健康と青汁タイトル小 <1957年6月25日発行 第14号>
 目次




1. 療病講座 ニキビをとるには

     医学博士 遠藤 仁郎 

     おでこに二つ三つ所謂「思われニキビ」の出現する程度ならば、青春のシンボルとしてまことにほほえましいもの、ともいっていられるが、顔一面に、ところきらわずはびこられると全くそれは憂うつそのものです。
     ニキビは、年頃になってはたらきの盛になった皮脂腺(皮膚の脂肪を出す腺)に、分泌された脂肪がたまり(おし出すと虫のようにニユニユッとでて来る)、ついでこの先に膿様の分泌物ができるものです。
     皮脂腺の口がつまるのが原因だというので、美容術では、顔をよく洗って垢や埃をとるとか、何それがしの化粧水をつけろ、などといわれますが、もとよりそれだけではダメ。
     学者たちの方ではまた、いろいろの学説をたて、やれビタミンだ、やれホルモンだと、むつかしい療法がいい出されていますが、さてどうもこれという適確なものはない。
     ところで、皮脂の分泌の強くなることは、年頃になるとからだの変調の来やすいこと、そして、それがホルモンの調和の異常にもとづいていることは、紛れもないことでしょうが、そうした変化がおこるためには何か、も一つさかのぼった原因がなければならぬ筈です。
     それには、生れついた体質ということもありましょう。
     しかしその後の日常生活、中でも食べ物の影響が少なくないように感じられます。
     私の年でも、野菜の食べ方が少くて、飯や菓子を食いすぎると、必ずニキビができ、青ナッパを多く食い青汁をのむと、まもなく消えてしまう。
     これはテキ面といってよい程確実にみられる現象です。
     若いニキビ家に聞いてみると、その多くは、どうも菓子がすぎているらしい。
     ただ菓子だけの罪ではないかも知れませんが、もともと白米飯に偏った食べ方をしているものが遠慮なく菓子を食うから、糖質ばかりが多くなって、他の栄養素、ことにミネラルやビタミンとのバランスがみだれる。
     そのため炎症性、滲出性の体質になる。
     これは水ぶくれ――たとえば何か変った仕事をして手にマメ――をつくっておいて、これらをたべくらべてみるとよくわかる。
     飯がすぎたり、菓子を食うと、水ぶくれはキンと張って来、仲々ひかないが、野菜や果物を多くとると、すぐにしぼんでやわらかくなり、早く吸収されてしまう。
     傷口から出る分泌物や膿などでも同じです。
     昔から傷に餅が悪いといわれているのもそれです。
     これらはすべて、飯や菓子で分泌が強くなり、野菜や果物で少くなることをしめしています。
     これと同様、飯や菓子がすぎると皮脂の分泌がたかまってニキビの下地が出来、その上バイ菌に対する抵抗力が弱くなり化膿しやすくもなるので、膿んだり、腫れたり傷になったりして、すこぶるハデな面相になってしまうわけです。
     そこでニキビをとるためには、顔をよく洗うのも結構ですが、もっと根本的なことは脂肪の分泌や滲出性をへらすことです。
     それには何といってもまず緑葉食。
     青ナッパをうんと、しかもなるべく「生」で食い、青汁をのむ。
     そうするとだいいち色が白くなる。そしてニキビ家につきものの便秘がなおる。
     何でもかでも、ことに治りにくいものでは、ともかく食べ物のことを考えるのが私の癖なので、これがすべてのニキビに当てはまることかどうかは保証しかねますが、まあだまされると思って2−3週間か一月試してみていただきたい。若さのうつくしさに、われながらうっとりされる日は、おそらくそう遠くはないでしょう。



2. フレツチャー式 食べ方

    倉敷市 S.Y. 

     私は長寿法フレツチャー式食べ方五ヶ条を大正10年から実行しています。
     左記の通り。

      1. 食物は一口づつ卅2回かむ。かすは吐き出す。
      2. 飲物は一口づつ充分味しめる。冷物は体温となりて飲む。
      3. 自分の好物を一番に、不好物は終りに食べる。
      4. 初物は先ず少量胃腸と相談し、よければ次第に増す。
      5. 食事時間20分位としてゆるゆるす。
     以上。

     青汁でも一口づつ体温となるまで含みて嚥下する。
     10年前私が治療上実見談。ある老人が揮発油約1合を、酒と信じて一口にガブ飲みして、中毒性腎炎起り2週間くらいで死亡せり。
     一口づつ充分味しめなば、この不幸はなかったならん。
     鶴亀のように長生したいなら、ツルと飲まずにカメよカメカメ
     (附記 山本先生は今年89才になられますがとてもお元気です)



3. 三つの幸福

    島根県 K.S. 

     東京の秋山という人の吟に、「目の光冨士が夕日になる楽しい空腹」というのがあります。実にけんこうな俳句(自由律)だと、いつも愛誦感佩して居ます。
     ひもじさを味う私は幸福だと存じます。
     私はこういつも考えて居ります

    ―― 幸福

       第一の恵‥‥三度三度が空腹で卓に向う。
       第二の快‥‥快便のある事。
       第三の善‥‥野菜(浸しや和物浅漬)が食事の時あること。

     この幸福があらゆる幸福の母胎だと思います。



4. 胃潰瘍を治して

    岡山市 S.T. 


     一昨年春頃からだんだん身体が弱って来る様に感じられ、視力も弱くなり、根気を要する仕事は一切いやになり、大分いままでと様子が変って来たので、いよいよ「更年期を迎えたかな」と思っている内に、胃の裏側あたりの背中に痛みを感じる様になって来ました。
     神経痛だと診断され、1年近くも色々の種類のビタミン剤を、1回量13錠も呑みつづけましたが一向に効いた様でもなく、背中の激しい痛みに耐えかねる時期を過しました。
     その後胃潰瘍と診断され今度は南式7日目位からの厳重な食餌療法を1ヶ月程続けましたところ、痛みは薄らぎましたが衰弱がひどく、寝ることの方が多い半病人生活はやはり続いておりました。
     ふと義兄が倉敷中央病院の遠藤先生のおすすめになる青汁の服用によって、十二指腸潰瘍を治したことを思い出し、病院に先生をお訪ねいたしました。
     その後全く好意的にお届け下さるケールという、丁度花キャベツの外側を取り巻く葉を、水の代りに牛乳を1合入れてミキサーにかけ、汁をしぼってコップ1杯−2杯位づついただきました。
     最初皆様のお話の様に青臭い匂いを感じましたが、それは決して不愉快なものではございませんでした。
     そして2、3日目には服後むしろ一種の爽やかさを感じる様にさえなりました。
     コップ1杯の鮮やかな色彩は食欲を失っていた食卓をひき立て、少しづつながら食欲を感じる様になって来ました。
     もっともうれしかったのは、長年の頑固な習慣性便秘(4、5日に1回位の)がグリンジュースを呑み始めて3日目から毎日ある様になり、下腹部の膨張感も取れてスカッとしたさわやかさは、気分的にも可成りまいっていた私を、大変元気づけて呉れたと思われます。
     ビタミン剤服用は全部止めてしまいました。
     それから1ヶ月目に、レントゲンによる丁寧な診察をしていただきましたが、どこにも潰瘍らしいものは見えないとの事で、ほんとうにうれしうございました。
     囲りの方々からも、以前とはすっかり変って顔色が良くなった等いわれ、自分でも健康感を強く感じる様になりました。
     これ程はっきりした効果を体験しておりましても「咽喉もと過ぎれば熱さ忘れる」の例にもれず、忙しさに取りまぎれたり、作ることのわずらわしさから、つい怠ったりして呑むことを止めますと、又何か具合の悪るさを覚える様になります。
     第一番に現われて来るのは便秘でしょう。たしかに少し前から喧ましいミネラル、ビタミンを食物から補なおうとすれば普通肉類の4倍といわれる量の野菜を生食しなければならず、それは大変困難なことであり、実行上不可能とも思われますが、この様に清浄野菜としての理想的な条件のもとに作られた野菜を、ジュースとして只コップ1杯か2杯を呑み干す丈で、普通私達の食習慣からはとうてい摂り難いそれ等の大切なものを、補うことが出来るのは、何という仕合せかと遠藤先生を始め青汁普及会の方々に深い感謝を覚えないではいられません。
     多くの困却した肉体を救う丈でなく、とかく薬に頼り勝ちになる私どもに、自然の摂理とでもいう様なものを、あらためて考えなおさせる精神面への影響を思いますと、この運動が持つ実に大きな意義に尊敬の想いを深くいたします。
     そして又普及会の方々の営利を全く念頭に置かない真な、むしろ学究的ともいえる態度にも、全く頭が下る想いがいたします。
     私どもでは、今は主人もいただいております。
     始めは私へのおつきあい位のつもりで、不精不精呑んでおりましたが、だんだんその良さを自分の身体で感じて来た様で、今では催促したり、時には自分で作って私にすすめて呉れたりいたします。
     子供達はまだ気まぐれで呑んだり呑まなかったり、それにケールの葉が今のところ不足らしくて、習慣的に呑ませるというわけにいきませんが、その内沢山作っていただいて、子供達にも使用人にも全部に呑ませる様にしたいと思います。
     もっともそのためには、労力の点で、洗い、刻み、ミキサーにかけ、しぼる、という工程を何とか工夫しなければなるまいとは存じますが。近頃知人に胃潰瘍のかなり進んだ方があり、他にも方々に病気があってお困りでしたが、是非にといってお奨めしましたら、その後大変具合がよいということで、わざわざ電話をかけてお礼をいわれました。
     その後ずっとお続けになり、手術しなければならない筈だった胃の方も、その必要がなくなった事を聞いた時は、人事とは思えずうれしく存じました。
     一人でも多くの方がおのみになり、その効用を体験なさる様に、青汁普及会の限りない御発展を心からお祈りいたします。

    (32、2、15)



5. 青汁継続法

    佐賀県 K.S. 

     青汁がよいことは長く続けることでありまして、長く続ければ続ける程、その霊効に浴することが出来るのであります。
     然らば如何にして継続するか。2ヶ月、3ヶ月、兎に角百日続ける決心でやれば、必ず偉大なるその効果を知ることが出来るのであります。
     そうなりますと止められなくなるのであります。
     先ず百日続けるには、青汁だから、緑葉の汁であることは申すまでもありませんが、緑葉即ち是非緑葉でなければならぬとなると、緑葉が途絶えたり、入手が出来なかったりすると、つい休むことになる。
     それが青汁の効果を充分知り得ないまま中止してしまう原因の様であります。
     やったり止めたりで青汁の真価をつかみ得ないまましなくなる。
     これでは単に門口を通ったに過ぎないのです。
     ですから、「青汁」とは申しますが、勿論出来るだけ緑葉汁に努めますが、もし緑葉がない時は、大根でも、カブ、白菜、キャベツ、ジャガ(芽の出ないもの)等何でもいいのです。
     生の野菜の搾り汁を飲むのです。これでよいから毎日続ける。緑葉程の効果はなくとも、煮た野菜で絶対得られない効果があります。
     以上の方法でよいから百日願をかけたと思って実行してみることです。
     汁は搾り立てでなければいけません。必ず効果がわかります。続けたくなります。
     いや止められなくなります。もうこの時、青汁列車は軌道に乗ったわけです。
     いよいよまく驀進してゆくでしょう――私の青汁開始当時の継続法であり、思い出であります。

    (32、2、14)

    (確かに一方法です。しかし原則は飽くまで緑葉の、しかもミネラルもビタミンも多いものを主体にすべきです。
     その意味で先決の問題はそうした良質の緑葉を年中切らさぬように作ることです。
     少しの労力と少しの工夫とで楽に出来ることですから、家庭菜園を活用してこれを実現されることを私はおすすめします。 遠藤)



6. 緑の栄養

    吉備市 S.H. 

     私が青汁に対して執着を持ち出したのは昭和廿六年頃からでした。
     当時私は非常に胃が弱く、34年間というもの、地方の医者に、岡山の専門医に、また赤十字病院にと、薬瓶をさげ、生白い顔をして通いつめたものでした。
     何時も胃の中に鉛を入れて居る様にみぞおちが重苦しく、頭はぼんやりして、寝たり起きたりの日々を過しました。
     毎日毎日を霧の中にでもとじこめられた様な、ゆううつな数年間でした。
     でも私は、生物の本能とでも言いましょうか、どんなにかして一人前の体になりたいと、毎日毎日をあせるばかりでした。
     ついには神経衰弱になり、眠れない長い夜も度々でした。
     でも神は私を見捨てませんでした。
     丁度そのころ倉敷中央病院で診察を受け、レントゲンその他あらゆる精密検査をして頂きました。
     そうして係の医員の方から青汁について色々とお話を聞かして頂きました。
     そうだ。自分の体はただ科学にたよるより、大自然の恵みを受けることによって救われるんだ!私は心の中でそう叫びました。
     でも吉備町ではその青汁を造っている所がなかったのです。
     そこで私は毎日毎日大根の葉やキャベツなどを摺鉢でつぶし、布でこしては根気よく飲み続けました。
     約半年も続けたでしょうか。体もなんだか軽くなり顔色も良くなって来ました。
     しかし人間というものは「喉元過ぐれば熱さ忘れる」の例、あれ程苦んで居たのに何時の間にか、それもやめてしまいました。
     丁度1年程前でしたか、吉備町の久山氏がその青汁を造って配達して下さるようになってから、毎日毎日かがさず飲んでおります。
     お蔭でこの頃では医者と薬から縁遠くなることが出来ました。
     毎朝毎朝1本の青汁の、あのとろりとした特殊の味の舌ざわりが楽しみです。
     あの緑の大自然の栄養が私のこの初老の体をより健やかに育くんでくれるのです。
     如何に科学が発達しても大自然を征服することは出来ないでしょう。
     大地の中から新鮮な緑が芽生えてくるように・・・・・・。



7. 青汁の感想

    倉敷市 J.K. 

     此の世の中で体験ほど尊いものは無いと存じます。
     倉敷中央病院内科医長遠藤先生は、十数年来病気に野菜その他あらゆる草木の青汁の効果に御研究は勿論、各食物の人体に及ぼす影響の研究を、先生御自ら御実験の上、その効果を認められ、現今病院にて青汁を製造し、各患者に供給し療法とせられ、且つ大々的に広く一般に普及と宣伝につとめられています。
     私一昨年心臓を病み、動悸に苦しみ療養中、2月の厳寒に見舞われ、遂に風邪より喘息を併発し、次に腎臓、肝臓、高血圧症と、漸次悪化し、体に水がまわり下腹部より肢、足の甲まで腫れて、重患となり、ついに4月19日入院致しまして絶食と根本的に食餌療法と青汁の飲用により、病勢一転、漸次腫れはとれ、快方に趣きここに一命をとり止め、誠に不思議の命を拾いました。
     これひとえにこの療法と青汁の効果の賜と感謝致して居る者であります。
     爾来青汁を持続していただきおります。
     近来玉島田辺氏より配達をうけ飲み続けておりますが、本来御承知の流感の流行にも拘らずその難をのがれたことは全く青汁の効果の現われかと存じおります。
     私の経験では、病弱の人また老体で弱き人達は、必ず食餌療法と青汁の飲用により長寿ができ得ることと存じます。
     ぜひとも御実験をお勧めいたします。
     次に人生の目的は成功することで、その成功の手段として学問知能啓発に努力せられ、また物質経済力も肝要と存ぜられますが、私は、人生の目的は幸福であると存じます。
     その幸福は第一条件に健康で、安心平和に生存発達と、自分一代のみでなく、子々孫々に至るまで継続することと存じます。
     この幸福が続くと、必ず成功も出来ると存じます。



8. 青汁を飲んで9ヶ月

     早島小学校では、昨年の7月から希望者にグリーンジュースを飲用させているが、今年3月飲用者全員150名について調査したところ次のような結果がえられた。
         のみにくい 13.5%  なんともない 56.8%     おいしい 29.7%
    ご飯がおいしくなった 49.0%   まえと同じ 26.5%    わからない 24.5%
      肥ったように思う 51.0%    思わない 14.8%    わからない 34.2%
     今年のかぜひかない 27.7%ひいたが休まない 41.8%   ひいて休んだ 31.0%
      つかれなくなった 42.6%顔色がよくなった 30.3%傷まけしなくなった 11.6%



9. 青汁に寄せて 異臭にはまいる

    佐賀県 T.O. 

     「緑葉食青汁の話」は読めば読むほど有意義であります。初めは小生一人でしたが、近頃では家内全員真似をして、いただいて居ります。
     小生は漸くなれましたが初めての者は、何としても一種の特色ある異臭にまいらされますので、折角勢込んではじめたものも、ややもすると怠り勝ちになることは残念なことと思っております。

    (31、7、6、通信より)



10. ニキビが出なくなった

    倉敷市 R.O. 

     想い出すと、昨年の夏の真中、急におなかが痛みだした。
     夏のこととて、つめたいものばかり飲む為かとも思ったが、どうも不思議でならない。
     おなかがはって仕様がないのである。ああそうだ!便秘するのだ。ひどい時には1週間もすることもあるのだ。
     あの頃はほんとに困った私だった。ここ2ヶ月前から人のすすめで、青汁を飲んでいるのであるが以前よりか、いくらか良くなった気がする。
     最初の1日目は、にがい顔をして、ようやくのこと半分を飲む事が出来た。
     何日過ぎてもまだ飲みにくいのである。約2週間半分づつ飲むと今度は全部にきめた。
     これでも、明日やめようかと何度思ったかもしれないのである。身体が良くなるんだ、自分の為だ!と思って又あきらめる。
     機関紙を見て、小さな子供まで飲んでいるのだと知ってほんとに感心している。
     友達から顔がきれいになった様だと時には冗談も言われるのであるが年のせいで、今までの「ぶつ」も、出ないのだと笑っている。
     便秘も今頃は大部良くなりうれしく思っている。夏になると大変飲みにくくなる様だが、これも私にとっては薬と思って、今後つづけたいと思う。



11. 飲みにくいと案じていたが

    玉島市乙島 Y.M. 

     飲用を始めてから3ヶ月になります。最初は飲みにくいと案じていましたが、思う程のことはありませんでした。
     先ず一口飲みましたが想像したよりは飲み易いので一気に飲みほしてしまいました。
     その後も一気に飲んでいますがこの頃では、噛むようにして多少でも唾液が混じるようにしています。
     配達直後の冷たい時は格別に清凉さを味います。兎角、野菜が不足勝ちになるのを補えますし、もうこれで大丈夫だと信じられる暗示も健康上プラスになると思います。
     時々、普及会の新聞を手にします度に一人よがりでなく客観的な裏づけとなり、飲用者は勿論のこと未飲用者にも参考になると思います。



12. レントゲン潰瘍

    福岡県 K.Y. 

     毎日青汁を2、3回のんで居ります。
     もう廿日あまりになります。
     私は11年前に九大で乳癌の手術をいたし、6年間はとても元気でございましたが、手術後レントゲンをかけて居りまして、その時の火傷が5年前に炎症をおこし、だんだん傷が大きくなりまして痛みますし、熱(傷のところ)がありまして、とても苦んで居ります。
     只今でも氷嚢2つ、氷を入れましてあてて居ります。
     肋骨のところ骨が2ヶ所出て居ります。薬、注射と色々試みましたが、じりじり肉が落ちます。
     どうなることかと思って居りましたが、この青汁を試みしたところ、結果いいようで、こんなうれしいことはございません。

    (29、11、9、通信より)



13. 味について

    山口市 T.N. 

     青汁の話をすると大ていの人は、「青臭くてのめまい」とか「苦くてのめまい」とか申します。
     それに対して私は、味は物にあるのではなく、自分の口にあるのだから青臭いというのも苦いというのも、青汁ではなくあなたの口なのです。
     喫煙家は「たばこがおいしくて止められない」と申します。
     煙草がそんなにおいしいものなら誰れが服んでもおいしい筈なのに、嫌いな人はおいしいどころか苦くてのめない。
     今のんでおる人でもほんの徒らから苦いのをがまんしてのんだのでありますが、おしまいには止められない程好きになります。
     青汁もその通りで、初めの間暫く辛棒すれば案外おいしくなります。
     命あっての物だね、健康になりたかったら、薬と思ってガブガブのみましょう。きっとおいしくなります。



14. 脊椎カリエス

    因島市 S.M. 

     三つになります長女が、此の1月ごろから脊椎カリエスにかかり心配いたしましたところ、東京の叔父からずばらしいグリーンジュースの効果を教えてくれましたので、早速いろいろこころみました。
     小さい子供のことゆえ、はじめはいやがっていましたが、次第にならしてまいりました。
     お蔭さまで顔色もすっかりよくなり、よく肥えて、6月にはギブスもはずせるといって下さっています。



15. 質問箱 1才の子供

    広島県 S.U. 


     満1才の子供に青汁はどうでしょうか?病気は喘息。


     ちっとも差支ありません。ぜひお試めし下さい。初め盃1杯くらいから。次第に増量します。
     当地では生後1ヶ月位から始めている方が少くありません。丈夫にそだち体格も標準以上大きくなるようです。



コラム紹介

    用法
    用法に付き御指導相成り度く
    1、青汁は1日何回位服用するや
    1、食前、食後あるいは空腹時、
    いかなる時でしょうか

    (姫路市 青田信彦)

     1日何回でもよろしい。
     また食前、食後、食間のいつでもよろしい。




    東京都 岡田道一
    青汁は天の配剤美禄とぞ
    知りぬこの世の大きよろこび
    青春の青は青汁の青より来
    春は青汁のむより来るも



    間食は寿命を蝕む悪魔



    捨てる葉は湯がいて乾して貯えよ
    野菜不足の時にそなえて



    川柳
    倉敷中央病院
    松村榮治
    青汁を続けて父も若返えり
    青汁の効き目邪教を驚かせ
    青汁へシロップ混ぜる親心
    回診に青汁の効き目賞められる
    馴れきってしまや青汁何のその




    神戸市須磨 西川慶治
    グリンジュースを朝晩のんで
    鍛えたからだはあかね色



    ◎食養格言
    黄粉をかけた玄米飯、
    油酢味噌に青菜っ葉、
    これで栄養満点だ







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