健康と青汁タイトル小 <1958年4月15日発行 第20号>
 目次




1.筋肉のこり痛み

     医学博士 遠藤 仁郎 

     頸や肩や背中や腰などが「こる」とか「いたむ」とかいうのは、筋肉が何かの原因で、興奮状態にあり、疲れやすくなっているためです。若いものが、そういうことをいい出すと、昔はすぐに、「そりゃあ大変、肺病にでもなったんじゃないか」などとおどかされたものです。
     肺に故障があると確かによくこったり痛んだりするが、決してそうとばかりはいえません。それは、内蔵の異常、刺戟が外部へひびいて、その部の筋肉が興奮状態になるための症状ですから、胸や腹の病気で来ないものはないといってもよいくらいです。
     しかし、同じく病気があっても、特によくおこるものもあれば、さ程でもないものもあり、また何処にもそれらしい原因もなく、疲れる程のこともせぬのに始終こって困っている人もあります。
     一つには体質によるもので骨組の太い、ふとりだちのものは、反対に骨組の細い、やせだちのものに比べ、こりやすい。それは、ふとりだちのものの代謝が、やせだちのものに比べて劣っており、俗にいう血が濁りやすいからです。筋肉の代謝が不完全だと疲労物質の処理が不充分で筋肉はいつも、慢性の疲労状態にあるからです。  が、いま一つには食物が大きな意味をもっています。
     筋肉は、このように代謝が不完全で、疲労物質が処理されないと、こったり痛んだりしやすくなるのですから、食べ方がまちがっていて、代謝がうまく行かぬと(血がにごって)起こりやすく、食べ方が正しければ(血がきれいになるから)、起こりにくい筈です。実際、こりやすい人の多くは、どうもご飯を食べすぎ、肉類や卵ばかり添えて野菜をきらい、酒や菓子は大好物のようです。
     こういう食べ方では、熱量、蛋白質に偏っていて、それらの処理になくてはならぬビタミンやミネラル類が不足し、代謝が完全に行われずいろいろ有害なものができます。たとえば糖質(澱粉や糖類) がすぎてビタミンBが欠乏すると、中間代謝産物として酸性のものができ、これか筋肉をいためて腫れ、圧えると痛むようになる。それは丁度急に激しい運動をしたあとの筋肉の状態のようなものです。
     ですから、原因のあるなしによらず、こったり痛んだりしやすい人は、局所の血行をよくして疲労物質を除くようつとめるほかに、つねに食養の合理化をはかることが何より大切です。軽い運動やマッサージで局所の血行をよくすると、「こり」や「いたみ」はやわらげられるかなくなります。貼り薬や灸や鍼、痛みどめ薬や注射も同様です。けれどもいずれもその効果は一時的、間に合わせのもので、しばらくすると、またもと通りになってしまいます。
     そこで、それと同時に食物の完全化による血液の浄化が必要です。  主食ことに白米飯をへらし(むしろ麦、芋、豆飯とし)緑の菜っ葉を多く添える。酒や菓子や糖分をさけて青汁を飲む。間食がほしければ果物にする。ともかくせめて青汁だけでも精々しっかり飲んでみることです。
     青汁をはじめて、いつとはなしに「こり」も「痛み」もなくなり、サロンパスがいらなくなったという経験をもっている方は読者の中にも相当あろうと思います。



2.高血圧調査(2)

    腎炎合併例
     高血圧70例のうち9例に腎炎が合併しているが、7例で効果があり、うち5例では、B群の4例で、20〜44平均31(B群一般平均31.9)、C群の一例で55(一般平均51.6)の降下をしめている。

    一般注意
     一般注意として、主食、肉食、野菜類、味、菓子、酒、タバコなどについての回答総数は45例(A群7、B群15、C群7、D群10、E群6)。記載の多い順に、
     味をうすくしたもの  39例中36(92.3%)、
     野菜を多くしたもの  34例中23(67.7%)、
     主食をへらしたもの  27例中25(92.6%)、
     肉食をへらしたもの  26例中21(80.8%)、
     菓子をへらしたもの  22例中13(59.1%)、
     節煙または禁煙したもの20例中14(70.0%)、
     節酒または禁酒したもの16例中13(81.2%)
     しかし、それぞれの効果についてみると、そうでないものに比べ、いく分血圧の下がり方が著しいようであるが、も一つはっきりした成績は得られなかった。

    自覚症への効果
     自覚症への効果を記載数の多い順にあげれば、
             頭重 33例中29(87.9%)、
           こり痛み 31例中18(58.1%)、
            めまい 30例中26(86.7%)、
          疲れやすい 26例中15(57.5%)、
             動悸 25例中21(84.0%)、
             不眠 23例中22(95.7%)、
             頭痛 23例中15(68.2%)、
          元気の衰え 21例中16(76.2%)、
             倦怠 20例中14(70.0%)、
             耳鳴 20例中13(65.0%)、
     いらいらして落つかぬ 19例中13(68.4%)、
           視力低下 17例中10(58.8%)、
            神経痛 17例中9 (52.9%)、
         手足腰の冷え 15例中11(73.7%)、
         手足のしびれ 14例中9 (64.3%)、
             短気 12例中8 (66.7%)、
            不整脉  9例中8 (88.9%)、
    心臓痛(狭心症)の発作  9例中8 (88.9%)、
           聴力低下  9例中5 (55.6%)、
          リウマチ痛  8例中4 (50.0%)、
      運動まひ(脳溢血)  7例中5 (71.4%)
    に有効でいずれも大なり小なり効果がみられている。

     なお「めまい」には往々著しい効果があるものであるが、この調査でも「執務中にもめまいがして倒れそうになったが、現在は関東、九州へととびあるいて活動している」と付記された方もあった。
     最後に御協力いただいた皆様に厚く御礼申上ます。



3.間食と女

     幸田 露伴

     或る老いて賢き婦人の申される。人の娘のよしあしを考うるに、其の食事の模様を尋ね聞く時は、10に7、8までは目利して過らざるを得るなり。
     まづ三度の食事の多き少きを問い、次に間食を好む好まざるを尋ぬべし。
     三度の食事も少くして、間食を好むことも然までならぬは、身体の強からぬといふまでにて、論なし。
     三度の食事も多く、間食をも好むは、身体の弱からぬといふまでにて、これもまた論なし。
     定まりたる三度の食事を取ること少くして、間食を好むこと甚しいといふものは必ず宜しからぬ女なり。
     さる女は、間食すること多きために定まりたる食をなすこと少く、定まりたる食事を身の程に応じてせざるがために、間食を欲すること甚しき習慣を養ひ成せるにて、多くは皆心無くあまやかされて育ちたる憫れむべき女なり。
     三度の食をなほざりにするは、規律を重んずる心薄きなり。間食をほしいままにするは、おのれに克つをば良き事とは思はで、我が心のままに振舞ふを快しと思へるなり。
     間食の胃を害ふことは言ふまでもなし、心を害ふこともまた決して少なからず。世の間食に慣れ居る程の女を観るに、多くは皆放肆驕惰にして、向上の精神に乏しく、目前の快楽にのみ耽らんことを思ひ、瑣細の事に忽ち瞋り忽ち泣き、忽ち悦び忽ち動くようなる、心も行ひも軽薄の徒輩なり。
     かく云はゞ、間食を悪む余りの誣言ならんと思ふ人もあるべけれど、年長けたるものの間食をほしいままにするやうなる家庭の有様の如何なるべきかを考え、且つ世上の実例に鑑みて、我が言の偽妄ならぬを知るべし。
     定まりたる食事毎におのが身に取る量は少からで、間食することは稀にして又少きものは、先ずは教育訓練に得堪ふべき女なり。嫁に迎へんとならば、ゆめゆめ間食に慣れたる女などを家内に容るることなかれ。寝腹這ひて間食する女のごときは、和漢洋の学を兼ね料理裁縫より音楽美術のたしなみまでありとするも、決して決して家のシキイをだに跨がしむべからずと。(洗心録)




4.大自然の恵み

     玉島市 田辺 弘

     世界は唯人間のみの住む世界ではなく、万物皆力を合せて始めて生活し得るものと思います。私は近頃こういうことを考えることがある。
     たれが食物を煮たり、焼いたりすることを考え出しただろうか。今日の私にとっては誠に有難くないと思ってみたりする。太陽は東から出て西に入ると云う。大自然は平凡であるが、さてこれを人の力ではどうすることも出来ない。其の大自然の中へ植物も動物も自然に生まれ出たものであれば、自然生活こそは最も人間に適した生活であって、今日文化人の考え出した人間の食物では、とうてい人間を満足に養うことは出来ないと思う。
     先祖の食生活を想像してみると、今日野山に居る兔や、たぬきにも等しい様な生活を想わされる。これのみが、大自然から与えられた人類の食物なのである。人間の考え出したことは全く自然の秩序をみだすものが非常に多い。人工食糧とは今日人工で人類が作れる様になったとしても、其の人工人間の餌にすぎないもので、人間動物としての食物ではない。大自然の力のあることを忘れて考えない人の多いことを誠に残念に思うのである。
     外のことはともかくとして吾々の生命のもとは食物である。いかに医学科学が進んでいっても、たかが人間の考え出した事なので、これらはあまり信用出来ない。学者といえども教育者と云えども油断はならぬ。一人一人が絶えず自然界の創始者、太陽に相談して、大気、大地、太陽と共に、少しでも多くの人の為になる様なことをしながら力を合せて生きて行くことが最も大切であろうと思う。どうも人間の考えた文化食糧などは全く自然界の化物で誠に不完全なものである。
     もともと良くない食物は、年々不完全の度を増すばかりで、今日では丁度籠の中の鳥の餌にもおとった様な人間の食物が多い。私は二十代から胃が弱く病弱で味気ない日々を送って居た。五年程前に胃潰瘍にかかり其の他にも十数種類もあろうかと思われる程の病気の問屋でしたが、今では身体の中から、すべての病気が逃げ出した様に思われます。青汁四年。しみじみと自然の食の有難さを知りました。丁寧に最初から御指導下さった遠藤先生に心から感謝しつつ、毎日元気で、一人でも多くの人に此の事を教えたいと思って居ります。
     先生の御教訓は欲も得もない、丁度太陽から教えを受けて居る様な気がします。こういう夢の様な事を真剣に考えて行いつつあります(後略)。
     きいたともきかんともない青汁の年を重ねて偉大さぞしる



5.青汁のおいたち(5)
特集ありクリック

     医学博士 遠藤 仁郎 

    青汁普及会

     普及会の話は一安氏のあたりから出、安井氏らも加って進められたもののようである。
     会をつくって私の仕事を助けてくれようというのだから、まことに有難い話ではある。けれども私は余りこれを悦ばなかった。
     というのは、なるほど普及会などといえばいかにも立派だが、結局私を利用しようというたくらみであることは余りにも見えすいていたからである。
     しかし、それによって緑葉食の普及がはやめられるのは結構にちがいない。また一面、たとえいかに私が力んでみても、ひとたび市販が始まり、しかもそれが営業として成り立つということになれば、世間の人がほっておく筈がない。そしてこれを野放しにしておくならば、必ずや起るであろう弊害、たとえばヨウグルト(牛乳に乳酸菌を培養した酸っぱい本物のヨウグルト)が、甘い、菌がいるかいないかわからぬような乳酸菌飲料に堕落した、あの通りの成行をたどるだろうことは、火をみるよりも明らかである。
     それが対策としては、緑葉食に対する一般の認識の向上と、業者に対する正しい指導と監督の他はない。それには何か力のある組織が必要だ、と感じていた矢先であったので、この意味での会にしようと決意、その申出に同意した。
     さいわい、故橋本先生は副会長を快諾され、会則の起草さえ引受けて下さったし、そのお力添えで、原先生、大原倉レ社長、三木知事、大森衛生部長などの諸名士のご賛同もえられた。こうして遠藤青汁普及会は、「緑葉食青汁の普及をはかり、国民健康の増進に寄与するを目的とし、支部はこの趣旨を体して青汁の製造頒布に当り、営利を貧らず、誠心誠意この聖業に精進する」との旗印を掲げて、昭和二九年五月一四日いよいよ発足した。
     支部の申込はかなりの数に上った。
     しかし何分にも初めてのことではあり、克服せねばならぬ数々の難関のあることとて、実際手をつけたのはごく僅かなものであった。しかもその人たちも、折角意気込んで計画はしてみたものの、あるいは材料供給の面で、あるいは運営の困難さのために、多くはまもなく中止のやむなきに立ちいたった。
     それでも、発足当初、倉敷・岡山の二支部にすぎなかったものが、翌30年6月の第2回総会当時は県内8、県外1、翌々31年6月の第3回総会当時には県内10、県外5を数えた。
     また栽培支部もふえ、31年5月には材料洗浄野菜の市販が、倉敷だけでは実現した。

      会歌
       青汁体験者である郷土の童話作家深山旅愁(本名風早正男)氏から寄贈された(二九、四)会歌「グリーンジュースの歌」は山口保治先生によって作曲され、その発表会(29、8)には病院の看護婦君がすすんで出演してくれた。

      機関紙
       かねて懸案になっていた機関紙「健康と青汁」も、玉島支部田辺(弟)君の編集奉仕によって、隔月刊という心細さながら漸く発行さるようになった(30.7)。

      ケール種子頒布
       緑葉食青汁の普及にはまず材料野菜の普及だ。日本国中をケールでおおいつくさなければならぬとの大悲願(?)のもとに、31年からは、全国各地よりの希望者に対し、自家採取種子の無料頒布をはじめ、贈呈者の数は恐らくすでに数百名の多きに上っているであろう。

     やがて西小学校の青汁給食の素晴しい成果のニュースをはじめとし、青汁に関する報道はしばしば新聞、雑誌、ラジオにとりあげられるようになり、各方面から講演会、講習会の開催、あるいは展示会、博覧会に出品の機会を与えられるなど、青汁の真価の認識とともに、普及会の事業はしだいに発展していった。
     そして支部もまた、その責任の重大性をよく自覚し、材料野菜や製造技術の研究にはげみ、品質の向上につとめ、寒暑をいとわず、また遠隔の地の唯一人の希望者に対しても、労を惜しまず配達し、貧困者には無料奉仕するなど、利害を超越した献身的努力をつづけてくれた。
     しかし一部には、遺憾ながら、会の趣旨にそむき、粗悪不良品を出し、営利のみをこととし、ために、世の不詳と誤解、さらには会に対する疑惑をさえも招くもととなるような不心得者もあった。


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6.倉敷玉島訪問記

    豊中市 I.N. 

     ケールと青汁をいろいろの角度から心に描いてここ数ヶ月、通信によって御手数を煩わしたること一再ならず。ところが此度西下の機会、昭和32年10月10日、遂に夢にもうかぶ倉敷へ。遠藤先生!ケールの畑、田辺氏、学校給食と貝原先生、学童とジュース等々。
     偖て先生のお宅を訪ねて御挨拶もすまぬで一驚したのは、テラスでとらえたケールの怪物。私の目に初めて映じた恋人のケールの成人体。怪物ケール、と叫んだ一瞬ガラス越しの初見参を許さない、忽ち無断でガラス戸を開け、ケール嬢に握手し、その姿体に触れ縦から横から彼女を凝視した。
     而して周囲の兄弟、姉妹、さては彼女の一族は、私を迎える如く秋日和を身一杯に亨けて輝いているのであった。直ちにカメラに納めてホット一息ついた。この十数分間は今に思えば全く狂態の私を恥しくさえなるのである。
     先生御婦人に招じられて応接室で亦一驚。堂々たる御婦人の体格。往年の腎臓炎、今は昔物語か。満身これケールの化身か。正面のケール畑の写真をはじめ、好意に示された数々の資料とエピソード談話中に御多用の公務を私の為に割愛せられ御帰邸の先生。
     この夏大阪田辺氏宅で初対面以来で、先生は極めていんぎんに私を迎えられ、忽ちテラスの外のケール嬢と並んでカメラに立たれ、初めて見た南洋種のバイアム嬢を知りました。先生御婦人の御手料理に庭園産の無花果、パセリ、セロリ−、甘唐辛子。何れも鮮度100%。畑から直々の青緑野菜。早速バイアムの油いための御馳走を頂戴いたしました。
     バイアム嬢の味覚は今に口中によみがえる。あの舌ざわり、味はホウレンソウのなめらかさはなくとも、却ってべとつかず爽やかさ愛すべく、目の前に高さ1メートル豊かな彼女の姿体を眺めながら、来年は種子をお上げしますと先生の挿話。

    清浄野菜園へ
     昼食を了えて小溝の大橋氏と玉島の田辺氏経営の清浄栽培ケール畑へと、恵まれた秋日和に汗さえ覚えつつ急いだのである。高梁川の廃川地、野菜地特に牛労地と見える沖積土の堤防跡。大根、甘藍、茄子と肩を比べて目に映じたケール嬢。二年生一年生姉妹は畦、条、株間いとも整然と私の閲兵を受け、老師団長を先頭に、大橋連隊長指揮で、堂々たる彼女等は名連隊長の愛撫に一株の落伍者もなく発育状態満点。
     ポルトガル種の矯性嬢とツリー種のガッチリ嬢に手を触れ、絹羽二重の触感!
     彼女等は沃土と施肥と体長の慈愛且つは太陽の恩恵を満喫しながら、折からの秋爽好天を吾物顔に仲々と生育し、明
     次に玉島爪崎の田辺氏へ斜陽をあびつつ田甫路を玉島駅から数丁、向かうが丘は高さ百メートル余り。松林に連る高原地か。海浜地方の常として田は稲に、山は畑にと、亨保年間に開墾せられた段々畑。秋は特産の大根畑に時代の推移か桃葡萄の果樹のほか、除虫菊薄荷と多角経営の農法は、又々ケール、レ−プの入植で多彩を夕映に輝かせている。


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7.よわかった私

    吉備小学校 S.M. 

     私は体がよくないので、先生にぐりんじゅうすを、のむようにいわれました。はじめは、くさくてのみにくかったのてすが、今はなれて、よくのめますが、もうすこしりんごを入れて下さい。今年はかぜひきがはやったのですが、私は元気で、やすんだことはなく学校にかよっています。



8.海外ニュース

     25人の多産記録生る

     フランスの西南部にあるエバンヌという村に住む農夫の妻で47歳になるマドレーヌドウボーさんが5日夜25番目の子を生んでフランスでの多産のレコードを作った。彼女の25人の子供のうち2人は子供のとき死に、5人はすでに結婚している。こんど生れたシェル君を加えるとドウボー1家の人数は村の総人口の10分の1を越えるそうだ。 (医海時報 46号より)



9.青汁は鬼に金棒

    奈良市 M.N. 

     私らは三整体を心掛けている者でして、体と食と心この三方面から病を弱めて消えるように働らきます。青汁は私にとって鬼に金棒のように力強いものです。青汁をしっかり実行してくれる病人は全治に向かいます。青汁を併用した整体ドッグ様のものを持ちたいと願っています。(32、11、27通信より)



10.気管支拡張症
症例集ありクリック

    御津町 S.K. 

     私は気管支拡張症と言う全快出来ない病気で大学病院で二ヶ月治療を受けて退院した。入院中知人に退院したら青汁をやれと薦められたので、早速野草の木の葉を主として毎日茶碗一ぱいを作って呑んだ。二ヶ月も続けたところ二貫匁も体重が増し、病状もぐんと軽快になり勤務が出来るよになった。残念な事には畑がなく(耕作していない) 野菜が作れないので、野草と木の芽や葉ばかりで冬分に困り、又毒草の見分けが出来ないので心配した。これから又時期なのでやろうと楽しんでいる。



11.安心した日常

    御津町 K.I. 

     私ずっと先生のお教えのような生活を致しております。今頃はすっかり健康を取りもどし、皆さんがおどろかれますようなことでございます。
     昨年末初孫が生まれましたが、守りは引受けたような毎日でこざいます。とうてい孫の世話など出来るとは思いませんでしたのに、こんな嬉しいことはございません。
     血圧などもこの頃は計っておりません。正しい食生活をして安心した気分でおりますれば血圧も上がることはないと信じています。



12.バイアムの種子

     昨年福山市の伊東先生からいただいたバイアムの種子がとれました。ご希望の方には、試作用の少量でしたら無料で差上げます。
     南方原産の植物でヒユににており夏の蔬菜に好適種です。(31年6月9日通信より)



13.質問箱


    虫卵の処理  島根県 T.K.
     生の菜などすりつぶすのでございますが、蛔虫卵等の処理をどのようにしてやっていらっしゃいますでしょうか?


     虫卵の処理法の簡単なものは今の所ありません。薬もなし、ミキサーても死滅しません。初めからその心配のない材料を使用する他ありません。清浄栽培野菜の供給が先決条件です。



    乳児には    福井県 F.S.
     乳児の場合、水など全然まぜなくてよろしいのでしょうか。牛乳などとの混合はいかがでしょうか?


     乳を混ぜて下さい。そして砂糖はつかわぬよう注意してください。現在幼少児の健康を蝕んでいる大きな原因は糖分の過剰です。なるべく甘味にならさぬことは健康育児の秘訣です。糖分なしでも赤ん坊はよろこんで飲みます。








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