健康と青汁タイトル小 <1961年5月15日発行 第57号>
 目次




1. シソ

     医学博士 遠藤 仁郎 

     梅干はひどく重宝がられるのに、妙に、捨ててかえりみられないのはシソの葉です。
     ふつうは梅漬に、それも色つけのためにつかわれるだけ。何でも無駄なくうまく利用した昔の田舎でそだった私どもも、シソで思い出すものといえば、筍の剥皮に梅漬のシソを三角につつんで、角の口から汁を吸い、あとでカスのシソ葉をしがんだことや、蕨狩や茸狩の弁当行李に、梅とともに入れてあったシソの葉の忘れられぬ味。それから、乾して揉んだ粉をフリカケにしたくらいのものです。
     芽シソや青シソは刺身のツマに添えられてはいますが、西洋料理のパセリ同様ただのアクセサリーとして眺められるだけで、食べる人は滅多にありません。

     ところでシソの葉の成分となると、とても、ありふれた野菜など足許にもよれぬ素晴しさです。

     カルシウム  180ミリグラム、
     燐       47ミリグラム、
     鉄      8.6ミリグラム。
     ビタミンA   2万単位、
     B      0.1ミリグラム、
     B2     0.4ミリグラム、
     C       85ミリグラム
     というのですから、さしづめ特級野菜ともいうべきところです。
     そして、味もよし、風味もよろしい。さらによいことは生で食べられることです。
     青汁にも無論できます。ただし、この青汁は、アカシソはもとより、アオシソでも、アクが強いとでもいうのか、黒ずんだいやな色あいになるのは、全く惜しいものです。においはいく分残りますが、味はずっと落ちます。

     つくるのはいとも簡単で種子をバラまいておけば、勝手にそだちますから少しも手数はかかりません。はじめ密生させておいて芽シソやまびきを利用し、あとは適当な間隔に残しておいてつぎつぎにとれば、真夏から秋まで、いつもやわらかい若葉を味うことができます。

     そのまま味噌、酢味噌、油酢味噌、醤油、三杯酢、フレンチソース、マヨネーズなどで食べます。また、きざんで飯にうんと載せ、醤油や冷味噌汁をかけ、かきまぜて食べます(冷汁飯)。刺身などそえれば即席シソ鮓というところです。
     熱い茶や汁をかけてもよろしい。生のまま五目飯や五目鮓にちらすのもよし、飯やいろいろのおかずをくるんで食べてもなかなかおいしいものです。汁の実にもなりますが、この際は、なるべく椀にとって食べるすぐ前に入れることです。
     食べ切れぬほどできれば塩づけにしておきます。(梅漬でもよろしいが、ただ塩漬しておいてもよろしい)。ながく貯蔵でき、いつまでも風味のよい添物になります。米沢あたりでは、千枚漬といって、糸でつないで味噌漬にしてあるそうです。これはも一つおいしいでしょう。

     ともかく、利用法の多い上に、成分はすごくよいのですし、夏の青物不足の時にも、まるで雑草のようにどんどん繁茂します。しかも病害も虫害もあまりありません。いちどまいておけば、次の年からは、秋に落ちた実から、うるさいほど生えて来るのですから、まことに重宝といったもので、素人の家庭菜園には欠かされぬものの一つです。




2. 野菜の不足

    釜石市 F.T. 

     釜石就任と同時に、痛切に感じたのは、東京と比べて、如何にも野菜の少いこと、一般市民の肌艶が悪く青少年の体位が貧弱であるということです。
     小生も、来釜2ヶ月頃から艶が悪くなり、歯肉炎にかかり、病院通いすること4ヶ月、今だに治らない有様です。この間、患者が最も多いのは歯科、ついで内科であることを実感致しました。
     また配属された製銑科の作業員は、溶鉱炉、炉前作業等高熱、粉塵の中での重作業に従事しているせいか高血圧者が高年者層に非常に多く見られます。
     胃腸病、高血圧症、歯痛等、見てまいりますと、何か共通の大きな原因があるように思われ、小生、直感的結論として、野菜の欠乏が最大の原因であり、釜石の市民は、多かれ少かれ、ビタミン不足の栄養失調であるにちがいないと、常に考えて居りました。
     釜石というところは、陸の孤島とも別称される如く川沿いの両側を山でせばめられた、細長い狭い地であり、そこに巨大な製鉄所及びその社宅が発展しつつあるため、近郊の耕地が宅地に転化しつつあります。従って野菜も、山を越えて運ばなければならず、必然的に量も少く、値段も高いのです。
     また、東北地方特有の気候上、余り野菜の栽培に適さないこと(冬ともなればホウレンソウ、ニンジン、ゴボウのみ)。また農家自体、単作経営であり、多角経営に、諸々の条件から、踏みきり難い、市民自体、食生活向上に対する意識がうすい点等の障害に災いされているかとも存じます。

    (35・11・7、通信より)




3. 知識の値段と値打
前文参照クリック

     友成 左近 

     「大根のひとりごと」を書いた序に、これに関連して、もう一稿つけ加えておきたい。それは、日常生活に必要な知識には、これを心得るのに、この頃では、なにほども費用がかからないものが多い、けれども、これを生かして使えば、はかりがたい利益が得られる、ということだ。

    大根葉を食用しないのは大損だ
     大根を例にあげてみよう。葉ッぱは根ッこより栄養価がはるかに高い、ということを知らない人、あるいは葉ッぱの食べ方を心得ていない人は、ヤオヤで葉ッぱをチョン切って帰るであろう。畑に捨てたり、トリやウシにやって食用しないであろう。よく心得ている人は、必ず葉ッぱも持ち帰って食用する。秋大根一本は、だいたい1200グラム、このうち根ッこは900グラム、葉ッぱは300グラムで、市価は10円だ。そこで別表をみてほしい。
    大根1本の根と葉の成分比較表
    重量
    g
    熱量
    Cal
    蛋白質
    g
    カルシウム
    mg
    ビタミンA
    iu
    B1
    mg
    B2
    mg

    mg
    9001449.925200.270.18180
    30012015.6570270000.300.90270
    120026425.5822270000.571.08450


    755539310471840
    25456169100537260
    葉を捨てた
    場合の損失
    ¥8¥15¥22(¥1000)¥11¥40¥15
     大根一本のうち、根と葉に含まれている主な栄養素の比較である。葉ッぱをチョン切って、根ッこだけ持ち帰って、これが10円だと思っている人が、大根一本買う毎に、どれだけ損をしているか、主要栄養素毎に比較してみたものだ。
     この金額は、いうまでもなく「たとえば」であるが、とにかく大損をしていることは分かるであろう。大根を食べるのは、大根おろしにして、ビタミンCをとるためだ、とのみ思っていると、大根一本買う毎に、その60%をとりそこね、15円損をすることになる。
     われわれの食事で最も不足しているのは、ふつう、カルシウムとビタミンAとB2である。葉ッぱを捨てると、Aは全然とれない。ところが、大根葉は、あらゆる食品のうちで、最も多量にAを含んでいる。マル損の大損となる。
     B2については、大根一本買う毎に、その72%をとりそこね、40円損をする。カルシウムは、69%22円の損となる。蛋白質については、根ッこに含まれているものは大半役に立たないのであるが葉ッぱに含まれているものは極めて優秀である。これまた大損だ。熱量とB1については、同様、約50%の損失だ。いかにも、もったいないことである。

    食品成分表の活用を
     いったい、われわれが物を食べるのは生きており毎日働らいているカラダが必要とする各種の栄養素を摂取するためである。これが根本だ。おいしさを味わうのは派生的、副次的なことで、逆立ちさせてはならない。
     ところで、どんな食品に主な栄養素がどれ位含まれているか、ということは、食品成分表をみれば、すぐ分かる。これには、いろいろな冊子がある。参考までに、末尾に四点ほど付記してある通り、僅か50−80円である。コーヒー一杯代だ。われわれが常用している食品の殆んどすべての成分表が出ている。その上献立や調理その他の手引もついている。これによって得られる知識を生かして使えば、栄養と健康に大いに役立つ食事ができるようになる。しかも安価で、おいしく。

    それには努力が必要  だが、そうなるには、やはり少々努力が必要である。いかに知識の値段が安いといっても、自ら何も努力せずに得られるわけではない。また、これを生かして使わなければ値打はでてこない。ここにも、やはり努力が必要である。だが、この努力は、程度の差はあるにしても、誰にも出来ることだ。

    (35・12・7)

      付記
      第一出版発行、定価80円 資源協会編「日本食品標準成分表」
      第一出版発行、定価70円日本栄養士会編 「食品標準成分表」
      大和文庫発行、定価60円稲垣長典編「標準食品成分表」
      光生舘発行、定価50円有本邦太郎編「新版食品成分表」




4. 火傷の氷水療法

     8年前に、Los AngelsのDr.Alex G.Schulmanは、煮立ったグリースに彼の手を突っこんだ。彼はその火傷した手を傍にあった氷水の中に浸したところ、痛みがとまり、治癒もはやいことを見出した。それ以来、150人の患者を、この氷水療法によって治療して、これが、全身の20%までの火傷には、もっとも良い応急処置であるとして推賞している。痛みは速やかに去り、火傷につづいておこる炎症に対しても、この氷水の阻止効果は大であると彼は述べた。

    (メジカルダイジェスト No.54.1961)




5. 有機燐剤(ホリドール、パラチオン)による 恐るべき被害の報告(3)
前文参照クリック

     梁瀬 義亮 

     臨床症状 ホリドールは、経口経皮経気道何れの経路よりも吸収されます。多量のホリドールが体内に入った時は忽に症状が現れますが今回のホリドール汚染野菜による中毒事件の如くの微量ホリドールが続いて摂取された時はその含量により15〜30日位で徐々に症状が発現しました。

      頭…どうも近頃頭がぼんやりする。頭が重い様な感じがあり、殊に頸の後の方、項から後頭部にかけて、凝った様な重い感じがする。あれもしなければならぬ。これもしようと、心ばかり空まわりして、妙に実行力がなく根気がなく、さっぱり労働意欲や人生に対する興味がなくなってしまう。人間嫌いになって、人間の居ない静かな所へ行きたい。そのくせいらいらして常に不安で、じっとして居られない様な気がする。腹が立って仕方がない。夜眠れない。夜中に目が覚めたり、朝早く目がさめる。しかも昼間は睡くてぼんやりする。記憶力が頓に悪くなる。又すべてに悲観的になり暗いことばかり考える。一層のこと死んだ方がましだ等と思い出す。
      目…ぼおっとして仕方がない。よく目をこする。瞼がひくひくと痙攣することがある。
      耳…時々ピーンと耳鳴りがする。人によっては耳が聞えすぎて、物音がやかましくてたまらなかったり、又耳が遠くなったりする。
      口…舌の先や横が、原因もなくただれたり、神経痛様の痛みが出たりする。舌の先に紫がかった点状色素が沈着する。口が乾く。食事中によく唇をかむ。唇が乾いたり、又口唇のまわりに紫がかった色がついたりする。
      顔…色がどす黒くて光沢がなく、口のまわりや鼻のまわりに、紫がかった吹出物がよく出来る。又口角炎(俗にあくちがきれる)を起す。唇に水泡が出来て、後に紫色の色素が沈着する。又堀内歯科医の報告によると、歯牙や歯ぐきに、紫がかった色素が沈着したり、歯ぐきから出血したりする。
      鼻…鼻血が出る人がある。又大変風邪をひきやすい。人によっては嗅覚を失ったり、遂にありもせぬ変な臭いがするという。
      喉…女性に、喉がつまる様な感じがするという人が多い。
      胸…前胸部に圧迫感を感じ、しめつけられる様な感じがする。食物が通りにくいことはない。
      腹…ぼってりと重くるしい。みぞおちが圧えられた様で重い。食物は口にはおいしいが、すぐに満腹感が現れて少ししか食べられないことがある。又食べたものが仲々消化しない。時々悪心が(胸わるくなることが)あって酒の強かった人も、酔うと気分が良くなるより先に、吐気が現われる。腹がごろごろよく鳴る。便秘して、兎の糞の様な便が出る。而も時々原因もなく、軽い下痢がある。同様の腹痛もある。
      小便…小便の回数が多くなる。しかも毎回の量が多い。小便をこらえることが出来なくて、もらすことがある。一度尿意をもよおすと、こらえられない。
      皮ふ…全体に色が黒ずんで、光沢がなく、顔面に紫がかった吹出物が出たり、頑固な湿疹や蕁麻疹が出て、大変かゆい。殊に夜間に、背中や下腹部や腰の辺が大変かゆい。
      手足…よく冷える。しびれ易く、殊に夜間ふと気づくと、手がしびれている。又坐るとすぐに足がしびれる。時々下肢にぴりっと神経痛の様な痛みが出る。下腿がだるい。
      汗…夏は大変多く汗が出る。又盗汗(ね汗)が出る。
      月経…量が多くなったり期間が大変長くなったり又少くなったりする。
      全身…疲れ易い。だるくて、仕事が憶怯である。ひょいと立つと、くらくらっと軽い目まいがする。




6. 青汁二年

    福島市 M.A. 

     二年余り青汁を飲用し、又人にもすすめ、みんなにも喜ばれております。
     二年間に、30人近くの人が、青汁党になりました。歯ぐきがうんで困っていた人、腰痛で困っていた人、血圧が高かった人、通じのない人等。数えあげればきりがない位、いろいろの病気故障が快くなっております。
     特に片手の不自由と言語障害を来した65才の中風の人(約一年半間経過)が、毎日クローバーを主とした野草の汁をコップ2ハイ宛飲んだ結果、約40日後には、自転車に乗って走り廻るようになりました。
     その他、白内障で入院しも快くならなかった人が快くなり、その主人激務のため、すいみん薬を飲まないと眠れなかったのに、奥様と一緒に青汁を飲むようになり、すいみん薬を必要としなくなりました。
     旧約聖書に“神様はこの宇宙と人間を御作りになりその人間のためはじめに与えて下さったのは、野にある草である”と書いてあります。現代の科学から推しても生命の根源は草、緑葉であると考えられ、まことに素晴しいものであると確信しております。
     何れこの東北にも、みんなで、青汁の会支部を作りたいと念願しております。




7. 肥培管理で栄養価を高めましょう

    呉市 J.Y. 

     畑の中央、一等席にずらりとケールを並べ、精こんを傾けて其の出来栄えを楽しむ。
     之が私達の青汁につながり、生命線の一翼でもある。
     バイアムも配して、夏枯れ期の不自由もしなかった。
     さてここで、一寸脱線をお願いしようなら、ダリヤの花も作って置き度いと思う。丁度夏枯れ時に、どんどん精力的な脇芽が出て困る。色合いと云い、まん更捨てたものではなさそうだが、はたして青汁として利用価値に就て、いつの機会にか御批判願い得たら幸である。
     「先生の御懇篤なる賜」蒙る恩恵の数々を並べ立てたら際限がないし、皆さんには、何れ青汁の効験を御満喫の事と思いますので、私は、私なりに、肥培管理の風変りと思う一、二を申上げたい。

    先づ「害虫駆除」
     虫は栄養価の高い野菜に集中するので、紋白蝶の産卵時期になると、誠に壮観を極め、到底応接に暇は無いが、ものは考え様で、私は甚だ結構なことと思っている。毒薬駆除は面白くないとせば、蝶が蝶ならこちらにも考えありで、先づ葉を反して裏を見ると、「白ゴマ」よりも小さい卵を散見する事が出来るから、片方の手指で掃き落す様に、手早くつぶし、三、四日毎に一巡を繰返す。毎朝の恵を全身に浴びながらの心よい運動の一時でもある。

    次は「肥料」
     移植の準備として畑に堆肥を、ふんだんに、鶏ふんの乾いたものや米糠等の、共にすき込み適量の石灰も入れておこう。移植後、成長につれ、追肥として、燐酸、加里、チッソの三要素を少しづつ出来栄えを見守り乍ら追肥を行えば、清浄な材料を下葉から次々と収かくし得る。発育が盛んであるから肥料が土に混じってさえいれば、肥料負けはしないものだが化学肥料は過してはならないと思う。
     なんだこんな事なら「先生の講座を読んだらわかるじゃないか。」そうです。そのお言葉は御もっともです。だがしかし、私の求めているのは栄養の点で、ビタミンやミネラルと雖も、大自然の働きと雖も、肥料の元素が源であるからだ。
     次に一つ花よりだんごとゆきましょか。自然の恵み豊かな場所があったなら、こころみに、メロンでも、西瓜でも手頃な本数を育ててごらんなさい。堆肥と化学肥料の使い方一つで、葉の茂り具合から、果の大小味の良否迄も、自由自在で、全く面白くてたまらないでしょう。




8. 医者に見離された胃ガン

    仙台市 S.E. 

     近所の知人…胃ガンと診断され、しばらく入院中の処、生命も年内せいぜいとの内報に、家族一同悲嘆に暮れて退院しました。病中のこととて用便もままならず、匍匐して漸く用便の状態、終日寝たきりして衰弱、輸血等、手当てに困雑していました処、青汁を毎日実行して1ヶ月余りとなりました。
     今日身体の調子が全く一変して、食慾が出て終日起きて、新聞、雑誌をよみ手紙を書き、その上家の中の雑用などの御手伝もやれるようになって来ました。




9. 虫よ共に食へ

    横浜市 K.A. 

     昨年のケールが見事に花を咲かせ結実いたしました。どれくらいとれましょうか。同室の療友も、これだけあれば2合はとれるだろう、など話しながら、採集を楽しみにしていますが、青虫や油虫にはずい分悩まされて、ふんがいの余りじかにDDTを散布して、葉を駄目にしてがっかりしたこともありました。ことしは、虫よ共に喰べよ、と人類愛をほどこし、虫喰い葉を喜んで食べるようにしています。

    (35、6、8通信より)




10. 蔬菜

     食物本草に曰く、
     右諸菜は皆、地産の陰物、養固する所以なり。
     宜しく之を食ふべし。
     丹渓云ふ、疎洩を司る者は菜なり。
     之を蔬と謂ふは蔬通の義あり。
     之を食へば腸胃宣暢して雍滞の患無し。
     先儒曰く、
     人若し菜根を咬め得ば百事做すべしと。
     故に菜を食へば既に以て身を養ふに足れり。
     又以て徳を養ふことあるなり。

    (大和本草)




11. 写真説明

     倉敷地方には生後1ヶ月前後で青汁を飲ませている家庭がかなりありますが、写真「ケールを食べる子供」もその一例。男児は3才で5才半位の発育、女児は小学校3年で6年生位の発育、共に余り病気にもかからないし、お菓子などもほしがりません。




12. 質問箱 青虫にBHC

    徳島県 E,H, 


     五月末に青虫があまりにも沢山いたのでBHCをやったのですが、現在約1ヶ月あまりたっています。このケールを青汁にしてもよろしいですか。


     BHCは滲透性はありませんから、よく洗えば大丈夫です。
     農薬はなるべく使わぬほうがよろしい。専門の農家の方に聞いてみても、「初めはよく効くが、しまいにはまるで効かなくなる」ということです。危なくもあるしするので、私どもは一切使わぬことにしています。





コラム紹介

    上士は道を聞けば 勤めて之を行い
    中士は道を聞くも 存するが若く亡するが若く
    下士は道を聞けば 大として之を笑う
    笑われざれば以て道となすに足らざるなり

    (老子)



    五月の詩
    深山 旅愁
     母の日はあるのに、父の日がないようだ。
     父は関心が薄いのかもしれない。
     子供の日もある。老人に日もあるのに、
     チョッと淋しい気がする。
     和の精神がガッチリと握手される事に依って、平和はほほえむ。
     日の丸の握り飯時代が良かったと思う。
     これは私だけの郷愁だろうか。



    童謡 虫と子供
    深山 旅愁
     窓のちかくに 木が見える
     虫がしきりに 葉をたべる
     こちら時どき ふりむいて
     虫は子供に 云いました

     ベッドにねている 子供さん
     君は野菜が きらいだナア
     肉がなにより 好きだロウ
     だから病気に なるんだヨ

     やをい木の葉を たべている
     虫は元気な 顔してる
     僕も葉っパを たべようか
     ぽつり子供は 云いました



    大直は屈れるが若く、
    大巧は拙の若く、
    大弁は訥の若し
    (老子)







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