、青少年のいかがわしい素行の大半は邪食にあると思って、バランスをとる為青汁をのむようすすめています。
     生命の火をさかんに燃やすには、どうしても、青汁に期待することが最良だと年々確認しつつあります。




11.炎暑にも食欲旺盛

    井原市 I.T. 

     この暑さにもめげず毎日元気に過して居ります。それと申すも相変らず青汁を怠りなく長期続けております賜と存じます。
     うだるようなこの暑さに周囲の多くの人々は、食事もとかく不進不進と嘆く言葉を耳にいたしますが、私は1日とて不進を感じた事もございません。却って三度の食事が待ち遠い思いでございます。




12.健康への近道

    愛媛県 T.A. 

     当地の諸会合の際、いつも、緑葉の特効を説いていますが、かたくなな地方気質は、野菜の汁などで病気は治らん、といっていました人々も、最近ようやくその効果を認め、種々の点を私にたずねてくるようになりました。
     当地方にはツリーケールがなく、家畜飼料用のカキハ甘藍や大根、キャベツの外葉、人参葉で製法を教えて、服用するよう申しますと、3週間〜1ヶ月もすると胃痛がとれ、体に活気か出てきた、とよろこんでまいります。
     人を救けるということは仲々むつかしいことでありますが、青汁だけは容易に短期間で健康への近道を教えられます。(36、3、1、通信より)




13.質問箱 大腸菌はなぜ恐ろしいか?

    倉敷 B. 


     飲食物の検査でいつも大腸菌が問題になりますが、あれはどうしてですか


     大腸菌は名前の示すように、大腸の中に普通にいるバイ菌で、ビタミンをつくってくれなどしている、いわば有用菌です(もっとも時には病気の原因にもなることもありますが)。
     それが、なぜやかましく恐れられるかというと、それは、大腸菌がいるということが、腸の内容と関係あること、つまり大便で汚染されているということ、そして、赤痢やチフスなどのもととなるかも知れぬ、ということを示すからです。





    東京 M. 


     青汁をつくるとき果物を入れるのはよくないということですが市販のジュース類はどうですか。


     多くの果物にはビタミンCをこわす成分があるので、一緒にすりつぶすことは感心できません。別々に汁にして、飲むとき混ぜるか、後口に飲むほうがよろしい。
     しかしこれではただCが犠牲になるだけですが、市販のジュース類となるとほとんどが人工着色、人工甘味、人工香料といった合成品ばかりです。その中にはどんな有害なものがはいっているかわかりませんから、こういうものは絶対におすすめできません。







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