<1960年2月15日発行 第42号>
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目次
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1. 青汁はやっていたのに
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医学博士 遠藤 仁郎
青汁はやっていたのに、肺炎になった、ジフテリーになった、チフスになった。
青汁をやっていたのに、筋炎をやり、中耳炎をやり、虫垂炎(俗にいう盲腸)になって手術をうけた。
青汁をやっていたのに、検診で思いもかけぬ結核になっていた。
青汁をやっていたのに、脳溢血で半身不随になったり、なくなった。
青汁をやっていたのに、腎炎になり、肝炎になった。リウマチが出た、胃潰瘍で血を吐いた。乳癌になった等々。青汁をやっていても、やはり色々のことがおこります。
そして、青汁で風邪をひかなくなる、膿まなくなる、高血圧が下り、中風の治りがよくなる、などといわれているのに、これはまた何としたことだ。とお叱りをうけたり恨み言をいわれたりします。
これは、一つには、病気なり、その下地(素質、素因)なりの程度にもよることでしょう。
いかにすぐれた薬でも、はげしい病気は防ぎ切れませんし、進んだ素質はどうすることも出来ません。青汁でも同じことです。それに、青汁の効力というものは、あるいは「生」という摩訶不思議な力が与るのでもありましょうが、主なことは、なんといっても、栄養の完全化というところにあります。
私どもの習慣食は、熱量蛋白質に比べ、ミネラルやビタミン類が甚しく不足した、完全極まる食餌になっており、これが体位体質の劣悪化や病気の下地をつくるもとになっていると考えられるのですが、緑養食は、この欠陥を補正するに必要なミネラルやビタミン類を豊富にもっている唯一の食べ物です。
そして生葉の中には、それらの他に、まだわかっていない大切な成分があると想像され、それら全部がそろって、はじめて本当に完全な食餌となり、そうしてはじめて本当の健康が約束され病気の治りもよくなるものと考えられます。
けれども、それには、まず材料の質と摂り入れる量が問題です。
青葉、青汁がいかに栄養の欠陥を補うによいとはいっても、その質がよくなかったり摂り方が余りに少なすぎては、とても補い切れるものではありません。
普通の、私どもの平均食の場合を考えてみますと、質のよい(ビタミンにとみ吸収のよいカルシウムにもとんでいる)緑葉を、少くとも一日400グラム(汁にして、しぼったままの原液で約2合)は食べねば、食全体としてのバランスはとれません。
ですから、2勺や3勺、精々5勺程度の青汁を飲んでいたのではたとえ混ぜ物のない正味の青汁であるとしても甚だ心もとないものです。
また、同時に、白米飯や肉、魚、糖分、酒といったひどく偏った、不完全な食べ物が多くなっていたり、色々の薬品や色素や人工甘味のはいった有害食品をとっていれば、いよいよもって追っつきません。
そこで、少々の青汁を飲んでいるだけで、きかぬ、きかぬというのは、もともと無理というものですし、たとえかなりの量は飲んでいても、一方で甚しい悪食がつづけられていては、やはりそれも無理です。
ところで、一つ気がかりなのは、青汁を飲んでいることが、かえって、そうした油断のもとになっていはしないだろうか、ということです。それは、青汁の効果があまり過大に受けとられて「青汁を飲んでいるのだから」といった安心感から、わざとではないにしても、つい不養生をしていないとも限らぬからです。
菜っ葉をしっかり食べ青汁を飲んで、ミネラルやビタミンに充分余裕があれば不完全食でも結構埋め合せがつく。だから「そうしておれば、少々の不養生をしても差支はない」と、私どもも、つい、そういう口吻を洩らします。
すると、都合のよいことだけ、つまり、「青汁を飲んでさえいれば不養生をしてもよいんだ」ということだけ受けとってしまうというところに禍のもとがあるのではないでしょうか。
私どもはいつも、「うんと菜っ葉を食っておれば」「しっかり青汁を飲んでいれば」、そして「ミネラルやビタミンに充分余裕をもたしておけば」、という条件をつけているのですが、その肝腎かなめのところが忘れられているわけです。
青汁を飲めば、飲まぬよりは確かによろしい。しかし、それは、あくまで完全食にするという前提のもとであって、ただ青汁さえやっていればそれでよい、それで安心、というものではありません。青汁を非常に沢山、例えば一日2合、3合、4合あるいはそれ以上も飲んでいればともかく、5勺かそこいらだけで、「青汁をやっているから大丈夫」と、いつも大飯を食い、脂濃い肉類ばかりたべ、甘味の強い菓子を食い、有害食品をもいとわず、酒やタバコはすごす、といった不養生をあえてすることは、まことに恐ろしいことです。
青汁は決して万能薬でもなければ特効薬でもありません。ただ野菜を食べる一方便にすぎず、それによって食を完全にし、諸機能を正しくし、抵抗力を増して病気にかかりにくく、また治りよくするもの。したがってただ青汁さえやっていればよいのではなく、必ず同時に食の完全化合理化をはからねばなりません。
主食をへらす。それも、ミネラル、ビタミンの乏しい白米よりは、それらに富んでいる玄米や、せめて搗の悪い米、あるいは麦、芋豆を併せ食べる。
蛋白食品にも、ミネラルビタミンの多い小魚や内臓あるいは牛乳、大豆。そして、なるべく質のよい緑葉を多く、しかも、なるべく生で食べるようつとめる。
間食には、菓子はやめて果物にし、酒、タバコはなるべくさける。なおつとめて安全な純正食品にする。これが青汁の効果あらしめる大切な条件であり、そうしていれば、「少々の不養生はかまわぬ」のだ、ということを忘れぬようしたいものです。
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2. 青汁二年(3)
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前号参照
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K.K.
帰京してから、毎日2度か3度コップ一杯の青汁をのむようになった。
日本青汁運動の草分けである倉敷の遠藤仁郎博士(遠藤青汁の会の主宰者)著すところの著書(例えば、緑葉食青汁の話、青汁読本)を路しるべとして、ケールの代用として色んな野菜や野草の汁をのんでみた。
遠藤博士は特に清浄やさいをすすめられるので、野菜や野草を一度よく中性洗剤(例えば薬局で売っているライポンFとかアルコの類)で消毒して用いた。にんじんの葉、パセリ、小松菜、春菊、シソの葉、かぶの葉、大根葉(これは辛味が少し咽喉をさすが)つる菜、はこべ、それからケールと同種のキャベツ(ケールKale−英語−はポルトガル産のキャベツの原種と云われている)の青い葉もよく用いた。捲いたキャベツの外側の青い葉は農薬がかかっているので、特に念入りに消毒した。しかし、やはりそれが気になってなるべく使わないようにした。
遠藤博士は、農薬のかかった野菜、人糞肥料をほどこした野菜はそのままのでは色んな危険、有害を伴うものとして、目の敵とされている。ほうれん草もはじめは一番のみやすく思ってよく用いたが、遠藤先生の注意書の中に、ほうれん草には蓚酸カルシウムを含有しているので体内に吸収されると結石ができる、とあったのでさっそく止めた。生ほうれん草の有害であることは(人体だけでなく、家畜にとっても)野菜研究家の一致した意見であるようだ。
砂糖も取りすぎると、健康に有害であるという遠藤先生の説なので蜂蜜を使うことにした。しかしケールの青汁は是非とも毎日のみたいと思って、狭い庭に、先生から送って頂いた種をまいた。また近くの知人の農家の畑で作ってもらったりした。芦屋の丘で青汁をのみはじめてから2、3ヶ月のうち、私はすっかり青汁の礼讃者になり、とりわけケールの愛用者となった。
さきほど名をあげた数学の大家笹部さんが私のところから近い久我山に住んでいられるので、ケールが足りないときは同氏が庭で栽培しておられるケールをちょうだいして行ったこともある。
遠藤博士によると、長年の科学的な研究の結果、多くの緑野菜のなかでも、ケールの栄養価の構成(ヴィタミン、ミネラル、葉緑素)がもっとも豊富であることを教えられているだけにケールへの愛好は深まったと云える。
青汁のおかげで胃腸の悩みから、すっかり開放されたばかりでなく、40年に近い難病中の難病だった痔核が、あたかも長い悪夢のように消えてなくなった。まったく嘘のような話である。
少くとも私の実験にかんするかぎりでは、青汁は短期間に便秘から開放してくれる。出血は遂にぴったりとまった。そこまでは理解できる。可能なこととしてうけとれる。しかし、その後、痔核を完全に忘れてしまったことは何としても不思議でしかたがない。出血がなくなったばかりではない、かなり固い便があっても(甞ってならひどい出血を伴ったであろうと思われる)まったく出血をみないですむようになったからである。
長いあいだの痔の責苦を知らなくなっただけでも、私には言葉につくしがたい欣びである。遠藤博士に深く感謝している。それでは高血圧はどうかと訊かれるが、その方はあまり気にしなくなったと云えるほど、この病気に伴う自覚症状は、ぐんと少くなった。
私の血圧は一時はすさまじく高く、終戦後二年目ごろは225という突拍子もなく高いときがあった。その道の権威といわれる専門の大家何人かに診てもらったり、かなり長い療養生活をしたことがあった。
芦屋の丘の上で禁酒禁煙、安静の僧房生活をつづけた時代もある。また和漢洋とりまぜたいろんな治療法の実験台になってもみた。しかし過去2年の経験をかえりみると、やはり毎朝毎日、2、3合(時には日に4合ぐらい)必ずのむ青汁が比較にならぬ位効果があったと信じている。
そう信じてよい自験的なデータをもっている。
先達って血圧を計ってもらったが、170と80のあいだだった。決して血圧を馬鹿にしているわけではないが、これ位かと安心した。
10年前は225もあったのだから。年をとるに従って(私はもうぼつぼつ60の峠にさしかかる)私の生活はいよいよ忙しい仕事に追っかけられている。それとともに必然的に動脈硬化の度がすすみ、血圧が高くなるのは当り前の筈と私は諦観している。この自然現象を阻もうとするのは流れる水を河上にもどそうとする愚に類する。
私たちの出来ることは、動脈硬化の進み方を少しでも遅緩させることしかない。そのための医薬、注射による療法も有効であろう。身体の養生といっしょに心の養生も大事であろう。
ただ私の経験をもってすれば青汁による健康法が最も効果的であったと云いたい。そして、私と同じような経験のもち主が実に多い事実をあげたいのである。顕著な例は遠藤博士の著書に多く率直にかたられている。
(以下次号)
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次号参照
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3. 皆様におうかがい
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三田尻 H.H.
自分のしておることをいかにも正しいよいことのように申し上げるのは失礼でもあり実は恐縮でありますが、会からのおすすめもあり、又原案として、私のモルモット生活を御批判御指導仰ぐことも無意義であるまいと、これも自分の一人ぎめで……。
私は7年前に45年間苦楽を共にした妻を亡くしまして今は全くの独身独房自炊生活であります。
昔支那の伏義神農は百草をなめて初めて医薬あり、と習ったことがあるように思います。
不肖の私もいろいろと我身に試みて、お役に立ちたいと念願いたしております。
食事につきましては異議を申し立てる人もいませんので、これはよいと信じたことは断然敢行いたしております。
私はもう何十年も朝食ヌキ二食主義でやっております。これはたしかによいと人さまにも極力おすすめしております。リクツもありますが、おこがましくもあり、すべてヌキにいたしとう存じます。
人間は神(お日さま)の5つの恩恵によって生きておるものと思います。私共が毎日おいしく感謝でいただいております飲食物は其一番身近なものでありましょう。で私の天与の正食を申し上げてみます……。天(主食)地(副食)空(調味)水(飲みもの)生(補食)に分けて申し上げます。
「天」 |
主食は
玄米、玄麦(小麦、時に麦飯にする麦)とうもろこしを製粉したもの。大豆粉(黄な粉、おもちにつけていただくもの)にぼし粉(煮出しに使う煮干を製粉したもの)以上五品各等分量(大サジ各1パイ位宛)合計約1合。
これに・コンブ茶に用いるコンブ粉(中サジ1パイ)。・ゴマの油3グラム‐5グラム。・鶏卵1個。・更に新鮮野菜(溌刺大根の屑もの葉など)スープ約1合を加えてよく交ぜ、菓子でも製造するかのように丹念に練り直径12センチ深さ7センチ位の可成土鍋に入れて電気釜で15分ばかり蒸し煮にいたします。
まことに香ばしい風味の良いやわらかい饅頭のようなポーッとふくらんだいかにも栄養豊富の何と云えぬ味覚をそそる一種の高尚な食物が出来上ります。
真の天与の正食品と信じております。時にこれに別項述べます日子調味(ひこみ)を加え、又おさつ、おジャガ其他の芋類を添えることもあります。(以上私一人一食分)
この時の副食は生野菜であります。私の生野菜食は別に書きます。 |
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「水」 |
飲みものは清水か青汁か生牛乳であります。
補食は今頃はリンゴ、トマト、ミカンの何れかの一つを摂ります。 |
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「空」 |
さて私工夫製造の日子調味(ひこみ)でありますがこれは特に念入りに御批判をお願い申上げとう存じます。
2ヶ月分(私一人の)材料(真夏でも決して腐敗いたしません)
- 大豆で醸造した山口みそ(百グラム位)を基礎として、これに・純粋蜂蜜百円位・コンブ茶のコンブ粉百円位・煮干粉30グラム位・黄な粉20円位・純粋ゴマの油30円位。
を入れて丹念に練ります。
(注意)水は一滴も入れてはなりません。3時間位電気釜で蒸し煮にいたしまして、取り出してよくよくさまして陽の当らぬ風通しのよい処へフタをよくして貯えます。
- パンにつけるバタ変わりに(バタ以上と信じています)
- みそしるの味出し、みそ代りに、
- すべての煮物の味出しに味の素代りに、
- 醤油砂糖代りに、
- お弁当のご飯の隅に小さい入れものに入れておかず代りに、
(いそがしい時におかずをこしらえの必要がありません。)
マネーと時間と労力と気使いとの大経済になります。しかも栄養はそんなものの何十倍でしょう。私は醤油を買ったことはありません。魚も肉も買ったことはありません。そんなものはこの一つの「ひこみ」でまかなって余りがあると我身でモルモットしています。
次ぎに私の副食を申上げましょう。 |
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「地」 |
副食
私はこの副食はわりに大食いです。
勿論、生青緑菜が主体です。
煮たものといえば竹の子、蓮、芋、カボチャ、コンニャク、茸、豆等です。相成るべく生の青緑菜を摂るようにしています。一度でもこの生青緑菜か青汁かをいただかないと食事をしたような気がいたしません。
実際よく噛みしめて味うと煮たものより生のものがはるかにおいしうございます。クワズギライではおはなしになりませぬ。
今日此頃の私の一例を申上げますれば、キャベツをできるだけ細かに針のように刻んだものを、ガラス鉢に盛ってこれに大根と人参とを大根ツキでついて、そうめんのようにして添えまして(なるべく3種以上)これにミカンを横に切って汁もミもしぼり出してかけます。更にコンブ粉、純蜂蜜を加えてあっさり交ぜていただきます(塩や醤油を使ってはなりません。リクツを申してすみませんが一体人間は醤油やソースを使いすぎます)。
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「水」 |
飲みもの
これは青汁か清水か牛乳です。
私はコーヒー、紅茶、お茶などほとんど飲みません。
(勿論アルコール系統のものは一切不要です。)
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「生」 |
補食
季節の新鮮な果物一色と申してよいほどです。
時に青緑野菜のコマギリに蜂蜜かけて果物代用。
時に白砂糖の入ってない程度のお菓子類は少々いただきます。
食後たいてい何か一ついただきます。なお、日は神の象徴、人間は神の子、日の子であります。人造のものはなるべく避けて作られたそのままを感謝鑑食いたしたいものであります。
つまり大自然を敬愛して其お恵みにそむかぬ生活をいたしたいものであります。
要するに私は左の飲食物を避けております。
- 白米(玄米は粉にして毎日大サジ2ハイ(五勺に足りますまい)いただいております)、
- 白砂糖、菓子類、酒類、たばこ、コーヒー、紅茶、氷類、魚・鳥・獣肉(ニボシは粉にして相当多量いただいております。)
- 市販の醤油、ソース、市販の酢(みかん類すいものを好んでいただいております。果物の酢で代用)
- にわとりは食へませんが鶏卵は毎日2個いただいております。
- 牛肉はいただきませんが、牛乳は毎日2合(2本)いただいております。
あついもの、塩からいもの、濃厚なものは一切いただきません。ヘンなことを申しますが普通のおフロにもめったに入りません。毎朝毎夕シボリタオルで全身をアッサリこすります。こういったことは次回に申上げてみましょう。 |
自戒
度外れたことをしなければ、度外れたことは出来ない。
人なみ(多数決)の白米をタラフク食っていては人なみ(並)の70才も生きれば上の部だ。
お釈迦さまは人生120、80、100は下寿中寿と仰せられたが、今日の科学を以ってしてはキット150とか200とか仰せられたにちがいない。
神の子日の子、万物の霊長人間は、70、100で終るチッポケなものではない筈だ。
90や100はまさに青年。
いざ我は……裸で行こう
青いもの食おう
みどりを飲もう
昭和34年10月29日快晴。朝6時45分、
只今日の出を拝して帰室。80才 ひこしろう。
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4. 私の健康法
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東京都 T.E.
明治7年陰暦6月12日生れ、戸籍面は12月2日ですが、出生届を怠ったのでしょう。
兄弟五人。姉は82才で死亡。私が長男で、弟二人とも徴兵検査は皆甲種合格。私は籤外れ。
弟二人は現役を勤めましたが、二人共早死30才未満末弟も60才にならずして逝き、妹は健在。77才で、少しは農事の手伝をして居ます。
私は弟二人より貧弱な体躯ながら、医師の診療を受けましたことは、大阪に居住中不幸チブスに襲われ、入院3週間ばかりで全快しました。
大正13年事業失敗のため東京に移住。友人の事業を手伝い中、昭和23年春感冒にて医薬2日分頂きましただけで、同26年5月まで欠勤なく通勤しました。
78才以后隠居生活を送って、過去を顧みますと、祖先和田系には結核中風など難症の罹病者ありませんで、母方の祖母80才、母83才の長命と言われた方で、父方の遠藤家は祖先70才以内、父も酒すきで57才で往生しました。
真に心細い思がいたします。私は酒も煙草も少しはのみますがすきではありません。
日日の食事は80余年来、子供の折から今日まで米麦飯に味噌汁、野菜、たくあん、魚類などで、食卓に出るものは何でも頂きますが、腹八分目は固く守って、間食はなるべく軽く頂きます。朝洗顔の時、生水をカップ1ぱいに少し食塩を入れ呑むことと、朝飯に大根おろしを食べますことは30余年つづけて居ます。
次に日常朝か午后、二三時間散歩しますと、躯の調子が大変良く感じます。夜は8時になりますと臥床すぐ寝入り、よく休まれる方です。
健康保持は、第一に家族の者が協力なくては不可能で、精神的苦痛なく気楽な生活を得て居ます。私は真に有難い幸福と感謝して春秋を迎えている次第です。
附記
遠藤博士の著書緑葉食青汁の話、青汁読本、青汁体験集は全部熟読しまして効果の偉大なるこ能く知悉致しました。又健康と青汁月刊毎月頂いて居りますので、私拝読すみ次第、友人知己に回読勧誘して大変悦ばれています。私の孫は孫の母が自宅で造り2年余飲み続けて居ります。茲に感謝申上げます。
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5. 青汁でヴェトナム親善
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6. 放屁が多くて
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7. 青汁飲用成績
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8. 質問箱
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豊中市 I.N.
問
猫が胃に虫をわかしたときにチガヤを食うと聞きましたがその理由は?
答
どんな草(緑葉)にも大なり小なりの駆虫効果はあります。
しかしそれは葉をよくすりつぶして、その成分を摂っての話です。
猫や犬の場合は殆どかみ(というよりかめ)ませんからその作用は考えられません。
この連中が草を食べるのは葉の成分よりは、むしろ胃の内容を吐き出すのが目的のようですから、(青汁が犬猫の病気によく効くこともよく知られていますからその意味も全然ないわけではないでしょうが)チガヤのように繊維の多いものが好まれるのだろうと思います。
私も注意してみたことがありますが、大概禾本科の草を食っています。
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コラム紹介
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