健康と青汁タイトル小 <1957年5月25日発行 第13号>
 目次




1. 療病講座 虫がよくわく人に

     医学博士 遠藤 仁郎 

     むしにもいろいろあります。ここにはわが国に多い蛔虫をとりあげてみましょう。蛔虫は、その卵のついている野菜を食べるとかかると普通に考えられています。そこで野菜類をひどく恐れて、殆ど食べぬようにする人も少くありません。
     ところが、そういう人に限って絶えず虫がわき、薬を飲んでも飲んでも下らぬとか、時には物凄く沢山わき、大騒ぎになるといったことさえあり、反対に、生野菜を平気でバリバリやっている人には、存外わかぬか、たとえおっても少しもさわらぬ、といった皮肉なことがよくあります。

     虫がわく、わかぬということには人によって大変ちがいがあるようです。
     胃のはたらきがよく、酸が強いと卵は死ぬといわれていますから、そういうことが関係するのでしょう。
     ともかく体質的の差といったものが確かにあります。しかしこの体質というものも、決して生れついた性質ではなく、食物によって大いに影響されます。
     動物の実験で、ビタミン類ことにAの豊富な食物を与えたものと、不足した食物を与えたものとに、同じように虫卵をのまして比べてみると、ビタミンの不足している動物は虫に罹りやすく、充分に食べているものは罹りにくいことが知られています。

     ビタミンが不足すると全身の活力が衰えると同様に胃腸のはたらきが犯され、胃液の消化力が弱り、腸の抵抗力も悪くなるためでしょう。
     またビタミンAが多いと自然に虫が出るともいわれています。要するに、虫のわくのは栄養が不完全なためで、完全に栄養素のそろった食物をとっていれば、そうむやみにわくものではありません。
     菜っ葉を食べぬものによくわくのは、菜っ葉の不足で栄養が不完全になるため虫に対する抵抗力が弱る結果であり、また虫のもとが菜っ葉だけではないからです。

     菜っ葉なんか全然食べぬ赤ん坊にも虫がわくことがあるように、虫の卵は野菜以外のどこにでもいます。
     下肥が乾いて埃となってそこら中まきちらされているからです。ですからいかに野菜にばかり注意してみても、少しも役にたたぬのみか、却って虫のわきやすい体質をつくることになるだけです。
     菓子を好く子供に虫が多いのも同じです。菓子を好く子は大体に食べ物に好き嫌いがひどく、ことに野菜を嫌うものが多い。ためにもともと栄養が偏っている所へ菓子が加わるので、いよいよ栄養素のバランスが悪くなってしまいます。

     そこで虫を予防するには虫に対する抵抗力を強めることと、なるべく虫の卵をとり入れぬことです。
     それにはビタミン類にとんだ菜っ葉類をなるべく多く、しかもなるべく生で食べることです。
     つまり私のいう緑葉食をやり、青汁をやることです。昔の書物にもヨモギやネギの汁がよいといわれています。もとよりこれらだけに限ったことではありません。こうすれば確かに虫はわきにくくなります。

     しかし緑葉食や青汁にたとえこのような予防効果や駆虫効果があるとしても、余り沢山の卵がはいれば矢張りわきます。青汁がよいと聞いて八百屋の野菜や道端の野草などでやって、虫をわかして困った人もあります。
     生食用や青汁用の菜っ葉は絶対に清浄野菜でなければなりません。漬物も同じことです。多くの人は、塩に漬けたら大丈夫だろうと思っていられるのか、普通のおさいの野菜には神経質でも、漬物だけは安心してそのまま食べていられます。

     これはとんでもない大手ぬかりというもので、随分気をつけながら虫の絶えぬ一因になっているといってもよいかと思われます。一夜漬や浅漬は勿論のこと、1年以上の沢庵漬でも卵は生きていますから、少しも油断は出来ません。
     いや、野菜はすべて清浄でありたいものです。それは、生食用や漬物用の野菜をいかに清浄につくっても一方に不潔なものがあればどこでごっちゃにならぬとは限らぬし、また、手先や厨刀や俎板が汚染されて、調理の途中で不潔になるおそれが、多分にあるからです。

     ともあれ、虫が恐ろしければ菜っ葉を食うべし。生の菜っ葉をうんと食って栄養を完全にすれば、それだけでも虫は少くなります。しかし必ず清浄野菜を食べるように努力しましょう。この意味で私は家庭菜園を活用して、年中切らさぬようにもろもろの青野菜をうえ、季節季節のしゅんのものを、なるべく生で食べることをおすすめします。
     この上手洗いを励行すればそれこそ鬼に金棒といったものでしょう。



2. 青汁で蛔虫

    呉市 S.I. 

     今春御指示により当地広大病院にて胃潰瘍切開手術を受けました。
     爾後経過よく進んで居りましたが、未だ十分の栄養が調わぬうちに、近年稀な猛暑に遭い、疲労続きの末、衰弱の結果8月末倒れて、又々広大病院に入り、目下加療中であります。(急性肺炎)
     青汁は2年前よりミキサーにより毎日自家製を約2合位服用して居りましたが8月頃7、8寸位の回虫が口から出て自信を失い、発病のため原料(主に野草)採用困難にて、中止して居ります。

     ◎清浄野菜の栽培をおすすめします。普通市販の野菜や野草では危険です。必ず虫がわきます。



3. 内に求める

    岐阜県大野郡 M.I. 

     飢餓栄養栽培法というものが新しい農法として盛んに行われている。
     9月号遠藤先生の「食事の時間と分量」が、全くそれであるのにおどろきかつ感銘しました。
     「飢えてまさに喫し飽かずして止む。」これは正に現代人の食養生最高方針であり、かつ世事万事のよりどころでもあると思いました。
     「うまいものを外に求めず空腹による――内に求める――美食ほどうまいものはない。」
     これは私もしみじみ体験しております。
     先生のよい養生訓は感謝に堪えません。



4. ヤツデはいけない

    広島県 K.M. 


     目下青葉材料蒐集に大童になっていますが、拙宅にヤツデの大木があり、りりしい葉を逞しく日に輝しています。
     一説にヤツデの葉には毒を含むとのことですが、いかがでしょうか。


     いけません。民間療法で痰咳(たん・せき)の薬になっており、新薬の咳薬にもこれからつくったのがありますが、有毒です。
     これで一つ失敗談があります。私の近くに胆石(たんせき)症の一婦人があります。度々つよい発作がありました。
     青汁をつづけて好調だったのですが、あるとき知人から、「たんせき」にはヤツデがよいそうなからとすすめられ、青汁にして丼一杯飲んだ。そしたら、大変! にわかに苦しみ出し、吐く、下げる、目はくらむ、冷汗をべっとりかいて顔色も変ってしまい、脉も悪くなるといったことになった。
     幸い生命には別状はなかったが一時は大騒ぎであったと聞いて、私は全く唖然としました。
     これは胆石と痰咳の勘ちがいからおこったことですが、何でもかでもを無暗につかってはならぬというよい教訓であると思います。



5. 清浄野菜の作り方

     貝原 邦夫 

     味より効き目、宣伝より実績がものをいって、近年青汁の愛用者が巷に農村にと、恰も燎原の焔の如く急激に増加していることは、国民保健上誠に心強い限りと心から喜んでいます。
     然しこれほど効果のある青汁も、材料は絶対に清浄野菜が必要であることは、各種の文献に、機関紙にといたるところに語り尽されています。このことが強調されるの余り、自家栽培をなさる御方の中には、清浄野菜とは全然肥料をやらないとか、金肥ばかりを使用するため年々野菜の出来が悪くなり材料に事欠いで結局は青汁の自家製造が非常に困難だとの話を耳にしましたので御参考までに清浄野菜の栽培法を書いて見ました。

     清浄野菜とは人糞尿の使用されていないもの、即ち土地にも肥料にも寄生虫卵のない野菜のことで、全然肥料をやらないと植物は育たなくなってしまいます。
     又金肥ばかりを使用すると土壌中の有機質がなくなってしまうので、野菜そのものが、頑強さを失ってしまって虫害に侵され易く、又味もまずくなってしまいます。
     そこで栽培に当っては勿論金肥を使っても結構ですが、人糞尿を使用しない堆肥のよく腐熟したものを充分使用する。家庭菜園では台所で出来る野菜等の廃材。
     庭に生える雑草、落葉其他のごみを菜園にほり込む又鶏糞、牛糞のよく乾燥させたもの(日光のため雑菌死滅)を使用することも非常に効果があります。
     鶏、牛糞の寄生虫は人体に寄生しません。ただ豚の寄生虫の一種は人体に寄生する恐れがある。(この頃日本寄生虫研究所長談)
     次に材料は時期的に不足させないために数種の野菜をとりまぜて適宜播種の必要があります。
     又夏の乾燥と冬の寒さを防ぐためにこの季節には、稲藁か落葉、ごみ等を株の間に1、2寸位の厚さにしきつめることが有効です。
     冬期は全然葉が伸びないので、11月初め頃の野菜が翌年3月までは使用出来るよう多量のものを準備しておく必要があります。



6. 1ヶ年飲用者の体験

    倉敷紡績株式会社本社勤務 J.Y. 

     私は会社で健康保険の仕事をして居りますが一昨年の秋、遠藤先生の紹介名刺を持って田辺光正さんが訪ねて来られ大阪でグリーンジュースの普及と配給を始め度いから宜しく頼むとの事でした。
     遠藤先生提唱のグリーンジュースが健康によいとはかねてから聞いて居たのですがその材料や製造工程が衛生的であるかどうかが問題なので初めは幾分の不安もないではなかったが遠藤先生を信用して半ば義理立ての様な気持で自分も飲み知人にもすすめました。
     飲み始めて半年一年と経つにつれてよいことが次第に判って来ました。
     私は元来体質があまり、丈夫でなく、よく疲労を覚えて物事に対して根気がありませんでしたし、相当量の喫煙をしますので慢性胃カタルで困って居りました。
     ところが田辺さんが配達してくれるグリーンジュースを飲用してから疲労感がなくなり、胃が悪いと云う意識は消え去って会社で定期健康診断を受けるといつもお医者さんから血圧は正常でありどこにも悪い所がなく健康体だと云われる様になり今では腹の底から自分は健康で強壮なんだとの自信が湧き上って来る様になりました。
     飲用を始めてから2、3回検便を受ける機会がありましたが蛔虫等の寄生虫の居らない事が確認されました。
     私が飲用をすすめた知人で長期間頑固な湿疹に悩んで居た人も飲用して半年程すると大いによくなったと云って居ります。
     私は医師でも栄養士でもありませんから学理的な云い方は出来ませんが、自分の体験と見聞からして遠藤先生のお説は全く真実であってグリーンジュースが健康保持上実に有効だと云う事と田辺光正さんが真面目に誠実に普及の仕事をやって居られると云う事をはっきりと云えます。
     私はグリーンジュースの真価を認め家族にも飲ませたいのですが都会生活をして居るものが家庭で造る事は清浄野菜の入手問題等で実際には仲々厄介だと云う事に思い当り毎日会社へ配達して貰える事を有難く思って居ります。
     この感想文は頼まれて書いたものではありません。指導者の遠藤先生と普及供給の苦労をいとわれぬ田辺さんに対する感謝の気持を抑える事が出来ないのとまだその真価を十分お認めにならない方々に御紹介し度いと云う気持で書いたのです。



7. 青汁の飲み方

    ○なるべく早くお飲み下さい。時間がたつだけ変質します。
    ○食前・食後・食間のいつでもよろしい。
    ○つめたい方が飲みよいものです。
    ○夏季には冷しておのみ下さい。
    ○なるべくキジのままを飲むくせをつけましょう。
    ○うすめるには乳(牛乳・山羊乳)や生の果物のしぼり汁、味噌汁などがよろしい。
    ○味つけにはなるべく害のないものをつかいましょう。塩、酢、梅酢、抹茶、味の素などは無難です。
    ○質のよい脂肪を少し(サラダ油2−3滴)入れると効力を増し、青臭味や辛味をへらします。(乳を入れるときはその必要はありません。乳に脂肪がありますから)。
    ○むかついたり、吐いたり、下痢するようなら少量からならして下さい。



8. 会報

     従来本会では講演会の開催、図書、新聞の発行、青汁の製造頒布、材料清浄野菜の栽培などをかね行ってまいりましたが、今回都合により青汁の製頒と原料栽培の業務はこれを別の機関にゆずり、本会は緑葉食青汁の普及運動に専念することとなりました。
     なお会名を「遠藤青汁の会」と変更しました。本機関紙の発行は従来通り隔月1回の予定です。右御諒承願います。



9. 青汁と流感

     医学博士 遠藤 仁郎 

     青汁を飲みだしてから風邪をひかぬようになったとか、ひいても軽くすむようになった。ということはよく聞くことで、私もその一人です。
     この冬には流感が全国的に大流行して、多く学校が臨時休校したりなどしましたが、この流感に青汁がどう影響したでしょうか。
     今回私どもの手もとで調べた結果のあらましを記してみましょう。
     調査し得た人員の総数は1469名、
     うち青汁飲用者760(男436、女324)名、
        非飲用者709(男317、女392)名。
     年令は3ヶ月から87才まで。
     流感に罹ったものは、飲用者443名(58.29%)。
              非飲用者の454名(64.08%)。
     その差約6%。倉敷西小学校の学童での調査では(同校貝原教官による)罹患児は
     青汁飲用者149名中36名(24%)
      非飲用児591名中271名(46%)であった。
      (なお西校はついに休校しませんでした。)
     症状の重さについて発熱食欲不振、頭痛、腰痛などを比べてみると、大体において青汁飲用者には無いもの、軽いものが多く、重いものが少ないのに反し、非飲用者には重いものが多いという数字になっています。
     非常にはっきりした差ではありませんが、これらのことは青汁飲用者がもともと虚弱であったり、何か病気のある人が多いことを考え合せると、かなり注目されてよい成績ではないかと思います。
     病臥日数、恢復に要した日数でも、飲用者には、臥なかったとか、早くおきられたというのが多いようです。(表略)
     合併症には大したものはありませんが、ただ子供に中耳炎がやや多く、しかも飲用者に多いと出ました。
     これもおそらく飲用児には虚弱児が多いことと関係しているのでしょう。(表略)
    流感調査成績
    飲用者
    実数(%)
    非飲用者
    実数(%)
    発熱例   数422435
    無   熱146(34.59)111(25.51)
    軽熱(37度代)138(32.70)131(30.11)
    中熱(38度代) 88(20.87)105(24.13)
    高熱(39度以上) 50(11.84) 88(20.23)
    食欲不振例   数404433
    無いもの198(49.01)149(34.41)
    軽度のもの167(41.33)202(46.65)
    高度のもの 39( 9.65) 82(18.93)
    頭痛例   数404430
    無いもの101(25.00) 98(22.79)
    軽度のもの236(58.41)200(46.51)
    高度のもの 67(16.58)132(30.69)
    腰痛例   数371394
    無いもの256(69.00)234(59.39)
    軽度のもの 86(23.18) 90(22.84)
    高度のもの 29( 7.81) 70(17.76)
       飲用量では2〜3勺、5勺、1合、1合以上と分けてみると、量の多いほど罹りにくく、また軽いようです。(表略)
     飲用期間は、1ヶ月から数年に及んでおり、長いものほど罹りにくく、軽いだろうと期待しました(またその筈なのです)が、その間に大した差は認められませんでした。(表略)
     ともかくこの調査から、私どもがかねて経験していたこと――青汁で風邪に罹りにくくなること。罹っても軽くすむこと――が統計的にも裏づけされたわけです。
     終りに、この調査にご協力下さった皆さまに厚くお礼を申上げます。なお今後もいろいろの病気について調べたいと考えています。ご支援のほどくれぐれもお願いたします。



10. 医師も見離す 黄疸とじん痲疹

    吉備郡昭和町 Y. 

     私は過去に於て体を酷使したお蔭で、胸腰椎の骨折痕は痛むし、肝臓は年中腫れていますし少し無理しても直ぐ黄疸になると云った誠にみじめな体で、その上頑固な蕁痲疹を併発して、医席よりは見離されて、途方に暮れて遠藤先生をお訪ねした処「療病のしおり」を戴き、養生法を教えて戴きました。
     其れより真面目に、文字通り一生懸命に療養生活に飛込みました。必らずや元の様にならずとも自信のある体迄はの目標で進みました。遠藤先生の「療病のしおり」を基礎として、食生活の改良(完全食)、気持、自然に親しむ等、逐次漸進主義乍ら実行しました。
     青汁も始めは青臭くて、胸がむかづいて腹に収まりませんでしたが、一生懸命なのと、始めは極く僅少量より馴らしたので、段々と馴れて、現在では青汁を飲むのが楽しみです。青臭い味わいも味わい得る境地となりました。体の方も段々と、少しずつではありますが自由になり、蕁痲疹は出なくなり、其の効の確な事は判明に私の体に現れて来て居ります。
     胸腰椎の骨折痕も、痛みは消えてしまいませんが、大方和らいで参りました。この分ならば必ずや、弱い乍らも自信を得る迄には成るものと思って居ります。
     又青汁の味はゆっくり味うと良く、味は五味と一般に云われていますが、その中に入らない、「神の造り賜える妙なる味」の様に思えます。
     この味を眞に味う者が健康を授かる資格者と思います。

    (10、19、記)



11. 肉食と菜食

    岡山県久米郡久米町 T.O 

     私は元来肉、魚がすきでした。又それでないと栄養が無い様に思っていました。
     胃腸が悪く、躰がだるく少し仕事をしても疲れます。人より粗末な物を食べるのではないのに、どうしてでしょうかと不思議でなりませんでした。
     今度遠藤先生の緑養食を習い、御飯2杯位を半ぜん控え、青汁にして呑んだり、又漬物に、野菜の煮たの等しっかり食べる様にしています。
     今迄は食餌前になると、腹が減ったとは思わなくても、躰がだるく、足もつれがして、力が無くなっていましたが、此の療法をしていますと、腹が減っても力が落ちず、元気で気持良く仕事が出来ます。
     玉葱汁をして見ましたら夜ぐっすり安眠出来ますので、躰も気分もそうかいです。近所の人も、秋の仕事しながら肥ったではないかと言って下さいます。尚新聞は組内の婦人会の人にもまわして見て頂いています。この後とも緑の生活に生き度いと思って居ります。



12. 胃腸病全快

    大分県大野町 Y.G. 

     金光教徒誌に遠藤博士の青汁著書の記事掲載を拝見致し、早速書物を注文致し青汁を飲用したる処長年の胃腸病全快致しました。
     喜びの余り案ずるに此良法を聞込みましたことは金光様のお蔭と感謝致して居ります。
     若し私が金光教を信仰さして項かなかったなら、素より遠藤博士のお蔭とお引合を現在蒙る事はないのではないかと感激しています。
     猶此青汁は健康を衞る上に良き事が多々ある様ですから、今後飲用を続ける考えでいます。
     且つ善い事は人助の為、未知の者に飲用を奨めています。


    吉備町 K.N. 

     昨年7月より愛飲しています。10日程便秘していましたが、一月程飲んでいましたら段々とお通じがある様になり、最近は毎日もしくは1日置きぐらいになりました。
     風邪の方も家族が半分は引きましても、元気でいましたが、最近引き、青汁の為と自まんしていまして、ひかんしましたが、熱も出ず、ほかの人は寝みましたのに、3日程でふきとび、根本的に丈夫になって来たのだろうと喜こんでいます。
     慢性の胃炎、胃アトニー胃下垂があるのですが、これが早く良くなるといいがと思っています。


    河内市 匿名 

     私長年の胃腸病、また近頃では血圧も高くなり、注射もいたしておりましたが一向に思わしくなく、前々より野菜の青汁がよいとすすめられましたが、家ではなが続きせずやめておりましたが、近所の方へ青汁を配達しておられるのを見てすぐにお願いし、約3ヶ月になり、今では医院にも行かず、体重は800匁もふえて、家中が喜びおります。
     またとなりの方にもすすめ、今では元気になったと喜んでおられます。
     私の家でもはじめは嫌がっていたものも、今では皆牛乳を混ぜてのんでおります。



13. 高度に効を

    筑後市 Y.A. 

     万病に。又健康増進に。病気を家庭から殱滅する為にも益々青汁療法(愛用者)が増加する事を祈ります。
     青汁と漢法薬使用で、治しつつありますが、非常に効果大です。漢法には種々の病状により薬草が違いますので漢法グスリの使い方を知っておると便利です。(民間薬程度でよい)
     これを知らないと草でも下痢したり、中毒したり、麻酔の効があるのを使ったり、失敗する事があります。
     尚胃腸に効果のある草葉は是非普通の青葉に混ぜたいものです。
     干燥せる薬草は普通の青葉を飲んだ後に煎用したのを飲みます。



14. ひどい鼻血

    笠岡市 M.O. 

     私は48才になり風邪を引く度に喘息を併発しますし、毎日顔を洗う度に鼻血が出て、大変困って居りました。
     過ぐる年、一度気持の悪い程鼻血が出まして如何にしても止らず、家族の者も大変心配して早速医師に来ていただき、そのお蔭でようやく止まりました様な事もありまして、その時には、私はこれで死ぬのだと思った位でした。
     私はこの様に鼻血には大変なやまされていました。処が私の近所に青汁を愛飲致して居られる人からお話を聞き、私も飲んで見る気持になりまして、飲みだして3ヶ月位から、大変心配していた鼻血が少しも出なくなり、気持よく毎朝の洗顔が出来るようになり、風邪を引いて喘息が起きたと思っても、1日か2日も休めばころりと全快します。
     これは全く青汁のききめだと驚き入っております。只今まで1年半位愛飲さしていただいております。
     私は青汁のききめを広く皆さんにお話をすると同時に、青汁普及会本部の遠藤先生又支部の大熊先生に感謝致して居ります。



15. 歯槽膿漏

    金光町大谷 I.T. 

     毎々「健康と青汁」を御送りくだされ、ありがたく読ませていただいている。
     たしかに青汁は体によいように思う。近頃は、青汁のほかに赤松の葉をひまさえあれば、しがんだり、松葉液(赤松葉をビールびんに詰め、酒1合と水を1杯に入れて1ヶ月も置いておき松葉が変色してから用いる)を毎日5勺位飲むことにしている。(この事の良否については遠藤先生の御指教をいただきたいと思います。)
     最近気付いたことであるが、以前は歯そう膿ろうのため、寝起後以前は血のまじったつばが出たり、歯ブラシを用いると歯くきから出血したり、又鼻が悪くてよく口から鼻汁まじりの痰が出ていたのが、知らぬ間に止まった。
     青汁飲用のおかげではないかと思っている。


     松葉の酒は前から滋強飲料としていわれています。水にとける成分は出ますからビタミンBCなど溶けこんでいると思われます。しかしすりつぶして全部を利用する方がも一つ有効でしょう。歯槽膿漏や鼻のよくなったのは青汁の効と思います。



16. 編集後記

     本紙の編集はこれまで大阪の田辺光正君の手をわずらわしていましたが、本号より本部でやることになりました。
     何分なれぬこととて甚だ不手際なものになりました。なお五月廿五日発行の予定のところ、あれやこれやでのびのびになり申訳ありません。
     謹んでおわび申します。本紙は皆さまの新聞としてなるべく多くの方々からのご投稿をおまちしています。
     体験談、感想、意見、質問、標語、詩、歌、俳句、川柳、写真、漫画などどしどしお寄せ下さい。



17. ケールの歌

    東京都 T.O. 

     わが播きし清浄野菜ケールの葉 いとほしみつつ朝毎に食む
     ケールの葉食めば朝の心すがし 今日一日をたのしく生きむ
     つくばいの水で洗いしケールの葉 庭歩きつつ食べるたのしさ
     ケールほどうまきはあらじ何よりも うましと思う今日この頃は
     ケールの葉生でかぢれば少年の 日を思ひ出づ野草などたべし
     忙しく立ち働けど疲れ知らぬ からだとなりぬケールおろがむ



コラム紹介

    青汁は自然の恵み「生」の露



    健康は、
    カロリー・蛋白質・ミネラル・ビタミンの
    四本の脚のある台の上に立っている。
    脚の長さが不揃い(偏食)では
    ほんとの健康はのぞめない



    粒食より粉食







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